アガサ・クリスティーのレビュー一覧

  • もの言えぬ証人

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    久しぶりに少しだけ長い読書となった。
    おばあさんが急に死ぬところから始まるが、おばあさんが死んだことに特になんの違和感もなく読み始まるので本当に殺人なの?と思わされるのになぜか自然に感じる、相反するスタートでおもしろい!

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    2024年07月08日
  • 海浜の午後

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    海辺の午後
    患者
    ねずみたち の3編からなる戯曲集。
    中でも面白かったのは『患者』
    予想とは違ったラストにビックリ。人物の紹介の仕方も上手いなと思いました。
    わがままを言うならば、戯曲集ではなくて、小説として読んでみたかったです。

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    2024年07月07日
  • 招かれざる客

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    【戯曲】
    クリスティーの戯曲。230ページ。

    二転三転して最後には驚く結末が待っている。
    登場人物の心情は一切語られていないので、誰が本当のことを話しているのか全くわからない。やはり登場人物みんな怪しい。

    犯人がわかってからもう一度読むと、その時のそれぞれの心情が想像できるので、2度楽しめる。

    でも読み終わってしばらくしてから、真犯人は本当に真犯人なのか?とも思えてきた。
    最後まで心情が描かれていないので、犯人が本当のことを言ってるのかどうかは読者にはわからない。
    そう考えるとまた違うストーリーが自分の中で生まれてくる…。
    ★3.5

    ◆あらすじ
    車が動かなくなり、男は近くの屋敷に救助を

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    2024年07月07日
  • NかMか

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    SL 2024.7.2-2024.7.6
    今回は第二次世界大戦の最中。
    スパイものだけど、やっぱりミステリ。
    終盤で次々明かされる真相や伏線回収に唸らさられる。

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    2024年07月06日
  • ポアロのクリスマス

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    【ポアロ】
    クリスティの義兄からの、最近の作品が洗練されすぎてきて貧血症的になってきたとの指摘と、「もっと血にまみれた、思いきり兇暴な殺人を」という要望に応えて書かれた作品。

    この指摘に「これでどうよ!」みたいな若干キレ気味なのか、いつものクリスティらしくない感じがする。
    ・血まみれ
    ・唯一の密室殺人
    ・トリック(全くクリスティらしくない笑)

    義兄の要望に応えつつも、クリスティらしさも出しながら要望以上の作品にしてしまうクリスティはさすが!

    犯人当てもかなり凝ってて、これでもかと言わんばかりのてんこ盛り。
    モリモリな感じが他の作品とは何となく違う。クリスマスだし、義兄も読者も王道ミステリ

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    2024年07月02日
  • 終りなき夜に生れつく

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    ネタバレ

    面白かった。
    なかなか事件が起きず、これってミステリじゃなくてブロマンスなのか?と思ったが、最後にひっくり返された。
    ぞっとした犯人の正体。
    人の悪意と好奇心の恐ろしさを感じ、自分は終わりなき夜に生まれつかなくて良かったと安堵した。
    前半の冗長さは感じるが、読み終わった後哲学的な考えに耽ることができる作品だった。

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    2024年07月01日
  • バグダッドの秘密

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    ネタバレ

    主人公のヴィクトリアは、「トミーとタペンス」のタペンスのような、クリスティ作品でよく登場するアクティブな女性。
     冒険心に富み、行動力があって非常に勇敢。タイピストとして雇われていたが、雇い主のモノマネで同僚を笑わせているところを本人に見られて仕事をクビになる。これからどうしようかと路頭に迷っていたところで出会った青年に一目惚れし、彼を追ってバグダッドへと飛ぶことを決意。しかし運賃すら払うお金がないので、経歴を詐称して裕福な夫人の付人として飛行機に乗り込む。
    一目惚れした青年に再び会うという目的のためだけに、諜報員として活動したり学者のふりをして発掘現場に潜り込んだりととにかく行動力に溢れてい

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    2024年07月01日
  • もの言えぬ証人

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    【ポアロ】
    犬のボブが登場する。
    ヘイスティングズがボブの気持ちを勝手に考えて代弁するのが面白かった。
    ボブはいつも元気いっぱい。犬のボール遊びはエンドレスだったなと、自分が飼ってた犬を思い出した。ボブが活躍するのかと期待したけど、思ったほどボブは出てこない。

    ポアロとヘイスティングズは関係者に話を聴きに行く。同じような話が続くので長いー。
    ひたすら聞き込みで退屈になる。
    『ABC殺人事件』同様に、ポアロが外で動きまわる作品がなぜか苦手みたいだ。

    最後は名探偵だからこその終わり方で心に残った。

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    2024年07月01日
  • ポアロのクリスマス〔新訳版〕

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    聖夜に惨劇が!一族が再会した富豪の屋敷で、偏屈な老当主リーの死体が発見される。 部屋のドアは中から施錠され、窓も閉じているのに、犯人はどうやって侵入したのか?休暇返上で捜査にあたるポアロは被害者の性格に事件の鍵が隠されていると考えるが・・・クリスマス的趣向に満ちた注目作。

    新訳版が出たので買いなおしていましたが、すっきりとして読みやすい。真逆の季節ですが、富豪の家族は皆それぞれに事情や恨みがありそうで、みんな怪しく見える。序盤の列車二人組の描写は特にミスリードを誘います。やっぱり上手いなぁ。最後の謎解きまで、細やかな伏線には全然気が付かなかった。家庭内でおこった殺人と何度も強調されてたしね。

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    2024年06月30日
  • 秘密機関

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    小説に対してのコメントにはふさわしくないかと思うが、映画のようなドキドキ感・満足感が得られた。トミー&タペンスの他の活躍が気になる、そんな思いを持たせてくれる良い作品。

