アガサ・クリスティーのレビュー一覧

  • 死の猟犬

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    怪奇小説はさほど興味なく読んだこともほとんどないので評価する能力もないなか、本作品のアガサのは、なんか下手じゃない?と思えてしまう。回収が無すぎてご都合主義の少女漫画みたい。レイモンドチャンドラーの短編に2 作ぐらい入っていた怪奇幻想系が意外と趣あるなと思ったのと対照的。ただし短編集としては怪奇系ではない作品との配列の妙が楽しめて、そこは大いに気に入った。

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    2022年08月15日
  • 死人の鏡

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    ポアロもの短(中)編集。

    長編よりお手軽で、短編よりは読みごたえがある長さのポアロもの4話がお楽しみ頂けます(お得かもw)。
    因みに、第一話「厩舎街の殺人(Murder in the Mews )」は英国版での表題作となっており、日本版表題作の第三話「死人の鏡(Dead Man’s Mirror)」とは“不審な自殺――自殺か他殺か?”を解明する部分で共通していますが、展開や真相が全然異なるのが興味深いですね。
    第二話「謎の盗難事件」は盗まれた機密書類の謎を追う展開なのですが、ポアロのヒアリングから導き出される事実にグイグイ引き込まれました。
    第四話「砂に書かれた三角形」はリゾート地(ロードス

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    2022年08月10日
  • 七つの時計

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    「チムニーズ館の秘密」の続編なので、先に「チムニーズ館…」を読んでおくとより楽しめる。バトル警視が出てくる。最後まで犯人が分からなかった!結末を知ると、あぁなるほどという感じの一冊。

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    2022年08月07日
  • 青列車の秘密

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    ポアロシリーズは、ミステリーとラブロマンスを同時進行で読んでいるような気分にさせられるから不思議。
    魅力的な人物とドラマティックな展開、そして意外な犯人。
    この組み合わせは専売特許と言ってもいい。
    もはや殺人事件そっちのけで、この世界観を楽しんでいるところさえある。

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    2022年08月06日
  • もの言えぬ証人

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    ポアロは巨額の財産をもつ老婦人エミリイから命の危険を訴える手紙を受けとった。だが、それは一介の付添い婦に財産を残すという問題のある遺言状を残して、彼女が死んだ二カ月後のことだった。ポアロとヘイスティングズは、死者からの依頼に応えるとともに、事件に絡む愛すべきテリア“ボブ”の濡れ衣も晴らす。

    ある一族の老婦人が病死かと思いきや殺人未遂があって間もなく死亡していて、しかも遺産は家族には全く与えられず付き添い婦に、という衝撃の展開。最初は半信半疑のヘイスティングスですが、ポアロに引っ張りまわされながらだんだんと事件性に気が付いてあれこれ考えをめぐらせるところが読者と同じ目線で非常にいいです。ボブと

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    2022年07月30日
  • マン島の黄金

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    今まで読んだことのないタイプのクリスティの短篇集だった。「クリスティの死後、新聞や雑誌等に掲載されたきりだった幻の作品群」だそう。ポワロの話が2つとクィン氏の話が1つあり。半分くらいまで時間がかかったが、後半はスイスイ読めた。特に「孤独な神さま」「クィン氏のティーセット」「愛犬の死」が気に入った。

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    2022年07月30日
  • 火曜クラブ

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    13短編集。作家の伯母のもとに、前警視総監や画家、牧師や女優など様々な人々が集まり、各自が知っている事件を語り、犯人を推理する。伯母マーブルは、田舎の小さな村の人たちの例をひきつつ、その謎を解く。

    今読んでも面白いです。田舎の老婦人、話を聞くだけ、村での出来事・人間性との関連性、などミステリーの中での存在もすごかったのだとわかります。

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    2022年07月24日
  • 死人の鏡

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    「アガサ・クリスティ」の短篇(中篇?)ミステリー集『死人の鏡(原題:Murder in the Mews 米題:Dead Man's Mirror)』を読みました。

    『鳩のなかの猫』、『象は忘れない』に続き「アガサ・クリスティ」作品です。

    -----story-------------
    謀略の犠牲になりかねないからと調査を頼まれた「ポアロ」は、依頼人の准男爵の邸へ向かった。
    が、待っていたのは密室の中での依頼人の死。
    自殺に見えるが動機は不明。
    また謀略とは何なのか?
    事件解決の手がかりは意外にも書斎の割れた鏡にあった!
    密室の謎に挑む表題作をはじめ、「ポアロ」活躍の四篇を収録す

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    2022年07月22日
  • 黄色いアイリス

    A

    購入済み

    おもしろかった

    短編集です。
    お馴染みの名探偵が揃い踏みといった感じで
    おもしろかったです。
    次々とつい読み続けてしまいます。

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    2022年07月21日
  • ヘラクレスの冒険

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    ポワロの12篇の短篇集。ヘイスティングスは出て来ず、たまにミス・レモンが登場する。寝る前にちょっと読みたいというときにピッタリの一冊。

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    2022年07月11日
  • ポアロのクリスマス

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    クリスマスっぽさがあまり感じられない気がするのだが。。
    短編のクリスマスプディングの方がクリスマスっぽくって好き。子供たちがわちゃわちゃしてるし。

