アガサ・クリスティーのレビュー一覧

  • 雲をつかむ死〔新訳版〕

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    飛行機の中の殺人
    登場人物も少なくちょっと謎解きが
    くどい感じ
    遺産相続の娘が問題かなと思ったが
    後半に急に登場して
    実は殺された金貸し女性の
    メイドで働いていた設定
    クリスティは後半の謎解きが
    ワクワクするけど
    なんだかスッキリしない印象

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    2024年01月24日
  • カリブ海の秘密

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    リゾート地で療養していたミス・マープル。そこで殺人事件が起きて。アガサ・クリスティーはミステリのトリックや設定もさることながら、魅力的な人物を創造するのがとても上手だ。

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    2024年01月22日
  • 茶色の服の男

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    若い女性が主人公の冒険活劇という点で新鮮味あり。もちろんミステリー要素もしっかり入っている。
    話自体は文句なく面白いのだけれど、なぜか読み切るのに時間がかかった。クリスティー作品はいつもページをめくる手が止まらないくらいなのに。
    読んでいる間は粗削り感も拙さも感じなかったけど、解説に、本作はクリスティーの中では超初期の作品だと書いてあった。もしかするとそれが理由のひとつかも?
    いつもクリスティー作品は星4以上をつけるけれど、なかなか読み進まなかった点で今回は星3つ。

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    2024年01月16日
  • 殺人は容易だ

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    ☆3.7 読んで後悔はしない安心のクリスティ品質。
    まあ少し登場人物が多くて混乱しやすかったのと、「医者だから○○」という因果は少々こじつけではないかという点だけ気になった。ブリジェットの心変わりも唐突に感じたかな。
    ただミステリとしての構成はさすがで、フーダニットを見破ることは辛うじてできた(嬉しい)もののホワイダニットを詰めるには至らなかった。ある意味、ホワイダニットに着目すれば謎を見抜きやすいかも。間延びした箇所もなくはないが、それでも面白かったと言い切れる作品、クリスティはすごい。

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    2024年01月16日
  • 死者のあやまち

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    何回同じ手に引っ掛かるんだ私は!と悔しがるのすら楽しい。
    それこそがクリスティ作品を読み続けている理由でもあるので。
    こんな風にいつまでも驚かされていたいなあ。
    今回はゲームの死体役である少女が、本当に死体となって発見されてしまう。
    そんな中、主催者の妻・ハティも忽然と姿を消してしまう。
    いったい彼女はどこへ消えたのか。

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    2024年01月15日
  • バートラム・ホテルにて

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    推理小説としてのプロットはかなり緩いし、犯罪シンジゲートの描き方はかなり雑で現実味がない。しかし、ビートルズが登場し、古き時代の英国が失なわれていく中で、何とかしてかつての「雰囲気」を描こうとしたのか。全てに古色蒼然とした魅力をたたえるバートラムホテルと個性豊かな登場人物たちは健在。

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    2024年01月14日
  • ハロウィーン・パーティ〔新訳版〕

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    映画の原作ということで買ったけど全然違う。映画の方が良かった。別の話として読めば、ある程度基準はクリアしている。

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    2024年01月10日
  • 書斎の死体

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    久しぶりにBSでミス・マープルのテレビシリーズが!
    楽しく観ていますが、原作と大きく違う部分があるらしく!確認したくて読み始め。
    テレビシリーズと原作は別物と割切り(笑)楽しめました。個人的には原作派です。
    その方が動機や「書斎の死体」の理由や、解明のきっかけがスムーズにつながる気がするので。
    でも!そんな改変がどうでもよくなるくらい、実写は実写の良さがある…ので、これをきっかけに、40年ぶりにアガサ再読してみよ、と思ったところです。

    さて、ホントは星3.8くらいです。4は多いが3じゃ少ない。
    だいたい書斎に死体があるなんて、普通じゃないですよね?(笑)

    追記: 一つ忘れていました。この作

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    2024年01月12日
  • リスタデール卿の謎

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    アガサ・クリスティーの短編集。あとがきの言葉を借りると「主人公が疑惑を追求するもの」「主人公が犯罪に巻き込まれるもの」「重厚な犯罪にまつわる悲劇」の話が収録されていて、様々なテイストが味わえた。
    『ナイチンゲール荘』と『事故』がハラハラして好きです。
    ※収録作※
    リスタデール卿の謎
    ナイチンゲール荘
    車中の娘
    六ペンスのうた
    エドワード・ロビンソンは男なのだ
    事故
    ジェインの求職
    日曜日にはくだものを
    イーストウッド君の冒険
    黄金の玉
    ラジャのエメラルド
    白鳥の歌

