アガサ・クリスティーのレビュー一覧

  • バートラム・ホテルにて

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    ネタバレ

    なぜ私が、このアガサ・クリスティーをこよなく愛する私が、☆3評価にしたか。それは簡単な話である。

    マープルさんがほとんど出てこないんだもの!!

    マープルシリーズでなければ良いんですよ、気にならないし寧ろ面白いと思う。でもマープルさん出てきてるじゃん! マープルさんの活躍見たかったんだけど!!
    というファン心理である。

    とはいえ話自体はそれなりに面白かった。
    犯人を考えながら読み進め、バートラム・ホテルの意外な素顔に「なるほど?」となり、まぁ途中で女流冒険家ベス・セジウィックとエルヴァイラが母娘であることはすぐにわかったのだけれども。
    元軍人のドアマン、マイケル・ゴーマンとエルヴァイラの関

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    2025年05月28日
  • 五匹の子豚

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    クリスティー作品の中でも「隠れた名作」と名高いこちら。
    回想の殺人というのもいまいちピンとこなかったのですが、じっくり読み進めてみて、各々の証言から矛盾を見つけ出すポアロさんの手腕に改めて脱帽でした。

    私がこれまでに読んだ中では、『杉の柩』『ホロー荘の殺人』カテゴリに分類されるような、特に人物描写に凝った本作。
    16年も前のことであっても、やはり人が一人死んでいるわけで、それぞれに注目している観点や忘れられない出来事があるのが興味深いです。また、真相に関しても二転三転……からの着地で、その美しい自己犠牲精神に驚きでした。

    ただ、個人的に愛着の沸く人物があまりいなかったのがハマれなかった点と

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    2025年05月28日
  • ハロウィーン・パーティ〔新訳版〕

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    この本を読んで数日後、「名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊」視聴しました。映画が気に入った方、クリスティ作品でオカルトっぽい「蒼ざめた馬」、設定が似ていると感じた「ねじれた家」も映像化されいていますのでご一緒にいかがでしょうか。

    以下、本について。個人的にクリスティは大好きですが、こちらの作品は若い子がたくさん出てきて、少しばかり軽く感じます。時代背景も相まって70年代のよくできた少女漫画のようです。キャラクター(特に女性)の書き方は流石と思いました。

    あとがきの解説で映画化について触れられていました。仰る通り原作の面影は全くなかったですが、ちゃんとクリスティでした!

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    2025年05月28日
  • ホロー荘の殺人

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    アンカテル卿の午餐に招かれたポアロを待っていたのは、血を流している男と、その傍らでピストルを手にしたままうつろな表情をしている女だった。それは風変わりな歓迎の芝居でもゲームでもなく、本物の殺人事件だった!恋愛心理の奥底に踏み込みながらポアロは創造的な犯人に挑む。

    登場人物みんなが少しずつ歪んでいて怖かった。まともかな、と思った人ですら恋心こじらせすぎだし。一見相手を崇拝して何でも言うことを聞くような人ほど、その敬愛が崩れたときの反動がすごいんだよな。人が予想もつかないパワーを出すというか。普段怒らない人を怒らせたらいかん。個人的にはアンカテル夫人が一番怖かった。あまりに怪しすぎて絶対犯人だと

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    2025年05月25日
  • ハロウィーン・パーティ〔新訳版〕

    mu

    ネタバレ 購入済み

    映画

    映画が面白かったので原作も読んでみたくなって買った。全然違った。別物として楽しめたけど、犯人との直接やりとりとか逮捕劇も無く、最後の答え合わせ的なのがあっさりしてて少しがっかり。少女がピンチになるところはハラハラして良かった。再度、映画がみたくなった。

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    2025年05月18日
  • 三幕の殺人

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    タイトルがすべてを表している、という書評を読んだがその通り。

    元俳優チャールズのハウスパーティーで老牧師が毒殺された。チャールズとそのパトロン・サタースウェイト、ミス・リットン・ゴア(通称エッグ)は殺人ではないかと考察する。しばらくしてチャールズの友人バーソロミューも自身のハウスパーティーで他殺ともとれる死を遂げ、三人は犯人を突き止めようとする。

    ポアロがあまり出てこないし、元俳優のチャールズがしょっちゅう芝居がかった台詞で考察を披露するので、そこが少し鼻につく。が、若くてチャーミングなエッグが年の離れたチャールズに恋をしていて、一生懸命振りむかせようとするのがとても可愛くて退屈しない。

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    2025年05月14日
  • 殺人は容易だ

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    多くの人が死ぬのに、理由がそれかと思ってしまう。確かに題名通り、誰にも怪しまれず殺人とばれなければ、殺人は容易だ。

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    2025年05月10日
  • 終りなき夜に生れつく

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    ネタバレ

    主人公が一人称ですべてを語るとき、
    読者は感情移入がしやすく、
    自然と主人公側に立って物語を俯瞰し、
    一緒に物語の旅をすることになる。

    でも、それがクリスティーの手にかかると、
    この一人称も読者を欺く手段となる。

    普通に考えれば、あり得ない。
    転職を重ね、これと言った取り柄もない貧乏人の青年マイクと、
    アメリカの大富豪の娘エリー。

    このあまりにも育ちが違う二人が一緒になり、
    ロマンスとして描かれる。
    まるで「ローマの休日」のように。

    途中、暴力や殺人、それにつながる憎しみ等の描写は描かれないが、
    ラストになって押し寄せる欲望、殺人はこれまでのロマンスとして
    描かれたものを一気に破壊し、

