アガサ・クリスティーのレビュー一覧

  • オリエント急行の殺人

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    ネタバレ

    結末というか犯人については、わりといろんなところでちらほら聞こえてくることもあるので、完全まっさらな気持ちでこの作品を読めるということは、一種の幸せともいえる。
    疑わしい人全員犯人というトリックも、この時代にそんな発想できるのかという驚きも感じさせるし、犯人たちの切実な思いを踏まえた上で、ポアロがあえて逮捕にはもっていかないという流れも含めて、この作品は歴史に名を残す作品であるといえるのだと思う。

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    2026年06月23日
  • アクロイド殺し

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    ネタバレ

    馬鹿すぎてポアロの最後の会合後で犯人分かった。
    分かったって言わない程直前すぎた。
    普通に自殺進めてるのやばい。
    最後可哀想ではあるけど、キャロラインめちゃうざい。
    最悪な女すぎる。

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    2026年06月23日
  • エッジウェア卿の死

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    ネタバレ

    【再読】
    晩餐の席でポアロとヘイスティングズが居合わせたのは、人気女優ジェーン・ウィルキンスンだった。彼女はポアロに、夫であるエッジウェア卿と離婚するために力を貸してほしいと頼み込む。依頼を受けて会見したエッジウェア卿はあっさりと離婚を承諾したためこれにて一件落着と思いきや、エッジウェア卿が何者かに殺害される。彼の秘書や執事は、その晩卿のもとを訪れたのは間違いなく妻のジェーンだったと証言したが、彼女はその時間パーティに出席しており、鉄壁のアリバイがあった。そこでポアロは、秘書たちが目撃したジェーンはモノマネが得意なカーロッタであると推理した。
    急ぎ彼女のもとへと向かった二人だったが、そこでカー

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    2026年06月23日
  • そして誰もいなくなった〔改訳新版〕

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    あまりにも有名ミステリーをやっと読んだ。
    途中、思ってた人が犯人だった!と思ったら結果全然違ってとても爽快感のある裏切り方をされた。
    ミステリーなのに軽快で爽やかな印象。過剰な演出がなかったからさっぱりと読めて本当に面白かった。
    他の作品も読みたいです。

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    2026年06月22日
  • スタイルズ荘の怪事件

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    もの言えぬ証人の中で今さらっとデビュー作の犯人ネタばらししたな?となって読み返し。人によってはあんなところで『アクロイド殺し』の犯人をネタバレされるの非道である。ポアロ1作目なので読み返す回数も多く、結構しっかり話の筋は覚えている。牧師館の殺人や書斎の死体同様、単独では不可能な殺人がカップルの共犯によって可能になるパターン。ポアロは1作目からわりとおじいちゃん扱いなんだなあ。シリーズの最後の方の作品全部は読んでいないので、ここからどう年を重ねさせるのかちょっと楽しみだったりする。『鏡は横にひび割れて』のミス・マープルも、ちょっと寂しいけれどよかったので。
    ワトソンに比べるとたまにちょっと鬱陶し

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    2026年06月22日
  • 春にして君を離れ

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    表紙がカッコよくて、クリスティの本の中でも1番と言っていいほど好き。最近、光文社から新訳が出たけど、表紙に惹かれてこちらを選択して読んだ。実は再読。前読んだ時は子育て真っ最中だったけど、子育てを終えて読んだ今回の方が、かなり面白く読んだ。ブランチとの会話が、かなり示唆に富んでいて、何度か読み返した。私はブランチよりジョーンに近いので、自分を振り返り背筋が凍った。ただ、矛盾するようだけど、ロドニー的な要素もあるので、栗本さんが書かれているように、それはそれで罪だよなとも思う

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    2026年06月22日
  • ABC殺人事件

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    ネタバレ

    読み進めるうちにカストが犯人だと思っていたため、途中で真相が分かってしまったように感じて少し残念だった。しかし、実際には別に真犯人がいて、その意外な展開に驚かされた。事件がアルファベット順に起こるという独特な設定も面白く、最後まで楽しみながら読むことができた。

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    2026年06月21日
  • 満潮に乗って

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    親戚とはいえ、図々しいなと思ってしまった。
    遺産を相続することになった若い未亡人を恨むのもお門違いな気もするし。ラストにもやもや。わたしがヒロインならどっちも嫌だ。

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    2026年06月21日
  • 愛の探偵たち

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    ネタバレ

    前回読んだ「書斎の死体」がイマイチだったのであまり期待していなかったが、

    期待値が低かった分、意外と楽しめた。

    全部で8篇が収められている短編集で、

    ミス・マープルだけでなくポアロ(文章で読むのは初めて)も登場するし、

    解説を私が好きな西澤保彦が書いているという、

    個人的に豪華な並びだったのも嬉しかった。

    先日Eテレの「偉人の年収」みたいな番組でクリスティーを取り上げていて、

    クリスティーの原稿料の高さにビビりました。

    イギリス出身ということしか知らず、

    子どもがいて主婦業のかたわら執筆をしていたというのも知らなかった。

    何となく、1930~70年代くらいに活躍した人かと思

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    2026年06月19日
  • 三幕の殺人

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    アガサ、ポアロ、9作目。長野きよみ訳

    いつも自信満々主役のポアロが、今回は控えめな「助演ぶり」で登場。出番もめっきり少ない。

    主役だと誰よりも主張するタイプだと思っていたからちょっと意外だったけれど人を立てて裏方に回るポアロも結構ありかも。十分存在感はある。
    終幕での真相、ポアロの独擅場はやっぱり圧巻だったし。読みながらこのシーンを自分の頭の中で映像化し楽しんでた。非常に自己満足。

