アガサ・クリスティーのレビュー一覧

  • 海浜の午後

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     戯曲3編収録。
    〇「海浜の午後」
     読んでいると少し登場人物がワチャワチャしている感じがするが、おそらく舞台では人物の出入りがはっきりするので、あまり気にならないのだろう。
     過保護の青年の恋愛話など全体にユーモラスなものにしようとしているのだろうが、ラストはあまりスッキリしない。

    〇「患者」
     転落して動くことも口をきくこともできなくなった患者。事故なのか、自らの意思で落ちたのか、それとも犯罪か。警察は医師の協力により、ある実験によってその真相を明らかにしようとする。

    〇「ねずみたち」
     何者かによりアパートの一室に誘い出された男女。誰が自分たちをここに呼んだのか、またその目的は何か。

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    2023年10月01日
  • 白昼の悪魔

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    ポアロシリーズで「してやられた」って思うの何回目だ。
    今回もロマンス寄りの話かと思いきや、本格的なミステリーだった。
    関係者達の言動や目にした情報から、あらゆる可能性を考慮し犯人に辿り着く。
    灰色の脳細胞を駆使したポアロの推理が冴え渡る。
    最初から最後まで面白く読めた。

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    2023年09月28日
  • 象は忘れない

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    過去に起こった事件の真相を究明するため、ポアロが動く。最後にはこれぞクリスティといわしめる真実が解き明かされる。ポアロ作品の後年の名作。

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    2023年09月28日
  • ハロウィーン・パーティ

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    ポアロシリーズ31作め。
    映画が公開されたということで、鑑賞前に原作に触れることにした。やっぱり視覚からの情報はインパクトがありすぎるから、映画観てからの読書という順番がよい。
    個人的には星2.5に近い。過去の話が長すぎた…。パーティーの夜に起こった事件の解決のために過去の事件を解かないといけないのはわかるけども…。途中から執念で読んだ感じ。ラスト数ページで伏線が一気に回収されていくのでそこが救いだった。

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    2023年09月24日
  • メソポタミヤの殺人

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     メソポタミアの殺人
     クリスティの長編。ポアロシリーズ。
     外国旅行物、現在のイラクあたりの土地の様であり、考古学の発掘隊が舞台になる。
     余り地理感覚はないのだが、何故だかクリスティの外国旅行物はワクワクしてしまう。彼女の描写力は人物像に留まらず風景描写も素晴らしい。また、彼女自身、考古学の様々な工程に知識があり(パートナーが考古学者だったのは有名)作業工程の描写がリアルだ。こういった要素を習得しているミステリ作家は少ないと思うので、彼女の作品の差別化としても重要な要素だ。
     ストーリーの大筋は王道のフーダニットであり、また殺害のトリックがかなり個性的(現代では似たようなトリックを使った作

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    2023年09月23日
  • バートラム・ホテルにて

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    ネタバレ

    これまで読んだアガサクリスティーの小説とは少し違った。人が死ぬのもかなり後半の方だし、牧師さんは生きてたし。でも比較的人物関係も整理しやすくはあったから理解はしやすかった。強盗事件が物語の軸ならもっとそこを深く掘り下げて書いて欲しかったかも。

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    2023年09月22日
  • 鳩のなかの猫

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    イギリスの名門校で教師が殺害される。その少し前に起こった中東での革命で、莫大な価値を持つ宝石が消え失せた。この二つの事件の関連は?
    ここに誘拐事件なんかも絡んできて、事件だらけ。ポアロも中々出てこない!!

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    2023年09月19日
  • 愛国殺人

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    かの有名なポアロも歯医者に掛かるのか、と謎の親しみを覚えた。
    彼に治療を施した歯科医が突然自殺してしまう。
    しかし、その死を不審に思ったポアロは調査を開始する。
    巧みにミスリードさせる犯人の手腕に最後までやられっぱなしだった。
    よくよく考えるとなかなかシニカルな邦題だなと。

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    2023年09月19日
  • エッジウェア卿の死

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    ネタバレ

    ヘイスティングスとジャップ警部が出ている、ということで手に取ったのですが、ちょっとこの翻訳は私には合わなかったですね……。新訳版ばかり読んでいたからか、いわゆる「海外モノ」っぽい訳に翻弄されてしまいました。ヘイスティングスがポワロのことを「ゴキブリ同然」と評するなんて!

    それでも、やっとたどり着いた手記にはすっかり震え上がってしまいました。うーむ、なんとも恐ろしい。
    ジェーン・ウィルキンソン。彼女は、ポワロシリーズのみならず、これまでに読んだあらゆるミステリーの中で5本の指に入るほど、強烈な魅力を放つ犯人です。

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    2023年09月18日
  • 第三の女

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    自分は殺人を犯したかもしれない。という依頼人。結局依頼はせず、そこから物語が進んでいく。クリスティ晩年の名作。

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    2023年09月12日
  • 死の猟犬

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    クリスティの短編集。
    幻想、怪奇小説が集まった作品。クリスティはミステリ、恋愛のイメージが強かったが、今作では新しいクリスティ像が見られる様な気がする。今作は過去に読んだ事が無く初めて読む事になる。

    死の猟犬
    表題作。友人の話からイギリスの田舎に住む姉を訪れ、戦争時代に謎の爆発現象にてドイツ兵を吹き飛ばした修道女の行方を聞く。彼女を匿う医者と彼らの元に起きる事件。それぞれに現れる「猟犬」の痕。幻想怪奇にまつわる作品ではあるが、未来予知と死の猟犬については「不思議」と思うしかないのだろう。
    赤信号
    サスペンスミステリー。短い作品だが出来は良く面白い。テーマは予感、直感。主人公が親友の妻に恋して

