アガサ・クリスティーのレビュー一覧

  • 蜘蛛の巣

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    イギリスの上流階級に属する人間の振る舞いがどうにも鼻について気持ちが悪い。特にヒロインのキャラ設定は殴りたくなる。
    けど、話はオモシロイ。さすがはクリスティーなんだなと思いつつ、昔は感じなかったのに最近は階級社会の嫌らしさが気になるようになっている。歳のせいかな。

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    2025年09月06日
  • 白昼の悪魔〔新訳版〕

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    ネタバレ

    読みやすーい!
    読書がちょっとマンネリ気味でもクリスティーはさくさく読めるし楽しい。でも今回は読書脳があまり働かず、登場人物の名前と特徴があまり一致しない状態で読み進めてしまって、クリスティーを読んでるときの楽しさはいくらか少なかった。もったいないことをした。
    物語の展開も王道のポアロシリーズという感じで、さまざまな証拠や状況が散りばめられて一気に収斂されていく。
    他の扼殺事件の話が出てきたときは、絶対関係あるんだよわかってる!!と思いながらも関連性は思いつかず…これわかる人いる…??

    アリーナは男をたぶらかす悪魔のような女性だと思われていたが、最後に実はその逆で、アリーナが男に依存してしま

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    2025年09月03日
  • 書斎の死体

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    マープルシリーズを読んだのは初めて
    表紙に惹かれて購入したものだった
    どこか のんびりとしたミステリ
    安心して最後まで読んでいられた

    水戸黄門的 存在のマープル笑
    必ず解決すると分かっているからこその
    安心感なんだろうな

    犯人の目星をつけつつ読んだけれど
    見事にハズレ!
    思わせぶりなシーンに惑わされた感
    さすがです

    ハラハラ ドキドキはしないけど
    気軽に読めるミステリも
    たまには良いなぁと思った

    頭の中で映像化しやすい描写なので
    ドラマVer.も見たくなってきた
    マープルとポアロシリーズ。
    紅茶でも飲みながら
    ゆったり観たいものだ


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    2025年09月02日
  • パディントン発4時50分

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    この本の前に読んだクリスティのミステリが、事件発生まで大分時間があったのに対して、今回は初っぱなで事件が起きているので『おーっ』とか思った。
    トリックが解き明かされるのは割と淡々としている印象で、人間関係をそれなりにねちこく展開している感じでした。犯人はコイツかなーと思ったら、案の定ちがっていて私は本当に探偵に向かないとか思ってしまうし、作家にとっては良い読者だよね。などと思った。
    ミスマープルのシリーズは意外と読んでなくて、この本を読んでも半分いってない。ミス・マープルは、若い頃に読んだ時は『実際いたらやなばーさんだろうな』と思っていた。今もそう思っているけれど、なんだか憎めないというか、こ

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    2025年08月28日
  • 杉の柩

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    ネタバレ

    ポワロ出てくる。タイトルは謎。そんなことあるんだ?!となる話。珍しい法廷系だった。やり取りや臨場感が愉しめる。

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    2025年08月28日
  • ゼロ時間へ

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    ネタバレ

    2/3程過ぎても何も起きず、なんだなんだと読んでいたが、驚きの結末。テニスプレーヤーのネヴィルと若き妻ケイ、離婚した妻オードリー。オードリーが殺人をしたと見せかけてネヴィルだった。最後、冒頭にいたアンガスという自殺に失敗した男が目撃者になり、オードリーと結ばれるという運命的な展開。オードリーを捨てたのかと思ったがネヴィルが捨てられたのか。男の逆恨みって怖すぎる。バトル警視が探偵役。ポワロは居ないが全然面白い。

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    2025年08月28日
  • 鳩のなかの猫

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    ネタバレ

    宝石を巡るサスペンスの舞台は名門女子校!

    とある中東の小国で革命が起こり、宝石が消えた。一方、ロンドンにある名門女子校では新しい先生と新しい生徒たちを迎える。新設の室内競技場で新任の体育教師が殺された。殺人事件が続き、外国の王女の誘拐まで起きた。ポアロは学校の危機を救えるか——。

    面白い。ポアロはラストに少しだけ出てくるに過ぎないが、そのきっかけになる少女ジュリアの賢さと勇気が快い。しかもあのモーリーン夫人の関係者である。『マギンティ夫人は死んだ』を読んでいれば、ポアロがその宿でどれだけうんざりする目に遭ったか思い出せるし、しかもオムレツは美味しかった、とくるのである。ファン向けの描写だ。

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    2025年08月24日
  • マギンティ夫人は死んだ

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    ネタバレ

    隠された過去をポアロが見つける。

    マギンティ夫人という1人の女性が殺された。犯人は死刑になろうとしている。しかしそれに納得できないスペンス警部はポアロに再調査を依頼した。ポアロが見つけたのは——。

    なるほどとは思ったけど、証拠がほぼなくて犯人の自白頼りなのがすっきりしない。しかしみんな善人だと言われた村の人々に何かあったというのが面白い。人は見せている面だけではない。

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    2025年08月23日
  • ビッグ4

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    なんかこれは微妙だった。
    ビッグ4がなんなのって思ったし、ミステリーというよりはライトノベルみたいな。
    巨匠もこんなの書いてたりするんだなと。

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    2025年08月23日
  • ベツレヘムの星

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    ずるい、と思ってしまった。
    こんなに心理描写に長けた作家がキリスト教のことを、クリスマスのことを書いたら、幻想的で、幻惑的で、ふわふわした読後感になるに決まってるじゃない?

