アガサ・クリスティーのレビュー一覧

  • もの言えぬ証人

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    クリスティの長編ミステリー。ポアロシリーズ。相棒はヘイスティングス。依頼人からの手紙がポアロの元に届くが、何故か書かれた時期と投函された時期がずれており、既に依頼人が亡くなっているという状況。手紙の内容はとてもわかりにくくヘイスティングスは気にも止めないがポアロは依頼人を調査する事を決め、彼女が住んでいた屋敷を訪れる。
     ポアロの探偵としての行動や考え方、時には嘘をも活用した調査方法とヘイスティングスのイギリス人然とした馬鹿正直な人間性が対比になっており、序盤の二人のやりとりはとても面白い。また、被害者の愛犬、テリアのボブが重要な役割を果たしており(タイトルで匂わされているが)かれが登場する擬

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    2023年09月04日
  • 愛国殺人

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    ネタバレ

    解決編での構図の逆転が鮮やかでそれなりに面白いが、引きが弱い上に故意に読みにくくしたような不自然さがある作品。歯科医のモーリイとライリイ、アリステアとアムバライオティス、ジェインとジュリアなど登場人物の名前が紛らわしく、またフランク・カーターとハワード・レイクスもキャラクター設定も被っている感じで区別しにくかった。すきま時間に少しずつ読み進める読書習慣もあり、忘れたり混同したりでなかなか読み進められなかった。わざとにしか見えないので意図が知りたい。
    中盤で「歯医者が一人が死んでも大した事じゃない」という人物に対しポワロが「あなたにはそうでも私にはそうでは無い」というのがびしっと決まってかっこい

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    2023年10月01日
  • 火曜クラブ

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    絶賛クリスティーブームの現在、初めてのミス・マープルに挑戦です。 ポワロシリーズは大好きなものの、本書はなかなか苦戦。短編ですがそのたびに人物がたくさん出てくるので覚えるのが難しく……。 ただ、メンバーが変わった後半からはぐっと読みやすくなりました。バントリー夫人がいい味出してます。 トリックが面白かったのは「動機対機会」「青いゼラニウム」、「二人の老嬢」はすっかり騙されてしまいました。 次はミス・マープルの中編や長編を読んでみたいところ。

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    2023年08月28日
  • ホロー荘の殺人

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    最初からジョンがクソすぎて、いやな気分になった。
    女性たちはみんな、なんか個性的?というか変わり者。
    ルーシーは今でいうところの空気読めない人のパワーアップバージョンって感じで、好きになれず。
    ミッジが唯一まともな感じがしたが、エドワードとくっついたりで、なんだかな~って感じ。
    最後、ジョンの医者としての素晴らしさみたいな描写があって、ジョンのクソ加減が薄らいだ。多分、途中の登場人物たちのやり取りやら性格の強烈さで、ちょっとよくわからなくなってたのかも。
    なんだか読んでいてとても疲れた。

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    2023年08月24日
  • 殺人は容易だ

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    クリスティの作品として、私の中ではほどほどの面白さでした。
    素人探偵ルーク氏がちょっと鈍臭くてイライラしてしまいました。

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    2023年08月13日
  • 黄色いアイリス

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    短編集。
    ポアロもの5編、パーカー・パインもの2編、マープルもの1編、ノンシリーズの幻想小説1編が収録されております。

    まさに“クリスティー・バラエティーパック”といった感じで、様々な毛色の話を楽しめる本書。
    個人的に好きだったのは、パーカー・パインもの「ポリェンサ海岸の事件」。
    タイトルに“事件”とありますが、実際は事件はなくて、パイン氏お得意のドッキリばりの仕込みによる“お悩み解決”のお話です。
    “パーカー・パイン劇団”所属女優(?)のマドレーヌ・ド・サラの登場も嬉しいですね。
    そして、異色の幻想譚「仄暗い鏡の中に」も、鏡に映った“ある光景”をきっかけにした、“世にも奇妙な物語”っぽい展

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    2023年08月12日
  • ヒッコリー・ロードの殺人

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    学生寮で起こる盗難事件。そこから起こった連続殺人事件。盗難事件と殺人事件は繋がっているのか。学生の名前が誰が誰だか分からんくなる!!

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    2023年08月07日
  • ヒッコリー・ロードの殺人

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    ロンドンの学生寮で謎の盗難事件が起こる。それはほんの些細なことだと思われたが、ポアロは違った。そして事件が起き・・・。一見わけのわからない盗難事件から推理を進めるポアロに心踊らされた。クリスティの隠れた名作。

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    2023年08月04日
  • 愛の探偵たち

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    ネタバレ

    愛の探偵たち
    クリスティの短編集。女史が生み出してきた探偵たちが活躍する作品集。
    三匹の盲目なねずみ
     100ページ以上ある為、中編だと認識。新婚夫婦が初めて民泊を経営し、そこに宿泊する様々な特徴の人々。大雪で外部との連絡が途絶えた環境。捕まらない殺人鬼。「雪の山荘」のお約束が十二分に詰まったお手本の様な作品。合わせて、クリスティはサスペンス作品の出来も素晴らしい事を思い出させてくれた作品。
     ストーリーについてはある程度犯人も予測しやすくなっているが、とても面白い。登場人物達の癖づけによって皆んなが怪しく見え、疑う事が出来る状態で進行する為、スリリングな内容だ。
     奇妙な冗談
     マープルが登

