アガサ・クリスティーのレビュー一覧

  • 火曜クラブ

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    ミスマープルは、児童書版で読んで以来だから30年ぶり?もっとか?
    短編集なんだけど、短編集だからか、意外と一話一話がしっかりと描かれていて、しかも、あっさり解決されていく様子が痛快。
    こんな風に迷宮入りの事件について語り合えるクラブ作れたら楽しいだろうなぁ。

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    2025年05月23日
  • 終りなき夜に生れつく

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    アガサ・クリスティのノンシリーズ。
    呪われていると噂が絶えない「ジプシーが丘」と呼ばれる土地に魅了された青年の物語。

    本編の3分の2ぐらいは、絵に描いたような信じられない逆玉婚の描写が続く。そんなに上手いこといく??って思っていると、終盤で事件が起きて、そこから驚愕の展開に移り変わる。

    クリスティが晩年に描かれた作品だけに、狂気に満ちた欲深い人間の描写には恐ろしいものを感じた。
    そして、真相を知った上で読み返してみると、初読とは違った解釈ができる表現や構成が随所にあって、上手いなぁと感嘆させられる。

    甘やかな喜びに生まれつく人と、終わりなき夜に生まれつく人。この対比のメッセージ性が印象深

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    2025年05月17日
  • ABC殺人事件

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    ネタバレ

    読みやすい文体で最初からサクサク読める作品。
    最後の語りでトリックを暴いていくが、細かい設定まで覚えておらず謎解きを楽しみきれなかった感がある。

    次のアガサ作品は自分でも解き明かせないか考えつつ読むとよりポアロの面白さを享受できそう。

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    2025年05月15日
  • 予告殺人〔新訳版〕

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    マープルの長篇4作目。クローズド・サークルで起きた事件は、その様子から犯人の見当はすぐ付いても、なんでそうなるのかサッパリわからなかったです。事件は、発生が早めで、かつマープルもわりと早く登場するのに、捜査がなかなか進みません。おかげで犯人は勝手に追い詰められて、出さなくてもいい犠牲者が出たのが可哀想で、読み終わってスッキリしなかったですね。推理は巧みな伏線を見事に回収していて、上手いこと考えるなと驚かされましたが、ちょっと都合良すぎる気もしました。

    ところで、なんだか読みづらく感じた本作ですが、登場人物の多さに加えて、恐らくルーカス夫人が表紙裏の登場人物に掲載されていないのが原因でしょうね

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    2025年05月14日
  • そして誰もいなくなった〔コミック版〕3

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    未読、また読んでみたいけれど原作読むのはちょっとねえっていう人は、コミカライズ化されているので、気軽に読めると思います。
    改めて、原作を精読したくなった。

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    2025年05月11日
  • そして誰もいなくなった〔コミック版〕2

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    やはり原作が面白い!!忠実にコミックにしてくれているおかげで、話の内容や犯人わかっているのに、面白いです。
    さて、最終巻を読もうと思います。

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    2025年05月11日
  • 複数の時計

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    他の人も書いているように、時計はメインではない。そしてポワロも登場する場面が少なく、今回は秘密情報部員のコリン・ラムが中心と言える。
    コリンはタイピストのシェイラが遺体を発見してびっくりして飛び出してきたところに遭遇する。現場は目の不自由な女性宅で、全く知らない男性が殺害されていたのだ。被害者の身元が不明で、人間関係も動機もわからない。そして関係者が続けて殺されるのだが、最初の被害者のことがわかるのはほとんど最後の方。誰だかわからないのに解決するとは驚きだ。

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    2025年05月08日
  • 死との約束

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    1938年の作品
    エルキュール・ポアロシリーズ長編16作目。

    あらすじ
    エルサレムを訪れたポアロがたまたま耳にしたのは、「いいかい、彼女を殺してしまわなきゃいけないんだよ」という男女の囁きだった。

    ヨルダンに旅行に来たツアー客の1人である医師のサラ・キングは妙なアメリカ人の家族と居合わせる。その家族は揃いも揃って家長のボイントン夫人の権力の支配下にあり、自由を奪われていた。サラは、息子のレイモンド・ボイントンと友人になり、彼らを救いたいと考えていた。しかし、かつて刑務所の看守だった夫人は、子供たちにサラとの交流を禁止する。腹を立てたサラはボイントン夫人を非難するが、夫人は「私は、行動も名前

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    2025年05月03日
  • ホロー荘の殺人

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    終戦の翌年に発表された作品である為か、戦争を経て激変せざるを得ない人間社会とそれによって歪さを醸す人間模様が描かれていたような印象を受ける
    それでいて、本作の主題は愛と殺人なのだろうね


    筋書きとしては不倫を疑われた男性がホロー荘に滞在しているらしき人間によって射殺されるというものだけど、その射殺されるまでのシーンがしっかりとページ数を掛けて描かれているが為にむしろ殺人はおまけで人間模様こそ本筋だと認識させるような作りとなっているね
    そもそも舞台となったホロー荘に関係者が集まるまでの前段で家主の夫人・ルーシーが当初から危惧するように何かが起こりそうな者達が集まっていたと言えるのだから、序盤か

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    2025年05月01日
  • スタイルズ荘の怪事件

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    1920年の作品。
    ポアロ長編シリーズ一作目。

