アガサ・クリスティーのレビュー一覧

  • カーテン

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    再読。
    というか、もう5回目くらい。
    
    好きな本は 何度でも
    読み返します。
    
    ミステリ好きになったきっかけは
    小学5年生の頃
    学校の図書室で たまたま手に取った
    
    クリスティの『ABC殺人事件』
    だったのですが
    
    都合のいいことに
    
    クリスティの作品に関しては
    定期的に 犯人を忘れてしまうので
    
    もう 何十回も
    全作品を 読み直しています。
    
    "ポアロ最後の事件"と
    銘打たれた この『カーテン』。
    
    まず タイトルが秀逸。
    読み終えた後に ずっしりと
    胸に迫ります。
    
    相棒である
    人の良いヘイスティングズ大尉と

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    2020年08月13日
  • もの言えぬ証人

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    ネタバレ

    ポアロシリーズ14作目。今回は久しぶりにヘイスティングズの語り。

    なんか……面白かった!!(笑)ポアロがいろんな役に化けて情報収集するんだけど、それがもう面白くて!!ニヤニヤしながら読んだ。

    以下ネタバレ



    ただ、ラスト犯人がわかった状態でポアロが犯人が自殺するのを止めないのがなんか違和感なんだよな〜と思ってたんだけど(過去のポアロはたとえ殺人犯人でも、自死を許さないタイプだったような記憶がある)ラストを読み直して納得。
    今回ポアロは、依頼人であるエミリイが望むことをやったんだな、と。
    エミリイが望むこと→一族の恥を晒さないこと。事件を公にしないこと。
    だから、犯人には消えてもらわなき

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    2020年07月08日
  • ベツレヘムの星

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    聖書のことはよくわからないけど楽しめました。ちょいちょい解説も載っていますし。
    ミステリーでは無いけどクリスティーの文章が好きな人間であれば、他の作品とはまた違った面白みを感じられると思う。とても好きな一冊でした。

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    2020年07月01日
  • パディントン発4時50分

    購入済み

    犯人とは別に

    この物語には、犯人は誰か、とは別に、もうひとつの「謎」がある。犯人捜しより、そちらの方が興味深い。それは、登場人物の一人(ミス・マープルに依頼されて事件の舞台になる家に「潜入」して情報収集をする女性)が、物語の終了後に、誰と結ばれることになるか、ということ。途中にヒントはちりばめられているが、明確な結末は書かれないまま、話は終わっている。

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    2020年06月21日
  • アクロイド殺し

    A

    購入済み

    読んで損無し

    面白いです。良くできてます。
    好みは分かれるかもしれませんが、
    好みに合わなくても読んで損はないと思います。
    読んだ直後は、損したと思うかもしれないけど。
    私はまんまと引っ掛かったので、
    二回読みましたが、
    二回目も答え合わせとして楽しめました。

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    2020年06月17日
  • メソポタミヤの殺人

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    おもしろかった!!「アクロイド殺し」以来の第三者が記録を残す方式でのお話。

    いやもう、すごい引き込まれた。前半の不気味さから、後半ポアロが出てきてからの謎解きパート。
    ラストの犯人には驚いたし、その後の話もなかなか良い。

    中東の発掘現場の雰囲気がすごい出ていて、読んでいたら本当に乾燥した砂地にいる気分になれた。

    やっぱりアガサクリスティーは読みやすいなぁ。

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    2020年05月26日
  • エッジウェア卿の死

    nao

    購入済み

    面白かったー


    最初読んだ時は長いなーと思ってイマイチピンと来なかったのですが、しばらくしてからもう一度読んでみると、色々計算されて話が組み立てられているのがよく分かりました。
    話に全く無駄が無いです。
    これは一度読んで、全体を分かってから読むとさらに楽しめる話です
    クリスティ、本当に凄いです

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    2020年05月20日
  • ポケットにライ麦を

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    ポアロよりもマープルの方が人間味が強い印象をこの作品で持った。愚かで悲しいお話。
    最後までアイリーンに期待してたんだけど回収がなかったから少し残念。

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    2020年05月17日
  • クリスマス・プディングの冒険

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    「クリスマスプディングの冒険」
    サクッと楽しめてほっこりするけどちゃんとミステリー。こういうミステリーがもっと読みたいと思った。

    ほかの物語も面白かったが★3〜4くらい。

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    2020年05月09日
  • ねじれた家

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    ねじれた家
    みょっとしたボタンの掛け違いでねじれていく家族の様子がうまく表現されていた。犯人の動機には背筋がぞくっと…

