アガサ・クリスティーのレビュー一覧

  • 青列車の秘密

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    豪華列車・ブルートレインで起きた殺人事件。この殺人に「火の心臓」なる宝石や不倫、色々と仕掛けられる。その列車には関係者が複数乗っている。この中に犯人がいるのか?いないのか?いつもながらエルキュール・ポアロが乗っている。今回斬新だったのは、搭乗中ではなく事後に関係者に会い犯人を絞っていく。ポアロは気付く、絶対に誰かが嘘をついている。ポアロの前では嘘は通じなかった。初めて犯人を言い当てた!でも完璧ではないのでもう少し頑張ろうと思う。クリスティーがなんか吹っ切れた印象でとても嬉しい!早く読友さんと話がしたい。

    0
    2021年04月14日
  • 死が最後にやってくる

    Posted by ブクログ

    神や悪霊や祈祷が日常にある古代エジプトの神秘的な世界で、徐々に顕になる本格ミステリの顔、ぞくぞくする。面白かった。

    0
    2021年04月03日
  • エッジウェア卿の死

    A

    購入済み

    面白かった

    毎回騙されてしまう。
    動機に気づけばどうってことないのかもしれないけれど
    いやぁ、なるほどね。
    読んで損はないと思います。

    0
    2021年03月31日
  • 三幕の殺人

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    初めて犯人の予想があたった!

    タイトルとチャールズ卿の性格でなんとなくこの人の話なんだろうなって
    それでも執事の件はぜんぜん思いつかなかったのですごいびっくりした

    今まで読んだ中でもかなり面白かった でもチャールズ卿を疑ってなかったらなんでポアロが出てこないんだろうってイライラしたかもしれない

    エッグのことも好きな演技をしてるだけだろうと思ってたのに違った サタスウェイトさんの見る目を疑ってはいけなかった

    0
    2021年03月25日
  • 検察側の証人

    Posted by ブクログ

    ゾッとして微笑ましくなる、恋愛ミステリ

    【読みやすさ】10
    【衝撃】9
    【推し度】8
    【引き込まれ度】10
    【イヤミス】10

    0
    2021年09月02日
  • 邪悪の家

    A

    購入済み

    面白かった

    読んで損はないと思います。
    途中までは今一パッとしないなと思いながら読んでいましたが
    最後の最後で、なるほどなと。
    私の目は節穴です。

    0
    2021年03月12日
  • さあ、あなたの暮らしぶりを話して

    Posted by ブクログ

    クリスティの旅行記(というより生活の記録)を深町眞理子訳で読む!なんという贅沢な読書体験!これを知らなかった自分を悔やみ、旅行記コーナーに置いててくれた東京堂さんに感謝。
    年下の考古学者の夫と数年にわたり発掘に赴いた、1930年代のシリア。民族ごとに個性豊かな現地の民たち、息を呑む美しい風景。宗教と伝統、文化の違いに、ときにあきれ、困り果てながら、イギリス人らしいユーモアをもってすべて記録していくクリスティの透徹した観察眼。また、夫との仲睦まじさにも心が潤う。
    いやほんと面白いですよ、世界のアガサ・クリスティが、「奥方さまは本を読めなさるのか! えっ、字も書ける! こりゃあ旦那さまも鼻が高い」

    0
    2021年03月11日
  • 検察側の証人

    Posted by ブクログ

    戯曲。
    一気読みできる短さなのにこんなに満足感があるとは。台詞も余計な事は書かれていなくて洗練されている。
    最後の最後まで気が抜けない。衝撃のドンデン返し。

    0
    2021年03月10日
  • 謎のクィン氏

    購入済み

    ひとつ残念なこと

    本の内容には文句ありません。しかし、一つだけ残念なことがあります。それは、この本の原書の巻頭にあったはずの、作者による序文(Foreword)が割愛されていることです。

    0
    2021年02月17日
  • ゼロ時間へ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    最後の最後まで全然事件が起きなかったので、途中で読むのを諦めようかけました。
    でも最後まで読んで本当によかった。犯人が意外すぎて衝撃を受けました。この本は、事件にはそこに至るまでの過程がある、と言うのがテーマらしいのですが、その過程(事件が起こるまでのストーリー)を読んだからこそ、この人は絶対犯人じゃないって気になったので何だか変な感じです。

