アガサ・クリスティーのレビュー一覧

  • 杉の柩

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    証拠集めではなく、会話から真実を探ってくのが読んでいて楽しい!同じ人物なのに、人によって全く違う印象だったり、少しずつ嘘をついていたり。犯人は、「そうか〜なるほど」でした。

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    2025年11月23日
  • 忘られぬ死

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    ネタバレ

    強かな者、汝の名は女。

    美しい妻ローズマリーが誕生パーティーで毒死した。自殺とされていたが、殺人だったのでは? 関係者たちがローズマリーのことを忘れられぬ中、残された夫ジョージはそのパーティーに招かれていた人を再度集める。再現された現場で亡くなったのはジョージだった。はたして自殺か、殺人か。

    満足。ローズマリーはなぜ死んだのか、もしくは殺されたのか。殺されたとしたら誰に? そしてジョージはなぜ死んだのか。どうやって毒は入れられたのか。ローズマリーの死が殺人だと告げる手紙は誰が書いたのか。つながる殺人に、絡まる人間関係。愛している、愛していない、失いたくない、の複雑な愛憎を、最初の個々の語り

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    2025年11月22日
  • ゴルフ場殺人事件

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    ジロー警部が「驚くほど背が高い軍人風」なのがドラマと違って新鮮だった
    女性キャラが入り乱れて大変
    しかもみんな個性が強くて行動的

    解説がドラマ版ポワロの声優を務めた熊倉一雄さん
    裏話が楽しすぎた!
    買って良かった〜

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    2025年11月22日
  • ABC殺人事件

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    ネタバレ

    事件の犯人像が内部的でなく外部的になるだけでこんなにも難解になり、犯人の姿や動機についてもずっと雲をつかむような所ばかりで、作中のヘイスティングズ同様ひたすらやきもきしてました。
    だからこそ「ストッキング」がでてきた時の興奮具合は半端なく、ラストで遂に真犯人の名がポアロから明かされた瞬間のはっと息をのむ感じと胸の高鳴りが最高でした。
    ポアロの「干し草の山には針がある」という言葉がよく沁みた事件だった。

    犯人の恐ろしさが郡を抜いて怖かったです。
    トリックの為に容易く無関係な人達を巻き込み、人生を壊していく非道さも、なによりポアロに真相を見破られ負けを確信した瞬間、躊躇い無く自身の頭を撃ち抜こう

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    2025年11月20日
  • 白昼の悪魔

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    ネタバレをせずにこの作品を語るのは難しい…
    いや、ミステリーってそんなものかもしれないけれど。いや〜、伏線が細かくてほんの些細なことも最後にはそういうことだったのか!となるので。

    この作品の前に読んだ「もの言えぬ証人」でも感じた事だけど、殺人事件が起きながらもまったりのどかさすら感じる展開ではある。ややもすると「静かな殺人」と評したくなってくるのだが(次々殺人が起きて人が死にすぎる系ミステリーに慣れすぎちゃったのかもと焦る…笑)でも、そこはクリスティー、一見のどかな雰囲気と思わせつつ小島のリゾートホテルを舞台に人間模様は波乱の種やら周りの好奇の視線で複雑に渦巻いている。
    そこにポアロの「日の

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    2025年11月18日
  • 満潮に乗って

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    ポアロはプロローグから登場するけど殺人が起きるまでがけっこう長い
    それまではロマンスと人間ドラマがおもしろいから読むのには飽きなかった
    ヒロインのリンのキャラクターに感情移入できるかによってラストの評価は別れそう

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    2025年11月17日
  • ホロー荘の殺人

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    クセの強い女性たちが各々に荒ぶっていておもしろかった。男性たちの影が薄すぎ。笑
    さすがのポアロもそんな女性たちに飲み込まれそうに見えたけど、そこはさすがの名探偵。
    グレンジ警部なんて途中から消えてしまった。笑

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    2025年11月16日
  • 春にして君を離れ

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    ネタバレ

    初アガサ・クリスティ

    この主人公は長年何をしてきたんだろうかと……

    人の言葉や思いにずーーーーっと向き合わずにきたジョーン
    そのつけがラストにきてる

    自分勝手な幸福論を押し付けてきた結果、きっと誰にも幸せを願われずにいくんだろうな

    子供のために主人のために

    その奥にあるのは変化を恐れる自分のため

    なんてプア・リトル・ジョーン

    勇気を持ち合わせないプア・リトル・ジョーン

    せっかくの回心のチャンスを与えられたというのに

    最後のエピローグの最後の一文

    一番愛している人間にそんなことを思われているとは

    なんて哀れなプア・リトル・ジョーン

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    2025年11月16日
  • アクロイド殺し

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    ネタバレ

    ポアロシリーズ ③

    大富豪のロジャー・アクロイドが刺殺される。
    ロジャーの友人であるジェイムズ・シェパード医師と、私立探偵を引退し、からまつ荘でカボチャ作りにいそしむポアロ(ただし、カボチャ作りには飽き飽き)が捜査に乗り出す

    これも、ですが約100年前に書かれたってことが、すごいなぁ。面白いもの。

    ロジャー・アクロイドの死で利益を得る者。謎の人物。ワクワクします。
    風のように広がる村の人々の噂話。詮索が好きだけど人がいいキャロライン。クスッとしてしまう。

    ジェイムズ・シェパード医師が書く、この事件についての手記の最後の言葉が大好きです。

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    2025年11月16日
  • 春にして君を離れ

