アガサ・クリスティーのレビュー一覧

  • ポアロとグリーンショアの阿房宮

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     アガサクリスティの未発表作品として販売された中編小説。
     学生時代の趣味はいくつかあるが、古本屋を巡り、インターネットでダウンロードしたアガサクリスティの索引を手にしながら、出版社には拘らず女史の作品を集め回っていた頃がとても懐かしい。
     そんな中、クリスティの未発表作品があると聞いて心がときめいた(表現が恥ずかしい)のはいうまでも無い。
     後に「死者のあやまち」の原型となった作品で、打ち切りの様な形だったものをまとめた様だ。
     それでもクリスティファンには嬉しい作品で楽しく読む事が出来た。
     相棒はオリヴァ夫人であり、彼女のパワーに圧倒されながらあっという間に読み終えてしまった。
     この作

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    2023年05月24日
  • 雲をつかむ死〔新訳版〕

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    ずっと曖昧で、探り探りなのでら落ち着いて読めました。起伏はあんまり無かったけれど、ポアロは最初から目星ついてたたけど、まずは事実をかくにんしてから、、の過程が面白かったです。
    ただ、真相に近づいたタイミングでまた一人殺人事件が起こるパターンがどうにも毎度やるせない、なんとか防いであげて〜と思う。

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    2023年05月16日
  • 予告殺人〔新訳版〕

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    有名作だし何と言ってもタイトルが魅力的なので期待値高く読み始めた。冒頭の広告を見た住人の反応の書き方はとても映画っぽく、とても興味を掻き立てる。

    事件は早々に発生するので展開も早い。クラドック警部は生真面目なようで面白みには欠けるが個人的には好感が持てた。が、ここが「完全攻略』ではマイナス評価のよう。ただ、クリスティはトリックに重きを置きたい場合、比較的文章の飾り付けが減りストイックな文章になる傾向があると思う。例で言うと代表は『オリエント急行の殺人』やそれ自体がトリックだと言うことで少し意味合いが異なるかもしれないが『アクロイド殺し』とか。

    本作も意外な結末という点においては、その2作に

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    2023年05月04日
  • 死との約束

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    本作は衝撃的な言葉から幕が上がり、ある家族の物語が描かれて、そして事件が起こる。大胆なトリックこそないが、緻密に描かれた描写に感服させられた。

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    2023年05月02日
  • 白昼の悪魔

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    イギリスの作家「アガサ・クリスティ」のミステリ長篇『白昼の悪魔(原題:Evil under the Sun)』を読みました。

    『ひらいたトランプ』、『ナイルに死す』に続き、「アガサ・クリスティ」作品です。

    -----story-------------
    地中海の平和な避暑地スマグラーズ島の静寂は突如破られた。
    島に滞在中の美しき元女優が、何者かに殺害されたのだ。
    犯人が滞在客のなかにいることは間違いない。
    だが関係者には、いずれも鉄壁とも思えるアリバイが…難航する捜査がついに暗礁に乗り上げたとき、滞在客の中から「エルキュール・ポアロ」が進みでた。
    (解説 「若竹七海」)
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    2023年04月28日
  • 第三の女

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    ネタバレ

    そこそこ面白かった。元劇団員設定は変装フラグと思ったけれど、いくら被害者が薬を飲まされていたとは言え2拠点それぞれの同居人が同一人物であると気付かないのはちょっと強引すぎると思う。

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    2023年05月07日
  • 予告殺人〔新訳版〕

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    絶対に読むべき古典的名作、として幾つかのランキングで目にしたので、読んでみた。

    犯人の意外性は抜群。人の入れ替わり、偽装系のトリックとしては、この焼き直し的作品はあまたある気がするので、後世への影響はかなり大きい作品なのだろう。

    でもなあ、最初の殺人があまりに綱渡り過ぎて、ちょっと腹落ちが悪いかな。。

    お友達が、レティとロティを呼び間違える場面はちゃんと読んだ記憶があるのに、そんなに重要な意味があるとは夢にも思わずで、今回も綺麗に騙された。

    騙される快感は相変わらずだ。

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    2023年04月13日
  • メソポタミヤの殺人〔新訳版〕

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    ミステリーなのに犯人が誰であるかよりも、この物語の世界を楽しむために読んでしまう。
    相変わらずロマンティックだな。
    再婚したルイーズの元に届いたのは、死んだはずの先夫からの脅迫状。
    怯える彼女以外は誰もまともに取り合わなかったが、その文面通りに事件は起きてしまう。

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    2023年04月12日
  • スリーピング・マーダー

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    初のクリスティ作品にしてミス・マープル最後の登場作品。ミス・マープルのキャラクターが気に入った。酸いも甘いも噛み分けるしたたかなお婆ちゃん。

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    2023年04月06日
  • エッジウェア卿の死

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    ポアロシリーズ7作目。1933年の作品。

    クリスティー文庫の表紙がビッグ・ベン。作中にビッグ・ベンは出てこないものの、劇場やサヴォイ・ホテルなどロンドンが舞台。
    リージェント・ゲート、セント・ジェームズ・パーク、テムズ河畔チズィック、ピカデリー・パレス、ユーストン、コヴェント・ガーデンと地名がいっぱいでてくるのですが、距離感がまったくわからず。タクシーで行って帰ってこれる距離なのか、事件に関わってくるのでマップがほしいところ。

