アガサ・クリスティーのレビュー一覧

  • もの言えぬ証人

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    今回のポアロのシリーズは、少し物足りなさがありました。驚きがあまりなかったかなぁ。
    犬の登場効果が思ったよりなかった感じかしたからかもしれません。
    ポアロのシリーズの秀逸作品とついつい比べてしまうから厳し目かもです。

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    2026年03月13日
  • ブラック・コーヒー

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    4月に観劇予定の舞台の原作なので予習したが、おなじみのポワロとヘイスティングス大尉の会話を通して、登場人物の背景や動機が紐解かれていく展開に引き込まれた。ポワロシリーズは戯曲形式でも全く違和感がなかったし、むしろト書きがあることで舞台ならではの趣が感じられるのも新鮮だった。

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    2026年03月13日
  • ヒッコリー・ロードの殺人

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    自分の中で勝手にイメージしているポワロのイメージと今までで最もかけ離れていたのであまり楽しめなかった。(翻訳のせいで)話し方が変なんです、姿形から人格までが別人に感じられた。私がいちばん好きなのは田村隆一訳のポワロ。

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    2026年03月12日
  • 蒼ざめた馬

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    ネタバレ

    推理小説というよりオカルトを題材としたサスペンス小説という感じ。日常にじわじわと非日常が侵食していく展開はよかったが、謎解きに入るとご都合主義が目立つので、尻すぼみ感がぬぐえない。

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    2026年03月12日
  • 葬儀を終えて〔新訳版〕

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    犯人の意外性という意味では印象に残るストーリーだったけど、前振りの期待値が高過ぎたせいか相対的に評価は低め。。

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    2026年03月07日
  • 白昼の悪魔〔新訳版〕

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    なんと、初アガサ・クリスティーです。
    リゾート地の海岸で白昼堂々、元女優の夫人が絞殺された。同じホテルに滞在していた探偵ポアロも捜査にあたるが・・・

    いかにも疑わしい容疑者が複数ありつつも、いずれもアリバイがあって犯人を特定しきれない。そんな中、探偵だけは見落としがちな小さな事実を積み重ねて犯人に辿り着く。古典ミステリーの基本に忠実な作品でした。
    後出しジャンケン的な種明かしに強引さは感じますが、その大らかさも古典の味かと。

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    2026年03月07日
  • 秘密機関

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    すごく読みやすいので、ちょうどいい暇つぶしにはなります!
    けど色々展開も読めて、大味
    でもトミーとタペンスの掛け合いは異常に魅力的で、キャラ小説だなあと思い、
    好みではあった

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    2026年03月05日
  • 白昼の悪魔〔新訳版〕

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    人物描写や散りばめられたエッセンスを回収していく鮮やかさなどはクリスティ作品の醍醐味であり、とても楽しかった。犯人の意外性という意味では、もう少しで読み解けたかも…感はあったが、やはり裏切られてしまった。
    ゾクっとする感じよりも、緻密に組み立てられている小説だったと思う

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    2026年02月28日
  • 杉の柩

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    ネタバレ

    クリスティ玄人から人気の作品ということは知っていた。
    が、個人的にはそこまでだった。
    昨年からクリスティを読み始めたずぶの素人にはまだ早いということか…

    エリノアの描写は鬼気迫るものがありすごかったし、「直前まで犯罪する気満々でたまたま思いとどまっただけの人と、本当にそのまま犯罪を犯した人ってそこまで違うのか」的な部分はこの作品の核というか、おーそこに切り込むかというような重要なテーマのように感じたけど、劇中で割とあっさり処理されてしまうのが拍子抜けだった。
    あと、あまりにエリノアの描写に集中し過ぎてその他の人物が浅く感じてしまったかな。

    結局一番かわいそうなのは複雑な出自を持ち、それでも純粋におば様に尽くして夢に向かって頑張ってたら勝手に惚れられたり恨まれたりして結局殺されるメアリイなんだけど、最終的に誰にも同情されてないっぽいのが本当にかわいそう過ぎて、エリノアとピーターのほっこりエンドすら霞むモヤっとエンドに感じた。