    リディア、いい人

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    2022年07月07日
  • 愛国殺人

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    ポアロもの。

    歯医者で憂鬱な治療を終えたポアロの許に、当の歯医者が自殺したとの連絡が入ります。
    彼の直前の様子から、とても自殺とは思えないポアロは、真相解明に動きだしますが・・。

    ポアロも歯医者嫌なんだ( ̄m ̄〃)と、共感できる事にちょっと嬉しくなる私。
    さて、歯医者の死に続いて、治療を受けに来ていた怪しげなギリシャ人も死んでしまい、さらに同じく歯医者に来ていた中年婦人も失踪して・・と錯綜していく中で、“これは、スパイ絡みかも?”という流れに。
    大物銀行家に対しての銃撃未遂もあり、これは『ビッグ4 』ばりの、国際犯罪組織が関係してくるのかな?と読み進めていきますが・・。
    で、結局これが完全

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    2022年07月04日
  • 運命の裏木戸

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    初トミー&タペンス。最初に読むのが引退して田舎でのんびり暮らし始める二人っていうのは、ちょっとチョイスミスだったかも?

    おしどり探偵の2人は愛らしくて楽しかったんだけど、事件も解決もなんだがぼんやり霞がかかったようで、スッキリしない。面白くないわけではないんだけど……

    作品中よく言及されてた『NかMか』が面白そうなので次はこれかな。それとも短編集の方が面白いかな?

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    2022年06月28日
  • 死との約束

    A

    購入済み

    なるほどね

    証人尋問だけで解決させるポアロのお手並みは見事なものだけど
    それを推理小説にするとこうなるのかという感じで
    ミスリードといったら良いのか肩透かしといったら良いのか
    私にとってはスッキリしなかった。

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    2022年06月19日
  • 愛国殺人

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    どの辺が愛国なのか分からんかったけど、全部読んだら成る程と頷ける題名。なかなかぶっ飛んだ考え方の犯人でした。

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    2022年06月19日
  • ハロウィーン・パーティ

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    ネタバレ

    オリヴァ夫人登場!
    子どもたちのために企画されたハロウィーン・パーティーの準備中に「あたし、前に人殺しを見たことがあるのよ」と言い出した少女が、パーティーの最中に殺される。
    それもりんご食い競争で使われたバケツに頭を突っ込まれての溺死!
    りんご好きのオリヴァ夫人、ミステリ作家のオリヴァ夫人、自分の関心を引くためにジョイスはそんなことを言い出したのに違いない……
    旧知のポアロに助けを求め、物語が始まる。

    この出だしがもう素晴らしい。
    オリヴァ夫人といえばちょっとおかしな、ものすごく個性的な中年女性というイメージだけど、それだけではないんだよね、と改めておもった。『象は忘れない』のオリヴァ夫人と

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    2022年06月14日
  • ねじれた家

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    ネタバレ

    すらすら読んだが、犯人が以外過ぎてびっくりした。
    いろいろヒントがあったのに、見逃していたな。

    ソフィアが遺産相続して、一族を養うようにというおじいさんの遺言だったが、この一族を面倒見るのはしんどいだろうな。ソフィア頑張れ!!

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    2022年06月12日
  • ゼロ時間へ

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    殺人の動機が、こんなことで、、、と思い、人としてどうかと思った。
    意外な人が犯人でびっくりしたが、犯人がわかるところはちょっと運の要素が強いというか、そこまで洞察力が高くない私ならきっと、気づかないだろうと思った。

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    2022年06月12日
  • 殺人は容易だ

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    ノンシリーズ。

    植民地帰りの元警官・ルークは、列車内で偶々同席した老婦人から彼女の住む村で連続殺人が行われていると聞かされます。翌日、その老婦人が車に引き殺され、さらに彼女が“次に殺されるかもしれない”と危惧していた医師が死亡したニュースを見たルークは、真相解明の為、件のウィッチウッド村に赴き、独自に調査を開始しますが・・・。

    “THE・英国の田舎の村”といった感じの、村人同士が互いを監視し合っているような閉塞感や、村人たちのクセの強さ等、小さい村ならではの“一筋縄ではいかない感”を書かせたら達人級のクリスティーですが、いかんせん登場人物が多くて、ルークの地道な聞き込み場面では何度も巻頭の

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    2022年05月18日
  • 死が最後にやってくる

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    ネタバレ

    古代エジプトでも連続殺人は起こる。

    父親が若い愛妾を家に連れてきた。彼女の態度に家の者たちが反感を募らせる中、彼女は亡くなった。そして続く不幸。夫を亡くして実家に帰ってきていたレニセンブの運命はいかに。

    いや古代エジプトの意味あったかな、と言ってはいけないのだろうけど、クリスティーがエジプトにハマっていたことは伝わる。しかし別に古代エジプトでなくてはいけない理由は特になかった。だからこそ普遍的なミステリは時代も場所も選ばないんだなぁと思う。多分実写化するならセットを組めばロンドンでも東京でも大丈夫な古代エジプト。

    気の強い義姉、気の弱い兄、自尊心の強い兄、おっとり静かな義姉、我儘で自惚れ

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    2022年05月04日