アガサ・クリスティーのレビュー一覧

  • 茶色の服の男

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    アガサ・クリスティーといえば、ポアロやミス・マープルなどの探偵が活躍するイメージを持っていたが、この作品は彼らがまだ有名でない時期に執筆されたと知ってた。クリスティーの初期の作品であり、ミステリーではあるものの、主人公アンの冒険譚。

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    2024年04月22日
  • なぜ、エヴァンズに頼まなかったのか?

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    ネタバレ

    事件解決に乗り出す主人公のコンビが作中ではそれぞれ別の人(犯人の2人組)に惹かれて、最後はきれいにまとまるというのが割と現実的な感じがした。悪役の女性が小気味良いが衰弱して見つかったあたりで怪しげに見え、自分がミステリずれしてしまったと感じた。

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    2024年04月14日
  • 杉の柩

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    婚約中のロディーとエリノアの前に現われた薔薇のごときメアリイ。ロディーが彼女に心変わりし、婚約は解消された。エリノアの心に激しい憎悪が湧き上がり、彼女の作った食事でメアリイが死んだ。犯人は私ではない!エリノアは否定するが・・・嫉妬に揺れる女心を、ポアロの調査が解き明かす。

    クリスティお得意の男女のもつれが引き起こす殺人事件、と思いきや?という展開。誰がどう見ても犯人はエリノアが怪しいので、さすがに犯人は違うんだろうと思うものの、動機がはっきりしないので全然分からなかった。しかしロディーのろくでなし具合にはイライラしたね。こんな男と結婚しなくてエリノアは正解だと思うよ。普通なら被疑者だから手の

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    2024年04月13日
  • 運命の裏木戸

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    初登場時若かったトミー&タペンス。今作運命の裏木戸では二人とも75歳近くになっている。それでも持ち前の好奇心や探偵力は衰えていない。これがアガサ・クリスティ最後の作品だと思うと感慨深い。

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    2024年04月09日
  • メソポタミヤの殺人〔新訳版〕

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    ポアロ作品♡
    女史の作品はどれもそうだけど、登場人物に愛着が湧いちゃう。
    そしてこの作品は手記形式なのがまた良かった!
    殺人が起きているので不謹慎だけど、なんかロマンティックでムードが良い不思議。

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    2024年04月08日
  • ポアロ登場

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    標準的な文庫本の厚さにも関わらず、14篇も作数があって、読み応えあり。
    外国人の名前が覚えられないので何度も戻りながら読み進めた。

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    2024年04月07日
  • なぜ、エヴァンズに頼まなかったのか?

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    ネタバレ

    牧師の四男であるボビイは、友人とのゴルフの最中に崖から転落した男を発見する。男はボビイが見守る中、「なぜ、エヴァンズに頼まなかったのか?」という謎めいた言葉を残して絶命する。
    男の身元を示すものがないかとポケットを探ったところ、そこには女性が写った写真があった。
    ボビイは、現場を通りかかったロジャー・バッシントン・フレンチに死体の番を任せるが、その間に死体のポケットの中の写真がすり替えられたことを後に知ることになる。
    ロジャーの怪しい行動からこれは単なる事故ではないと見抜いたボビイは、幼馴染のフランキーとともに独自の捜査を始める。当然、潜入先はバッシントン・フレンチ家。さらにその近所に住む怪し

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    2024年03月31日
  • 鏡は横にひび割れて

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    都市化が進むセント・メアリ・ミードと、ミス・マープル自身も老いを感じる今日この頃。懐かしい人々のことを思い出し、少しセンチメンタルになるマープル。
    大物女優とその夫が移り住んだゴシントンホールは、かつて『書斎の死体』で死体が発見された曰く付きの場所。そこで開催されたパーティには、多くの周辺住民が参加する。そしてそこで、野戦病院協会幹事のヘザー・バドコックが殺害される。
    ヘザーはパーティの主役でもある女優のマリーナと間違えて殺されたのか、それともはじめから彼女自身が狙われたのか。全ての鍵は、ヘザーと対面した時にマリーナが浮かべた「凍りついたような表情」にあった。
    立て続けに殺人が行われるものの約

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    2024年03月26日
  • 第三の女

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    ほほお、そうきましたか。
    散らかっていた事象が一つに集約される瞬間が好きだなあ。
    「自分が犯したらしい殺人についての相談」と聞いた時点で、これは何かあるなと分かる。
    結局、その“何か”には最後まで気づけないが。
    まあでも自分なりに推理しても、ちっとも当たらないのが楽しい。
    そして、ロマンスを忘れないところがまた良い。

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    2024年03月24日
  • 教会で死んだ男

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    ポアロものが11話、ノンシリーズの怪奇小説1話、ミス・マープルものが1話収録。
    ポアロものは「スズメ蜂の巣」だけヘイスティングスが登場しないけど、いつもの事件解決パターンとは違う趣向で良かった。
    ミス・マープルものは、長編の「予告殺人」に登場したバンチとクラドック警部が登場。バンチは良いキャラだったので再登場して嬉しい。ポアロも良いけど、やっぱりミス・マープルもいいなあと思った。

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    2024年03月23日
  • ヒッコリー・ロードの殺人

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    スーシェ版ポワロさんに合わせて手に取りました。
    しばらくはドラマのエピソードに先駆けて読むタイトルが決まりそうですが……この次は『ゴルフ場殺人事件』。じゃあいいか笑。そしてその次が『もの言えぬ証人』。おおこれは気になります。

