アガサ・クリスティーのレビュー一覧

  • 火曜クラブ

    Posted by ブクログ

    【マープル短編】
    ポアロの短編より面白かった。
    「前置き→事件の話披露→マープルの推理」の展開で13話まである。
    推理が好きな人は短くてたくさん推理ができるので楽しめると思う。
    短編だとやっぱり人間ドラマが感じられないので、私は楽しむのが難しかった。
    中でも『二人の老嬢』が1番面白かった。
    Audibleにて。
    ★2.5

    悲しいことに、これでAudibleにあるクリスティー作品は全部聴き終わってしまった…(;O;)

    今まではAudibleと紙の本を2冊同時進行で読んでいたので、家でも移動中でもいつでもクリスティー作品を楽しむことができた。

    紙の本ではまだまだクリスティーを読むけど、Aud

    0
    2024年07月23日
  • もの言えぬ証人

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    犬のボブがかわいい。ボブにアテレコするヘイスティングズがかわいい。ヘイスティングズと軽口を言い合うポワロさんがかわいい!

    ということで、話の展開としては”いつものクリスティー作品”なのですが、”ボブ”というアクセントが加わることでほっこりした印象が強かったです。
    それに、犯人に対する裁きもちょっとビックリというか……。まあ、ポワロさんはコ◯ン君と違って犯人であっても必ず生かす主義ではありませんからね。

    にしても、”お金のためならなんだってする放蕩息子”、”この世は自分のためにあると信じて疑わない美人な妹”が毎回出てくるのに、その度疑ってしまう自分をなんとかしたいものです。笑

    0
    2024年07月22日
  • ポアロ登場

    Posted by ブクログ

    短編集なのでトントン拍子に解決してしまうのは少し寂しいですが、とても読みやすいです。
    ポアロの可愛らしい性格や、それに翻弄されるヘイスティングスが微笑ましいです。
    ポアロにとってのチョコレートの箱のように、自分にも気を引き締める合言葉が欲しくなりました。

    0
    2024年07月22日
  • 邪悪の家

    Posted by ブクログ

    【ポアロ】
    ポアロとヘイスティングズは、若き美女のニックと出会った。立て続けに3回も命の危険にさらされたと語るニックはなぜ狙われているのか…

    ポアロとヘイスティングズが推理して、それをまとめてというシーンが多いので、推理ものが好きな人は楽しめるのではないかと思う。

    私はクリスティーの描く人間ドラマの部分の心理描写が好きなので、今回はそれが少なく感じて登場人物に感情移入できず、いつものような魅力をあまり感じなかった。

    今回は被害者が気の毒に思えて仕方なかったので、犯人にはきちんと罪を償ってもらいたい。

    0
    2024年07月21日
  • 葬儀を終えて

    Posted by ブクログ

    『疑う力』で、真山仁氏が必ず騙されると薦めていたので読んだ。
    クリスティーは、若い頃からいっぱい読んでいるせいか、うーむ、個人的にはベストとは言い難い。普通。ただやっぱり文章も翻訳も上手いので、一気読み。きっと昔に既に読んでいて再読だったんだろう。

    0
    2024年07月20日
  • 雲をつかむ死〔新訳版〕

    Posted by ブクログ

    【ポアロ】
    パリからロンドンに向かう飛行機の中で事件は起きた。人が密集している狭い飛行機の中でどうやって殺人をしたのか?
    見つかった凶器も謎だらけの、まさに「雲をつかむ」ような事件。
    大好きなクローズドサークルで起きた事件に恋愛要素も入ってきて楽しめた。

    解説はなんと大好きな阿津川辰海さん!
    久しぶりの阿津川さんにめちゃくちゃテンション上がってしまった。
    ファンだから言うのではなく、本当に過去イチわかりやすい解説だった。

    まず、阿津川さんも同じクリスティー攻略本を読まれていることに驚いた。
    そして、それぞれの主要メンバーの心理描写が描かれている所を親切にページ数まで教えてくれる。読者はその

    0
    2024年07月19日
  • 死への旅

    Posted by ブクログ

    クリスティー文庫その90。冒険スパイ小説と謳われてるけど、かなり冒険寄りだった。しっかりとミステリー要素も加えてるところは流石だと思った。

    0
    2024年07月19日
  • 死が最後にやってくる

    Posted by ブクログ

    クリスティ劇団に所属する名優たちが、それぞれの役をしっかりと熱演する良作。全てが型通りのため、ある程度犯人は読みやすく難易度も低めだが、予定調和的な心地良さがあるのも事実。エジプトという舞台に現代風のアレンジが加えられ、クリスティ作品を読む上での味変作品としても貴重な一作。

