アガサ・クリスティーのレビュー一覧

  • おしどり探偵

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    トミーとタッペンス2作目
    アタシが持ってるのは創元文庫で書名も違います
    「二人で探偵を」
    アタシはこっちの表題のほうが好きですが・・・
    秘密機関で登場した二人が結婚してトミーがブラント氏として探偵事務所を開きます。(もちろん成りすましてってことですが(笑))
    二人は探偵のノウハウを求めて古今東西の名探偵シリーズにチャレンジします。
    二人の活躍がとても楽しめる一冊です。

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    2009年11月07日
  • 親指のうずき

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    トミーとタッペンスのシリーズ
    もはや初老に入った二人ですがまだまだ若いものには負けてません。
    トミーの叔母さんの遺品整理をした際に以前いたはずの小柄な老婦人
    「あれはあなたのお子さんでしたの?」
    その言葉がどうしても気になり探し始めるタッペンス
    「なんだか親指がずきずきするよ、きっとよくないことが起こるんだ」
    マクベスの台詞から起こるミステリー
    トミーとタッペンスは年を重ねても年齢に有った謎に近づいていきます。
    実際自分も年を重ねてきてあぁ~~と感慨深く感じるシリーズ4作目

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    2009年11月07日
  • 暗い抱擁

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    アガサ・クリスティの一連のミステリーとは赴きを異にしているが
    鋭い人間観察に基づく記述はとても読み応えがあり、結末の展開はさすがアガサ・クリスティ!!

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    2009年11月04日
  • 娘は娘

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    ノン・ミステリーシリーズ。
    母と娘という、一種異様な独特の関係を描いた作品。
    憎むのも、煩わしく思うのも、心配するのも、反発するのも、愛しているからなんだと強く思いました。
    読んでいる間、苦しめられ、振り回され、のたうちまわり、ラストは涙が止まりませんでした。

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    2010年03月07日
  • アクナーテン

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    ネタバレ

    父王の死に伴いエジプトのファラオとして即位したアクナーテン。神官たちの専横、生活に苦しむ民を救い理想の国家、世界をつくるために新たな都を作り新たな神を信仰する。神官たちとの対立。すべての戦争を否定するアクナーテン。離れていく民の心。自らの親友と考えていた軍人であるホルエムヘブとの決別。理想を追い求めるアクナーテンと現実を見るホルエムヘブとの溝。王位後継候補のツタンカーメンとの考え方の違い。宮廷で進む妃ネフェルティティの姉ネゼムートの陰謀。

     2009年10月23日購入

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    2012年08月10日
  • リスタデール卿の謎

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    ロマンスと冒険とハッピーエンド。3拍子揃った、現代のおとぎ話のような作品を多く含む短編集。が、より印象的なのは、そうでない作品の方である。いずれにしてもいかにもクリスティで、誰が読んでも楽しめる(と思う)。中学の頃読んだ本と訳が違って、若干の違和感があった。

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    2009年10月04日
  • 招かれざる客

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    招かれざる客読んだ。さすがアガサたんなオチでした。絶対論理的に詰められないけど、やっぱりこういうミステリが好きっ

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    2009年10月04日
  • パーカー・パイン登場

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    人間性を知り尽くしたパーカー・パイン氏が、不幸な依頼人を幸福に導く。依頼人が抱えるトラブルは、家庭の不和・犯罪との関わり・満たされぬ心などさまざま。ミステリもそうでないものもあるが、どれもクリスティらしい、楽しく読める作品たち。

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    2009年10月04日
  • 葬儀を終えて

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    折原一氏が解説で、クリスティの中で一番の作品と言っているので、最近のマイブームにのって読んでいました。この作品は過去には読んでいないはずです。

    「だって、リチャードは殺されたんじゃなかったの?」

    アバネシー家の当主リチャードが病死した葬儀の後の、遺言状公開の席上で、末妹のコーラが無邪気に発したこの言葉。このとき、席上にいた親戚一同の凍りつくような雰囲気。それがまざまざと映像のように意識させられるうまい冒頭です。

    そして、その言葉を発したコーラ本人は翌日殺されてしまうのです。

    なかなか憎い演出と意外な犯人で楽しめました。久しぶりに読むとポアロのもったいぶった演出も気にならなくなっていまし

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    2009年10月04日
  • 象は忘れない

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    クリスティの「回想殺人」の傑作の一つ。ポアロとオリヴァ夫人が活躍する。ドラマティックではないが、丹念に織り込まれた登場人物の心の動きを穏やかに楽しみたい。

