アガサ・クリスティーのレビュー一覧

  • 死との約束

    A

    購入済み

    なるほどね

    証人尋問だけで解決させるポアロのお手並みは見事なものだけど
    それを推理小説にするとこうなるのかという感じで
    ミスリードといったら良いのか肩透かしといったら良いのか
    私にとってはスッキリしなかった。

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    2022年06月19日
  • 愛国殺人

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    どの辺が愛国なのか分からんかったけど、全部読んだら成る程と頷ける題名。なかなかぶっ飛んだ考え方の犯人でした。

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    2022年06月19日
  • ハロウィーン・パーティ

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    ネタバレ

    オリヴァ夫人登場!
    子どもたちのために企画されたハロウィーン・パーティーの準備中に「あたし、前に人殺しを見たことがあるのよ」と言い出した少女が、パーティーの最中に殺される。
    それもりんご食い競争で使われたバケツに頭を突っ込まれての溺死!
    りんご好きのオリヴァ夫人、ミステリ作家のオリヴァ夫人、自分の関心を引くためにジョイスはそんなことを言い出したのに違いない……
    旧知のポアロに助けを求め、物語が始まる。

    この出だしがもう素晴らしい。
    オリヴァ夫人といえばちょっとおかしな、ものすごく個性的な中年女性というイメージだけど、それだけではないんだよね、と改めておもった。『象は忘れない』のオリヴァ夫人と

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    2022年06月14日
  • ねじれた家

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    ネタバレ

    すらすら読んだが、犯人が以外過ぎてびっくりした。
    いろいろヒントがあったのに、見逃していたな。

    ソフィアが遺産相続して、一族を養うようにというおじいさんの遺言だったが、この一族を面倒見るのはしんどいだろうな。ソフィア頑張れ!!

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    2022年06月12日
  • ゼロ時間へ

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    殺人の動機が、こんなことで、、、と思い、人としてどうかと思った。
    意外な人が犯人でびっくりしたが、犯人がわかるところはちょっと運の要素が強いというか、そこまで洞察力が高くない私ならきっと、気づかないだろうと思った。

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    2022年06月12日
  • 殺人は容易だ

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    ノンシリーズ。

    植民地帰りの元警官・ルークは、列車内で偶々同席した老婦人から彼女の住む村で連続殺人が行われていると聞かされます。翌日、その老婦人が車に引き殺され、さらに彼女が“次に殺されるかもしれない”と危惧していた医師が死亡したニュースを見たルークは、真相解明の為、件のウィッチウッド村に赴き、独自に調査を開始しますが・・・。

    “THE・英国の田舎の村”といった感じの、村人同士が互いを監視し合っているような閉塞感や、村人たちのクセの強さ等、小さい村ならではの“一筋縄ではいかない感”を書かせたら達人級のクリスティーですが、いかんせん登場人物が多くて、ルークの地道な聞き込み場面では何度も巻頭の

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    2022年05月18日
  • 死が最後にやってくる

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    ネタバレ

    古代エジプトでも連続殺人は起こる。

    父親が若い愛妾を家に連れてきた。彼女の態度に家の者たちが反感を募らせる中、彼女は亡くなった。そして続く不幸。夫を亡くして実家に帰ってきていたレニセンブの運命はいかに。

    いや古代エジプトの意味あったかな、と言ってはいけないのだろうけど、クリスティーがエジプトにハマっていたことは伝わる。しかし別に古代エジプトでなくてはいけない理由は特になかった。だからこそ普遍的なミステリは時代も場所も選ばないんだなぁと思う。多分実写化するならセットを組めばロンドンでも東京でも大丈夫な古代エジプト。

    気の強い義姉、気の弱い兄、自尊心の強い兄、おっとり静かな義姉、我儘で自惚れ

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    2022年05月04日
  • マン島の黄金

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    ネタバレ

    クリスティーの個性あふれる短編をご賞味あれ。

    表題作はマン島の観光客誘致のために書かれた懸賞小説とのこと。当時は新しい手法だったかもしれないが現代では割とポピュラーなイベントとも取れるだろう。しかしクリスティーが参戦するとは豪華だ。ほかにもバラエティに富んだ短編が収められている。ポアロもあればクィン氏も。

    「崖っぷち」や「壁の中」にはメアリ・ウェストマコット名義の作品群に通じる静かな狂気を感じる。「愛犬の死」は愛犬家なら共感するのだろうか。「クリスマスの冒険」は若者たちとポアロの交流も微笑ましい活劇風。「名演技」は劇作家の面が強く出た作品で、ちょっと誰かに演じてもらいたくなる。

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    2022年04月30日
  • 死人の鏡

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    クリスティ中編*4編。
    クリスティの短編は読みにくいなぁといつも思っていたが、中編ぐらいになると結構読みやすかった。
    メインの作品はタイトルにもなっている死人の鏡だと思うけど、個人的には、謎の盗難事件も結構良かったかな。殺人事件じゃなく、かつ、結構単純なおはなしといわれればそうなのだけれども、そこに伴う背景などが想像しやすくって良かったと思う。

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    2022年04月28日
  • ひらいたトランプ

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    ポアロ作品。
    ブリッジ話の中心に出てくるので、ブリッジを知らないとそこがちょっとおいていかれそう。
    犯人が終盤にかけてくるくると変わってゆくのはいつも通りで、そこら辺が素晴らしい作品であった。とは言え、容疑者が最初から絞られていたり、犯人への手がかりの意味などでは、他作品よりかは一歩劣るかな?という印象です。