    0
    2024年07月17日
  • 書斎の死体

    Posted by ブクログ

    【マープル】
    マープルの女性ならではの鋭い視点は、私も女性なので共感できる部分が多かった。
    ポアロにはなかった面白い視点だった。

    ポアロはプロの職業探偵なのに対して、マープルは素人のおばあさん。
    「私の知っている○○さんはこうだったのよ」という、年の功的な推理の仕方が個人的には説得力に欠けるなぁと思ってしまう。
    やっぱりポアロの灰色の脳細胞の推理が好きだなぁ。

    キャラクターでは、ポアロは自分で「偉大な名探偵です!」と言いきる可愛らしさが好きだった。
    マープルはあまり自分を主張しないので、キャラクターがまだ捉えづらい。
    自分的にはもう少しアクの強さというか、パンチを求めてしまう。

    そして、

    0
    2024年07月17日
  • 海浜の午後

    Posted by ブクログ

    【戯曲】
    戯曲の短編集3作品。
    ただでさえ短い戯曲なのに、233ページの中に3作品もある。サクッと読める。

    短いのにひねりがあって、予想外の展開が楽しめる。

    特に『患者』が面白かった。
    舞台で観たらもっとドキドキして楽しめそう。

    ◆あらすじ
    バルコニーから転落した後遺症で、口も聞けなくなった女性に医師がある実験をすると…

    解説の柳原慧さんは、クリスティーで1番好きな作品は『ホロー荘の殺人』だと書いてあった。
    私もちょうど前日に『ホロー荘〜』を読んでNo.1だとレビューしたので、タイミングが良くて驚いた。
    『ホロー荘の殺人』は有名ではないし、そんなに1番に選ばれそうにない作品なのに、同じ

    0
    2024年07月17日
  • 牧師館の殺人

    Posted by ブクログ

    【マープル】
    初ミス・マープル。
    冒頭でクリスティーの孫が、ポアロとマープルの違いや魅力をわかりやすく教えてくれた。

    大きな違いは、ポアロがベルギー人で、マープルはイギリス人というところかな。

    イギリス田舎の小さな村が舞台。
    語り手の牧師が主人公で、マープルの出番は意外と少ない。初回だからか、マープルの扱いは他の村の人とあまり変わらない。

    初回のマープルのキャラクターはかなり薄味。いたって普通のおばあさんだったので、少し面食らった。
    『アクロイド殺し』のお姉さんみたいな、癖強めのキャラクターなのかと思っていたら全然違った。

    小さい村で起こっているせいか、ポアロシリーズと比べると地味に感

    0
    2024年07月17日
  • メソポタミヤの殺人〔新訳版〕

    Posted by ブクログ

    【ポアロ】
    語り手が看護師なのが新鮮で良い。
    考古学者夫人の心身に不安があるとのことで、看護師エイミーは夫人の付き添いを依頼される。
    でもみんな何かを隠していておかしい…。
    それが何なのか先が気になり、人間ドラマも丁寧で面白い。
    ポアロの「殺人は癖になる」という言葉が怖かった。

    ツッコミどころはあったけど、ストーリーと異国情緒な雰囲気が好きだったので気にしないことにしよう(^_^;)

    オリエント急行の事件は、このメソポタミアの帰り道だったとは!ポアロの灰色の脳細胞はなかなか休めない。
    ★3.5
    Audibleにて。

    これでAudibleのポアロとノンシリーズは全部聴いてしまった(TOT)

    0
    2024年07月17日
  • 火曜クラブ

    Posted by ブクログ

    ミス・マープルは普通の田舎の老婦人で、探偵でも警察でもない。だが、自分の経験したことを頭の中でつなぎあわせて、その場に居合わせたわけでもないのに、話を聞いただけで真実を見抜いてしまうのだ。このような短編集においてはピッタリの役だと思う。

