あらすじ
大雪のため立往生した国際列車の車内で、富豪の老人が殺された。犯人は乗客の中にいる。しかし、乗客の全員に完璧なアリバイがあって……。大胆なトリックとポワロの名推理が冴えわたる。アガサ・クリスティの代表作であり、傑作映画の原作にもなった傑作ミステリー。
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Posted by ブクログ
オリエント急行上で偶然殺人現場に居合わせたポアロが、乗客の中から犯人探しをする。
大胆なトリックが爽快。
茅野さんの翻訳は、大人になった今でも面白く読みやすい。
Posted by ブクログ
犯人を分かっていながら読んだが、身分も年齢も性別もバラバラな乗客たちの証言だったり、態度だったりが、どこでどう繋がっていくのか……最後まで楽しめた。
解説にもあるように、それぞれの人物の描写や引き出し方が、すごく上手いと思う。ラストで全てが繋がった時は、思わずため息が出た。
Posted by ブクログ
厳冬のヨーロッパを走る国際列車オリエント急行が大雪のため立往生してしまう。その車内で老富豪が殺された。犯人は乗客のなかにいる、しかし乗客の全員に完璧なアリバイが…大胆なトリックとポワロの名推理が冴えるアガサ・クリスティの代表作、新完訳版。
Posted by ブクログ
話の筋は面白い。今となっては古典的で謎解きというよりは人情劇を楽しむ方の本なのだろう。訳のためかもしれないが描写にはさほど魅力はなく、たくさん人物の出てくる映画の脚本のよう。これをオールスターキャストで映画化したい人の気持ちがよぬわかる。