    中でも「水上バス」が気に入りました。
    絡まっていた気持ちがほどけていくさまが素敵だと思いました。

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    2025年08月17日
  • オリエント急行の殺人

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    ミステリといえばの作品に触れてみたくお盆に購入。
    結末になるほどとなるとともに過去に読んだ作品にオマージュがあったことに気付きやはり名作は読んでおくと良いなと思いました。

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    2025年08月16日
  • ビッグ4

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    それまでのポアロシリーズとは一線を画すように感じられた作品でした。

    世界を股にかけた舞台設定なのはもちろん、ポアロ達が国を跨いであちらへこちらへ飛び回り、また捕まったり逃亡したり、ひと度ならず何度も死地にみまわれたり。それまで印象として持っていた「ポアロの探偵小説」の感じとは全く違ってひどく新鮮に感じました。

    一章ごとに大きな事件、新たな真実、はたまた新たな謎が浮かび上がってくるのが刺激的で、まるでドラマを観ているように楽しみながら読んでいました。
    それらのことからも、探偵小説というよりは冒険活劇っぽいなという印象が強かった作品です。

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    2025年08月15日
  • オリエント急行の殺人

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    有名な作品なのは知ってましたが内容まで知らず、、
    「そして誰もいなくなった」でアガサ・クリスティの魅力に気付き読みました。
    この作品もやっぱり好きな1冊になりました。

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    2025年08月10日
  • 白昼の悪魔

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    久々のポアロさんです。
    新訳が出たのでそちらをと思ったのですが、本屋さんで手に取ったらなんと1800円+税……!
    さすがに躊躇ってしまい、旧訳の方で読みました。本も高くなったなぁ。。

    以前、ドラマで「砂に書いた三角形」を視聴しており、その短編を発展させたものがこの『白昼の悪魔』だと耳にしました。
    なので、あのお話と似た結末なのかな〜と先入観ありまくりで読んでしまい、結果的に犯人にはすっかり驚かされることに。
    まあ私が勝手に騙された話は置いておいて、今作は非常にシンプルなフーダニットであり、途中で疑問点が整理されるなど、なんだか久しぶりに王道なミステリーを読んだ気がしました。
    『エッジウェア卿

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    2025年08月10日
  • 第三の女

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    ポアロもの。

    ある朝、ポアロの元に「自分が犯したらしい殺人について相談したい」と、ノーマという若い娘が訪ねてきます。
    ですが、ポアロを見た彼女は「(ポアロが)お年寄りすぎるから・・」と、結局何も告げないまま去ってしまい・・。

    朝食を邪魔された挙句に「年を取り過ぎている」(←言わば、“オジイは無用!”ってこと?)と、言われてしまい、しょっぱなから大ダメージのポアロがお気の毒。
    とはいえ、“腹は立つけど、殺人があったのか気になる”ってことで、オリヴァ夫人全面協力のもと、捜査を開始することに・・。

    さて、「殺人しちゃったかも・・?」と言っているノーマなんですが、話を聞いても支離滅裂だしあまりの

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    2025年08月06日
  • ビッグ4

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    ポアロシリーズにしては珍しくスパイ小説風。
    巨大な組織と戦うポアロ、ヘイスティングズのコンビが素晴らしい。

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    2025年08月04日
  • ポアロ登場

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     14編が収録されており、盗難、誘拐、失踪、殺人など多彩な事件が展開される。
     ヘイスティングズとの掛け合いや、ポアロの「灰色の脳細胞」を駆使した推理が冴えわたり、次々と事件を解決に導く様子が印象的だった。珍しい失敗談も含まれており、短編集ならではのテンポの良さとともに、初期ポアロ作品の魅力が凝縮された入門にふさわしい一冊だった。

    ●首相誘拐殺人事件
     首相が戦争の和平交渉会議直前に姿を消すという大事件に対し、警察も諜報機関も手詰まりの中、ポアロはごく小さな手がかりから真相を導き出す。その推理は大胆でありながら理にかなっており、読者にも爽快感を与える。時間制限の中で事件が解決される展開はスピ

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    2025年07月31日
  • ビッグ4

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     評価がその他の小説より低めなのも理解できる。ミステリという感覚はなく、どちらかといえばスパイアクションの要素が強い。ポアロが世界規模の陰謀と対峙するという設定は派手ではあるが、いつもの「密室」「アリバイ崩し」といった本格推理を期待すると肩透かしを食らうかもしれない。

    ●展開
     世界を裏で操る巨大組織「ビッグ4」という存在感は抜群で、少年漫画的なわくわくがある。ポアロが次々と罠をかいくぐり、知略で強大な敵に挑んでいく姿は、いつもと違う魅力を放っている。
     物語は緩やかに進行し、事件の解決よりも登場人物たちの交流や心情の変化が丁寧に描かれている。推理のスピード感や謎解きの鮮やかさは控えめだが、

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    2025年07月31日
  • 蒼ざめた馬

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    【ノンシリーズ】
    久しぶりのクリスティ。
    魔術で人を殺すことができるのか?
    クリスティには珍しくオカルトの雰囲気が漂う作品。

    オカルトでしかあり得ないような連続殺人は
    、果たして本当に心霊現象なのか? それともミステリーなのか…?

    ノンシリーズなので、学者であるマークが素人探偵役。
    ポアロやマープルだと安心して読めるけど、今回は「本当にそうなの?」「それはちょっと危険過ぎない?」と、素人ゆえの危うさやドキドキ感が楽しめる。

    「How」も「Who」も最後までわからず、読者も一緒に不安と推理を味わえる。
    さすがのクリスティでした。

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    2025年07月31日
  • スリーピング・マーダー

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    犯人絶対この人だろうなっていうのが当たった。
    いつも当たらないのに珍しい。
    ナイルに死すとこれだけ。
    誰が犯人だろうじゃなくて、この人が犯人な筋道を確かめてた。こういうのもたまにはよき。マープルシリーズ好きだな。

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    2025年07月29日