アガサ・クリスティーのレビュー一覧

  • ヘラクレスの冒険

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    久しぶりに読み直す。
    クリスティーは老後の楽しみにとっておこうと思った、というあとがきに深く同意。
    その時によって、作品に対する感想が変化する。

    それが、1番の楽しみ。

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    2021年11月16日
  • ヒッコリー・ロードの殺人

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    ネタバレ

    ほとんど手慰みのつもりで読んでいたのが、いつの間にか物語に引き込まれるパターン。アガサ・クリスティー読んでるといつもこうなる。さすがミステリーの女王!って毎回思う。

    学生寮の小さな窃盗事件が殺人に繋がり、どうせ人間関係のいざこざなんでしょって思ってたら、まさかの麻薬や宝石の密輸組織に繋がるというスケールのデカさ。ポアロの推理や警察の捜査の仕方は、いやそれでええんかい!みたいなとこあるけど、まあミステリーって大体そういうもん。それより隙のない物語のプロットの立て方に感心。これぞ王道。そして質の良い王道は当たり前に面白い。

    何作か読んでるけど、有名なのもそうじゃないのも安定して楽しめるっていう

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    2021年11月12日
  • 死の猟犬

    A

    購入済み

    まぁまぁかな

    ホラー小説の短編集です。
    発表された当時は怖がられたのだろうけど
    今読むと正直物足りない。
    面白いことは面白いけど、
    クリスティを読破しようというのでなければ
    それほどオススメというわけではありません。

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    2021年11月06日
  • 殺人は容易だ

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    ノンシリーズ
    クリスティーは自分の場合、わりと読み始めは進みが遅いのだが、途中から熱中してぐんぐん読み進める作品が多い。この作品は始まりの列車内の老婦人の話しから面白くてワクワクと読み進めた。
    ところが今回、途中が辛かった。何しろ連続殺人が疑われるだけあって、登場人物が多い!カバーの折り返しの登場人物を何度も見返しながらながらでなかなか読み進められない!そして終盤は手に汗握る展開で、やっぱり犯人はわからなかった〜。

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    2021年11月03日
  • 雲をつかむ死

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    ポアロもの。

    パリからロンドンに向かう旅客機内で、金貸しの老婦人の変死体が発見されます。その老婦人の首には針で刺されたような跡があり、直前に飛んでいた黄蜂に刺されたのかと思いきや、席の近くに吹き矢の針が見つかります。
    そして、偶然乗り合わせたポアロの席の背後から吹矢筒が発見されて・・。
    その吹矢筒のせいで陪審員から有罪にされそうになったこともあり(?)真相解明に乗り出すポアロ。
    イギリスとフランスを行き来しながら、老婦人の背景を洗っていくうちに意外な事実浮かびあがってきます。
    飛行機の中での殺人という事で、基本的に犯人は乗客のメンバーと乗務員(スチュワード)に絞られるのですが、座席表を何度も

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    2021年11月04日
  • ハロウィーン・パーティ

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    ポアロ
    ポアロシリーズの最期に近い作品だか、ちょうどハロウィンがちかいので先に読んだ。
    殺されたのが子供とあって、なんとなく読みすすめるのに苦労した。
    登場人物のミランダという少女が魅力的だった。その少女を評する母親のコメントがインパクトあった。
    「ええ、あの子もいまはきれいだと、わたくしも思いますわ。でも、大人になったとき、どんなふうになるかわかりませんわ。よけいな脂肪がついて、ときどき肥った豚みたいになりますものね。でも、いまは--森の妖精みたいですわ」(p202)
    森の妖精みたいな少女のことをそんなふうに言わなくても良いのに!謙遜なのか何かしら。

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    2021年10月29日
  • 殺人は容易だ

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    ネタバレ

    殺人は容易だ。誰にも疑われない人物ならば。

    ルークがたまたま同席した老婦人は、ロンドンの警視庁に連続殺人を訴えに行くと言った。その老婦人が事故で亡くなったと聞いたルークは、殺人犯に口封じされた可能性を考え、老婦人の村に調査に乗り込む。

    クリスティーのアイテムが散りばめられた作品。事件の犯人を察する老婦人、人間関係の濃密な村、勝気な女性、新旧の価値観の対立、戦後の変化、もちろん殺人を犯しそうにない意外な犯人も。面白いけど、どこか別の作品で読んだ気がしてきてしまう。特に犯人に関しては、意外といえばあの人かな、と思ったら当たってしまう。他のクリスティー作品にもこのポジション(しっかりして一目置か

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    2021年10月23日
  • シタフォードの秘密

    A

    購入済み

    まあまあかな

    犯人は明らかですが
    登場人物が皆怪しげで、
    なにか裏があるのかと
    惑わされてしまいます。
    最後に、それらの怪しさは一通り解明されて
    なるほどとは思うものの
    話を複雑にするためだけに作られたエピソードという感じが否めなかった。

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    2021年10月16日
  • 愛国殺人

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    クリスティ。ポアロのいった歯医者が謎の自殺を遂げる。
    調べていくうちには事件の背後に諜報員の影を感じ取る
    いつものクリスティとは違うテイストの話で、人物描写などが薄くクリスティの良さが出ていないように感じ、話に入り込めなかった

