アガサ・クリスティーのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
久々のポアロさんです。
新訳が出たのでそちらをと思ったのですが、本屋さんで手に取ったらなんと1800円+税……!
さすがに躊躇ってしまい、旧訳の方で読みました。本も高くなったなぁ。。
以前、ドラマで「砂に書いた三角形」を視聴しており、その短編を発展させたものがこの『白昼の悪魔』だと耳にしました。
なので、あのお話と似た結末なのかな〜と先入観ありまくりで読んでしまい、結果的に犯人にはすっかり驚かされることに。
まあ私が勝手に騙された話は置いておいて、今作は非常にシンプルなフーダニットであり、途中で疑問点が整理されるなど、なんだか久しぶりに王道なミステリーを読んだ気がしました。
『エッジウェア卿 -
Posted by ブクログ
ポアロもの。
ある朝、ポアロの元に「自分が犯したらしい殺人について相談したい」と、ノーマという若い娘が訪ねてきます。
ですが、ポアロを見た彼女は「(ポアロが)お年寄りすぎるから・・」と、結局何も告げないまま去ってしまい・・。
朝食を邪魔された挙句に「年を取り過ぎている」(←言わば、“オジイは無用!”ってこと?)と、言われてしまい、しょっぱなから大ダメージのポアロがお気の毒。
とはいえ、“腹は立つけど、殺人があったのか気になる”ってことで、オリヴァ夫人全面協力のもと、捜査を開始することに・・。
さて、「殺人しちゃったかも・・?」と言っているノーマなんですが、話を聞いても支離滅裂だしあまりの -
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14編が収録されており、盗難、誘拐、失踪、殺人など多彩な事件が展開される。
ヘイスティングズとの掛け合いや、ポアロの「灰色の脳細胞」を駆使した推理が冴えわたり、次々と事件を解決に導く様子が印象的だった。珍しい失敗談も含まれており、短編集ならではのテンポの良さとともに、初期ポアロ作品の魅力が凝縮された入門にふさわしい一冊だった。
●首相誘拐殺人事件
首相が戦争の和平交渉会議直前に姿を消すという大事件に対し、警察も諜報機関も手詰まりの中、ポアロはごく小さな手がかりから真相を導き出す。その推理は大胆でありながら理にかなっており、読者にも爽快感を与える。時間制限の中で事件が解決される展開はスピ -
Posted by ブクログ
評価がその他の小説より低めなのも理解できる。ミステリという感覚はなく、どちらかといえばスパイアクションの要素が強い。ポアロが世界規模の陰謀と対峙するという設定は派手ではあるが、いつもの「密室」「アリバイ崩し」といった本格推理を期待すると肩透かしを食らうかもしれない。
●展開
世界を裏で操る巨大組織「ビッグ4」という存在感は抜群で、少年漫画的なわくわくがある。ポアロが次々と罠をかいくぐり、知略で強大な敵に挑んでいく姿は、いつもと違う魅力を放っている。
物語は緩やかに進行し、事件の解決よりも登場人物たちの交流や心情の変化が丁寧に描かれている。推理のスピード感や謎解きの鮮やかさは控えめだが、 -
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Posted by ブクログ
おしゃれなタイトルと評価の高さでずっと読みたいと思っていた作品。
マープルシリーズ全くの初見で手を出すのは違うのかもと思い、これを読むために先に牧師館や予告殺人を読んだまである。
結果的に、うーん…自分の中での評価はそこまで高くありませんでした。
まず、これは自分のクリスティ作品を読んでいる順番が良くない説もあるけど、せっかく会社の社長室で事件が起きるという珍しい状況なのに結局そのすぐ後にお屋敷に舞台が移ってしまい、またこのパターンかーい!と思わずつっこんでしまった。
そこで暮らす人々も他のクリスティ作品と比べるといまいち書き込みが薄く最後まであまり人物像がはっきりと見えてこないため、展開され -
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ネタバレ 購入済み
最後まで
最後まで犯人がわからなかった。ABC順の名前の殺人が起きて、犯人と思われる人もイニシャルがABCだなんてセンス良い。身代りも用意してキチンと計画したのに、証拠ゴロゴロ出て呆気なく終わるとは。ポアロの推理が始まったところはスラスラ読めた。
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Posted by ブクログ
2025.5.30完読
頑張って書いたのに、投稿押したのに、感想がないという悲劇。なんで?
書き直しです。
真山仁さんの『疑う力』に出てきた本。
多分読まなくても問題なかったんだろうけど、なんとなく読まずには、読み進められない気がして、購入。
単行本で税抜1000円超えの本で、買うとき「ヒッ」って声出た。本高くなったね。。。
去年から読んでてやっと読み終わった。
半年以上かけて読んだ本なので、結局『疑う力』も最初から読まなきゃもう覚えてない。笑
読み終わった印象、Theミステリー小説。
最近、イギリスの海外ドラマ『刑事モース』にハマったけど、ミステリーだけど情緒があるミステリーで、イギ