アガサ・クリスティーのレビュー一覧

  • ビッグ4

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    ネタバレ

    著者の失踪事件後に書かれた話でもあるためか、ミステリー小説としては毛色が異なり、ビック4を追いながらも人質になったり殺されたり、冒険小説に近い。

    先にアクロイド殺しを読んでおり、ポアロがなぜ引越してカボチャ栽培をしている状態なのか謎だったが、本作の結末に、こんな凄い経験をしてしまったのだからもう探偵業を廃業しようという旨があり、そこからアクロイド殺しに繋がるらしいのが面白かった。

    序盤こそ謎の訪問者がビック4に関する言葉を残して突然死するなど面白かったし、まさかの双子の兄弟の登場は意外ではあったが、都合が良すぎる感も否めない。
    これだけ、ビック4というメンバーは巧みな犯罪集団だ〜という雰囲

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    2026年02月13日
  • 邪悪の家

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    ネタバレ

    またまた合間にクリスティーをサクッと1冊挟もうとポアロ登場の『邪悪の家』へ。

    ポアロとヘイスティングズは保養先のホテルで1人の女性と出会うのだが、彼女が何者かに命を狙われていることを察知したポアロが真相究明に立ち向かうところから話が始まる。
    あれ、でも何かこの冒頭のあらすじに既視感が…
    何だろう、何だろうと思っていたら、思い出しました。

    ※以下、盛大にネタバレを含むので未読の方にはオススメしません。それぐらい知ってしまうと驚きが半減してしまうと思われます。
    興味があれば知らずに読むのが吉!









    実はこのお話は昔NHKのアニメで放映してたんですね〜我ながらよくあらすじを覚えてた

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    2026年02月11日
  • 死との約束

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    事件がなかなか起きないので前半少し飽き始めていた。事件そのものはトリックを使ったものではなく、容疑者の証言の聞き取りを中心に解明していくのだが、辻褄の合わないところがあることから、誰かが嘘をついているか思い違いをしているか。一見無関係に思えるような証言もポアロは決して軽視することはない。終盤で、『この人が犯人だとすると』『この人が嘘をついているとすると』など、いろんな仮説をたて、真実をつきとめる彼は人の心理から謎を解くスペシャリストだ。

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    2026年02月07日
  • 秘密機関

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    クリスティ作品では異色の若者たちの冒険譚。
    とても面白いけど、なんとなく拙さを感じるな?と思っていたら、長編作品としては2作目と知り納得。いやこれで2作目ならめっちゃすごいやん、さすがクリスティ。
    フィクションならではのとんでも展開連発と、戦後の混乱期を逞しく生き抜こうとする若者たちのリアリティが絶妙な塩梅で表現されていて、とても楽しい冒険活劇だった。
    そしてなにより、主人公たちが平民ってのがいい。クリスティ作品に限らず、ドラマチックさを求めるミステリの舞台はどうしても上流階級の世界に偏りがちだけど、トミーとタペンスは完全な一般市民。なんなら貧乏。圧倒的に親しみの持てるキャラクターで、根強いフ

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    2026年02月07日
  • 秘密機関

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    クリスティ作品の中で気になっていた
    冒険ミステリー小説、トミーとタペンスのシリーズ一作目(なんかおもしろいジャンル)

    和田誠さんの表紙イラストが「タイタニック」みたい。

    幼馴染の2人が久しぶりに会って
    いい仕事ないかなー、お金儲けしたいな、
    じゃ冒険家なんてどう?
    と、突拍子もない流れで
    えらいシリアスな事件に巻き込まれてしまうという、不思議なお話。

    あまり細かいことは気にせず
    彼らの冒険に実を委ねて楽しむのが良い。
    タペンスがとってもチャーミング。

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    2026年02月04日
  • スタイルズ荘の怪事件

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    読みやすくてびっくり!
    ポアロシリーズは何作かずいぶんと前に読んだ記憶があるけど、あらためて1作目のこちらから読んでみることにした。
    ヘイスティングスのキャラが気のいい青年といった感じで良かった。

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    2026年02月01日
  • 雲をつかむ死

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    ★★★ 読めてよかった

    最後まで、ピースが揃わないもどかしい思いをした。アリバイを成立させるトリックは圧巻だったが、他がおそまつのように感じた。

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    2026年01月29日
  • 書斎の死体

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    ネタバレ

    作品の書かれた時代を考慮する必要があります。

    あまりそれを深く考えていなかったので、

    真相を知ってガッカリしてしまった。

    ミス・マープルシリーズは初めて読んだ。

    読みやすいけど、

    マープルがどんな人物なのか、今一つ掴めない。

    映像化されたものを見てみたい。









    -------ここからネタバレ---------









    それにしても、

    警察が介入して検視しているのに、死体が別人とは…

    でもDNA鑑定とか無い時代は、証言がすべて。

    仕方なし。

    確かに、車が全焼しても死体が誰なのか分かるって、

    科学が発達してないと分からないよね…

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    2026年01月25日
  • ABC殺人事件

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    ネタバレ

    ハヤカワ文庫の80冊フェアで購入。新キャラ「めくるふ」がかわいい。

    Aの頭文字がつく土地でAで始まる名前の持ち主が殺され、B、Cと続いていく。ポアロにとって初めての無差別殺人事件。ポアロを嘲笑うかのように届く予告状。殺人を止めることができるのか?

