アガサ・クリスティーのレビュー一覧

  • ひらいたトランプ

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    【ポアロ】
    1936年クリスティー46歳の作品。
    タイトルの通り〈トランプ〉のブリッジが重要になってくるので、ルールを知っていればもっと楽しめたのにと思う。
    同じくトランプで事件を解いたヴァン・ダインのアノ事件と似ていた。

    トランプで何がわかるの?と思うかもしれないけど、トランプって本当にその人の性格が出てくるので面白い。

    この作品を読んでる途中に、お正月で親戚達とトランプの大富豪をやったので、Naotyポアロになりきって観察してみた。

    ・序盤から良いカードを出して過ぎて、最後に破滅する〈勝負師タイプ〉

    ・全然良いカードがない、終わったわ…と言いつつ大富豪になる〈策士タイプ〉

    ・自分

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    2025年01月05日
  • ポアロのクリスマス〔新訳版〕

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    清々しいほどに やられましたー!!!!



    血族を聖夜に呼び寄せた偏屈な老当主
    不仲だった兄弟に対して
    辛辣な言葉を浴びせる老当主
    金で子を支配し 長きにわたる家族の不協和音…
    そこに放り込まれた思いもよらないゲストたち…

    血族に辛辣な言葉を浴びせる老当主は
    密室でその代償をはらうことになる…



    アガサクリスティーから届いた
    血で染まる凶暴な殺人という
    時代を超えたクリスマスプレゼント…

    私もポアロのように謎解きに挑むが…
    予想外のトリックと犯人にビックリ!!



    ポアロの終盤の推理劇は圧巻でしたー!!
    ポアロの洞察がとにかくすごい!!

    王道のミステリー最高ですね

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    2025年01月05日
  • 復讐の女神

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    大好きなミス・マープルシリーズ。全13作の中の最後の作品。
    カリブ海の秘密、からの続編となっている。
    とはいえ、カリブ海の秘密を未読でも楽しめます。

    前作、「カリブ海の秘密」で、旅行先で出会った老富豪ラフィール氏とミスマープルは協力して旅先で起こった殺人事件を解決した。
    あれからさらに時が経ち、ミスマープルは新聞の死亡記事でラフィール氏が亡くなったことを知る。
    ところが、死んだラフィール氏からミスマープルにある事件を調べてほしいという依頼があった。なんのヒントも手がかりもないまま、ラフィール氏の手配で、イギリス国内の邸宅と庭のツアーに参加することになったミスマープルに待ち受ける事件とは…

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    2025年01月02日
  • 茶色の服の男

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    【ノンシリーズ】
    2025年の1冊目は大好きなクリスティーから。
    1924年クリスティ34歳。
    デビューから4作目のとても若々しい作品。

    お転婆のアンが国際的な犯罪に立ち向かう冒険スリラー。
    はい、私の苦手な分野(^_^;)
    クリスティ65冊目で好きな作品はもう読んでいるので、苦手な分野でも良いので少しでもクリスティを感じたい。

    主役のアンは『秘密機関』のタペンスのよう。冒険を求めて南アフリカへ向かう船に飛び乗ってしまう。

    船の中は『ナイルに死す』のような高揚感も感じられるし、列車ではドキドキのシーンもある。クリスティが描く船や列車内で起きるストーリーはやはり光ってる。
    船までの前半はミ

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    2025年01月02日
  • ビッグ4

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    ポアロ5作目
    おもしろかったです
    スケールも大きくて、友情描写も熱い
    やっぱりヘイスティングスが相棒なのがしっくりきますね

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    2024年12月28日
  • 葬儀を終えて〔新訳版〕

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    推理作家の折原一がクリスティのベストとして挙げる。
    オリエント急行のような有名どころと比べると、衝撃の真相!というわけではないものの、登場人物の書き分けや展開のうまさが際立つ。作者の熟練の技を感じ取れる作品。

    大きな屋敷の主人が死んで遺産が分けられる。久々に顔を合わせた遺族たちは、どの人物も怪しい…。というなんとも王道の展開。第2次世界大戦後という世相を感じさせる一見とりとめのない会話が重なり合う中に、さりげなく重要なヒントがちりばめられていく。実に読み応えがある。

