アガサ・クリスティーのレビュー一覧

  • ハロウィーン・パーティ〔新訳版〕

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    アガサ・クリスティーはあまり読んだことがなかったので、読んでみたいと思っていた。
    ハロウィンシーズンだったので、これを買って読んでみた。
    巻末の「解説」を読んで、この本を選んだのは失敗だったと思った。悲しみ。

    村人同士お互いみんなが知っているような、狭い村の中で少女が殺される、殺人事件が起こった。
    被害者は「殺人事件を見た」と自慢していたことから、口封じの犯行かと思われるが、もともと虚言癖のあるその少女の言葉は、誰も信じてはいなかった。
    しかし、解決のために請われてやってきたポワロは、その言葉から推理を始めていき、村人たちに今まさに起こった殺人事件に加えて、過去に起こった殺人事件についても事

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    2023年11月12日
  • 動く指

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    ミス・マープルの活躍が見れる!と意気込んでいたら、全然出てこない。この物語の語り部は軍人のバートン。さすがクリスティ。あるムラで事件が起き、なにやら不審な手紙が届き。そして最後にはマープル。心踊らされた。

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    2023年11月08日
  • ビッグ4

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    ポアロシリーズ4作目。
    今回はミステリ要素は少なく、冒険活劇とでもいったところでしょうか。
    相棒ヘイスティングスの復帰。
    奥さんを放おっておいて好きにやってますわ。
    いつもの作品よりスピーディ。
    007みたいな感じでした。

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    2023年11月06日
  • ホロー荘の殺人

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    今回はミステリーじゃない、ラブサスペンスだ。
    もう男性達があまりにも情けなくて珍しく女性陣に同情してしまった。
    殺人事件は発生しているものの、ポアロの存在感はかなり薄い。
    事件の真相よりも登場人物の心情描写に重きを置いた作品と言えそう。
    それでも意外性はバッチリだったけども。

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    2023年11月04日
  • 終りなき夜に生れつく

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    マイクとエリー、突然出会ってトントン拍子に話はすすむ。お互い何が惹かれ合ったのかも読者にはわからないまま。でも、だんだんと、二人は周りがなんと言おうと幸せそうだ、というのが分かる。
    富豪であるエリーを取り囲む人は誰もが怪しく信用できないように感じるが、こんな結末とは。終わりなき夜、というタイトルにふさわしい虚無感、切なさを感じるミステリだった。

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    2023年11月03日
  • 牧師館の殺人

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    ネタバレ

    作中で「人間性」の話題がよく出てくるから、登場人物全員を疑いながら読み進めていたけど、誰が犯人か見当もつかなかった。最後の謎解きでは「そこかーーーっ」と悔しい気持ちになった。

    これの直前に読んだクリスティーの作品が「なぜ、エヴァンズに頼まなかったのか?」で、わたしはこっちの冒険とロマンスと謎解きがある方が好みかも…と、思いつつ、狭いコミュニティの中で繰り広げられる謎解きも面白く読めた。
    これまで本を読んできて、少し前の時代のイギリスのイメージはぼや〜っとあったけど、今作ではよりくっきりイメージできるようになった気がする。

    ミス・マープルをはじめとする牧師さんやグリゼルダなどのキャラクターが

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    2023年11月02日
  • ハロウィーン・パーティ〔新訳版〕

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    ネタバレ

    クリスティのミステリって大抵、キーとなるトリックや引っ掛けがあって、それ以外は大して重要ではないことが多い。
    今作で言えば、それは殺人を目撃したのはジョイスでなくミランダであった点だろう。こういう引っ掛けは面白いし好きなんだけど、事件の真相がやや薄く感じてしまう。あと共感できない動機、混乱しやすい過去の複数の事件… すらすら読めるものの、少し流してしまった。ごめんなさい。
    読んでいて楽しいが、満足できる作品とまではいかなかった。ハロウィンに読もうと思って買ったのでハロウィン感もう少し欲しかったというただの欲張り( ∵ )

