アガサ・クリスティーのレビュー一覧

  • 葬儀を終えて

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    ネタバレ

     アバネシー家の主人リチャードが心臓発作で急死する。葬儀を終えたのち、遺言執行人エントウィッスルは集まった親戚たちに故人の遺言を発表する。するとその時、リチャードの末妹コーラが「リチャードは殺されたんでしょ」と言い放ち、そこにいる全員を凍りつかせる。実は親戚の者たちはすべて、ひどく金に困っていたのだ。そして葬儀の次の日、コーラが殺される。
     クリスティが生んだ名探偵エルキュール・ポワロものの、知る人ぞ知る傑作。ミステリーの真相とは、作者が仕掛けたミスリードを作者自身がひっくり返すことだ。そこでひっくり返る事実が大きければ大きいほど、意外であれば意外なほど、そのミステリーは成功したと言えるだろう

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    2013年08月26日
  • おしどり探偵

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    他のトミーとタペンス作品同様、派手なアクションなんかは無く、
    ややもすると淡々と話が進む感じもするんだけど、
    相変わらずな二人の会話とキャラクターに味があって独特な面白さ。
    また読みたくなる面白さ。クセになる。

    解説(?)にもあるように、中には「そりゃないよ」
    っていうトリック(と呼べるのか)もあったりするけど(笑)、
    それ以外はクリスティ巧いなーと感心しきり。

    トミーとタペンスの距離感がすごく好き。
    憎めない二人。理想の“おしどり探偵”。

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    2013年06月29日
  • マギンティ夫人は死んだ

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    一番の面白さは、ポアロと一緒に謎解きに参加してる気になれるところだろう。他の作品では、ポアロだけが手掛かりをつかみ、読者はヘイスティングスと同様、訳の分からないまま放っておかれる。
    この話では、ポアロが一人ずつ訪ねていくのに同行してるような気分になる。ポアロがどこに疑問を感じたのかなど、ドキュメンタリーを見てるような臨場感が物語を引っ張っていく。もっとも肝心なところは明かさず、最後はいつもの関係者を集めた解決編になるのだけれど。

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    2013年05月10日
  • NかMか

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    駆引き渦巻くスパイ物。

    嵐のような銃撃戦もなければ、秘密道具も何もない。
    それでもすごく面白かった!

    それぞれ一癖ある登場人物達を懐疑の目でジロジロ。
    裏をかかれて陥る大ピンチに手に汗握ってハラハラドキドキ。
    でもどこかコミカルな感じなのがすごく良かった。

    こんな冒険してみたいな(笑)。

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    2013年05月08日
  • 葬儀を終えて

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    ポワロ作品

    【ストーリー】
    一家の長の葬儀の後、長の妹は家族の前で唐突に「兄は殺されたのでは」と言葉を発する。翌日、その妹が惨殺された。長の遺言書を預かる弁護士は二つの死の真実を明らかにするため、ポワロに協力を要請する。

    【感想】
    登場人物がみんな怪しくて、犯人探しに頭を悩ませられる。その内、違和感を感じる場面がちらほら出てきて、この人犯人じゃね?と思う人がいるのだが、話の展開に上手く注意を逸らされてしまう。最後まで読んだらやっぱりお前だったかと悔しい気分になる。
    つまり、推理小説の醍醐味が味わえる面白い作品だと思う。

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    2013年05月03日
  • 蒼ざめた馬

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    ネタバレ

    翻訳が女性になったからか、旧版より柔らかい文章になった気がします。
    旧版のを読んだことがあるのでストーリーも犯人も知っていましたが、読みやすくて楽しめました。

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    2013年04月29日
  • 謎のクィン氏

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    ネタバレ

    アガサ・クリスティー が生んだ「推理をしない名探偵」ハリー・クイン登場。ハリー・クインは(たぶん人間ではない)「死者の代理人・恋人たちを救う男」なので、推理しなくても最初から全てを知っている。そこでハリー・クインは、「他人の人生の傍観者」サタースウェイト老人にヒントや霊感を与え、彼に事件を解決させる。

    事件が解決し、ハッピーエンドで終わっても、ハリー・クインは悲しげに去ってゆくことが多い。その理由は、

    1.死んだ男が、生きている妻・恋人を救うため、「死者の代理人」ハリー・クインに仕事を依頼する。ハッピーエンドで終わっても、死んだ男の愛は、生きている妻・恋人に届かない。届いても、死んだ男が生

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    2013年04月20日
  • 杉の柩

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    ミステリとしてはもちろん、愛憎劇、法廷ものとしても楽しめた。作家の脂が乗り切った、という表現にぴったり。発行年順に読んでいて、今が一番読み終わるペースが早い。

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    2023年12月25日
  • 殺人は容易だ

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    ネタバレ

    すばらしい! 映像などで筋を予め知らない久々のクリスティだったこともあるかもしれないが、次はどうなるどうなると一気に読み進めた。女史特有のミスディレクションの妙。材料はきちんと提示してある。

    素人探偵の薄弱な推理のまま終わるはずはないと思いながらも残りのページ数はわずか。どう解決するんだろうと思っていたら、最後は加速度がつくようにピースがはまっていきました。

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    2013年03月04日
  • さあ、あなたの暮らしぶりを話して

