【感想・ネタバレ】ビッグ4のレビュー

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Posted by ブクログ 2023年11月09日

もともと短編だったものを、長編にする為少し書き変えて作品にしたらしく、文章に違和感があるとのことだっんですが、アクション要素が多くハラハラドキドキでとても楽しめました!
落ち着いた展開が多いポアロシリーズなので、こうゆう作品があってもいいのかなと思います。(まだ数冊しか読んでいませんが。)

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2021年06月23日

読後の感想。
ヘイスティングズとポアロの友情が際立っている作品という印象を受けました!
ポアロシリーズでも、壮大な相手ではなかろうか?
世界を股にかける敵に、灰色の脳細胞で闘うポアロは凄いと思います。

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購入済み

壮大なスケール

2020年09月11日

ポアロ作品で最もスピード感、躍動感があり印象的な作品です!じっくり人間心理を読み解くというより、アクション映画を見ているような感覚。

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Posted by ブクログ 2020年05月24日

ポアロとヘイスティングスの友情が濃く描かれていてほっこりした。
映画化したらアクション映画としても成り立ちそう。純粋に面白かった。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2024年04月10日

読んでいるうちに、「あれ!?ポアロってこんなだっけ!?」ってなるくらい、規模が大きい!展開がはやい!スリリング!な話だった。
解説いわく、クリスティーならではのゆったりとした空気感…というものが他のポアロ作品にはあるらしいけど、この作品はもう次から次へとという感じで、いくつもの短編を手直してて作った...続きを読むというのも納得がいく…
この作品はトリックを楽しむというよりは、マジックを楽しむ感覚に近いというか、不思議なことが起きて種はこうでした!みたいな流れの繰り返しだった。でもそれがすごく楽しい!!

わたしはポアロというキャラクターが好きなので、彼の頭脳明晰さナルシストさ、友情の厚さ、ユーモアさが今まで読んだ作品よりかなり色濃く出ているように感じで楽しかった。
世界一の巨大犯罪組織VSポアロなんて、そんな、胸が躍らないはずがない…
そしてわたしはポアロに全幅の信頼を寄せているので、ヘイスティングズが危ない目にあったり疑ったりするたびに「はいはい笑」という感じで、それもそれで楽しかった。

解説でこの作品を書いた当時のクリスティーのことを知ると、なぜだか親近感が湧いた。
「アクロイド殺し」を書いて、出版社はどんどん作品を書いて欲しいと言う、自分は本当に小説家としてやっていくのか?、夫には不倫を告白され、ちょっと失踪しちゃったし…この苦悩の仲、ここまでの作品を書き上げたのはすごいなあ…

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Posted by ブクログ 2023年09月09日

 クリスティは推理小説のみではなく、スパイスリラー(ジャンルが正しいかわからないが)も実は魅力的で、とても読み応えのある、スリリングな作品を幾つか生み出している。今作は実は評価は余り高く無い様で、エルキュール•ポアロらしからぬ冒険譚が彼のシリーズとしてマッチしていない為、好まれていないようだ。
 僕...続きを読むも今作は再読になるが、初めて読んだのは大昔で記憶は古く、覚えているのはポアロの不幸についてとアシールという双子の兄がいた事、そして失われた口髭についてだ。当時の自身の評価は覚えていないが、おそらく余り理解していなかったのだろう、他の作品より低く見積もっていた記憶だ。当時は推理小説以外の作風を読み慣れていなかった為だろう。
 今回、改めて読み返したが、ポアロシリーズでの異色作ではあるが、冒険ミステリーとしての面白さが充分に詰まっている印象だ。もしポアロシリーズでスパイスリラー、冒険ミステリーが合わないという場合、ヘイスティングスが主人公のノンシリーズと捉えた方が気が楽になるだろう。それぞれの章を構成しているミステリー部分はポアロが担っており、作中で見えない部分の準備手配などもポアロによるが、ヘイスティングスが語り手である為、彼の経験譚の要素がとても深く盛り込まれており、充分主人公の立ち位置に立つことが可能である。トミータペンスシリーズが好きであれば引き込まれると思う。
 最後、事件の閉め方は少し大味に感じた。ナンバー4の正体は結局分からずじまいだが匂わせがあればすぐにでも今作に結び付ける事が出来る様にしている事が作為的だ。当然、こういったシリーズをポアロでやる事は考えていなかった様だが、シリーズ飛び出して活躍するキャラクターも多いので、別シリーズのリーダーがパンを千切る癖を出していたら鳥肌だろう。そういえば本人も自覚していない癖という部分に着目し、それを犯人の変装を見破るきっかけとして活用する方法は見事で、女性目線ならではの着眼点だと感心してしまった。この部分をきっかけにストーリーが大きく展開し、怒涛の如く色々な事が起こる。ミステリーとしても最後の対決についてはとても面白い。
 ポアロもヘイスティングスも生き生きとしており、楽しい作品だが、スパイスリラー的な味方をするならば他人を信頼しすぎる、情報を明かしすぎる部分が残念だ。どこにビッグ4の手下がいるがわからない状況であり、ナンバー2、ナンバー3が著名人である事を考慮すれば、あまり様々な人達に情報を明け渡していくのは少し疑問に感じてしまった。