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    2024年12月27日
  • 検察側の証人

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    ネタバレ

    弁護士ウィルフリッド・ロバーツ卿のところへ弁護の依頼にやってきた好青年レナード・ボウル。
    彼は街で偶然知り合ってから親しくするようになった高齢女性を撲殺した容疑をかけられ困っていた。
    裁判が始まり、検察のマイアーズが証人として高齢女性の家政婦や死体を解剖した医者などを呼ぶ中、レナードの妻のローマインが呼ばれ、レナードに不利な証言をしたことでレナードの立場は厳しくなっていく…。

    戯曲(台本)形式で書かれていて、舞台の様子が想像しやすい。
    事件自体はシンプルだし、シーンも事件現場と弁護士事務所と法廷だけしか出てこないけれど、はられた伏線が最後の方に何重にも効果を発揮して驚いた。

    アガサクリステ

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    2024年12月22日
  • クリスマス・プディングの冒険

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    ネタバレ

    英国の楽しいクリスマスをポアロとご一緒に。

    ポアロがいくつかとミス・マープルがひとつの短編集。クリスマスのご馳走になぞらえて「はじめに」で紹介されているようにどれも素敵なご馳走。

    特に「クリスマス・プディングの冒険」は、イギリスの古風なクリスマスは楽しいと思わせる作品。そこに宝石を巡る謎と偽装の殺人事件。クリスマス・プディングに銀貨や色々なものが埋め込まれているというのは、ミステリにぴったりだ。

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    2024年12月22日
  • バートラム・ホテルにて

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    イギリスの作家アガサ・クリスティの長篇ミステリ作品『バートラム・ホテルにて(原題:At Bertram's Hotel)』を読みました。
    『愛の探偵たち』、『フランクフルトへの乗客』に続き、アガサ・クリスティの作品です。

    -----story-------------
    姪のジョーンが、気分転換に旅行をすすめてくれたとき、ミス・マープルはロンドンのバートラム・ホテルを選んだ。
    14のとき、叔父と叔母が一度連れていってくれたことがある。
    落着いた雰囲気のうちに、目立たぬぜいたくがあるホテルだった。
    が、なにしろはるか昔のことである。
    どんなに変ってしまったか、心配でもあった。

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    2024年12月21日
  • スタイルズ荘の怪事件

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    クリスティデビュー。
    なかなか登場人物がごっちゃになったけど、進むにつれてどんどん読めちゃう。ヘイスティングズの推理が混乱させてくる

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    2024年12月19日
  • 予告殺人〔新訳版〕

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    ミス・マープルを初めて読んだけど、普通のおばさんなのに面白い探偵だった。なかなか一筋縄でいかないストーリーだったし、予想外のラストで驚いた。

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    2024年12月17日
  • 愛国殺人

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    ネタバレ

    ポアロのかかりつけの歯医者が殺された?

    ポアロでも歯医者は憂鬱なんだなぁと微笑ましく感じる冒頭。しかし歯医者は遺体で発見され、治療ミスを悔いての自殺とされる。ポアロはいくつか引っかかったことをたぐるために、調査を進めるが——。

    犯人がポアロに見逃してくれるように願う理屈は、自分が国家の安定に必要な人物だから、というもの。それに対してポアロは返す。あなたは4人の命を犠牲にしている、大切にしたいのは誰も自分の命を他人から奪われないことだ、と。まさにポアロの言うことは正しい。誰も自分の命を他人に奪われない、それは国家の存続よりも大事なことである。

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    2024年12月15日
  • 蒼ざめた馬

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    ミステリー✖️オカルト。同じ様でいて全くちがう様でもある二つ。それを見事に融合し、鮮やかな謎、そして大胆なトリックを生み出している。クリスティの引き出しは無限だ。

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    2024年12月13日
  • メソポタミヤの殺人〔新訳版〕