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    2021年10月14日
  • もの言えぬ証人

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    ネタバレ

    全体的にはコメディタッチだが幼い子が二人いる女性に間接的に自死をすすめるような話は後味悪い。まあ、夫に濡れ衣を着せて擬装自殺で口封じするのを阻止した、と言えるかもしれないけど、犬の濡れ衣を晴らしたとかいうと、ちぐはぐで世情に疎すぎるような…
    鏡で反転したイニシャルは、この話のここで使う必然性が弱く、思いつきがいいでしょ、みたいなわざとらしさが興醒めと言えなくもない。頭文字ひっかけネタはもはや定番の1つと言えそうで、定期的に出さずにいられないのか…逆に降霊会のエピソードは笑えて勉強になった。

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    2021年10月06日
  • ポアロ登場

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    ネタバレ

    ポアロとヘイスティングスの掛け合い大好き。ポアロが謎を解いたあとの犯人とのやりとりがあんまりないのが特徴?

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    2021年10月03日
  • シタフォードの秘密

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    ノン・シリーズ。

    雪深いシタフォード村の山荘で行われた降霊会。そこで“降りてきた霊魂”が、山荘の持ち主ではるかふもとの村に住んでいるトリヴェリアン大佐の死を告げます。
    そして、その同時刻に予言されたとおり、大佐が本当に殺害されていて・・。
    ナラコット警部が捜査にあたり、殺された日に大佐の家を訪問していた大佐の甥・ジェイムズ(ジム)が容疑者として逮捕されてしまいます。
    そこで立ち上がったのが、ジムの婚約者・エミリー。
    クリスティーのノンシリーズによく登場する、魅力にあふれたアクティブ女子で、新聞記者のチャールズと共に(というか彼を丸め込んで)、真相解明に乗り出します。
    シタフォードの村人達から

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    2021年10月02日
  • 茶色の服の男

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    ノンシリーズ
    雰囲気としてはトミー&タペンスのような無謀な主人公の冒険物語。臆病者の私からすると、冒険に出るくだりも危険がいっぱいの旅も無謀すぎる!
    解説によるとしつこく自分を登場させろと迫って殺人犯人にしてもらった実在の人物が「クリスティー自伝」に載っているらしい。

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    2021年10月01日
  • アクナーテン

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    アクナーテン(イクナートン)は一神教の始祖として語られることもある
    多神教世界のなかで他の神々の崇拝を禁じ、太陽神アテンのみを神としたという意味では、一神教というよりは、多神教の多数の神々のなかから一柱の神を選び出して優位においたというべきかもしれない
    しかしヨセフやモーセが古代エジプトで重要な人物であったことからすると、やはり完成された一神教であるユダヤ教に与えた影響などを空想(妄想)してしまう
    有名なネフェルティティ、ツタンカーメンも出てくる!
    アクナーテンに興味のある人にはおもしろい作品
    そうでない人はつまらないと感じるかも(ミステリではありません)

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    2021年09月28日
  • ねずみとり

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    ネタバレ

    これは途中で犯人の目星がついたが、どうやって事件関係者がその場所に2人同時にいられるように工作できたのかわからない。
    本物の刑事は2件目の事件を阻止できなかった大失態の割には悠々と構えてたなぁと。実の姉に気づかないってあるのかな?

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    2021年09月25日
  • メソポタミヤの殺人

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    ネタバレ

    再婚相手が正体を偽った前夫なのに気づかないって、奥さん大丈夫ですか?舞台となる地域の雰囲気やしっかり者看護師さんの語りは良いのだけど…犯行時に窓の外側から人目なくできたのかな?丸見えならかなり間の抜けた構図。アクロイド殺しも反対側からアリバイ工作見えたら、悪いけど笑ってしまうかも、というのに通じる。

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    2021年09月18日
  • 予告殺人

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    ネタバレ

    なかなか凝った話で、推理小説の定石というか、冒頭にかすり傷だけの人= 怪しいというのが頭にこびりついてしまってもそれなりに展開を楽しめた。年金不正受給は現代的なテーマのようでいて昔からあったんですね。ただそもそも犯人はある程度普通な人のはずが口封じのために連続殺人鬼になってしまうのが、アガサの定番らしいけど苦手。

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    2021年09月25日
  • 死人の鏡

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    ポアロ
    短篇集
    読み始めたところでオリンピックが始まったのでほっぽらかしになり、また読み直してと時間がかかってしまった。長篇と違って登場人物の一覧がないことも時間がかかってしまった理由。
    「厩舎街の殺人」事件の構造の意外性と女性の友情に強い印象を受けた。
    「砂にかかれた三角形」さらさらと気楽に読めたが
    あーあのパターンかあ、という感じであった。

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    2021年09月13日
  • 三幕の殺人

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    ポアロさんがあんまり出てこないです。
    このお話のキャラが三人、自分たちで捜査をしながら推理をしていきます。最終的にはポアロが出てきますが、中々の非道な犯人に驚愕です。

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    2021年09月05日
  • バートラム・ホテルにて

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    ミスマープルシリーズ、初めて読みました。
    マープルさんが謎解きすると思いきや、違うことにびっくり(笑)
    そして終わり方がいささか唐突に感じたのもびっくり。

    話の展開としては「春に君を」を彷彿とさせるような淡々とした進み方なのに、それでもぐいぐいと読者を引き込むのはさすが。

    シリーズの他の作品も読みたい。

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    2021年09月04日