アガサ・クリスティーのレビュー一覧

  • 葬儀を終えて

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    まだクリスティにハマってる。「だってリチャードは殺されたんでしょ?」すべてはその一言がきっかけだったのか?って!あらすじチラッと読んだだけでもう面白い!結末もビックリだけど、一族全員が集まって形見分けの様なことをする時の会話の面白さ、テンポの良さ、まだまだクリスティブーム続きそう。

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    2021年07月14日
  • チムニーズ館の秘密

    A

    購入済み

    面白かった

    面白かったです。
    途中までは何が起こっているのか
    良くわからないまま話が進んでいきますが
    最後になるほどとなります。
    結末もわかりやすくて
    たしかな満足です。

    0
    2021年07月02日
  • 未完の肖像

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    アガサ・クリスティーのウェストマコット名義の小説。
    主人公の子ども時代からの日々が細やかに描かれていて
    ドラマ「ダウントンアビー」の世界観がありましたが
    娘との確執など、現代の私たちに共通する
    切なさや、やるせなさを感じました。

    0
    2021年06月27日
  • 茶色の服の男

    A

    購入済み

    面白かった

    なかなか楽しめました。
    謎解きの爽快さはありませんが
    違和感を感じながら読み進めて
    こういうことかなと思ったら
    また、新たな違和感が出てきて
    最後になるほどとなりました。
    なるほどとは思うものの
    なんだこりゃ、とも思います。
    嫌いではないけど。

    #ほのぼの

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    2021年06月24日
  • ベツレヘムの星

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     クリスティーはミステリ作家以前に、作家としての筆力が尋常ではない。
     本書はノン・ミステリ。表題作はミステリ寄り。
     クリスマスブックとあるが、ディケンズ「クリスマス・キャロル」辺りから始まった伝統だろうか。

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    2021年06月08日
  • クリスマス・プディングの冒険

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    短篇集
    ポアロ5、マープル1
    イギリスの料理やお菓子の名前がいろいろと出てくる。先日購入した『イギリスのお菓子とごちそう』を眺めながら楽しんだ。
    印象に残ったのは「スペイン櫃の秘密」でポアロが有能な秘書ミス・レモンと話すたびにここにヘイスティングズがいたらな、と思うシーン。読んでる私も同感!
    「夢」p.357「行きとどいた執事はノックなどしないもの」に驚き。そうなのか。知らなかった。ダウントンアビーでもそうだったかな。見直してみたい。
    全体的に楽しめたけれど、登場人物の名前を覚えられないので、短篇集の場合に人物一覧がないのがつらかった。

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    2021年06月06日
  • ポアロ登場

    A

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    短編集です

    面白かった。
    短編集なので油断してると、
    すぐに謎解きになってしまいますが
    ちょっと時間が空いたときに
    一つ読むのにちょうどよいです。
    そして、チョコレートの箱は良かった。

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    2021年05月16日
  • 死が最後にやってくる

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    深堀骨氏による後書きが腹におちた。
    いわくミステリとは人間関係の綾を描くものなのだと。
    そう、そうなのよ、だから私は皆がくさそうとも、キャラの造形と配置が見事な『検視官』シリーズをいまだ愛読してるし(新刊出るんかいな…)、ディーヴァーといえど人が魅力に乏しい『エンドゲーム』はピンと来なかったのよ(いえ、ライムのシリーズなどは心から愛してます)!
    古代エジプトの裕福な一家で起きる連続殺人事件を追う本作は、しょーじき、こう、サンドラ・ブラウンとか、ハーレクイン的なロマンチックミステリー仕立てなんだけど、妙に心を打つのは、さらりとした筆致ながら人々の欲望と愛情の描写がお見事だから。少女漫画にもありそうじゃん!って話だけど、重くも希望を感じされる読後感は、やっぱり天才の技だなあ

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    2021年05月14日
  • 雲をつかむ死〔新訳版〕

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    ポアロシリーズ。端的な事件シーンに退屈な審問。これどうやって転がしてくんだろう。と思ったがポアロの捜査が面白くするすると読めてしまった。
    トリックはうーん、当時の航空機の事情がわからんからなんとも。。荷物多くない?って感じてしまったかな。そういえばポアロの拠点がイギリスにあるのかフランスにあるのかも知らないな。結構雰囲気で読んでるわ。
    解説によるとかなりの技巧が盛り込まれているみたいで。そういうところは楽しかったな。説明されて気づいたところもあるけれど。あとポアロの女性に甘いキャラクターも好きだ。
    また読みたくなったらシリーズのどれかを読もう。でも感覚的にはミスマープルのシリーズの方が好きだからそれを確かめてからだな。