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Posted by ブクログ 2023年01月25日

アガサ・クリスティーの有名な作品、ABC殺人事件やアクロイド殺し、オリエント急行の殺人などは読んでクリスティの魅力に魅せられた。この作品は国際組織という謎めいた組織が出てきて矢継ぎ早に事件が起き、隠れた名作という印象。

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Posted by ブクログ 2021年03月14日

ポアロシリーズ4作目。今回は犯人を当てるぞ!と思いきや、今回の展開はこれまでとは違う様相。犯人は4人(ビッグ4)であること、3人の面が割れ、最後の4人目は誰なのか?ポアロVS.ビッグ4。ビッグ4の策略にハマり続けるポアロ。ポアロの起死回生の武器は仲間をも欺くことで相手を油断させること。ヘイスティング...続きを読むズは可哀そうな役回りだったが、これがポアロの最大の攻撃!ヘイスティングズのポアロ愛に満ちた言動、行動がヘイスティングズの格好良さを余すところなく発揮された。ただ4番目は何者なのか?最後まで興味は尽きなかった。

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Posted by ブクログ 2020年12月13日

犯罪組織と命懸けで戦うポアロとヘイスティングスが格好良い作品でした。
これまで読んできた謎解きとはまた違う、スリル満点のアクション映画を観ているような感じでした。
何度も連れ去られたり、猿ぐつわかませられたり、爆発したり…
いつでも狙われながらビッグ4に少しずつ迫っていく2人に、最後まではらはらさせ...続きを読むられました。

“ゴルフ場殺人事件”のシンデレラことダルシーと、ヘイスティングスが結婚していたことや、ポアロに双子の兄弟がいることなど、シリーズ物を読んでいるならではの面白さや驚きもありました。

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Posted by ブクログ 2020年03月06日

小学生の頃に読み漁った、アガサクリスティ!!
面白かった。めっちゃ伏線はってる、とかじゃないけど。。どーなるんやろって純粋にワクワクしながら読み進めれた。
巨大な敵に立ち向かうのはいつの時代でも面白い。そして、どんな時代にも世界征服しようと思うやつっておるんやなぁっとしみじみしてしまった。

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Posted by ブクログ 2018年11月03日

物凄い冒険もの!ミッション◯ンポッシブルかと突っ込みたくなる怒涛の展開でした。

スピード感が違い過ぎるからか、クリスティの作品では低評価らしいが、たまにはこんなのもいいのでは?

これこそ映画化したら楽しいんじゃないのか…?

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Posted by ブクログ 2016年11月19日

面白かった!
なんか派手でハリウッド映画みたいだった!

この話は短編をまとめたらしいけど
確かに言われればあー・・・途切れ途切れっぽいところはあるなぁ!と思いますがー!と言ったところ!

やっぱりね!
おいらねみんなと同じよ!ヘイスティングス自己評価高すぎやない!?
高すぎやで!!過信したらあかん...続きを読む!あかんで!
もうね!すごいこちとら心配してまう!!

あとちょっとねイラっともするw
お前わきまえろや!
ポアロ本当に尊敬してんのかいな!?
ってねw
まぁこのやりとりがいいのかもしれないけどww

話は冒険活劇っぽさがあってポアロっぽくないかなぁ?って少し思った。けどこういうのもいいよね!
話の面白さ読みやすさはさすがアガサさん!