    あれ?犯人すぐ分かっちゃうよね?簡単すぎるやん。と思ったけど、もちろんそんな訳ありませんでした。真犯人の犯行の動機、徹底した計画性と冷静さ、他人を犯人に仕立て上げる狡猾さが怖い。動機にこだわったポアロの推理はお見事。作中で出てきた『森を見て木を見ない』という言葉が印象に残りました。

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    2026年01月17日
  • ヒッコリー・ロードの殺人

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    アガサ・クリスティ4作目。
    少し人種差別的な表現が嫌だったけど、当時の時代背景を考慮すればしょうがないのか。
    合計で3人も亡くなると思わなくてびっくりしました。最後は全部繋がっていて無駄な話が無かったのも良かった、流石クリスティ!
    次は何を読もうかな!

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    2026年01月15日
  • ABC殺人事件

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    犯人に見当つかなくて、展開にびっくりしました。
    私の頭の中で、ポワロが「君は何も考えていないね」って笑顔で言ってきます。展開も早くて飽きずに読み切れました。

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    2026年01月14日
  • ヒッコリー・ロードの殺人

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    ポアロの秘書レモンの姉ハバード夫人が寮母をするヒッコリー・ロードで、リュクサックやスカーフがズタズタになったり、インクがぶちまけられたりという事件が発生。その中のいくつかをやったと自供したシーリアは次の日コリンと婚約すると発表。発表後すぐに寮で服毒される。
    シーリアが殺害されるまでに細かい事件がたくさん起きて深い意味があるのかと思えばそんなでもなかった。誤魔化し的な意味で木を隠すなら森みたいなもんで。
    家宅調査から密輸疑惑が出て、麻薬、偽装パスポート、知りすぎた人達が殺されてくる展開でそんなにひねりがあるわけではなく、人格不適合者がそのまま捕まる。

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    2026年01月12日
  • パディントン発4時50分

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    汽車の中で殺人事件を目撃したが、死体が出てこない。死体はどこに消えたのか?
    汽車から持ち出したなら、線路の近郊の大豪邸が怪しい。それでは大豪邸の召使にスパイを送って調べてもらおう、、、
    といった話。
    途中が長く感じるが、まあこんなもんかといった感じ。
    マープルより自身の足で調査する探偵感のあるポアロのが好きかもなあ。

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    2026年01月11日
  • 青列車の秘密

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    ネタバレ

    ポアロの登場まではちょっと気が遠くなったり眠たくなったりしましたが、最後まで読んだら面白かったです。しっかり読んでいれば分かったであろうトリックと犯人でしたが、私はまったく気づかなかったので、おかげで楽しく謎解きを読むことができました。

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    2026年01月07日
  • スタイルズ荘の怪事件

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    ネタバレ

    スタイルズ荘でお金持ちの老婦人が毒殺されるが、荘の中の人々は割と冷たい。自分が疑われない限りは普段の生活をしているように思えました。ポアロがヘイスティングズへ小出しにしていたヒントは気付かなくて、犯人が分かった時はしっかりと驚きました。外国の小説はあまり読まないから、名前や愛称にとても苦労しました。一気に読まないと、何も分からなくなってしまいそうな感じ。

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    2026年01月07日
  • クリスマス・プディングの冒険

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    イギリスの往時の豊かなクリスマス風景が目に美味しい。表題作もほかの短編も現在なら成立しないトリックだけど、楽しいのはなぜかいな。ポアロ5編にミス・マープル1編。

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    2026年01月06日
  • ハロウィーン・パーティ

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    ハロウィンパーティーで何者かに少女が殺されるという話だが、数日かかって読み進めているうちに、何だかいまいちよく分からない話に感じてしまった(笑)

    作品のテンポとしては、ほぼほぼ会話で進んでいくので読みやすくはある。

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    2026年01月05日
  • ブラック・コーヒー〔小説版〕

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    みんなが怪しい、ギスギス家族。怪しい異国人。
    クリスティらしいシチュエーションで雰囲気は楽しめたが、犯人がわかっても、「へーこの人なんだ」だったかな。戯曲版も読んでみたい。

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    2026年01月03日
  • 終りなき夜に生れつく

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    ネタバレ

     ずっと手にしようとしていたものが、寒々しくて無価値なものであったと理解し始めた瞬間。そこにゾッとする。ある瞬間をきっかけに、少しずつ自分の中の歪んだ欲望が大きくなっていく過程は、誰にでも起こりうるのではないかと思うと、それも怖い。エリーとの穏やかな日々を自分の手で壊さずにはいられなかったのは、「終わりなき夜に生まれついた人間」の性なのでしょうか。

     読み返していると、マイクは無意識に、エリーのことをかなり愛していたと感じた。グレタという存在と計画実行のための歪んだ欲に覆われて、穏やかな幸せに自ら蓋をした。全て終わってから、その構図をマイク自ら理解した。後悔というよりも、冷静な理解に近いのか

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    2026年01月03日
  • 終りなき夜に生れつく

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    読み終わって初めて題名が理解できるような気が。95%は、淡々とした日記を読んでいるような感覚。ただ、なんか裏がある雰囲気は感じる…みたいな本だった。

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    2026年01月02日