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    2021年05月11日
  • 無実はさいなむ

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    ストーリーは5人もの養子をしたお金持ちの老婦人が殺された事件、養子の一人が逮捕有罪となり(獄死している)2年が過ぎたころ、その犯人養子のアリバイを証明する人が遺族たちの住む館に訪れて、終わったことなのにいまさらどうなのと、事件蒸し返しのさざなみが立つ。

    ミステリー的には遺産相続をめぐってではない肩透かしはいいけれど、結局犯人も平凡のよう、しかしそこじゃなかった。相変わらずの人間観察力秀逸なクリスティーなのだった。

    経済力の豊かな女性に、様々の劣悪な環境から救われて清潔で立派な住居、栄養の行き届いた食事、潤沢な教育環境など、何不自由なく育てられ、いまや大人になった養子たちの心理状況はどうあったかが丁寧に描かれ、子供たちと義理母親との感情のやり取りは、実子ではないという残酷な現実も、また、その殺された女性と夫との関係がどうだったのかも解き明かされ、人間模様の複雑難儀なところは、なかなか読み応えある。人間は正しいことだけでは生きられない。

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    2021年04月25日
  • 検察側の証人

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    元は短編だったのを戯曲へと書き直した作品。短い話だが密度は濃い。やはりクリスティーのサプライズの仕掛け方は見事。なかなか楽しめた。

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    2021年04月11日
  • パーカー・パイン登場

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    ネタバレ

    星新一のショート・ショートのような読み口
    ギリシャでは偽名を使う、で最後の話のフラグ建てとヒントになってるのすごすぎる
    最初の方はロマンスがありさえすればめでたしめでたしでいいでしょみたいなのを感じたけど、大金持ちの未亡人が農民になる話と死との約束のような嫌われ者夫人が毒をもられる話が好き
    貴族と農業の組み合わせ、今読んでる破滅フラグのカタリナ様じゃんってなった 計らずともメンタルと体の調子を整えるのに役に立ってるのね
    パイン氏のお話もっと続けてほしかったな〜

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    2021年04月06日
  • アクロイド殺人事件

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    この版には見取り図が無い

    この翻訳は以前、角川文庫に収録されていたもの。紙の本をOCRで読み込ませて作成したらしく、誤植がかなり多い。(「ポワロ氏」の「ロ」が漢字の「口(くち)」になっていたりとか。)前後関係で判断できるので実害は無いけれども。早川書房版には、本文の途中のページにあった2枚の図版(アクロイドの家の見取り図とアクロイドの書斎の見取り図)が、この版には収録されていない。

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    2021年03月04日
  • 蒼ざめた馬

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    前回読んだグレアムヤングが毒殺云々の件で、この本を読んでたとか、読んでないとか。

    他にもこの本はタリウムでの毒殺を扱っていて、タリウム殺人の構想の元になったんじゃないか?

    と言われてる作品。

    ならば!と読んで見たが。ただ単純に面白い!!!ミステリーとして最高に面白い!!!!

    海外のミステリーは背景があまりにも違ったり、名前が覚えきれなくて、誰が誰だったのかわからなくなったり、古い本だとさらに時代のバックグラウンドが違いすぎて、なんかなーって思うのに。
    全く古びない。

    ふつうにラストびっくりした!!!笑笑

    読みやすいのもある!なんかちょっとコミカルでもあり、その中で真剣に近づく恐怖に怯えたり、真相に近づく緊張もありで、最初から最後まで飽きないで1ページ足らず楽しめます!!!!!!!!!!

    長々と続く話し言葉も、とーっても他愛のないおしゃべりの中に、ちょろりと出るヒント!!

    やたら難しい話ばっかり続く長文とか、もうその時点で読む気なくすようなのはなく、気楽な話の中に混じる真実を探り当てるのがとてつもなく面白いです!!!!!

