アガサ・クリスティーのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ【再読】
晩餐の席でポアロとヘイスティングズが居合わせたのは、人気女優ジェーン・ウィルキンスンだった。彼女はポアロに、夫であるエッジウェア卿と離婚するために力を貸してほしいと頼み込む。依頼を受けて会見したエッジウェア卿はあっさりと離婚を承諾したためこれにて一件落着と思いきや、エッジウェア卿が何者かに殺害される。彼の秘書や執事は、その晩卿のもとを訪れたのは間違いなく妻のジェーンだったと証言したが、彼女はその時間パーティに出席しており、鉄壁のアリバイがあった。そこでポアロは、秘書たちが目撃したジェーンはモノマネが得意なカーロッタであると推理した。
急ぎ彼女のもとへと向かった二人だったが、そこでカー -
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もの言えぬ証人の中で今さらっとデビュー作の犯人ネタばらししたな?となって読み返し。人によってはあんなところで『アクロイド殺し』の犯人をネタバレされるの非道である。ポアロ1作目なので読み返す回数も多く、結構しっかり話の筋は覚えている。牧師館の殺人や書斎の死体同様、単独では不可能な殺人がカップルの共犯によって可能になるパターン。ポアロは1作目からわりとおじいちゃん扱いなんだなあ。シリーズの最後の方の作品全部は読んでいないので、ここからどう年を重ねさせるのかちょっと楽しみだったりする。『鏡は横にひび割れて』のミス・マープルも、ちょっと寂しいけれどよかったので。
ワトソンに比べるとたまにちょっと鬱陶し -
Posted by ブクログ
ネタバレ前回読んだ「書斎の死体」がイマイチだったのであまり期待していなかったが、
期待値が低かった分、意外と楽しめた。
全部で8篇が収められている短編集で、
ミス・マープルだけでなくポアロ(文章で読むのは初めて)も登場するし、
解説を私が好きな西澤保彦が書いているという、
個人的に豪華な並びだったのも嬉しかった。
先日Eテレの「偉人の年収」みたいな番組でクリスティーを取り上げていて、
クリスティーの原稿料の高さにビビりました。
イギリス出身ということしか知らず、
子どもがいて主婦業のかたわら執筆をしていたというのも知らなかった。
何となく、1930~70年代くらいに活躍した人かと思 -
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アガサ、ポアロ、9作目。長野きよみ訳
いつも自信満々主役のポアロが、今回は控えめな「助演ぶり」で登場。出番もめっきり少ない。
主役だと誰よりも主張するタイプだと思っていたからちょっと意外だったけれど人を立てて裏方に回るポアロも結構ありかも。十分存在感はある。
終幕での真相、ポアロの独擅場はやっぱり圧巻だったし。読みながらこのシーンを自分の頭の中で映像化し楽しんでた。非常に自己満足。
ストーリー的には、友人ヘイスティングズが書き手でないと、なんとなく犯人が予想できてしまい残念な気がした。でもまあポアロの独擅場のクライマックスにいつも釘付け、一気読み。面白かった。人の本心は怖い。
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火曜クラブで好きだったバントリー夫妻の館で起こる事件の話。しばらく読んでから、『鏡は横にひび割れて』のドリーイコールバントリーさんなのだと気がつく。火曜クラブの時点で気が付かないあたり、だいぶ適当に読んでるんだなあ。この3作品全部ゴシントン館が舞台になってる話だ。
じゃあ旦那さんこの後奥さん残して死んじゃったんだなー館も手放すのかーと思いながら読んでいると、事件をきゃっきゃと楽しんでいるように見えた夫人の愛になんだかしんみりする。
ミス・マープルはいつも通りで、女学生たちの聞き取りに立ち会う辺りの鋭さがよかった。こういう教師、いるよね。その辺りからなんとなく真相も見えてきた気がする。
特に二つ -
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Posted by ブクログ
ネタバレ引退した舞台俳優チャールズが催したハウスパーティ。
序盤、たくさんの人物が一気に出てくるパターン。
海外ミステリを読み慣れている自分も全然覚えられず像が浮かばず、こりゃあページが進まないなと思っていたら死んだ。
思っていたよりも急なタイミングでパーティに招かれた牧師が死んだ。
二幕目、三幕目への展開も「え、もう?」て思うほど早い。
終盤までポアロはちょい役でしか出てこず、その間素人探偵を地で行くチャールズと友人のサタースウェイト、エッグ嬢のやりとりが中心でどうにもポアロものっぽくない。
『三幕の殺人』、読んだことあった筈だったけど、こんなのだったんだと思いながら読み進めていくと、結果まんまと -
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ポアロシリーズ。
約半年ぶりのアガサ・クリスティーだったけど、この雰囲気…やっぱいいなぁ、としみじみ感じ入る。
本作もクリスティー作品ではお馴染みの、裕福な美女を巡るロマンスが事件の軸となる。
もう殆どエリノアが詰んでいて、もうこれ、どう見てもアカンくない??って感じなのに、その後の展開ったら!!やばっ!おもしろすぎ!
今回もさすがのポアロさん。
些細な疑問点から事件の真相に迫る。
お見事でした。
っていうか、三角関係を呈していたあの男がなんだかんだ言ってダメなんだと思う。
この辺の恋愛感情のもつれ具合なんかも、著者が仕掛けたトリックの一つなのかな。