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    2023年11月01日
  • ハロウィーン・パーティ

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    ポアロもの。
    ハロウィーンのこの時期に読みたいと狙ってチョイスしました。

    ハロウィーン・パーティーの最中に、参加していた少女がゲーム用のリンゴを入れていたバケツに首を突っ込んで溺死しているのが発見されます。
    死亡した少女・ジョイスは、パーティーの準備の時に「以前に殺人現場を目撃したことがある」と言い張っていました。
    件のパーティーに参加していたオリヴァ夫人は、ポアロに真相解明を依頼しますが・・・。

    そういえば、先日公開された映画『名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊』の元ネタがこの作品とのことですが、ベネチアのベの字も出てこなかったのですけど・・(^-^;?
    映画は見ていないのですが、一体どのあた

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    2023年10月30日
  • 書斎の死体

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    「朝起きると、書斎に死体がころがってる」という、現実には起こりようもないが、しかしミステリー小説なら定番という出だしをクリスティがどう料理するかを楽しむ一作。最後の謎解きまで読み終わったときに、ようやく昔読んだときの記憶を思い出した。トリックは類型的だが、しかしこの類型の代表作と言えるだろう。

    ミス・マープル・シリーズ再読も早くも飽きてきた感じだが、もう一冊くらいは読むつもり。

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    2023年10月29日
  • ハロウィーン・パーティ〔新訳版〕

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    ネタバレ

    ★は3.5というところ。いやはや、クリスティー作品にはこんなテイストもあるのか!とまたもや驚かされてしまいました。

    これは10月に読もう、と前から決めていてやっと手に取ったのだけど、会話が多いせいかスラスラ読めてしまい、気付けば1日で読破。そして休日の終わりに「はぁ今作も面白かった」と満足感いっぱいなわけです。当初はドレイク夫人と富豪の老婦人との関係がつかめなくて混乱しましたが、家系図が整理できてからはスッキリ。甥夫婦は別の舘に住んでいたということですね。
    さて今作では子供が犠牲になってしまうということで、これまでにない緊張感と胸の痛みを感じました。もともと子供好きではない私からしても、さす

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    2023年10月22日
  • ブラック・コーヒー〔小説版〕

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    コーヒーのなかに毒物が。タイトルの「ブラック・コーヒー」がこの物語の始まり。お馴染みのポアロとヘイスティングスが活躍するクリスティの名作。

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    2023年10月21日
  • ハロウィーン・パーティ〔新訳版〕

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    何気におそらく初クリスティ。

    10月だ!ハロウィンって書いてるの読も!と買ったんだけど。読みやすすぎて1日で読んだ。

    途中で犯人わかった!と思ったけど半分しかわかってなかったし全体の読み甘すぎた…と最後の怒涛のネタ明かしパートで眼白黒させた。

    ミステリー全然読まないマンなので、これが…ミステリー…という気持ちで読み終えた。

    解説に書かれてたけどきっとクリスティ好きな人からしたら既視感もあって微妙なのかなとも思うけど。自分は新鮮に読めてよかった。

    他のも気が向いたら読む。

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    2023年10月20日
  • メソポタミヤの殺人〔新訳版〕

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    ミステリとしては物足りないけれど、中東の様子や、遺跡発掘調査、それに携わる人達の価値観などが知れて違った楽しさがある。

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    2023年10月19日
  • 三幕の殺人

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    実にアガサ·クリスティーらしいストーリー。一周回ってこの人は無いだろうと思ってたら…悔しいけどやられた感。殺人の動機には時代を感じた。
    でもエラリークイーンを読んだ後だと、やっぱりどこかストーリーがスムーズに進みすぎてる感じはする。今回はポアロの登場シーンが少なめっていうのも残念だった…

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    2023年10月17日
  • 牧師館の殺人

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    久しぶりにクリスティでも読むかと思ってミス・マープル・シリーズを読み返している…といいつつ、この「牧師館の殺人」は初読な気がする。学生時代、ポアロは好きだったけど、マープルはあんまり読まなかったんだよな。

