象は忘れない

象は忘れない

推理作家ミセス・オリヴァが押しつけられた奇妙な謎。それは十数年前に起きた心中事件は、男が先に女を撃ったのか、あるいは女が男を先に撃ったのか、というものだった。困り果てたオリヴァから相談を受けたポアロは「象のように」記憶力のよい人々を訪れ、過去の真相を探る。著者晩年の傑作。

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象は忘れない のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    アガサ・クリスティーの才能が迸る物語。

    小説家のミセス・オリヴァは、とあることから過去の事件について、関わった人たちから当時の話を集めて真相を解明しようとするも手に負えず、友人のエルキュール・ポアロに助けを求める。

    『象は忘れない』のタイトルは、「象は過去のことを忘れないで、いつまでも覚えている

    0
    2023年10月05日

    Posted by ブクログ

    とある婦人の奇妙な質問から幕を開く本作、作中で描かれる殺人はその質問対象となる1件だけというのに退屈させないのは著者の卓越した構成能力故だろうね


    昔に仲睦まじい夫婦が自殺した。果たして先に銃の引き金を引いたのは父か母かどちらだったのか
    そんな取り留めのない疑問が多くの興味を掻き立て、過去への探求

    0
    2023年07月19日

    Posted by ブクログ

    ポワロシリーズ。
    過去の作品「五匹の子豚」のように、10年以上前の事件の真相を推理する内容。ポワロの友人である推理作家が過去の自殺事件の真相を一緒に推理していく。夫婦二人の自殺として処理されたこの事件は、当時から疑惑が残されていた。そこで、当時の関係者の話を聞いて謎解きをする。象は忘れない、、、とは

    0
    2014年11月17日

    Posted by ブクログ

    初ポアロ♪面白かったです!
    推理作家のミセス・オリヴァが名付け親になっている
    シリヤの両親の12年前の心中事件の真相を調査する為、
    象のように記憶力の良い当時の関係者達を訪ね歩き、
    やがてポアロは愛の悲劇とも呼べる真相に辿り着く。
    「象は忘れない」というのはイギリスに伝わる慣用句で、
    象は自分をひど

    0
    2011年08月02日

    Posted by ブクログ

    クリスティの「回想殺人」の傑作の一つ。ポアロとオリヴァ夫人が活躍する。ドラマティックではないが、丹念に織り込まれた登場人物の心の動きを穏やかに楽しみたい。

    0
    2011年09月17日

    Posted by ブクログ

    1度10代の頃に読んだけれど内容をあまり覚えていなかったので再読。私は象にはなれなさそうです(笑)
    個人的にタイトルのセンスがいいミステリ作品ベスト5に入ると思っている。

    0
    2024年07月01日

    Posted by ブクログ

    十数年前の夫婦心中事件の真相を探る本作。
    新たに事件は起きないし、物語の起伏もほとんど無く淡々と進む。
    でも好きだ。
    事件そのものよりも“人間”に注目し続けたポアロシリーズの集大成…という印象を受けた。
    関係者の記憶を追って辿り着いた真実に、作者の想いが透けて見えるような気がした。
    ミステリーだけど

    0
    2024年06月02日

    Posted by ブクログ

    「アガサ・クリスティ」の長篇ミステリー『象は忘れない(原題:Elephants Can Remember)』を読みました。

    『鳩のなかの猫』に続き「アガサ・クリスティ」作品です。

    -----story-------------
    推理作家「ミセス・オリヴァ」が名づけ親になった「シリヤ」の結婚のこと

    0
    2022年07月22日

    Posted by ブクログ

    久々にアガサ・クリスティー。
    夏の暑さを忘れるミステリーを急に読みたくなっただけだが
    そういえば小説の舞台はオリンピックに湧くロンドン。
    流れに乗っていた。

    1970年代になりポアロはずいぶん年を取ったが
    灰色の脳細胞は衰え知らず。
    ミセス・オリヴァもでてきて変わらぬ様子が嬉しい。

    昔起きた夫婦

    0
    2012年07月27日

    Posted by ブクログ

    【ポアロ】
    1972年クリスティー82歳。
    クリスティーが書いた最後のポアロ。

    十数年前の両親の心中事件は、父が母を先に撃ったのか?あるいはその逆なのか…。

    『五匹の子豚』(1942年)のような過去の殺人の真相を解明する形式。

    ベタなわかりやすい伏線で、テンポもゆっくりで意外性もない。
    でもこ

    0
    2024年09月19日

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