    戦争で負傷したヘイスティングスは、旧友ジョンカベンディッシュからスタイルズ荘に招待される。
    スタイルズ荘の当主は、ジョンの義理の母であるエミリーイングルソープであり、莫大な財産を持っていた。エミリーは最近20歳以上年下のアルフレッドイングルソープと再婚したばかりであったが、ヘイスティングス滞在中にエミリーが何者かにストリキニーネで毒殺される。

    エミリーの夫アルフレッドイングルソープ、エミリーの義理の息子のジョンカベンディッシュ、その妻メアリー、ジョンの弟で医師のローレンスカベンディッシュ、エミリーの友人のハワード夫人、屋敷に住む薬剤師のシンシ

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    2025年04月29日
  • ひらいたトランプ

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    個人的にどんでん返しだったのでとても楽しい。
    ポアロが混乱したり、小芝居を打つシーンも珍しくて好き。
    その小芝居のために、女子からすけべじじい呼ばわりされても気づきもせず熱中するポワロが可愛い。
    「人生の暗さなんぞをしゃべるのは、安っぽい人のすることよ」のロリマー夫人のセリフが気に入ったので、今後愚痴っぽくなりそうなときにこれを思い出そうと思う。
    (この本が刊行された時、クリスティは46才。)

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    2025年04月28日
  • ゼロ時間へ

    A

    購入済み

    ナニか物足りない

    やたらと散りばめられた多数の伏線が
    見事に回収されて、すごいなと思う。
    ゼロ時間に向かって物語が進んでいくのも斬新だなと思う。
    その一方で、後だし感が強いなとも感じた。

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    2025年04月28日
  • ナイルに死す

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    ネタバレ

    名探偵ポアロシリーズの作品です。
    前半は事件が起こらず、様々な人間が登場して、それぞれの立場や思惑が描かれます。人間関係を理解して読み進める必要があり、登場人物も多いので、最初は丁寧に読む必要があります。クリスティの作品の中でもかなり長編の部類だと思います。
    犯人だけでなく、犯人以外の人物がそれぞれの理由で証言で嘘をつくので、より複雑になっています。殺人事件の犯人も意外な人物で、犯人が分かった後でもどんでん返しがあって驚きました。

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    2025年04月27日
  • 予告殺人〔新訳版〕

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     突然新聞に掲載された「殺人をお知らせします。」という不穏な広告、パーティーの最中に起きた殺人事件、怪しげなチッピング・クレグホーンの村の住人という不可解な謎を推理するのが面白くそれらの真相を見抜くミス・マープルの推理力と洞察力が際立っていた。犯人は何となく予想がついたが犯行動機に思わず身震いした。

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    2025年04月26日
  • ナイルに死す〔新訳版〕

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    ネタバレ

    犯行に直接関係ないような些細な謎も鮮やかに解明していく様と、ポアロの優しさというか紳士ぶりが素敵でした。「何でも持っている」と揶揄されていたリネットは、本人も言っていたとおり
    周りは敵だらけで、親友や婚約者から裏切られ、
    恨みを抱いてる人も多く、彼女が孤独な人間であることが分かり、人間の欲望や愛は誰にも止めらないと皮肉を感じられてよかったです。

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    2025年04月26日
  • ホロー荘の殺人

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    これってミステリーなの…?ポアロが目立たないほどアクが強すぎるキャラと心理描写。 被害者はクズい、ルーシーは怖すぎ、ヘンリー卿影薄すぎ、共感できるのはミッジとヘンリエッタ。 殺人なくてもよさそう…。 ミステリー要素が多い「5匹の子豚」の方が好きかも。 ミステリー要素なしの「春にして君を離れ」と同じカテゴリーの本。

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    2025年04月25日
  • スリーピング・マーダー

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    恩田陸さんが勧めていて気になって読んだ1冊。
    前に読んだ「五匹の子豚」も回想ものだったけれど、今回は主人公の女性が段々と思い出していく描写があって新鮮だった。マープルの活躍も良かった。あと、アガサ・クリスティ作品に出てくる「言葉」はめっちゃ重要なんだと改めて気付かされた!!

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    2025年04月24日
  • 鏡は横にひび割れて

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    ホワイダニットものとしては上位に入るぐらい好きだ。
    悲劇的で泣きそうにはなるけど。
    ホント記憶を抹消して読みたかった、とつくづく思う。
    この意外性のある動機に純粋に驚かされたかったな。
    周囲の人間の話から徐々に事件の輪郭が浮かび上がる。
    その過程がめちゃくちゃ面白いんだよねえ。

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    2025年04月19日
  • シタフォードの秘密

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    ネタバレ

    ポワロでもミス・マープルでもないクリスティ作品。しかし、ストーリーはまさにクリスティ・ワールドである。
    雪に覆われた、自然により作り出された「密室」、そこで行われた降霊術で示唆された殺人。
    死体で発見されたシタフォード荘の主トリヴェリアン大佐。
    フィアンセが容疑者となり、その無実を晴らすべく、エミリー・トレファシスが新聞記者チャールズ・エンダビーを相棒に事件に挑む!
    という物語。

    とはいえ、チャールズは最終的にあまり活躍しない賑やかしなのだが。結局はナラコット警部が優秀なのだが。
    根っからのクリスティファンなので楽しんだが、ところどころトリックには突っ込みたくなったり、説明されていない謎があ

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    2025年04月17日
  • チムニーズ館の秘密

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    ポアロシリーズでもミスマーブルシリーズでもないミステリー。
    誰が誰なのかっていう問題がずっとあって犯人推測できなかったし、主人公の正体も見破れなかった。本当にアガサクリスティーの頭脳には完敗だ。

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    2025年04月17日