でもビッグ4を扱うにはもう少し長い方が良かったのでは?と思った。
打ち切りエンド感がw
絶対もう少し掘り下げれたと思うんだよね。

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Posted by ブクログ 2016年05月21日

普段の謎解きとは異なるがポワロとして考えなければ違和感なく楽しめる作品。ビッグ4が実在するのかしないのかともやもやして読んでいたが論点は全く異なっていた。
最後のあっけなさと部分部分で展開が飛ぶのは残念。もとは別の短編をつなぎ合わせたと解説にあるため、これが理由か。

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Posted by ブクログ 2024年04月28日

攻略本で0.5点(ポアロシリーズの中で最低点)の本書。
実家の本棚にもあるので読んだことはあるはず。
例によって内容は全く覚えていないけど、いやさすがに0.5点てことはないはず、と読み進めると。。。

冒頭のヘイスティングスが南米から帰還する場面こそ、「ヘイスティングス、おかえりー!!」と思ったけれ...続きを読むど、そこから始まるこれまでのポワロものから急に路線変更したかのような国際諜報ものと化す展開に戸惑いを覚える。
え、なんで世界を暗躍する犯罪組織に急に目をつけられる!?
そりゃ世界的に名声を馳せる優秀な探偵ではあるだろうけど、何かしらの因縁があるわけでもなし、唐突感が否めない。
その上、一章々々であっという間にポワロvsビッグ4の小さな一幕が完結してしまい、長編というよりむしろ短編集の趣。

と思っていたら、巻末の解説文で当時既出の短編達を再編して長編に仕立て上げたという経緯があった模様を知り、あぁやっぱりと。
しかも、そのタイミングはクリスティ失踪事件の直後ながら、名作『アクロイド殺し』の後に間をおかず作品を世に出したいという出版社の強欲事情が絡み合い、無理くり生み出された代物のよう。
なんと不幸にまみれた作品。

それでも自分的には、その昔クリスティに傾倒していた頃はランダムに読んでいたので気付かなかったけれど、今順番に再読している中でポワロシリーズが辿っている山谷、試行錯誤、意外とシリーズとしての経過も盛り込まれている点(猟犬ジロー警部に対する言及やヘイスティングスの結婚と南米行き等)を感じ、ある意味興味深い一冊となった。

攻略本霜月氏のコメントの数々の辛辣ぶり、極めつけの「エンタテイメント小説の研究者以外は『ビッグ4』を読む必要はない。」にも遺憾ながら同意してしまうが、逆にその作家人生の序盤にしてかなり大きな谷がありつつ、ここから盛り返すクリスティの作品群に、女王の底力を感じるものでもある(ちなみにあとひとつ0.5点がある。。。)。

次は『青列車の秘密』。

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Posted by ブクログ 2024年03月08日

ポアロシリーズでは“異質”

あとがきによれば、有名な「クリスティー失踪事件」の直後の出版で、結構“売れた”ようだ。
もともと、いくつかの短編だったネタを合わせて繕った、とある。
そのせいか、一つの事件の解明ではなく“ビッグ4”という組織との対決ということで、まるで同じ国の某諜報機関物のよう。
さす...続きを読むがに巧みな作者だけに一気に読める面白さだが、何か物足りなかったのが残念。

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Posted by ブクログ 2023年11月06日

ポアロシリーズ4作目。
今回はミステリ要素は少なく、冒険活劇とでもいったところでしょうか。
相棒ヘイスティングスの復帰。
奥さんを放おっておいて好きにやってますわ。
いつもの作品よりスピーディ。
007みたいな感じでした。

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Posted by ブクログ 2022年12月13日

すごいトンデモ探偵のポアロさんだった(笑)
双子のお兄さんが出てくるし。
いや、本当に別人じゃないかってくらい
いつものポアロさんじゃない。
なんでこれを読んでいなかったか…
本能的に避けてたのかしら( ̄∀ ̄)

解説によると
別々の短編を無理くり一本化するため
その横糸が必要になって
すべての事件...続きを読むの裏に
謎の組織がいることにしたらしい。
もう全部「ビッグ4のしわざだ!」です。

おかげでヘイスティングズは
うっかり敵の手に落ちて殺されかけたり
敵地に潜りこまされたり、散々です。
最初「ちょっとポアロの顔を見るだけ」で
南米から仕事の合間に訪ねたのに
結局、一年くらい事件に巻き込まれている。
他の作品とは違った二人の関係性が味わえる
というのが見どころといえば見どころ?