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    ロンドンとは何もかも違う、楽しくて大変でそして懐かしいシリアでの発掘調査の旅。登場人物すべてが愛おしく思えてくるから不思議。
    これを読んでから中東が舞台になっているミステリーを読むとイメージがより鮮明になって2倍、3倍面白いです。

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    2013年03月03日
  • ポケットにライ麦を

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    ミスマープルシリーズなのになかなかマープル登場せず心配しましたが、それまでに事件がたっぷり描かれています。最後まで真犯人が分かりづらく、久々にアガサの本格ミステリー読んだなと感動させてもらいました。ただテレビシリーズにて見た記憶が途中から出てきて、映像を想像しながら読み進み楽しめました。・・・が、犯人だけ忘れてた。

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    2013年01月15日
  • 愛の重さ

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    メアリ・ウェストマコット名義の作品で一番最後にかかれた作品らしいですね。
    人にとっての幸せは
    他人から見て幸せかどうかでは計り知れないものですよね。
    ローラは頭のいい人でした、自分を戒めて愛を抑えていたと思うのです。
    愛するあまり、人に気を使いすぎるあまり何を相手がほっしているのかわからなくなることありますよね。
    自分が勝手に思い込むこともしかり。
    そう考えると愛になれていたチャールズやヘンリーはある意味幸せだったのだと思います。

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    2012年12月25日
  • 招かれざる客

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    この人は犯人ではないんじゃないかな?

    私としてはあの人が怪しい(;¬_¬)

    ほら、この人は犯人じゃない。

    やっぱりあの人よね?みんな気づいて(笑)?



    工エエェェ(°д°)ェェエエ工工
    ……って感じですかね(笑)。
    驚いている間にお話おしまい。流れが華麗でした。
    アガサ・クリスティ、大好きですッ!!

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    2012年12月19日
  • 鳩のなかの猫

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    ネタバレ

    半分以上読んで、やっとやっとポワロさん登場!
    なかなか出てこないから、ポワロさんの本を読んでるんだよね…?って途中不安になったよ。。


    宝石に目が眩む人々…怖かった。
    最後は本当に相応しい人のもとへ最良と思われる形で遺贈されて、本当によかった。

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    2012年12月12日
  • 第三の女

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    翻訳はほぼ満点! 不自然なところが殆どなく、クリスティのユーモアがとても活きています。それだけでまず星五つの価値があります。
    お話も充分に面白いし、トリックも私には充分意外だったし、楽しめました。

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    2012年11月13日
  • 娘は娘

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    ローラが!ローラが!かっこいいっ!!
    んー、なんとも言えないこの家族関係。
    ぼくも、自分の親子関係と照らし合わせて読んでいました。
    この親子がしていることを普段何気なくしている人っていますよね、ぼくはわざとすることがありますが。

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    2012年11月30日
  • チムニーズ館の秘密

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    これぞミステリとエンターテイメントの融合、といった作品。
    さる国の重鎮の回顧録に、王子に、政治家に敏腕刑事、魅力的な女性に加えて、主人公は絵に描いたような勇敢な好青年。トリックとかアリバイとかに頭を悩ませる類の読み方はせず、奇想天外な展開を純粋に楽しむべきである。

    ポアロとマープルに少し飽きてきて、クリスティーから離れていたが、ノンシリーズにも読むべき本はまだまだあるらしい。

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    2012年09月23日
  • 魔術の殺人

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    初めて呼んだクリスティーさんの作品がこれでした。
    ミス・マープルの可愛らしさからの推理が大好きでした。

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    2012年09月21日
  • おしどり探偵

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    自信家で慎重だがやるときはやる漢トミーと、好奇心の塊でアグレッシブすぎる行動派タペンス夫妻が、ミステリー小説で培ったノウハウを活かして様々な事件を解決するシリーズ第2弾。

    さすが夫婦揃ってミステリーマニアだけあって、要所要所にリスペクトキャラが登場します。
    誰もが知ってるベイカー街のコカイン探偵から、日本では翻訳されていない元ネタ誰かわからないですよ探偵まで。さらに自身が生み出したベルギーの自惚れ屋まで登場します。

    全編軽いノリですが謎解きはしっかりしてますし読み応えは充分あります。何より読後の余韻は心地よくちょっと幸せな気分になります。

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    2012年08月19日
  • 死人の鏡

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    ネタバレ

    『厩舎街の殺人』
    エルキュール・ポアロ・シリーズ

    ガイ・フォークス・デイの夜、花火の音にまぎれて発射された銃弾。密室の中で自殺と見える状態で発見されたアレン夫人。不自然な遺体。銃弾の跡と逆の手に握られた銃。再婚をまじかにしていたアレン夫人の過去。アレン夫人の親友であるプレンダリースの行動。死の直前にアレン夫人に会っていた強請り屋のユースタス少佐。

    『謎の盗難事件』
    エルキュール・ポアロ・シリーズ

    兵器省長官メイフィールド卿の屋敷で行われたパーティ。新型の爆撃機の設計図についての相談をしていたメイフィールド卿とキャリントン卿。部屋の中から盗まれた設計図。ドイツのスパイとの噂のあるヴァンダリ

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    2012年08月14日