    アガサクリスティ、今更ハマる。

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    2021年02月06日
  • カーテン

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    ネタバレ

     あのポアロが犯罪に手を染めるの、寂しい感じ。でもテーマとしては面白かったな。どれだけ計算してても、他人の心を操るのがこんなにうまくいくものかと思ったけど、法に触れずに他人を引きずり込む悪の存在をありありと感じた。多くの人は他人の発言に少なからず影響を受けるし、相手が善良そうに見えればなおさらだと思う。特に、何か運命的なものを感じたら直感ですぐに行動するタイプだと、仕組まれた悪意に気付かずに罪を犯してしまいそう。

     ポアロとXの戦いはどっちが勝ったと言えるのだろう?結果的に先にXが死んだから、一見ポアロが勝ったように見える。だが、人の心理を操って犯罪へ導き、人の生死を左右するのがXの目的なら、ポアロが殺人をするということはXの思うツボではないか。ヘイスティングスが唆されたことをポアロは指摘していたが、ポアロも唆されたことになるのではないか。

     ちょっと疑念は残るけど、筋書きの意外性とか、人物描写の面白さはやはりあって、楽しく読めた。結構好きな方の作品。

     「どこまでも暗い日も明日になれば過去のこと」っていう言葉は私も好き。

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    2022年08月29日
  • ハロウィーン・パーティ

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    ミステリーというとトリックや犯人探しのための本と思いがちだが、これは文学だったのだとわからせてくれる本。

    冒頭の、ハロウィンパーティーの準備中の良くも悪くもぼんやりとした、穏やかではあるがつまらなくもある時間をそのまま描いている描写はアガサクリスティーの文才が如実に現れていた。
    また、ポアロの友人である探偵小説家のオリヴァのキャラクターが愉快なのはもちろん、オリヴァの友人の娘であるミランダが非常に愛らしく、それだけに終盤の展開には焦燥感があって充実していた。

    文学であり、小説であって、トリックや犯人にも気を配られた素敵なミステリー小説だ。 

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    2020年11月08日
  • カーテン

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    ポアロ最後の事件である。書名が謎ときには有効ではない不思議。病気のために体の自由を失ったポアロ。友人・ヘイスティングズをスタイルズ荘へ呼び寄せ、凶悪な殺人鬼を追い詰め、捕まえようとするが、安楽椅子探偵とは少し趣向が違う面白さがある。ポアロの死後、ヘイスティングズに残した手記が、なんと生き生き(?)していたことか。……しかし、なぜ友人は名探偵ポアロシリーズのなかで『ナイルに死す』と本書を貸してくれたのか? それが最大の謎だ(笑)

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    2020年11月04日
  • 火曜クラブ

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    火曜クラブ

    ミステリーの短編集でとても読みやすく、すっかりミスマープルの虜になりました。これを読んでから長編にチャレンジすることをお勧めします。

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    2020年10月15日
  • 招かれざる客

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    名探偵コナンに登場する阿笠博士、その名の由来であるアガサ・クリスティー。
    名前だけは馴染みがあったので、ミステリはほとんど読んだ経験はなかったもののワクワクしながら本を開いた。

    戯曲であることも、それが何かも知らぬまま読み始め、第二幕あたりでやっと演劇がベースなのだと気付いた。無知な上に勘が悪い。

    最初こそ形式に戸惑ったものの、すぐにその世界にどっぷりと浸かってしまった。推理などする余裕もなく、筆者の思うままに振り回されてあっという間に衝撃の最後を迎えた。

    結末を知ってからもう一度読み返すと、心情などは一切書かれていないので「この人は一体どんな気持ちでこんなことを…」とまた違う謎が深まってしまった。
    そういった意味では小説だと大体答えが描かれているので、これを想像するのもまた戯曲の楽しみ方なのだろうか。

    ハマりこそしないジャンルだが、クリスティーの描く世界ならもっと読んでみたいと思わされた作品だった。

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    2020年09月19日
  • 検察側の証人

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    クリスティーの小説はとても読みやすい。そしてその読みやすい話のさりげないところに伏線や手掛かりを隠し、読者を煙に巻いてくるのにクリスティーらしさがある。その手法は小説だけでなく戯曲であるこの作品でも遺憾なく発揮されている。

    小説ではセリフだけでなく地の文の中に重要な情報を隠すことができるが、演劇として上演されることが前提である戯曲では地の文には小説ほどには頼ることができない。使えるのはセリフやト書きとして登場人物の行動の中に忍ばせる方法だ。他にも舞台装置になにかを仕込むという手も考えられるが、あくまでプロットと登場人物で勝負して、高いレベルで読者をだますことのできる仕上がりになっているところにこの作品の凄さがあると思う。このあたりは流石のストーリーテラーぶりだと改めて感心させられた。

    クリスティーの戯曲では、他にも『ねずみとり』や『蜘蛛の巣』などが未読なので、折を見て読んでいきたい。

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    2020年09月17日