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    2020年03月13日
  • ベツレヘムの星

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    ネタバレ

    クリスマスに読むクリスティの本とは知っていたけれど『春にして~』の余韻を味わいたくて手に取った本。正しくど真ん中。素晴らしい短編集でした。キリスト教のことは詳しくないけれど、聖書をもっとしっていたのなら、「あ~それそれ!」といった、ミッケ的な楽しみも出来たはずでした。分からないなりにきっと、信者の皆さんの息を呑む場面やゾクゾクって思うところなど推察して一緒にドキドキしたつもりになれた。

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    2020年02月25日
  • ポアロのクリスマス

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    クリスマスの休暇で実家であるゴーストン館を訪れていた40歳代の4兄弟たちとその妻、亡くなった娘の孫娘。旧友の息子である客人。
    クリスマスイブに惨劇が。主人である富豪のシメオン・リーが殺され、部屋の中で血まみれになっていた。
    そして、シメオン・リーは殺される前にサぐデン警視にダイヤモンドの盗難を相談していました。
    殺人犯とダイヤモンドを盗んだのは同一人物か?
    そしてリー氏が倒れていた部屋には誰もおらず、内側から鍵が掛けられていた。血染めの室内に凶器はなく自殺ではないと断定される。
    クリスマスイブの血の惨劇。
    子供たちから疎まれていた老人の周りは遺産目当ての怪しい人物ばかり。
    果たして、エルキュー

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    2019年12月25日
  • そして誰もいなくなった

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    懐かしくて一気読み

    誰しも学生の頃読んだ名作ですよね。久しぶりに原作が気になって、さっそく電子で探して読んでみました。緻密で、大人になって、ストーリーを既に知っていても楽しめました。改めてアガサクリスティの巧みさを実感。他のアガサ作品も読みたくなります。

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    2019年12月10日
  • パーカー・パイン登場

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    アガサ・クリスティが生んだキャラクターの中でも、マイナーな存在かもしれないパーカー・パインが主人公の短編集。

    読んで初めて知ったんですが、パーカー・パインさんはいわゆる「探偵」ではないんですね。

    新聞に「あなたは幸せ? でないならパーカー・パイン氏に相談を」という不思議な広告を出し、事務所に訪れる人の悩みを解決するということをしている人です。

    確かに、「悪い奴を推理で追い詰めてこらしめる」というよりも「困っている人を助ける」という面が前面に押し出されています。

    そのためなのか、読み進めていくうちに、だんだんとくつろいだ気持ちに。。。

    こちらの短編集には12作が収録されています。

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    2019年10月13日
  • 葬儀を終えて

    nao

    購入済み

    傑作だと思います
    面白かったー

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    2019年09月27日
  • アクロイド殺し

    nao

    購入済み

    皆さん書いてますが、犯人が誰か知っていても楽しめます
    疲れている時、ミステリー読みたいけど残酷なのは嫌だと思う時に繰り返し読んでます
    ホント、クリスティは凄いです

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    2019年09月27日
  • ねじれた家

    購入済み

    失敗

    ネタバレのコメント読んでしまったから、犯人分かりながらだったので失敗しました。

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    2019年06月04日
  • 予告殺人

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    〈ミス・マープル〉シリーズの4番目の長編(1950年発表)。クリスティーの50冊目の著作。
    原題 “A Murder is Announced”


    ミス・マープルものは、海外ドラマで何作か見てるけど原作は全て未読。(ドラマを見た作品も結局のところ内容を覚えてない…[汗])

    この「予告殺人」は日本でドラマ化されると知って読み始めた作品。

    面白かった。

    真犯人と動機が、最後まで全く分からなかった。そして、登場人物の偽装(なりすまし)にも気づけず…。すっかりクリスティーに騙された。

    きっと各人のセリフをしっかり読み込んでいたら、色んな伏線に気づけたはず!

    事件の全貌を知った上で、最初から

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    2019年04月24日
  • 謎のクィン氏

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    短編だけど、一通り同じ人物が登場します。クイン氏は、一貫して神出鬼没の道化師です。死の猟犬のような超常的な話もあって、ゾクッとします。推理に超常的なテイストをプラスした感じです。

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    2019年03月13日
  • 茶色の服の男

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    ミステリーあり、恋愛あり、若くてきれいで無鉄砲な女探偵のものがたりで楽しく読めた。1924年当時、女性が活躍する小説というのは今と受け取られ方がどれくらい違うのかな?職業婦人に対する憧れと同じくらい結婚にも憧れる。今と変わらないように思うし、女性は女性らしくエンディングを迎えられたことにとってもうれしい気持ちになったなぁ。

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    2019年03月11日