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    2025年05月09日
  • 青列車の秘密

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    展開が早く、登場人物が少し多い感じがする。パートナーのヘイスティングが登場せず、ポアロとその他の登場人物の会話でストーリーが進む。これまでと違うタイプの物語。いろいろ怪しい人物がでるが、結果は単純。犯人に納得する。

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    2025年05月08日
  • 葬儀を終えて〔新訳版〕

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    ネタバレ

    恩田陸のエッセイで紹介されていて読んでみた。
    金持ちの一家、遺産相続争い、のような舞台ではあるが、焦点はそこではなさそう。
    兄弟、姪たち、親族一人一人が怪しくて、なんなら執事も召使いも怪しく思えてきて、ポアロの謎解きだよりだった。最後の演説を聞いて納得。
    描かれてきたコーラの人物像。そして、事件の発端となる「だって彼は殺されたんでしょ?」この発言自体がコーラじゃなかったなんて。

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    2025年05月05日
  • カリブ海の秘密

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    犯人候補が多すぎる。
    性別さえも決め切れなくて絞り込むのが大変。
    誰も彼も怪しい。
    クリスティ作品で犯人当てに挑戦するのは無謀だったか。
    療養で訪れた西インド諸島で事件に巻き込まれたミス・マープル。
    積極的に探偵役を引き受ける彼女と偏屈屋ラフィールとのやり取りが面白い。

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    2025年05月05日
  • ひらいたトランプ

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    トランプのゲーム自体への理解が不十分ではあったので、100%この話を楽しめたわけではないのが残念だが、意外性かつハラハラを味わえる本だった。

    最近年のか海外小説の登場人物を覚えるの苦手になってきたなあ。誰だっけと思ってしまうことが増えたのでぜひ訓練したい。

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    2025年05月04日
  • ハロウィーン・パーティ〔新訳版〕

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    ネタバレ

    あの人が目撃したものは。

    殺人を目撃したと吹聴した嘘つきの少女ジョイスが殺された。彼女は口封じのために殺されたのか。パーティーに居合わせた推理作家のオリヴァーは、ジョイスが自分の気を引くために嘘をついたのだと自責の念にかられ、ポアロに助けを求める。村にやってきたポアロが様々な人から話を聞いて見つけた過去の事件とは——。

    校長先生の勘すごい。誰もが怪しい感じで出てくるし、遺言書の偽造とかも出てくるし、何もかもが関係しているのかと思いきや、真実として出てくるのは、「ジョイスは嘘つき」「遺言書の偽造はあった」「世話をしていた外国人女性の失踪」最初から示されていたことはその通り。解釈次第なのだ。ど

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    2025年05月03日
  • そして誰もいなくなった

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    クローズドサークルの金字塔

    色んな小説を読む前にこの小説に出会ってたら凄く面白かったんだと思う。ある意味でこれの焼き増し、上位互換みたいな小説が沢山ある(十角館の殺人とか)から特別面白いとは思わなかった。けどこの本から全部始まったんだと思うと凄い。よく分からん正義漢の自殺がオチっていうのも在り来り。この本が原点なのは分かるけど、今やこの本をもとにより面白い作品が多すぎて刺さらなかった。

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    2025年05月03日
  • 教会で死んだ男

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    【教会で死んだ男】:物足りない。人物の背景、謎解きもうちょっと欲しかった。残念。
    【洋裁店の人形】:何とも言い難し。
    【スズメバチの巣】:ストーリーは恋愛感情の縺れが原因。注目すべき点は、ポアロがまだ起こらない事件を未然に防ぐために行動する点。
    【プリマス行き急行列車】:謎解きもう少し欲しかった。ポイントは証言者の話。
    【二重の手がかり】:謎解きはまあまあ。注目すべき点は、ポアロも感心する女性の登場。テレビドラマでは、ポアロとの恋愛仕立てになっていたのに(笑)

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    2025年05月05日
  • 愛の探偵たち

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    読みながら別のこと考えてしまって気付いたら終わってる。ねずみとりが入ってたから、他の短編よりは読みやすかった。でもやっぱりアガサ・クリスティーの短編はそんなに好きじゃない。

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    2025年04月29日
  • 複数の時計

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    ポアロが完全に脇役で、あまり登場しません。
    時計という題名がつけられているわりには、事件のメインではありません。
    一度読んで犯人などがわかっているうえで、再読すると違った面白さがあるように思います。

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    2025年04月26日
  • 牧師館の殺人

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    ネタバレ

    昔読んだはずだけど、他作品の情報入り乱れて静かに没頭できなかった。語り手が犯人だったか?一度起訴されて無罪放免になったら同じ罪に問えないこと利用してわざと捕まる話だったか?などなど。
    マープルさんのよさは火曜クラブの方がキラリと光る。

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    2025年04月25日
  • エッジウェア卿の死

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    文章に慣れず、読むの疲れました
    呼び方が変わるので
    誰が誰だかわかんなくなっては 
    戻ったり、、とほほ

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    2025年04月28日
  • 火曜クラブ

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    短い話なのにちゃんと筋の通ったオチのあるミスマープル短編集。経験則から謎を解いちゃう洞察力鋭いところが素敵。

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    2025年04月23日