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    2024年06月29日
  • エッジウェア卿の死

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    【ポアロ】
    今回は登場人物にあまり魅力を感じないと思っていたら、犯人の手記で一気に忘れられない犯人になった。
    こういう終わり方は今までにはなくて、最後にグッと面白みが増してさすがクリスティだった。
    犯罪がバレたきっかけが犯人の生き様を見事に表していて本当に上手い。クリスティのこういう人間の描き方が好きで、また次の作品を読みたくなってしまう。
    ★3.5
    Audibleにて。

    あらすじ
    ポアロはある女優から貴族の夫との離婚を手助けしてほしいと頼まれるが、その夫はまもなく殺されてしまう…

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    2024年06月29日
  • 殺人は容易だ

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    この作品にはポアロもミス・マープルも登場しない。元警官の素人探偵ルークが主役である。名探偵でなく素人探偵だからこそ、読者を欺かせる仕掛けがある。クリスティの作品は奇抜な密室トリックや巧妙なアリバイトリックなどミステリー好きなら一度は触れたことのあるお決まりのものは少なく、むしろ些細な勘違いやキッカケにこそタネがある。また、本書のタイトル「殺人は容易だ」はインパクトがあり、また内容の核心を端的に表現している。

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    2024年06月28日
  • マギンティ夫人は死んだ

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    怪しい登場人物が何人も。過去の事件も絡まって、途中こんがらがってしまったけど、面白かった。
    オリヴァ夫人のリンゴのくだり好き。

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    2024年06月27日
  • 白昼の悪魔

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    【ポアロ】
    孤島の高級リゾートホテルのクローズドサークル。大好きなクローズドサークル!

    宿泊客同士の人間観察のゴシップが面白い。でも人の噂話は表面しか見えてなかったりする。

    今回はクリスティー作品で初めてトリックに少し気付いたものの、怪しい人だらけなのでやっぱり最後まで犯人はわからなかった。
    解決編ではパズルを一つずつはめていくようなポアロの推理が美しかった。

    孤島クローズドサークルなので、次々と起こる殺人を期待⁉していたけど違った。
    自分も旅行している気分で楽しめた。
    美しい風景のこの作品は今度ドラマでも見てみたい。

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    2024年06月26日
  • 予告殺人〔新訳版〕

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    ネタバレ

    ミスマープルシリーズでは最高傑作と呼ばれているらしいけれど個人的にはあまり刺さらなかった。他のミスマープルシリーズをよく読んでいるせいかもしれない。
    犯人が意外なところから出てくるのはお約束通り。原著で読めるなら、そっちを読んだ方が細かい伏線に気づけるかも?

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    2024年06月25日
  • 教会で死んだ男

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    戦勝記念舞踏会事件
    潜水艦の設計図
    クラブのキング
    マーケット・ペイジングの怪事件
    二重の手がかり
    呪われた相続人
    コンウォールの毒殺事件
    プリマス行き急行列車
    二重の罪
    スズメバチの巣
    洋裁店の人形
    教会で死んだ男
    ポアロもの11編、ノンシリーズの怪奇もの1編、ミス・マープルもの1編の短編集。
    話が多くて読み終わる頃には、この話はどんなのだったかしら?なんて言うのがいくつか。
    『スズメバチの巣』はスズメバチの巣を駆除するのに使用する青酸カリを巡る話。一風変わった内容でラストも含めて、この短編集の中で1番好きなお話です。

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    2024年06月23日
  • 死者のあやまち

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    ポアロもの。

    とある田舎の屋敷(ナス屋敷)で園遊会のようなお祭りが開催されることになり、その催し物の一つである“犯人探しゲーム”の筋書きを担当することになったオリヴァ夫人。
    準備は整ったものの、オリヴァ夫人は“なんだか腑に落ちない”という奇妙な胸騒ぎがして、友人であるポアロに屋敷まで来てもらうことに。
    ですが、その甲斐むなしくお祭り当日、ゲームの死体役の少女・マーリーンが殺されてしまい・・・。

    いやぁ、今回ポアロは苦戦しましたね~・・・。
    オリヴァ夫人の“予感”でナス屋敷に呼び出されたのに、殺人を未然に防ぐことができず、同日に起こった主催者の夫人・ハティの失踪も含めて、“何が何だか五里霧中

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    2024年06月22日
  • 動く指

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    小数点があれば3.5点ぐらい。

    登場人物紹介を見て、今作は語り手がいるのでマープルは要所要所で出てくるタイプかな?とは思っていたけど、なかなか出てこなくて何度もこれマープルシリーズであってる?と確認した。

    マープルが大好きなので活躍が少なめでやきもきしたけど、語り手兄妹のラブストーリーが面白かった。
    急に求婚しにいくのが日本では考えられなくて流石だなぁと笑った。

    私が読んだクリスティー作品は今のところ全て2回以上事件があるので、山場が多くて面白いな〜と思った。
    あとほぼ毎回この人が犯人!?と思うのと、犯人を捕まえるのにまぁまぁ危険な真似をするのがすごい。
    理詰めの探偵じゃないからこそ、証

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    2024年06月18日
  • 海浜の午後

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    アガサ・クリスティーの戯曲三編。舞台をやるなら最後にどんでん返しがいいんだろうなと思ってたけど、『ねずみたち』は段々と追い込まれていく流れで、これはこれで見応えがありそうだと感じた。

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    2024年06月16日
  • エッジウェア卿の死

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    そんなことってありー?!って思わず言いたくなるような衝撃的な展開だった。アガサクリスティーらしい。人物関係が複雑で、ポアロも頭を悩ませていて私も混乱した。今回も面白かった◎

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    2024年06月16日