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     おそらくは世界で一番有名なミステリ作家、アガサ・クリスティ。彼女のノン・ミステリ作品で、しかも彼女の書いた物語の中で1、2を争う傑作であるという下馬評はずっと前から知っていた。ずっと手に取らなかったのは、クリスティのミステリ以外の部分、ちょっと気取ったような繊細な心理的なやりとりの部分が面倒だったからだ。ただ、最近クリスティのミステリを読むと、そういう部分が少しおもしろく感じられて(大人になったのかもしれない)、よし!とおもむろに手に取ったのである。

     最初は少し退屈だった。何よりも主人公の語り口調というかキャラクターが妙に鼻について、「ああ、嫌いな方のクリスティだな」と思った。が、読み進

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    2025年11月16日
  • ハロウィーン・パーティ〔新訳版〕

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    ポアロシリーズは初読だったが、楽しめた。最後まで犯人像が絞り込めず、ハラハラした。昔に書かれた作品だが、現代の推理小説に大きな影響を与えていることを実感した。

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    2025年11月15日
  • 三幕の殺人

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    ネタバレ

    オリエント急行からの今作品。名作に次ぐ名作、脱帽です...
    毎回ちゃんと「まさか!」と騙されてしまうが、今回もご多分にもれず。最後のポアロの語りには、現実の時間を完全に忘れさせられ、薄暗いホテルの一室でのポアロの語りに、驚愕と興奮をもって耳を傾ける聴衆になってしまった。
    ポアロシリーズの犯人たちのサイコパス具合には毎度毎度度肝を抜かれるが、今作もなかなかのもの。恋愛感情が人を三人も殺させてしまう動機になるなんて。恐ろしい。そこに目を向けてこんな物語をつくってしまうアガサ、やはり恐ろしい。

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    2025年11月13日
  • アクロイド殺し

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    ネタバレ

    今読むと、こういう感じね。となるが当時はかなり衝撃的だったのではないかと思う。
    犯人も予想しやすいのだが、それでも面白いのはすごいと思う。

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    2025年11月13日
  • ABC殺人事件

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    ネタバレ

    ABCの頭文字の入っている人が、その頭文字で始まる地名で順番通りに殺害される。ポアロへの挑戦状のような手紙も送られていて、狂気の人の犯行として捜査は始まる。

    殆どはヘイスティングスの語り口調なのだが、ヘイスティングスの知らぬところで犯人らしき人物の怪しい動きが書かれていて、ポアロシリーズではあまり見かけないし、全く繋がりの無さそうな人の連続殺人というのもシリーズではめずらしい。

    この中でポアロが犯人に対して最も怒りをあらわにしたのは、殺人そのものではなく、その犯行を無実の、精神的弱者のやったことにしようとしたこと。
    作品の中盤でも、それでも無実の人間が疑われるよりは進展が無い方がまだまし、

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    2025年11月13日
  • アクロイド殺し

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    当時としては、型破りな推理小説だったのだろうか。解説を読んでいると、冒頭から手のひらの上だったんだなと思う。
    釈然としなかったので2回読んだが、確かによくできているミステリーだった。
    最近のミステリーも(このミスとか、)犯人を意外な人にしたかったら、ここまで緻密に書いてほしい。

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    2025年11月13日
  • ポアロ登場

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    ドラマ版『名探偵ポワロ』の吹き替え版を先に視聴していたので違いが楽しめた。バラエティに富んでいるが案外コナン・ドイルのトリックをクリスティ風にアレンジしていたりとシャーロック・ホームズの影響も伺える。個人的には長編の方が面白いが本短編集ではヘイスティングとの仲が良いんだが悪いんだかの友情が素敵。
    なおタイトルからするとこれが初登場っぽいがポワロの初登場は『スタイルズ荘の怪事件』なので注意されたい。

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    2025年11月11日
  • 火曜クラブ

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    「ミス・マープルと13の謎【新訳版】」 (創元推理文庫)のハヤカワ文庫版。ちなみにこっちの方が出版が早い。でも私は先に創元推理文庫版で読んだ、のだが気が付かなかった。
    どこかで読んだことある気がするなぁって思ったんだよなぁ…笑

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    2025年11月11日
  • 青列車の秘密

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    ドラマ版で富豪の秘書の年齢が気になってたけど
    やっぱり原作は若かった
    ヒロインのキャサリン・グレーがとても素敵でした
    自分の気持ちを抑えて生きてきたのが
    よく分かる描写は素晴らしかった!
    ポアロの人を見る目と誰のことも信じない観察眼がすごい
    原作の方が人物関係がごちゃごちゃして面白かった

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    2025年11月10日
  • スタイルズ荘の怪事件

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    犯人がわかった瞬間は、そうなの!?ってなった。
    どんでん返しとは違う驚きで素直に面白かった。
    この作品が105年前の作品ということが何よりもすごい。

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    2025年11月08日
  • ゴルフ場殺人事件

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    ネタバレ

    ポアロが主人公のアガサ作品の第2幕。
    時代背景などを感じさせない情景を思い起こさせる書き方が面白さを際立たせる。
    少々内容を書くとポアロのモナミ(親友)ヘイスティングスは少し間が抜けているのか純情に一途である事で物語を迷走させる箇所も面白い。

    今作では、ポアロを打ち負かそうとジローが出てくるが、敵う訳もなく大口を叩いて退散すると言う。

    そんな中で起こるミステリーが展開されていく。
    読んでいく中で少し地理的な事も必要になるが、それはさておきストリートと謎解きに関しては現代の作家では思いもつかない発想で読者を迷走へと誘いながら最後にはすっと落ちどころを持ってくる読み手にとってはこの上ない爽快感

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    2025年11月07日