    謎解きの要素は謎解きの要素としてあるのだが、そんなクラッシク・ミステリーを楽しむ年でもないので、イギリス田舎町の有閑婦人やメイドの、時代がかった描写が楽しい。1930年というから、ざっと100年ほど前の現代小説。

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    2023年10月15日
  • カリブ海の秘密

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    療養のためセント・メアリ・ミード村を離れて遥か彼方の西インド諸島を訪れたミス・マープル。
    そこは最早リゾートだからセント・メアリ・ミードのような人間関係は生じないかと思いきや、裕福な人間たちが限られた空間に集うわけだから根本的な人間模様は変わらない
    つまり噂も憶測も飛び交うお喋りの坩堝と化すわけだ

    ゴールデン・パーム・ホテルにてお喋りの代名詞となっている人物がパルグレイヴ少佐だね
    ミステリにおいて、口が軽い人間が殺される率は高いものだけど、彼もその例に漏れず
    ただ、この場合に厄介だったのは彼があまりにお喋りだったせいで皆が彼のお喋りを話半分にしか聞いていなかった事か

    誰も彼もまともに聞いて

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    2023年10月10日
  • ヘラクレスの冒険

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    ネタバレ

    冒頭のポワロによる自分の名前の由来であるヘラクレスに対する突っ込みが面白かった。印象に残ったのはアルカディアの鹿 (わりと爽やか)、ステュムパロスの鳥(推理できた)、クレタ島の雄牛(いかにもな話の流れからの急展開に意表を突かれた)、ヒッポリュテの帯 (元がわりと艶っぽい話なのでどうポワロと取り合わせるのかと思ったら上手くまとまっていた)。いい話とは思わなかったけど展開に驚いたのはアウゲイアス王の大牛舎 (ポワロ側のやり方が汚くない?)。

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    2023年10月05日
  • パディントン発4時50分

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    犯人が他者に知られてはいけない事は数あれど、殺人の瞬間なんて目撃された日にはその時点でミステリはお終いとなる筈
    けど、犯人は目撃されたと知らないし、目撃者の言葉を信じる者はかのミス・マープルだけ
    本作はそのような導入を持つ作品だね

    そもそも列車に乗っていたら別の列車で行われた殺人の瞬間を目撃してしまうなんてかなりドラマティック
    これで被害者の死体がすぐに発見されれば、非日常に一歩だけ迷い込んでしまった身震いする逸話で終わるのだろうけど、生憎と死体は発見されず
    だから目撃者のミセス・マギリカディは義憤に駆られるし、マープルも死体探しに本気になる

    ただ、マープルは行動力が有るわけではないから実

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    2023年10月03日
  • 招かれざる客

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    戯曲なので苦手な人はなかなか読みづらいかもしれないですが、内容は素晴らしいものでした。いい意味でアガサ・クリスティーらしい作品でタイトルの回収もしっかりやってのけるところが読んでいてすごく気持ちよかったです。

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    2023年10月01日
  • バートラム・ホテルにて

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    ネタバレ

    クリスティの長編ミステリー。探偵役は(一応)マープル。
     推理小説の探偵物でよくある光景が警察官が無能であり、探偵の足を引っ張る構図だ。探偵を邪険に扱い(場合が場合なので仕方ない部分もあるが)、的外れな推理をしてんで真実に辿り着けない様な人物や事柄を重宝し、しまいには探偵が解き明かした真実を受け入れ犯人を我が物顔で逮捕し、探偵に笑顔を振り撒いて一件落着する。ある種のお約束だ。さて、では、もし探偵がいる中で警察官がとても優秀だったらどうなるのか。答えは「面白味に欠ける」だった。
     今作に出てくるオヤジさんこと主任警部のフレッドは優秀であり、完全にマープルが脇役になっている。読者は当然、探偵の活躍

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    2023年10月01日