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    2011年09月17日
  • ヘラクレスの冒険

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    エルキュール・ポアロの短編集。ギリシア神話の英雄ヘラクレス(仏語でエルキュール)の12の難行になぞらえて、現代のヘラクレスが持ち込まれるさまざまな事件を解決する。元祖ヘラクレスの難行をさらっと読んでからこの本を読むと楽しみは倍増すること請け合い♪コミカルで楽しく読める至玉の作品集。

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    2011年09月17日
  • パーカー・パイン登場

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    1934年発表の短編集。それでも古臭さを感じないのは、さすが「ミステリーの女王」!
    残念ながらパイン氏の活躍はごくわずかですが、他のクリスティの探偵たちと同じくらい深く心に残っています。
    クリスティの描く人物は、型にはまっていると言われますが、この作品はその「型」を上手く利用していると思います。
    長く役所に勤めた経験から、人間の型を「統計的に」まとめて、人の不幸を取り除く(この形の推理法を高めたのが、ミス・マープルですよね)。
    人間の本質を鋭く突いたこの短編集は、またクリスティーの観察眼の鋭さをも表しているように思います。
    短編の中では「リスタデール卿の謎」「ねずみとり」とともに一押しの作品で

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    2009年10月25日
  • おしどり探偵

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    トミー&タペンスが活躍するシリーズ第2弾です。
    短編集ですが、「ビック4」と同じ感じで、大きな流れはあります。なるほど、こういう短編にヒキを増やして書いたのが「ビック4」だったわけだと理解できました。

    読んでみて、わたし、やっはりこの2人、大好きです。
    もう、むゃくちゃ生き生きしています!!
    短編て、けっこう苦手で、連続で読めない方なのですが、この本に関してはOKみたいな感じです。

    ポワロより、ミス・マーブルより、この2人の活躍が読みたいです。
    きっと、推理マニアには、物足りないのかなぁ……どうしても、冒険よりになってしまうから。

    しかし、「おしどり探偵」という題名は、どうよ(笑)まあ、

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    2011年12月26日
  • 七つの時計

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    すっかりだまされてしまいました。
    その気持ちよさが、クリスティにはありますねぇ。

    あそこでバトル警視が出てくるのは、予想のうちの1つではあったのですが、セブン・ダイヤルズの正体までは、まったく気がつかなかったです。

    でも、そういった部分をのけても、クリスティのかく女の子は、生き生きしています。
    バンドルとパパのやりとりが、なんとも楽しいではありませんか。

    わたしは、推理小説より、こういう冒険小説の方が性に合っているようです。

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    2009年11月29日
  • 運命の裏木戸

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    ネットで見る限りは、あまり評判が良くないような感じがするんだけど、わたしはとても好きな一本。わたしが持ってるのはかなり古い旧版なので、もしかしたらこのクリスティー文庫のやつとは訳とかがずいぶん違うのかも?

    ぞくぞくしながら読んだ。「あなたのお子さんでしたの……?」 は忘れられない……!!

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    2009年10月04日
  • 愛の重さ

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    私の好きなミス・マープルやポアロは登場しないが、クリスティー特有の軽快な進め方で、とても面白かった。

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    2009年10月04日
  • 葬儀を終えて

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    アガサ・クリスティのポワロ物、傑作の一つ。
    古いお屋敷の老執事やまだ古き良き時代の面影が残る英国の様子も素敵。
    多彩な登場人物の描きわけが鮮やか〜特に、ヘレンという女性が好きです。

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    2009年10月14日
  • おしどり探偵

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    トミーとタペンスのコンビがいろんな探偵の物真似をしつつ事件を解決してしまう短編集。これを読んで、思わず「隅の老人」を買ってしまった。(元を知らなくてもじゅうぶん面白いです)

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    2009年10月04日
  • クリスマス・プディングの冒険

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    この本を読む限りでは、イギリス料理ってけっこう美味しそうです。表題作はクリスマスの雰囲気が楽しそう♪

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    2009年10月04日
  • 七つの時計

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    『チムニーズ館の秘密』と登場人物がかぶっているので、そちらを読んだ人には感情移入しやすいかも。主人公は違うのでもちろん単独でも読める!!
     今度はセブンダイヤルズクラブという秘密結社のお話!!
    これがまたすごいんだ〜〜!!核心に着いたかと思えば離れ、予想はいい意味で裏切られもう最高です☆

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    2009年10月04日