アガサ・クリスティーのレビュー一覧

  • 招かれざる客

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    クリスティ文庫のNo.107。戯曲をノベライズ化したもので、どうもクリスティっぽくなくて違和感を抱えながら読んだけど、面白かったなぁ。
    ただ、いかんせん主役の動機が分からない。これ舞台なら違う印象なんだろうけど、小説ではどうもなぁ。もちろん最後には回収されるんだけどね。
    『蜘蛛の巣』も読まなくちゃね。

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    2025年06月26日
  • ABC殺人事件

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    ネタバレ

    言わずと知れた古典ミステリの傑作の1つ。100年近くも前の作品なので、さすがに時代設定や犯人の動機などに現代の感覚と乖離したところはあるものの、 犯人を早くに提示して動機を探る ”Why Done It?” 系の作品だと思わせて終盤ひっくり返すあたり、色褪せない技巧を感じる。
    米澤先生の古典部シリーズの『クドリャフカの順番』がこの作品をオマージュしていて、原典がずっと気になっていたのでついに読めてよかった。今の倫理観で言うと「目的のためにこの犯人は殺し過ぎる」と思うし、主人公のポアロ含め殺人の扱いが軽いようにも思うが、古典って大抵そうかもしれない。

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    2025年06月21日
  • なぜ、エヴァンズに頼まなかったのか?

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    おしゃれで可愛い作品
    登場人版に困惑したものの読みやすくて気持ちが入りやすい小説だった
    アガサクリスティ初めて読んだけど、巨匠と言われるだけあるなぁ、と
    他の作品も読んでみたい

    (多分わたしだけの感想だと思うけど歴史的な女性レジェンドという点で高橋留美子感ある)

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    2025年06月21日
  • 愛国殺人

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    まず読み始めて思ったのは、

    「歯医者で殺人?…古畑任三郎にもそんな回あったよね?」と。大地真央さんが犯人の回(笑)

    ていう謎の既視感からのスタート。
    古畑の歯医者回はクリスティーのオマージュだったのかもなあなんて思いながら読み進めた。

    そしてそして話は思わぬ展開へ…
    え!そっち!?たしかにタイトルは「愛国殺人」。
    何やらきな臭い匂いがしてきたよ。

    どうなっちゃうの?全然先が想像できない!

    しかもカーターとレイクスが混ざっちゃって、これはもしやカーターとレイクスは同一人物か?なんて思ってたらあれよあれよとその推理は撃沈し、
    犯人はそっちかーい!のオチでした。

    毎回毎回ノーマーク過ぎる

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    2025年06月20日
  • ABC殺人事件

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    ネタバレ

    昔NHKで見たクリスティーのアニメ作品の記憶を消せたらなぁ…とつくづく思った今作。
    未読だったので読んでみたけれど、内容を知らなかったらクリスティーの鮮やかな騙しの手口にこれでもかと唸らされていたことだろう。
    途中ポアロがヘイスティングズに対して「シャーロック・ホームズ風の推理を聞きたがっている!」とからかう場面があるのだけれど、ポアロもといクリスティーの良さは人の心理、人格を照らし合わせて、思い描く犯人像と矛盾しないかを物語の鍵としている点だと思う。
    ネタバレ回避が難しいので説明が雑になってしまうけど、もし未読の方は是非に。

    ただ、登場人物が多くて人名やら土地名でちょっと混乱しやすい点では

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    2025年06月18日
  • 葬儀を終えて〔新訳版〕

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     思いもしなった展開、予想外の犯人に驚き。
     この人が怪しい、いや、あの人も。もしかしたら全員が何かしら関わっている? でも、それだとオリエント急行殺人事件と同じだから、違うだろうし・・・・・・。
     そんなことを思い巡らしながら、読み出したら止まらなくて。そして、あの結末。大どんでん返しというのでしょうか。