    0
    2021年01月12日
  • アクロイド殺し

    購入済み

    素晴らしい

    とても面白かったです。

    0
    2020年12月04日
  • 愛の探偵たち

    購入済み

    誤訳を発見

    収録作品の一編、「愛の探偵たち」の中に誤訳を発見しました。「ということは--六時五分から二十分までのあいだに、サー・ジェイムズは」(紙の本と違って、引用箇所のページ数をかけませんが、97%の箇所)という一節です。作中に、6:05という時刻が問題になる箇所はなかったので、変だなと思って、英語原文と比べてみたところ、原文は、
    'Then at – say five-and-twenty past six, Sir James was ...'
    でした。「六時五分から二十分までのあいだに」ではなく、「六時二十五分頃には」とすべきところです。

    0
    2020年11月23日
  • 蒼ざめた馬

    Posted by ブクログ

    若き学者が、正義溢れる女性に尻を叩かれながら連続殺人組織挑むミステリー。
    はじまりは9人の名が書かれたメモ用紙。その人物たちは、皆、自然死している…その不自然さに導かれるように事件に入りこんで行く。
    オカルトやまやかしに捉われず真実を探る姿は、応援したくなる!
    ラストはオセロをかえすようにパタパタと謎が埋まり、真犯人は、、?!
    終わりにタイトル「蒼ざめた馬」が描かれた看板を磨き、事件を分かち合った二人が感慨深く眺める様は物語に相応しいラストでした。

    0
    2020年11月23日
  • さあ、あなたの暮らしぶりを話して

    Posted by ブクログ

    この時代はシリアがフランス統治下だったのだからそれが良かったとは一概に言えないにしても、戦争はなく訪れることもできたのだろうかと思うと色々思わされる。

    クリスティのミステリはもちろん好きだが、自伝的な小説や、こうしたエッセイ的なものも好きだ。
    今や行くことが難しくなってしまった土地、自由さ、不便さ、強さ、そういう景色に憧れる。

    0
    2020年11月22日
  • ホロー荘の殺人

    Posted by ブクログ

    今回の作品はポアロが脇役的で、事件よりも心理面に重点を置いたものだった。
    その分登場人物は個性的で、特にルーシーの性格は浮世離れした不思議系でイラッとした…
    ミッジは最も現実的(現代的?)だったし、苦労してきた分幸せになってくれて嬉しかった。
    違った個性の女性たちの心理描写を巧みに書き上げているのはさすがアガサ・クリスティ!
    推理小説よりも女性たちの心理描写に傾いているから純粋にポアロの推理を期待してたら肩透かしかもしれないけど、すごく面白く読めた。

    0
    2020年11月15日
  • もの言えぬ証人

    Posted by ブクログ

    亡くなったのは人からの依頼状に興味を引かれて捜査に乗り出したポアロ。
    容疑者はお金に困っている身内数人と、彼らを差し置いて故人の遺言によって全財産を相続した家政婦。

    ポアロがあっちこっちに聞き込みをするんだけど、なかなか大胆な嘘をついたりしてて面白かった。
    犯人はやっぱり最後まで分からない。
    容疑者たちの話を聞いていると皆悪人に見えてくるし…でも犯人は本当に予想外だった。
    あと、タイトルの「もの言えぬ証人」=ペットのボブはさして重要じゃなかったのはちょっと残念。
    でも最後にボブが幸せそうで良かった!

    故人を島国根性って表現している部分がちらほらあったけど、日本と通じるものがあってちょっとク

    0
    2020年10月31日
  • 鳩のなかの猫

    Posted by ブクログ

    スリリングな展開で面白い。
    最後、ポアロの謎解き劇場で人が殺されてしまうのはポアロらしくない!って感じ...そこだけスッキリしない...

    0
    2020年10月30日
  • そして誰もいなくなった

    購入済み

    行きもつかせぬ殺人劇!

    映像化もされているが、原作をぜひ読んでほしい。

    0
    2020年10月28日
  • ビッグ4

    購入済み

    壮大なスケール

    ポアロ作品で最もスピード感、躍動感があり印象的な作品です!じっくり人間心理を読み解くというより、アクション映画を見ているような感覚。

    0
    2020年09月11日
  • ベツレヘムの星

    購入済み

    クリスチャン クリスティ

    ある方がクリスマス近くなると読みたくなる本だと言っていて、クリスティファンとしては是非読まなくてはということで購入。
    心が暖かくなる小品で、アガサクリスティはやっぱりクリスチャンなのだと納得できます。

    0
    2022年10月21日