    ストーリー的には、友人ヘイスティングズが書き手でないと、なんとなく犯人が予想できてしまい残念な気がした。でもまあポアロの独擅場のクライマックスにいつも釘付け、一気読み。面白かった。人の本心は怖い。


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    2026年06月19日
  • 書斎の死体

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    火曜クラブで好きだったバントリー夫妻の館で起こる事件の話。しばらく読んでから、『鏡は横にひび割れて』のドリーイコールバントリーさんなのだと気がつく。火曜クラブの時点で気が付かないあたり、だいぶ適当に読んでるんだなあ。この3作品全部ゴシントン館が舞台になってる話だ。
    じゃあ旦那さんこの後奥さん残して死んじゃったんだなー館も手放すのかーと思いながら読んでいると、事件をきゃっきゃと楽しんでいるように見えた夫人の愛になんだかしんみりする。
    ミス・マープルはいつも通りで、女学生たちの聞き取りに立ち会う辺りの鋭さがよかった。こういう教師、いるよね。その辺りからなんとなく真相も見えてきた気がする。
    特に二つ

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    2026年06月19日
  • 春にして君を離れ

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    ミステリーかと思いきやアガサクリスティーなのに誰も死なないあくまでサスペンスだった。この作品の面白さを語るのは難しいけれど、砂漠のような明るい場所でじっと自分と向き合う時間を作るのって思えば大事なことであり怖いことなのかもしれない。
    主人公の人間らしい短所が見ていて切なく恐ろしい。

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    2026年06月18日
  • アクロイド殺し

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    ネタバレ

    事件直後にラルフに会いに行ったことを、バレるまで読者に隠していたあたりから、これは所謂信用できない語り手というやつなんだなとは思いました。でも、割と人柄を好ましく思いながら読んでいたので、結局騙されてしまいました。
    悪意ある部分は読者から見えないよう隠していたということなのでしょうが、ポアロが「個性を出さないようにしているが、家庭生活の場面では覗かせることがある」と言っていたように、姉さんとの生活をなんだかんだ大切にしていたように思えました。

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    2026年06月17日
  • そして誰もいなくなった〔改訳新版〕

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    湊かなえさんミステリー教室その2。多くの作家さんが原点にされているという1939年作品の古典。最近、新訳本が出て、とても読みやすい。孤島に集められた10人の登場人物が、順番に殺されて最後は0人に。

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    2026年06月17日
  • そして誰もいなくなった〔改訳新版〕

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    孤島に集められた10人の参加者。
    最初は呑気なバカンスかと思っていたけど、次第に疑心暗鬼の渦に巻き込まれて行くのが、読んでてハラハラする。

    童謡とリンクしながら進んでいくストーリーがまた読者の緊張感を煽ってくるのが面白い。

    最初は難しそうだけどシーン毎に細かく区切られていて、読みやすい本だった。

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    2026年06月15日
  • そして誰もいなくなった〔改訳新版〕

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    古い作品だから、読み切れるか不安だったけど、全然余裕で面白かった!
    訳のおかげもあるのかな??
    なんかスっと世界に入り込めるし、いつの間にこんな読んだの!?ってぐらいスイスイ進める。
    やっぱ面白い小説って集中できちゃう。
    あと余談で、ブックカバーに入らなくて、なんか一回り大きい?と思ったら、ハヤカワ文庫さんて大きいんだね。知らなかったー

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    2026年06月14日
  • 白昼の悪魔〔新訳版〕

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    むか〜しハマってほとんど全巻揃えた、アガサ・クリスティ(ハヤカワ文庫)
    しばらくぶりに読みたくなって手に取りました……内容ま〜ったく忘れてたので、ワクワク読むことができて、お得だった!

    海辺のリゾートホテルでの殺人、バラエティに富む宿泊客(=被疑者)、ポアロの素晴らしい灰色の脳細胞……これぞアガサ・クリスティ!! 
    やっぱりいいなぁ
    続けてまた名作読みたい気分満々です

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    2026年06月13日
  • オリエント急行の殺人

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    面白かった。オチはなんとなく読めてしまったが、古い作品であることを考えれば当時は目新しかったのでは。

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    2026年06月13日
  • 三幕の殺人

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    ネタバレ

    引退した舞台俳優チャールズが催したハウスパーティ。
    序盤、たくさんの人物が一気に出てくるパターン。
    海外ミステリを読み慣れている自分も全然覚えられず像が浮かばず、こりゃあページが進まないなと思っていたら死んだ。
    思っていたよりも急なタイミングでパーティに招かれた牧師が死んだ。

    二幕目、三幕目への展開も「え、もう?」て思うほど早い。
    終盤までポアロはちょい役でしか出てこず、その間素人探偵を地で行くチャールズと友人のサタースウェイト、エッグ嬢のやりとりが中心でどうにもポアロものっぽくない。
    『三幕の殺人』、読んだことあった筈だったけど、こんなのだったんだと思いながら読み進めていくと、結果まんまと

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    2026年06月13日
  • 杉の柩

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    ポアロシリーズ。
    約半年ぶりのアガサ・クリスティーだったけど、この雰囲気…やっぱいいなぁ、としみじみ感じ入る。

    本作もクリスティー作品ではお馴染みの、裕福な美女を巡るロマンスが事件の軸となる。
    もう殆どエリノアが詰んでいて、もうこれ、どう見てもアカンくない??って感じなのに、その後の展開ったら!!やばっ!おもしろすぎ!

    今回もさすがのポアロさん。
    些細な疑問点から事件の真相に迫る。
    お見事でした。

    っていうか、三角関係を呈していたあの男がなんだかんだ言ってダメなんだと思う。
    この辺の恋愛感情のもつれ具合なんかも、著者が仕掛けたトリックの一つなのかな。

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    2026年06月12日