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Posted by ブクログ 2017年03月17日
いやー、すごい。今更だがすごい。さすがクリスティー、さすが女王、と言うしかない。
まず人物の造型がもう。。。テレサ、カッコいい。287ページからのレディー・セント・ルー、カッコいい。ヒューっと口笛を吹きたくなる。
深みある警句の数々、過不足なく拾いあげられた人生の断片から立ちのぼってくる”愛とは...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年02月06日
凄まじいある愛の形。
鉄管工の父を持つ保守党候補者ゲイブリエル、由緒ある貴族の末裔のイザベル。男と女、どこでどう惹かれるのか。肉体、精神、顔、声、それらが相まって関係は始まる。クリスティがここまで凄い恋愛観を持っていたとは。
時は第二次世界大戦、ドイツが降伏した後、日本が降伏するまでの間に始まった...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年11月11日
読者の引き込み方がクリスティーらしいなぁ。小説の最後に、「それは結末じゃない、始まりだ」と言ったのは、私はポジディブな意味にとらえたけど、真意はどうなんだろう。
イザベラみたいに今だけを考えて、自分の輝きをずっと持っていられる人って特別だな。ゲイブリル、クセ強いなぁ。テレサは何事にも理解がある...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年08月14日
探偵ものでないので、なぜだろうと思いながら読み終わって、
解説を読んでわかりました。「アガサクリスティ」の作品でないことを。
「メアリ・ウェストマコット」の第4作とのこと。
The Rose and the yaw tree.
というのが原作名とのこと。
内容からすると、こちらの方がピン...続きを読む
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