    0
    2024年07月12日
  • ポアロ登場

    Posted by ブクログ

    【ポアロ短編】
    別にポアロ初登場の話ではない。
    タイトルで誤解して、初めてのクリスティー作品には選んで欲しくない14の短編集。

    もし自分がこの作品をクリスティー1作目で読んでいたら、合わないと感じて2冊目以降は読まなかったと思う。
    短編だと心理描写が少ないので物語に入り込めないし、ストーリーやトリックも凝ったものではない。
    短編ではクリスティーの魅力が全然出てないと感じた。戯曲は短くても面白いのに。

    ポアロとヘイスティングズのやり取りは多いので、2人を楽しむ作品。
    でも他の作品と比べて2人がなんだか軽いんだよなぁ(^_^;)

    『マースドン荘の悲劇』
    江戸川乱歩の『心理試験』と全く同じシチ

    0
    2024年07月17日
  • 死との約束

    Posted by ブクログ

    死との約束ってなんだろ、
    と思いながら読み始めた。
    毎回クリスティーの小説を読み始める時は「伏線1個1個ぜんぶ拾う気持ちで行くぞ!」と気合を入れる。
    しかし、必ず裏切られる!
    え~そっちなの??????と思わされる。
    それなのに納得がいく。
    遠い昔のページに書いてあった一文を思い出して、
    やられた…と膝から崩れ落ちそうにはならないが、そのくらい良い意味で期待を裏返される。
    アクロイド殺しの時と同じような感覚というか、
    あ~そんな情報あったなと。
    最高。
    ただ、亡くなったボイントン夫人のサディズムについて、もう少しだけ作中で彼女の人生を濃く教えてもらえたら、更に更に大好きな作品になっただろう。

    0
    2024年07月10日
  • ヘラクレスの冒険

    Posted by ブクログ

    1947年発表、エルキュール・ポワロものの短編集。本作でポワロは、ギリシャ神話の"ヘラクレスの十二の難業"にちなんだ十二の事件を解決する。題材も、誘拐、盗難、殺人とバラエティに富んでいるが、題材だけでなく状況設定/プロットにも工夫が凝らされている。何より面白いのは、今まで待ちの(受け身の)探偵だったエルキュール・ポワロが、その持ち前の自尊心の高さを刺激され、自ら事件を欲し、首を突っ込んでいく構成にある。だからこそ、今まで超一級の大犯罪だけでなく、日常の謎が輝きだす。ポワロであることに意味がある名作短編集。

    0
    2024年07月09日
  • 忘られぬ死

    Posted by ブクログ

    1945年発表。明確なシリーズものではないが、準レギュラーキャラクターが登場する。冗長気味のメロドラマから始まるので、いささか退屈か?と思ったが、中盤に入るとサスペンス色が増して一気に物語に引き込まれる。細やかな人間描写と、意図的に描かれていない部分の曖昧さが抜群にうまく、ミスディレクションも完璧。クリスティベスト常連も納得の傑作。

    0
    2024年07月08日
  • 満潮に乗って

    Posted by ブクログ

    1948年発表。ポワロシリーズ第23作。突然潮目が変わり、大海原に投げ出されたクロード一族の面々を中心に、波乱に飛んだストーリー展開が面白い。事件自体のご都合主義っぽい特性もトリックに一役買っており、クリスティの巧者ぶりが遺憾なく発揮されている。終戦後の作品でもあり、世界規模の人殺しを経て、平和を取り戻した人々の悲劇が描かれている。生き残った人々もまた戦争の被害者だとでも言いたいのだろうか?

    0
    2024年07月08日
  • マギンティ夫人は死んだ

    Posted by ブクログ

    1952年発表。エルキュール・ポワロシリーズ第24作。ポワロは、死刑宣告までされた犯人を救うべく、すでに解決したと思われる事件を掘り返す。殺人事件とは縁遠い町にポワロが顔を出すと、たちまち不思議な化学反応が起きるのが面白い。ポワロ自身が自分の知名度や尊大な性格を敢えて武器として用いることで、登場人物たちが隠す秘密を炙り出す過程が見どころ。ミスディレクションは大雑把だが、それを上回るサプライズがある。

    0
    2024年07月08日
  • 雲をつかむ死

    Posted by ブクログ

    これは誰が犯人か覚えてた。確かこの後のどこかの話でこの事件の犯人書かれてるんだよね笑 さらっと書いてあるから気に留めなければ忘れる程度だけど、順番に読むとそういう楽しさもあるね。

    0
    2024年07月08日