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    2022年04月28日
  • メソポタミヤの殺人〔新訳版〕

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    ポアロ作品。
    メソポタミアの発掘現場で起こる殺人事件で、何故メソポタミアなのかというと、クリスティ本人の再婚事情にあるらしい。
    当然悪くないのだが、他作品と比較しても解決はちょっとあっさりめであった印象。

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    2022年04月28日
  • ポアロのクリスマス

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    クリスマスの日に起こった殺人事件。
    凄まじい物音と叫び声に家族が駆けつけた時には、
    老人は鍵の掛かった部屋で喉を切り裂かれて死んでいた。
    犯人は使用人か、それとも家族の中にいるのか…

    兄弟がミンナ割と仲悪い。

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    2022年04月23日
  • 死が最後にやってくる

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    ノンシリーズ。

    紀元前二千年のエジプトが舞台という異色の設定ではありますが、良い意味で“いつものクリスティー”ともいえる、人間ドラマ&ミステリを楽しませて頂きました。

    墓所守をしている一族の長・インホテプが、北方からノフレトという美貌の愛人を連れて帰ってきたことから一族内の空気が不穏なものに包まれていきます。
    インホテプの娘・レニセンブの胸騒ぎも虚しく、ある日ノフレトが墜落死してしまい・・。
    ノフレトVS一族の妻女達のバチバチの対立から、ノフレトの死を皮切りにしての連続不審死。
    その真相は、殺人のトリック云々ではなくて“まさか、あの人が!?”という、“印象操作”的な目くらましで見事に騙され

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    2022年04月06日
  • 死者のあやまち

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    アガサ・クリスティー。ポアロシリーズ。知り合いの作家に推理ゲームに招待されたポアロ、良からぬ予感がするという作家に協力するが、死体役の少女が本物の死体となって現れる。事件を防げず、犯人もわからないポアロがじれている姿に老いを感じる。最終的には真相をあばくがその過程は唐突で雑に感じた。

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    2023年04月01日
  • ブラック・コーヒー

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    書かれた年代を考えると、アガサの作品にはいつも感心させられます
    この2編は本当に舞台を観ているかのようです

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    2022年03月31日
  • オリエント急行殺人事件

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    話の筋は面白い。今となっては古典的で謎解きというよりは人情劇を楽しむ方の本なのだろう。訳のためかもしれないが描写にはさほど魅力はなく、たくさん人物の出てくる映画の脚本のよう。これをオールスターキャストで映画化したい人の気持ちがよぬわかる。

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    2022年03月31日
  • 茶色の服の男

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    天涯孤独になったアンがロンドンの地下鉄で遭遇した事件をきっかけに、好奇心に駆られアフリカに行く
    お転婆お嬢様系ヒロインの冒険活劇

    思い立ったらすぐ行動するヒロインの性格のおかげで飽きることなくさくさく読める
    けど自分と似たものを感じるからかヒロインにそこまで魅力を感じなかった…

    脳の大部分は3歳頃までに完成するのに対し、私たちの行動に抑制をかける働きを持つ前頭葉は20代で完成する
    だからアンのようにリスクを顧みず行動できるのはやはり若いうちだけなのだと思う。私もまた然り
    でも個人的にはメリットのほうが多い気がしている
    しばらくは人に迷惑をかけない範囲でやはり思うがままに生きていきたい
    (今

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    2022年03月29日
  • 三幕の殺人

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    ポアロシリーズ。
    だけど、ポアロ視点でなく、基本、別の登場人物視点で進むのが特徴。とはいえ、普通のポアロ作品同様に楽しめるものであった。
    残念であったのは、キーとなる動機の部分が、ちょっとイマイチに感じたこと。そういう話だとしたら、実際は殺人ではなく別の手段でやったのではないのかなぁと思うのだよね。

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    2022年03月28日
  • 雲をつかむ死

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    ポアロシリーズ。
    本書の特徴は、最初のわずか30ページ程度で何気ない描写の中で事件が発生し、そのわずか30ページの話が以降の探偵パートにおいて進む点であろう。
    ページ数が少ない分、他の作品と比較するとあっさりとした印象を受けた。しかし、探偵パートにおけるポアロの様々な施行の意味合いなど、解決編を読むまで全く思いつくことが無く、非常に上手く描かれていると感じた。

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    2022年03月28日
  • リスタデール卿の謎

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    ネタバレ

    リスタデールという名前の響きが好きだが、話がうますぎてちょっと気持ち悪い、と思いながら次の「ナイチンゲール荘」を読むと迫力のある結婚詐欺の話で、一作目もあのままじゃ済まないよねという不安を引き起こさせる配置の妙を感じた。「ナイチンゲール荘」はサスペンスの典型的な題材ながらスピードと緊迫感がすばらしい。ただし結末はもっと普通でよかったのではと思う。「事故」が突出して後味の悪いシリアスな作品でこの中では異色作と言える。最後の「白鳥の歌」というタイトルとトスカへのこだわり、イタリア人歌手の話が出たところで結末が読めたけれど短編集の締めにはふさわしい。他は割と締まりのない似たような話が続くが「エドワー

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    2022年03月27日