    今回は容疑者多すぎ、ミスリードの連続なので犯人がまったくわかりませんでした。ポアロのヘイスティングズいじりとか、当時の流行とされている「スープ皿をひっくり返したよう

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    2023年04月02日
  • ひらいたトランプ

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    作中にブリッジというトランプのゲームが出てきて、それが事件を解くキーになるのだが、ブリッジを知らない自分でも面白く読めた。4人容疑者がいてそれぞれの過去の犯罪を調査する中パートで自分はなかだるみしたが、最後の解決編でさすがと感心した。

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    2023年04月01日
  • パーカー・パイン登場

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    “身上相談探偵(?)”、パーカー・パインを主人公とした連作12話の短編集です。

    「あなたは幸せ?でないならパーカー・パイン氏に相談を。」
    ↑こちらの広告にホイホイされて、パーカー・パイン氏の事務所を訪れた人達のお悩みを、パイン氏の指示を受けた事務所のスタッフ達があの手この手で解決していく展開です。
    この、“チーム・パイン”のメンバーとして、ミス・レモンやオリヴァ夫人といった、ポアロものにもちょいちょい出てくるキャラが登場したりというサービス(?)も嬉しいですね。
    様々な立場の人々の、あらゆるお悩みを、“今度はどんな筋書きで解決するのかな~”と、何だか大掛かりなドッキリを思わせるような仕込みっ

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    2023年03月30日
  • 動く指

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    ミス・マープル3作目。だけど、今回はミス・マープル登場は控え目。そもそも冷静に考えればそこだよな、って結論を色々な事柄で粉飾してめくらましされる。『邪悪の家』にも通じる流れだが、ロマンス要素もあり、クリスティの持ち味が存分に出ていると思う。

    しかし、ミス・マープルのキャラはここまで3作で少しずつ違う気もする。次あたりからは安定してくるのかな。

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    2023年03月21日
  • 白昼の悪魔

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    星3.5。被害者を恨む人間は多いものの、1番怪しいはずの人間には鉄壁のアリバイ。共犯で嘘のアリバイを作っているのだろうと思っていたが犯人はまさかの人物。動機は多少薄いもののなるほど騙された。
    女が男を狂わせてるいるのではない、が印象的。

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    2023年03月20日
  • 三幕の殺人

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    アガサ・クリスティーの作品をいくつか読んで、今回も犯人は最後までわからなかった。それぞれがまさにその役を演じているという雰囲気が面白かった。

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    2023年03月05日
  • ブラック・コーヒー〔小説版〕

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    久しぶりにポアロに会いたいなと思ってアガサ・クリスティーを読んだ。
    もともと戯曲らしく、たぶんこの読書室のワンシチュエーションなのかなぁと想像しながら読んで、面白かった。
    人の出入りが伏線になったりトリックになったりしていて、それもとても、舞台っぽい。
    だが私、殺人のトリックが未だわからない。あの人はいつどのようにあれされたんだ?

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    2023年03月03日
  • ヒッコリー・ロードの殺人

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    学生寮で働くハバート夫人から、寮で頻出する盗難事件の相談を受けたポアロ。ほどなく寮生の一人が名乗りでるが、皆の前で罪を告白した翌日にモルヒネを飲んで死んでいるのが発見される。連続盗難事件のなかで彼女が「自分のしわざではない」と否定したいくつかの品が謎を解くカギになるとポアロは捜査をはじめる。


    移民というか留学生に対する世間のイメージがテーマになっていて、誇張されたキャラクターがたくさんでてくる。でもクリスティはセリフから性格を読み取らせるのが抜群にうまいので、自然と寮生たちのキャラをおぼえてしまうのがテクニシャンだ。学生同士の会話が昔の少女漫画のようだった。

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    2023年02月28日
  • 白昼の悪魔

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    トリックがなんとも。良くうまくいったなって感じてしまうほど運まかせな気がする。ま小説ですから。
    動機も、別に殺さなくてもよくないって思っちゃった。しれーっと逃げちゃえば良かったのに。まあ殺しに罪悪を感じてないような犯人なので、面倒くさいから殺しちゃったのかな、と思えば納得だが。

    翻訳のせいかな?ポワロの口調がなんだがおネエみたいでちょっと集中できなかった(^-^;

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    2023年02月21日
  • 葬儀を終えて〔新訳版〕

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    気味が悪い。面白かった。
    ちょっとボリュームが多く、読むのに時間かかったのと結末の納得度のバランスが、前者に比重が少し傾いてたのもあって3点

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    2023年02月17日
  • ポアロ登場

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    最近チョコレートの出てくる話にはまっているので、「チョコレートの箱」という短編目当てでこの短編集を読むことにした(以前NHKの「グレーテルのかまど」でこの話が紹介されていた)。ポアロがベルギー人だということも思い出し、催事でベルギーのチョコを買ってしまった。
    短編が14話入っていて、色々な話が楽しめる。
    『ポアロ登場』というタイトルだが、初登場シーンがあるわけではなく、「ポアロ参上」というところか。どの順番で読んでも問題ない。ポアロ&ヘイスティングズはホームズ&ワトソンを彷彿とさせる。
    しかし、展開が早いため、私が登場人物を把握する前にポアロが事件を解決してしまい、犯人の名前を

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    2023年02月16日