     それにしても、人の盲点を付くというのか、思い込みというのか、それを見事に描いている。とても楽しめた。

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    2025年06月15日
  • ナイルに死す〔新訳版〕

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    翻訳が上手だし、エジプトのエキゾチックな感じとかリネットの艶やかさが美しく脳内で描かれるのが楽しかった。推理小説はあまり読まないから新鮮で、ゲームをやり進めてくようなわくわく感もあった。謎の筋書きも面白いですね、アガサクリスティー。

    ポアロがたまに口悪いのわらう

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    2025年06月12日
  • マン島の黄金

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    ネタバレ

    アガサ・クリスティの短編集。
    夢の家
    崖っぷち
    クリスマスの冒険
    孤独な神さま
    マン島の黄金
    壁の中
    バグダッドの大櫃の謎
    光が消えぬかぎり
    クィン氏のティー・セット
    白木蓮の花
    愛犬の死

    「夢の家」
    ミステリーというよりサスペンス。人が狂っていく様が静かに描写されていて普通に怖い。

    「名演技」
    過去を知るならず者に脅されると気づいた女優、一世一代の名演技。彼女の代役も死体役とはいえ、なかなかの名優ではなかろうか。

    「崖っぷち」
    一線を踏み越えたのはまさかのクレアだった…!?ヴィヴィアンだと思ったのに。いや、ヴィヴィアンも楽しげに崖を飛んだ時点で一線を踏み越えてはいるのか。

    「クリスマ

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    2025年06月10日
  • 青列車の秘密

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    久々にクリスティーに戻って、
    やっぱり勝手知ったるホニャララ〜で馴染みました。冒頭、登場人物が順序よく描かれる様は、まるで舞台上の人物に光を当てるように鮮やかで。これから起こる事件を予感してわくわく。
    そこまで強烈では無いけれど、魅力的な人物もちょいちょい出てきます。彼らの恋模様をポアロが時に励ますような意味深なアドバイスも楽しい。

    いつも犯人を想像しながら読み進めるのだけど、思いもよらない人物が最後名指しされるので、気持ちよく騙される。ヒントは各所に散らばっているけれども、気づけない。

    ちょっと残念なのは国際謀略の要素もあって、話を大きくし過ぎているかな〜感があるところ。

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    2025年06月10日
  • 復讐の女神

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    まさかのラフィール再登場。
    まあ確かに、前回のミス・マープルとの程良いコンビ感は良かった。
    ただ今作で故人のため、そうした掛け合いが見れなくて残念。
    さて、そんな彼から犯罪調査の依頼として手紙を受け取ったミス・マープル。
    が、その犯罪に関する詳細は一切不明。
    あるのは「とある旅行に参加してくれ」という手紙での指示のみ。
    いやさすがに高度過ぎない?えっそこから?
    過去一の難易度だなと思いつつも、ちゃんと辿り着くんですよねえ。
    話の持っていき方が上手いというか、練られているというか。
    ホント読者を飽きさせないな。面白い。

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    2025年06月09日
  • 青列車の秘密

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    クリスティー文庫No.5

    大富豪、侯爵、伯爵、召使い…魅力的なワードがたくさん。
    ミステリももちろんだけど、ロマンス要素があるのがよかった。
    男女の心の動きがちょっとした文でしっかりわかる。

    またいつでも読めるように積んでおかなきゃ!

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    2025年06月06日
  • ゴルフ場殺人事件

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    二転三転があり最後まで楽しめた。
    ライバル(?)のジローがいたり、いろいろな恋愛模様があったりと展開が賑やか。
    みんな言っている通り、本当にゴルフ場はそんなに関係なかった。

    ヘイスティングズ惚れやすすぎる!というのと、事件捜査中にはあるまじきとんでもないミスをおかしてたので何回かエェ!?大丈夫かこの人!となった。

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    2025年06月06日
  • 春にして君を離れ