    あと、今回改めて分かったのは自分はポアロが好きだと言うこと。
    クリスティ作品の読者の方々から言わせたら何を今更なことでしょうね。
    ポアロ以外では「クリスティ作品を読みたい」と思って読み始めるけど、ポアロ作品に限っては「ポアロに会いたい」と思って読み始めている自分がいる。
    それで言うと、今作はポアロの出番的にも活躍的にも正直期待外れだったかな。

    まあ自分がクリスティ玄人になれたと思った暁には改めて読み返したい作品です。

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    2026年02月22日
  • ビッグ4

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    巨悪なるビッグ4とポワロの戦いを描いた長編。本格ミステリというよりは通俗長編のようなモノを感じる。今までの作品がシャーロック・ホームズの系譜だとすると本作はアルセーヌ・ルパンの系譜というか。
    敵の正体といい展開といい、胡散臭さがあるが案外娯楽映画にしたら1番映える作品かもしれない。帰国してきたヘイスティングがやはりいい味出している。

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    2026年02月21日
  • ビッグ4

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    ネタバレ

    著者の失踪事件後に書かれた話でもあるためか、ミステリー小説としては毛色が異なり、ビック4を追いながらも人質になったり殺されたり、冒険小説に近い。

    先にアクロイド殺しを読んでおり、ポアロがなぜ引越してカボチャ栽培をしている状態なのか謎だったが、本作の結末に、こんな凄い経験をしてしまったのだからもう探偵業を廃業しようという旨があり、そこからアクロイド殺しに繋がるらしいのが面白かった。

    序盤こそ謎の訪問者がビック4に関する言葉を残して突然死するなど面白かったし、まさかの双子の兄弟の登場は意外ではあったが、都合が良すぎる感も否めない。
    これだけ、ビック4というメンバーは巧みな犯罪集団だ〜という雰囲気を出しておいて、実は既に何度も会っているんですよというのはミステリーらしくて良いが、ナンバー4は知らぬ間に大活躍していたにせよ、キャラクターとしてもっと魅せて欲しかった。

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    2026年02月13日
  • 邪悪の家

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    ネタバレ

    またまた合間にクリスティーをサクッと1冊挟もうとポアロ登場の『邪悪の家』へ。

    ポアロとヘイスティングズは保養先のホテルで1人の女性と出会うのだが、彼女が何者かに命を狙われていることを察知したポアロが真相究明に立ち向かうところから話が始まる。
    あれ、でも何かこの冒頭のあらすじに既視感が…
    何だろう、何だろうと思っていたら、思い出しました。

    ※以下、盛大にネタバレを含むので未読の方にはオススメしません。それぐらい知ってしまうと驚きが半減してしまうと思われます。
    興味があれば知らずに読むのが吉!









    実はこのお話は昔NHKのアニメで放映してたんですね〜我ながらよくあらすじを覚えてたなぁと感心もするのですが、狙われた当人と間違われて殺されたと偽ったり、全然関係のないような飛行機パイロットの話が出てきたあたりであれ?そんな特徴的な話あったよな〜…とΣ(-᷅_-᷄๑)
    当時はそのどんでん返しに魅了されたし、180℃事件の見方が変わって犯人に辿りつく感じがクリスティーすげ〜となったんですね。
    原作を一通り読むと、こんなにも疑わしい人物が周りに配されていて、誰も彼も怪しいが盛りだくさんだったんだな、と感じました(アニメでは省略されてたかもですが)。
    出来れば全てを忘れて、また一から騙されてみたかったくらいです。

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    2026年02月11日
  • 死との約束

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    事件がなかなか起きないので前半少し飽き始めていた。事件そのものはトリックを使ったものではなく、容疑者の証言の聞き取りを中心に解明していくのだが、辻褄の合わないところがあることから、誰かが嘘をついているか思い違いをしているか。一見無関係に思えるような証言もポアロは決して軽視することはない。終盤で、『この人が犯人だとすると』『この人が嘘をついているとすると』など、いろんな仮説をたて、真実をつきとめる彼は人の心理から謎を解くスペシャリストだ。