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    ポアロシリーズ12作目。1936年の作品。

    テル・ヤリミア遺跡調査団宿舎の間取り図が出てきたところで、前に読んだことがあると気がつきました。そのあとで犯人も思い出しだので伏線とミスリードを確認しながら読んだのですが、これがなかなか楽しかった。
    アガサ・クリスティーはやっぱり犯人がわかっててもおもしろいなあ。

    遺跡発掘現場が舞台で、考古学者と再婚した美しきミセス・レイドナーが調査団たちに巻き起こす不協和音が事件の発端となるというのが、設定からして皮肉めいています。
    アガサ・クリスティーが考古学者と再婚したのが1930年。とうぜん、彼の発掘調査に同行したこともあるでしょうし、その時に現場で

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    2024年12月14日
  • ブラック・コーヒー〔小説版〕

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    細かい描写はあまり無くとも、容易く情景や状況が目に浮かぶほど分かりやすい。登場人物たちがこれまた個性的なため、混乱なく読み進めることができた。ポワロとヘイスティングス大尉が仲良く登場し、チャーミングなやり取りは必見。毒ものは単純で広がりが少ないと思っていたが、さすがはクリスティー。しっかり愉しめた!

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    2024年12月13日
  • クリスマス・プディングの冒険

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    【ポアロ・マープル短編】
    久しぶりのクリスティー。
    Audibleに未読のクリスティーが追加されていて大興奮!
    クリスティーの短編は苦手で全く手を付けていなかったので、Audibleで聴けるのはありがたい。

    「クリスマスにはクリスティーを」ということで、12月にピッタリのこの作品。

    〈はじめに〉で語っている、クリスティーの子供時代のクリスマスの様子がとても素敵で幸せそう。聴いていてこちらまでほっこりした気分になった。
    「読者の皆様に。クリスマスおめでとう!」というクリスティーからのメッセージが嬉しかった(⁠*⁠˘⁠︶⁠˘⁠*⁠)⁠.⁠。⁠*⁠♡

    『グリーンショウ氏の阿房宮』は、お久しぶり

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    2024年12月08日
  • 五匹の子豚

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    16年前の事件の真相を暴くという他とは違ったストーリーだった。エイミアスとキャロラインの関係性は想像してた通りだったけど、他のカラクリはやっぱり分からなかったー!人の話だけを頼りに心理学的に解くのはポアロにしかできない。

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    2024年11月27日
  • 動く指

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    本当にミスリードが上手い。
    毎回振り回される。
    確かに“火のないところに煙は立たない”と言うけれど…なるほどねえ。
    始まりは傷痍軍人のバートンの元に届いた悪意ある中傷の手紙。
    それはリムストックの住民達にも無差別に届けられ、ついには自殺者まで出てしまう。
    この匿名の手紙は何を意味しているのか。
    そして差出人の意図とは?

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    2024年11月24日
  • 複数の時計

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    ポアロもの。

    〈カヴェンディッシュ秘書・タイプ引受所〉に所属するタイピストのシェイラは、名指しで派遣の依頼を受け、依頼人の家を訪問します。
    依頼人ミス・ペブマーシュは不在でしたが、指示された部屋に入ると、現在の時間とは異なる“4時13分”を指した複数の時計が置いてあり、さらにソファの横には知らない男性の死体が横たわっていて・・・。

    「時刻のずれた複数の時計が置かれた部屋の中の謎の死体」
    という、冒頭の事件現場のミステリアスな状況に、グイっと心をつかまれて、今後の展開への期待値が上がった状態で読み進めた私。
    しかも、その家の主人で目の不自由なミス・ペブマーシュはそもそもタイピストを依頼してお

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    2024年11月12日
  • スタイルズ荘の怪事件

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    エルキュールポアロシリーズの第1作。

    ポアロといえば、小説を読んだことのない人でも、一度は聞いたことのある名探偵なのではなかろうか。
    そんなポアロが小男で、私からしたらそんなに褒められた外見ではないという事は皆様は知るまい。
    ただ、そんなことは関係なく、推理を聞いていれば、心理分析を聞いていれば、たちまち虜になるのがポアロなんだなと。
    これを機に何作か読む予定。

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    2024年11月01日