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    ネタバレ

     アガサ・クリスティーがメアリ・ウェストマコット名義で発表した『春にして君を離れ(Absent in the Spring)』は、彼女の作家人生のなかでも特に内省的で、個人的色彩の濃い作品である。1944年の刊行当時、クリスティーは第二次世界大戦下という不安定な時代の只中にあり、50歳を超えて人生の折り返し地点を迎えていた。当時クリスティーはすでに「ミステリの女王」としての地位を確立していたが、その一方で、プライベートでは二度目の結婚生活を送りながら、自身の女性としての在り方や人間関係について内省的な時間を過ごしていた。
     物語は、旅の途中で孤立を強いられた中年女性ジョーンが、ふとした空白の時

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    2025年06月04日
  • 動く指

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    ミス・マープルシリーズ③

    静養のため、妹のジョアナと共にリムストックへとやって来たジェリー・バートンは、誹謗中傷が書かれた差出人不明の手紙を受け取る。バートン兄妹は一笑に付すが、この町では以前から人々を誹謗中傷する手紙が出回っていることを知る。
    そんな中、手紙の内容を苦にして、自殺者が出てしまう。

    誰が、こんな手紙を書いて町中にばらまいているのか?
    なぜ、こんなことをしているのか?
    自殺か他殺か?

    田舎の個性的な面々は、誰もが無関係なように見えるが、誰もが怪しくも見えてくる。
    謎ばかり深まる。

    しかし、ラストにマープルが登場し、謎の根本をシンプルに示す。
    うわぁ~スッキリ!視界が一気に

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    2025年06月03日
  • 動く指

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    おもしろかった!
    あれ?セント・メアリーミードじゃないの?ってなったけどちゃんとマープルさん出てきた
    恋愛模様もかなり好きな設定で最後までドキドキしながら楽しめた

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    2025年05月31日
  • パディントン発4時50分

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    マープルシリーズ長編7冊目。今回はマープルの友人が列車から殺人現場を目撃するところから始まる。そもそも本当に殺人事件があったのか?というところから謎で、いつもと違う展開だった。マープルの協力者となるルーシーが変わったキャリアの女性で面白い。あと「予告殺人」で出てきた美男子クラドック警部が再登場。前回よりマープルと打ち解けているのか、二人のやり取りが微笑ましかった。ラストがちょっとあっさりだったかな~と思うけど、楽しく読んだ。

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    2025年05月27日
  • 死が最後にやってくる

    A

    購入済み

    面白かった

    面白かった。
    かなりはっきりとしたヒントが示されていたのに
    気づけなかった。
    作者がうまいのか、私がヘボなのか。
    まぁ両方か。
    次に読む本こそは謎を解いて見せるぞ。

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    2025年05月26日
  • 書斎の死体

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    ネタバレ

    書斎の死体からよく犯人まで辿り着いたもんだ!爪に着目するマープルの慧眼。女性ならではの視点。ルビーがあくびをして眠そうにしていたのも伏線で、うまい具合につながる。
    恋人関係と結婚関係の2人の対応の違いは時代を超えて今でも通じる心理。天晴。
    グリゼルダがいい母になって子育てしてるところも微笑ましい。

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    2025年05月24日
  • バートラム・ホテルにて

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    旧時代の雰囲気漂うホテルの常連客が失踪した。
    なるほど今回は失踪事件がメインかと思いきや、組織犯罪の影や謎めいた少女の行動も気になる。
    そのうえ殺人事件まで発生してしまう。
    正直、全体的に地味だなと思って読んでいた。
    だけど第二十章から一気に面白くなる。
    いろいろ詰め込まれすぎて、前半の地味さはどこへやら。
    本作の面白さって遅効性だわ。

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    2025年05月24日
  • 書斎の死体

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    ドラマを観たのに犯人を全く覚えてなかったので、最後までほんとにおもしろく読めた。
    パントリー夫妻、特に妻がいい。

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    2025年05月23日