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Posted by ブクログ 2022年07月26日

ミステリーだと思ったら、まさかの冒険小説。
国際犯罪組織〈ビッグ4〉とポアロの対決がメインの作品。
もちろん肉弾戦ではなく頭脳戦ではあるものの、「こういう話も書くのかあ」と新鮮な気持ちで読めた。
両者の駆け引きにハラハラさせられたり意表を突かれたりするので、これはこれで面白かった。

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Posted by ブクログ 2021年10月12日

アクションシーンが多い。ヘイスティングスへの思いやりが強くてほっこりする。フランス人科学者のマダム・オリヴィエの描写が印象的で、やはり同じ女性として女性キャラクターの描写に凝っていたりしたんだろうか、とも考えた。

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Posted by ブクログ 2021年07月27日

ポワロ物っぽくないね。
アクション満載。
世界をまたにかける犯罪組織のわりに、なんかしょぼいんだよね。
ちょっといろいろ詰め込みすぎてまとまりがない感じ。

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Posted by ブクログ 2021年07月01日

クリスティー強化ウィーク中♪今回は、ポアロもののこちらの作品。

今回ポアロ(と、ヘイスティングズ)が対峙するのは、「ビッグ4」と呼ばれる国際犯罪組織です。
という事で、いつものような謎解きとは趣が異なり、冒険サスペンスとでもいいましょうか、拉致されたり、爆破されたりとドキドキハラハラな展開です。
...続きを読む名前だけは明らかですが、最後まで姿を現さないビッグ4の中国人首領(ナンバーワン)、アメリカの大富豪のナンバーツー、フランス人女性科学者・ナンバースリー、変化自在、神出鬼没の殺し屋・ナンバーフォー。
彼らの仕掛けた事件や罠に翻弄されるポアロ達。特にヘイスティングズは拉致されるわ、妻のシンデレラ(馴れ初めは「ゴルフ場殺人事件」ご参照)を盾に脅されるわと、身体的にもメンタルもキツかったはずなのですが、それにめげずに情に厚いところを見せてくれました。
そして、“敵を欺くには味方から”ばりに、ポアロにも騙されまくっているのも、ヘイスティングズたる所以というところですね。
解説によると、この作品は短編をまとめて構成されたとの事で、いわれてみれば連作短編風だな。と、思いました。トミー&タペンスものの短編集「おしどり探偵」みたいな感じですかね。

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Posted by ブクログ 2021年04月14日

ポアロvs国際犯罪組織ビッグ4!
一つの事件を追うのではなく、正体のわからない敵との知恵比べをしながら、じわじわと迫っていく!ストーリーが第一ラウンド、第二ラウンドと進んでいく感じは、冒険活劇のアニメシリーズを見ているよう★それもそのはず、発表時はポアロシリーズ3作目として、雑誌に"The...続きを読む Man Who Was No. 4"として連載された短編12編をまとめたものとのこと。
ちょっとミステリーとは違うので、好き嫌いはわかれるかもしれないけど、そのつもりで読めば楽しめると思います。

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Posted by ブクログ 2021年02月14日

いつものミステリーと違って
今回はポアロが謎の組織と戦います。

所々で殺人事件も起きて、
ちょっと短編みたいな感じでも読めました。

本格ミステリーとは違うかもですが
コレはコレで面白かった。

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Posted by ブクログ 2021年01月03日

世界的犯罪組織ビッグ4とのやるか?やられるか!のデッドレースにドキドキ。いつものポワロ物とは違うが、スピード感ある話でこれはこれで十分楽しめた。ポワロの灰色の細胞はほんと凄すぎる。

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Posted by ブクログ 2020年11月04日

ポアロの家に倒れ込んできた男はうわの空で数字の4を書くばかり――国際犯罪組織〈ビッグ4〉と名探偵の対決はこうして幕を開けた。証人を抹殺し決して正体をあらわさない悪事の天才四人を追って、大陸へ渡ったポアロを恐るべき凶手が待ちうけていた。新訳で贈る波瀾万丈の冒険と驚愕の結末!