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    2023年09月08日
  • もの言えぬ証人

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    クリスティの長編ミステリー。ポアロシリーズ。相棒はヘイスティングス。依頼人からの手紙がポアロの元に届くが、何故か書かれた時期と投函された時期がずれており、既に依頼人が亡くなっているという状況。手紙の内容はとてもわかりにくくヘイスティングスは気にも止めないがポアロは依頼人を調査する事を決め、彼女が住んでいた屋敷を訪れる。
     ポアロの探偵としての行動や考え方、時には嘘をも活用した調査方法とヘイスティングスのイギリス人然とした馬鹿正直な人間性が対比になっており、序盤の二人のやりとりはとても面白い。また、被害者の愛犬、テリアのボブが重要な役割を果たしており(タイトルで匂わされているが)かれが登場する擬

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    2023年09月04日
  • 愛国殺人

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    ネタバレ

    解決編での構図の逆転が鮮やかでそれなりに面白いが、引きが弱い上に故意に読みにくくしたような不自然さがある作品。歯科医のモーリイとライリイ、アリステアとアムバライオティス、ジェインとジュリアなど登場人物の名前が紛らわしく、またフランク・カーターとハワード・レイクスもキャラクター設定も被っている感じで区別しにくかった。すきま時間に少しずつ読み進める読書習慣もあり、忘れたり混同したりでなかなか読み進められなかった。わざとにしか見えないので意図が知りたい。
    中盤で「歯医者が一人が死んでも大した事じゃない」という人物に対しポワロが「あなたにはそうでも私にはそうでは無い」というのがびしっと決まってかっこい

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    2023年10月01日
  • 杉の柩

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    ポアロシリーズ18作め。
    エリノアのロディーへの心理描写にいまいち共感できずに終わってしまった。事件が解決してもロディーのもとに帰らなかったところは納得。気持ちを偽らなければ一緒にいられないなら、いずれは終わってしまいそうな関係だと思うので。
    肝心の事件について。事件直前に不自然な文章があったから怪しいとは思ってたけどまさかそんなトリックとは!

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    2023年09月11日
  • 火曜クラブ

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    絶賛クリスティーブームの現在、初めてのミス・マープルに挑戦です。 ポワロシリーズは大好きなものの、本書はなかなか苦戦。短編ですがそのたびに人物がたくさん出てくるので覚えるのが難しく……。 ただ、メンバーが変わった後半からはぐっと読みやすくなりました。バントリー夫人がいい味出してます。 トリックが面白かったのは「動機対機会」「青いゼラニウム」、「二人の老嬢」はすっかり騙されてしまいました。 次はミス・マープルの中編や長編を読んでみたいところ。

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    2023年08月28日
  • ホロー荘の殺人

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    最初からジョンがクソすぎて、いやな気分になった。
    女性たちはみんな、なんか個性的?というか変わり者。
    ルーシーは今でいうところの空気読めない人のパワーアップバージョンって感じで、好きになれず。
    ミッジが唯一まともな感じがしたが、エドワードとくっついたりで、なんだかな~って感じ。
    最後、ジョンの医者としての素晴らしさみたいな描写があって、ジョンのクソ加減が薄らいだ。多分、途中の登場人物たちのやり取りやら性格の強烈さで、ちょっとよくわからなくなってたのかも。
    なんだか読んでいてとても疲れた。

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    2023年08月24日
  • メソポタミヤの殺人〔新訳版〕

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    ポアロシリーズ12作め。
    遺跡発掘チームに起こる殺人事件の話だった。
    犯人の正体はわりと想像ついたけど、まさか過去のあの事件とつながっていたとは。
    「ナイルに死す」と同様に異国情緒あふれる作品だった。
    いいね、ミステリーは。こういう古き良きミステリー小説を読んでいる時が、一番心穏やかでいられる気がする。誰にも邪魔されないのだ。

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    2023年08月13日
  • 殺人は容易だ

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    クリスティの作品として、私の中ではほどほどの面白さでした。
    素人探偵ルーク氏がちょっと鈍臭くてイライラしてしまいました。

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    2023年08月13日
  • 黄色いアイリス

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    短編集。
    ポアロもの5編、パーカー・パインもの2編、マープルもの1編、ノンシリーズの幻想小説1編が収録されております。

    まさに“クリスティー・バラエティーパック”といった感じで、様々な毛色の話を楽しめる本書。
    個人的に好きだったのは、パーカー・パインもの「ポリェンサ海岸の事件」。
    タイトルに“事件”とありますが、実際は事件はなくて、パイン氏お得意のドッキリばりの仕込みによる“お悩み解決”のお話です。
    “パーカー・パイン劇団”所属女優(?)のマドレーヌ・ド・サラの登場も嬉しいですね。
    そして、異色の幻想譚「仄暗い鏡の中に」も、鏡に映った“ある光景”をきっかけにした、“世にも奇妙な物語”っぽい展

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    2023年08月12日
  • ヒッコリー・ロードの殺人

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    学生寮で起こる盗難事件。そこから起こった連続殺人事件。盗難事件と殺人事件は繋がっているのか。学生の名前が誰が誰だか分からんくなる!!

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    2023年08月07日