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    2023年08月03日
  • 雲をつかむ死

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    クリスティの長編ミステリー。ポアロシリーズ。普段の文脈と違った表現方法。序盤は不思議な感覚だった。
     今作は飛行機内という密室での殺人だが、密室である事がテーマではなく、フランスで金貸しをしているマダムジゼルがどのように殺害されたのかがポイントだ。当時の推理小説ではありきたりで古臭い印象があるであろう、未開の地住人の吹き矢、未発見の毒など、大げさに伏線を広げながらも二本のスプーンや黄蜂の死骸、乗客の持ち物リスト等実際の手がかりも十二分に描写し、きちんと道筋が立つ様にしている。
     当時飛行機というものがどの様なものだったかがわかる描写が面白く、ポアロが飛行機が苦手というのもイメージ通りで彼の可愛

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    2023年08月02日
  • 死との約束

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    シンプルながら意外性もある本作。
    冒頭から「いいかい、彼女を殺してしまわなきゃ……」という不穏な会話が飛び出すところが王道っぽくて良い。
    事件発生までを書いた第一部は、ボイントン一家の歪な関係がメインとなっている。
    第二部でポアロは捜査に乗り出すが、やっぱり最後の最後まで犯人が分からなかった。

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    2023年07月22日
  • 象は忘れない

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    ネタバレ

    過去に拳銃で心中した夫婦
    自殺か他殺か
    夫が妻を殺したか、妻が夫を殺したか
    妻の双子の姉

    p104
    五匹の子豚
    ハロウィーンパーティ
    マギンティ夫人は死んだ

    p116
    五匹の子豚

    p188
    五匹の子豚

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    2023年07月22日
  • 魔術の殺人

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    文章自体がトリックと言ってもいいのかな。真相から目を逸らさせるような記述が多く、その結果、謎が成り立っている。

    クリスティに関しては、ポワロもの長編を全て読んでマープルものも5作目となると、もはや謎解きよりもドラマとして見てしまっているので、殺人事件が起こらなかったとしてもさして不思議ではないかもしれないが、本作もミステリである以上、事件は起こる。が、事件が起こるまでが長い…そしてその後も動きが少ない。

    しかしなぁ…何とも釈然としない。ジーナはいつもの素敵な女性枠ですね。何だか救われます。

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    2023年07月17日
  • マギンティ夫人は死んだ

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    マギンティ夫人という、誰にも恨まれる覚えのない人物が殺害され、その罪である男が逮捕される。しかしその男は無実だと考える警視に頼まれポアロが真実を暴き出す。巧みな会話や描写に圧倒され、進んでいく物語。そして意外な犯人。自分は今回も最後まで犯人はわからなかった。

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    2023年07月16日
  • 秘密機関

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    ネタバレ

     <トミー&タペンス>シリーズ。第一次世界大戦終結後のロンドンで再会した幼馴染のトミーとタペンスは、失業中でお金が無いし退屈だからと軽いノリで「ヤング・アドベンチャラーズ」なる万屋みたいな会社を起こすも、怪しげな依頼をきっかけにヒッチコック映画さながらの陰謀騒動に巻き込まれてしまう。
     クリスティーが本作のような冒険小説を発表していたこと自体に驚かされた。ポアロやマープルや『そして誰もいなくなった』のようなミステリー小説のほうが馴染み深いぶん読むのに苦労したが、楽しめた。ただトミーとタペンスの向こう見ずでお金に意地汚い部分は少し苦手。

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    2023年07月16日
  • 複数の時計

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    大好きなポアロシリーズ。
    ポアロの活躍がもっとあると良かったな〜。
    ポアロ途中で登場だった。
    内容は、ん〜という印象だった。

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    2023年07月16日
  • ゼロ時間へ

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    ネタバレ

    「前妻が自分を犯人だと思わせるために嘘の証拠を用意した」と思わせるための嘘の証拠を用意して、育ての親みたいなおばさん殺して、前妻を絞首刑にしようと企むテニスプレイヤー
    エレベーターに故障中の札かけて老人に階段使わせて死なせる
    バルビツール、センナ

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    2023年07月08日
  • 満潮に乗って

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    クリスティはお金持ち一族のいざこざを書くのが上手いように思う(実際にあったことがないので厳密には何とも言えないが)。トリックより登場人物のドラマに重きが置かれている作品だった。

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    2023年07月04日
  • ポアロのクリスマス

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    去年のクリスマスに読みました。
    クリスティの作品は若い頃、ほとんど読んでると思いますが、内容忘れてるので、また新たに楽しめます。
    あとクリスティは駄作がないですよね。推理小説の原点。

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    2023年06月27日
  • ハロウィーン・パーティ

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    ボーっ寝かしつけのときに聞いてたけどそこまで物語に入り込めず、ワクワクするわけでもないけどどんどん死んでいって、なぜかよくわからない人物が犯人という感じ。寝かしつけしつつ寝てた部分煮なにかあったのだろうか?(笑)
    やっぱりミステリーは本で読まないと、登場人物が多い分把握できないかも。

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    2023年06月25日