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    2026年02月07日
  • 秘密機関

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    クリスティ作品では異色の若者たちの冒険譚。
    とても面白いけど、なんとなく拙さを感じるな?と思っていたら、長編作品としては2作目と知り納得。いやこれで2作目ならめっちゃすごいやん、さすがクリスティ。
    フィクションならではのとんでも展開連発と、戦後の混乱期を逞しく生き抜こうとする若者たちのリアリティが絶妙な塩梅で表現されていて、とても楽しい冒険活劇だった。
    そしてなにより、主人公たちが平民ってのがいい。クリスティ作品に限らず、ドラマチックさを求めるミステリの舞台はどうしても上流階級の世界に偏りがちだけど、トミーとタペンスは完全な一般市民。なんなら貧乏。圧倒的に親しみの持てるキャラクターで、根強いファンがいるのも頷ける。
    余談だけど、物語の最後に成立する二組のカップル、どちらも成就の仕方がおしゃれすぎんか?セリフも気が利いてて、クリスティのおしゃれすぎるロマンスのセンスはこの頃からすでに健在のよう。

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    2026年02月07日
  • 秘密機関

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    クリスティ作品の中で気になっていた
    冒険ミステリー小説、トミーとタペンスのシリーズ一作目(なんかおもしろいジャンル)

    和田誠さんの表紙イラストが「タイタニック」みたい。

    幼馴染の2人が久しぶりに会って
    いい仕事ないかなー、お金儲けしたいな、
    じゃ冒険家なんてどう?
    と、突拍子もない流れで
    えらいシリアスな事件に巻き込まれてしまうという、不思議なお話。

    あまり細かいことは気にせず
    彼らの冒険に実を委ねて楽しむのが良い。
    タペンスがとってもチャーミング。

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    2026年02月04日
  • スタイルズ荘の怪事件

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    読みやすくてびっくり!
    ポアロシリーズは何作かずいぶんと前に読んだ記憶があるけど、あらためて1作目のこちらから読んでみることにした。
    ヘイスティングスのキャラが気のいい青年といった感じで良かった。

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    2026年02月01日
  • 雲をつかむ死

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    ★★★ 読めてよかった

    最後まで、ピースが揃わないもどかしい思いをした。アリバイを成立させるトリックは圧巻だったが、他がおそまつのように感じた。

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    2026年01月29日
  • 書斎の死体

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    ネタバレ

    作品の書かれた時代を考慮する必要があります。

    あまりそれを深く考えていなかったので、

    真相を知ってガッカリしてしまった。

    ミス・マープルシリーズは初めて読んだ。

    読みやすいけど、

    マープルがどんな人物なのか、今一つ掴めない。

    映像化されたものを見てみたい。









    -------ここからネタバレ---------









    それにしても、

    警察が介入して検視しているのに、死体が別人とは…

    でもDNA鑑定とか無い時代は、証言がすべて。

    仕方なし。

    確かに、車が全焼しても死体が誰なのか分かるって、

    科学が発達してないと分からないよね…

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    2026年01月25日
  • ヒッコリー・ロードの殺人

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    アガサ・クリスティ4作目。
    少し人種差別的な表現が嫌だったけど、当時の時代背景を考慮すればしょうがないのか。
    合計で3人も亡くなると思わなくてびっくりしました。最後は全部繋がっていて無駄な話が無かったのも良かった、流石クリスティ!
    次は何を読もうかな!

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    2026年01月15日
  • ヒッコリー・ロードの殺人

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    ポアロの秘書レモンの姉ハバード夫人が寮母をするヒッコリー・ロードで、リュクサックやスカーフがズタズタになったり、インクがぶちまけられたりという事件が発生。その中のいくつかをやったと自供したシーリアは次の日コリンと婚約すると発表。発表後すぐに寮で服毒される。
    シーリアが殺害されるまでに細かい事件がたくさん起きて深い意味があるのかと思えばそんなでもなかった。誤魔化し的な意味で木を隠すなら森みたいなもんで。
    家宅調査から密輸疑惑が出て、麻薬、偽装パスポート、知りすぎた人達が殺されてくる展開でそんなにひねりがあるわけではなく、人格不適合者がそのまま捕まる。

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    2026年01月12日