ちょっと冒険小説っぽさも...続きを読むある、やや飛んだ感じもある作品。なかなか尻尾を出さないビッグ4に、ポアロがまさかの!?とハラハラする場面も出てきますが、ミスリードの兄弟ネタは面白かったなあ。ヘイスティングスの騙されっぷりにくすっとしつつ、二人が無事に大冒険を終えて戻ってきてくれたのが嬉しいし、ぜひ今後も活躍を見たい。結局ポアロの家に最初に来た男は、ビッグ4に狙われたから名探偵なら助けてくれるかもしれないと思って駆け込んだということで良かったのかな・・・?結局ビッグ4の最終的な狙いがラジウムを利用した世界支配だったのなら、ポアロはもっと各国から称えられていいレベルの活躍だと思うけど。

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Posted by ブクログ 2020年09月08日

国際犯罪組織がテーマで規模が大きいこともあってか、クリスティーに特有の優雅で時間がゆっくり流れる世界とは少し違って、新感覚だったな。いつもの方が好きかも…

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購入済み

ミステリーではない

A
2020年06月28日

面白かったです。
ポワロとビッグ4が対決する冒険小説です。
謎解きや犯人探しの要素はあまりないので
素直にストーリーを読み進めるのが良さそうです。

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Posted by ブクログ 2019年05月21日

ポアロが世界の危機を救う!

国際犯罪組織<ビッグ4>を相手に、命を懸けて戦うポアロ。変装の名人の暗殺者、大金持ち、女性科学者、中国人、伯爵夫人、英国情報部員、内務大臣に首相など、大げさなキャラクターが敵味方入り乱れて、ちょっとした冒険ものである。静かに推理の糸をたどっていくというよりは、ハラハラド...続きを読むキドキのジェットコースター系。

クリスティーが意識しているのかいないのか、伯爵夫人はアイリーン・アドラーを思い起こさせ(彼女より全然手強い感じはないのだが)、ポアロが兄がいると言い出して、マイクロフトかと思ったり、ポアロが世界のためなら自分の命を進んで投げ出すと言って、ライヘンバッハを思い出したり(あれは滝でこちらは岩山)、ホームズ的な要素がたくさんあった。途中でポアロは死ぬが、それもヘイスティングズまで騙すことで敵を欺くためであり、ここのところも、ホームズにあったような気がした。それがまた面白かった。

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Posted by ブクログ 2018年01月31日

ポワロシリーズ四作目にして、まるっきりちがう、007ワールド。これはこれでエンタメアクションで面白くは読めるけど、ポワロものの良さが出ていない。ヘイスティングさんが相棒に復活したことくらいかな。ポワロが死んだことにするのなんて、完全にシャーロック・ホームズと同じ手で見え見えだったし。でもまだ殺し屋が...続きを読む生きてそうで心配だね

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Posted by ブクログ 2017年03月13日

ポアロが国際的な犯罪者の集団である“ビッグ4”と生死を賭けた対決をします。ビッグ4は、リー・チャン・イェンという知力を代表するナンバー・ワン、アメリカ人で富の力の代表者のナンバー・ツー、フランス人女性のナンバー・スリー、殺し屋のナンバー・フォーで構成されています。

事件は次々と起こり、戦いは長期間...続きを読むになります。

最終的に、ポアロの“生涯の最大の事件が無事にかたづいた(p334)”のですが、ビッグ4が“ことごとく死体となって発見され(p334)”たのが、納得できませんでした。ポアロの敵が強力だと面白くなるかと思いきや、あっさりやられてしまったように感じられたのが残念でした。

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Posted by ブクログ 2015年06月28日

1度映像で見ていた作品。よくわからなかったところもあったけど、本を読んでよくわかった!
現実的にはありえなさそう…なこともあるが、展開が気になって読み進めたくなる作品☆

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Posted by ブクログ 2015年04月05日

なんというか、ポアロらしくない作品。007のような世界を股にかけて、悪と戦う、みたいな。ポアロはあくせくした探偵は軽蔑してなかったっけ?と思ってしまった。でもヘイスティングスが出ていたので、それは嬉しかった。相変わらず不憫だったけど♪

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