    さて今作は、ポワロさんの優秀な秘書ミス・レモンが仕事上のミスを犯すところから始まります。
    それにしても、ドラマ版ではあんなにチャーミングなミス・レモンですが、原作では「実務的な観点から見れば、彼女は女ではなくて、機械だった――完璧な秘書だった」と表現されているのがちょっと面白い。良い改変だ。

    そんなミス・レモンの気が散ってしまっていたのは、お姉さんの悩み事のせい。

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    2024年03月13日
  • パーカー・パイン登場

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    『黄色いアイリス』ではじめましてだったパーカー・パインについてもっと知りたくて、短編集を手に取りました。

    前半は"パーカー・パイン劇団"が奮闘するお話、そして中盤からはパイン氏が旅先で出会う"不幸な人たち"の悩みを解決する構成に。
    単発ドラマとして発展できそうな形だけに、パイン氏の登場がこれ限りなのがなんとも残念。月曜20時のドラマでやってそうなのに……。
    個人的に好きだったのは「退屈している軍人の事件」。『ハロウィーン・パーティー』に登場したリンゴ好きのオリヴァ夫人の筋書きに、思わずニヤリ。こういう誰も傷つかない結末にはほっこりしてしまいますね。

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    2024年03月10日
  • ビッグ4

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    ポアロシリーズでは“異質”

    あとがきによれば、有名な「クリスティー失踪事件」の直後の出版で、結構“売れた”ようだ。
    もともと、いくつかの短編だったネタを合わせて繕った、とある。
    そのせいか、一つの事件の解明ではなく“ビッグ4”という組織との対決ということで、まるで同じ国の某諜報機関物のよう。
    さすがに巧みな作者だけに一気に読める面白さだが、何か物足りなかったのが残念。

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    2024年03月08日
  • 終りなき夜に生れつく

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    途中までは、ラブロマンスと遺産系を争う感じかと思いきや、
    途中からはゴリゴリのミステリーと人間の欲を描き切る描写。
    切り替えが唐突だったので、ん?となったが、後半からの展開は怒涛であっという間に読み切れました。

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    2024年02月29日
  • 複数の時計

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    このシリーズを読み続けているからこそ、見当違いの方向に導かれた感がある。
    これぞ無意識の先入観か。
    正体不明の男の死体と、彼を囲むように置かれた複数の時計。
    もうこれだけでワクワクしてしまうもんなあ。
    それにしてもポアロってこんなに年老いてたっけ?
    すごくお爺さん感があって、ちょっと驚いてしまった。

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    2024年02月28日
  • 検察側の証人

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    別の本で紹介されていたので、前情報なく読んでみました。戯曲であることに驚き、ストーリーにも驚き 笑
    ただ、やはりエンターテイメントである一方、シェイクスピアを読んだ時の重みはあまり…
    今度は小説にも挑戦します

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    2024年02月26日
  • 葬儀を終えて〔新訳版〕

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    ポアロもの。

    資産家、アバネシー家の当主・リチャードの葬儀が終わり、出席した親族一同の前で遺言執行人の弁護士・エントウィッスル氏から故人の遺産の内容が公開されます。
    ですがその時、リチャードの末妹・コーラの放った爆弾発言により、その場が凍り付くことに。
    「だって彼は殺されたんでしょ?」
    そしてその翌日、コーラが自宅で殺害されているのが発見されて・・。

    これぞファーストインパクト(?)といった感のある、コーラの爆弾投下。
    もう、これで引き込まれちゃいますものね~。
    この、“・・彼は殺されたんでしょ?”は、
    “いいかい、彼女を殺してしまわなきゃいけないんだよ”(『死との約束』)
    “なぜ、エヴァ

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    2024年02月25日
  • 鏡は横にひび割れて

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     冒頭の映像的なシーンで事件発生もその後は落ち着いた感じで展開し終盤になって色々と動きが…ミス・マープルがすっかりおばあちゃん扱いになってるが、ミス・マープルを実際に読むまで思っていた「安楽椅子探偵」のイメージにはこの方が近いかとも思う。

     有名女優が近所に引っ越してきてそこから起こる騒動は、何だか現実味のない設定ではあるがドラマとしてはとても面白かった。色々とスッキリしない部分も残ってはいるが、まぁ隅々まで整合性を求めなければ読後感も中々にスッキリする。後は何を言ってもネタバレになりそうなので黙っとこ。

     個人的には前作『パディントン発〜』登場のルーシーの活躍する話しも見たかったなとも。

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    2024年02月25日
  • バグダッドの秘密

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    1951年発表のノンシリーズ作品。初期の作品『茶色の服の男』と味付けは似ているが、よりスパイもののスパイスが利いているのと、米ソの対立という時代背景が題材に含まれているのが特徴。もちろん、本格的なスパイものとはスリリングさでは比較できないし、ミステリとしてもサプライズの大きさだけで言えば傑出するものはないが、クリスティならではの安定感、安心感が心地いい。

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    2024年02月24日
  • 魔術の殺人

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    ミス・マープル長編5作目。今回はマープルがある女性の屋敷を訪ねることになり、そこで事件が起きるという展開。マープルが頭から登場してくれて出番も多いのだが、ちょっと盛りあがりに欠ける気もした。人物描写は良いのだけど、犯人が分かるくだりのクライマックス感が今ひとつ。

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    2024年02月22日