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    2024年01月08日
  • ポアロとグリーンショアの阿房宮

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    短いのにトリックも大胆でやはり予想もつかず面白い。
    だが、短いのに登場人物が多くあまり重要でないと思われる登場人物もいたので物足りなさを少し感じた。未発表の作品だから少し仕方ないだろう。

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    2024年01月07日
  • ヒッコリー・ロードの殺人

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    ロンドンの学生寮で起こる盗難騒動。
    盗まれたものは靴の片方、電球、聴診器、リュックサックといった他愛のないものばかりで、まるで一貫性がない。
    個性豊かな寮生達の言動も怪しく、そのうちの一人は謎の死を遂げる。
    この二つの出来事の繋がりに気づけるかどうか。
    それが事件解決の鍵だった。

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    2023年12月25日
  • ベツレヘムの星

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    ノンシリーズ。

    「クリスマスにはクリスティーを! 」
    (このコピー考えた人、天才!)
    ということで、本書はミステリではなく、聖書を題材にとったショートストーリー&ポエム、11編が収録されている、クリスマスブックでございます。

    聖書がベースとなっているので、全体的にキリスト教要素が強く、聖書の知識があるとよりお楽しみ頂けるかと思います。
    そんな中、個人的に好きだったのは「水上バス」ですね。
    人間嫌いだけど善良な、ミセス・ハーグリーヴズの一日が描かれているのですが、クリスティーの人間描写の上手さと、ミセス・ハーグリーヴズの心に変化が起こっていく様が繊細に描かれていて、何度でも読み返したくなる秀

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    2023年12月24日
  • クリスマスの殺人 クリスティー傑作選 2022年版

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    やっぱりクリスティーというかミステリは私はそんなに好きじゃないんだな笑
    と言いつつ、可愛い装丁の、今の時期にぴったりな一冊を読みました。

    ハッピーエンドの「牧師の娘」、その他「ポリェンサ海岸の事件」、「世界の果て」などは好きでした。時々垣間見えるクリスティーの辛口コメントにはくすっと笑ってしまいました。

    またチャンスがあったらクリスティー読もうと思います。

    A Christie for Christmas! Happy Holidays!

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    2023年12月19日
  • 蜘蛛の巣

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    戯曲なので頭の中で
    舞台を想像しながら読むのも楽しい。
    誰々が上手から登場、とかね。

    外交関係の仕事をしている夫の
    前妻が結婚した男が書斎で死んでいた。
    彼はその直前、前妻の実娘を連れ戻すと
    おどしをかけに来ていたのだ。
    犯人はその娘に違いないと思ったクラリサは
    なんとか隠蔽しようとするのだが。

    と、倒叙モノっぽく始まって
    死体を隠したところで
    誰かの通報で警察がやってきて
    あっさり発見されちゃう。
    ところが事情聴取をしている間に
    その死体がまた消えてしまうのだ!

    セットは客間と死体を隠す奥の書斎だけなのに
    こんなスラップスティックな話ができるんだ。
    もちろん見えていないところでも
    事件

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    2023年12月19日
  • ポアロのクリスマス

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    ポアロシリーズ17巻目。1939年の作品。
    少し順番が飛びますが季節的にこちらにしてみました。
    (このシリーズは再読も多いので、なるべく新訳で読もうと思っているのですが、2023年11月に川副智子による新訳版が出ていることにあとから気がつきました。)

    章のタイトルが「第一部 十二月二十二日」、「第二部 十二月二十三日」となっている時点でもうワクワク。

    クリスマスに一族が集まることでそれまでは隠されていた感情が表面化し、引き起こされる人間模様というクリスティーお得意のストーリー展開。

    今回は若くて美しい娘さんより、美人ではないけれど上品で賢くて根性のある奥様方が素敵でした。

    そし

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    2023年12月18日
  • なぜ、エヴァンズに頼まなかったのか?

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     サスペンススリラーであり、主人公ボビィと幼馴染の伯爵令嬢フランキーが活躍する作品。主人公は医者の友人とゴルフのラウンド中、ふとした事で崖の下の今にも死にそうな男を発見する。彼を看取るが、亡くなる間際、「なぜ、エヴァンズに頼まなかったのか」といい残し、それを聞いていた主人公は後々様々なトラブルに巻き込まれる。
     幼馴染の令嬢フランキーはかなり行動的で権力を持っており、彼女自身の魅力も手伝い様々な組織が協力的である。警察に行けば情報を得られるし、様々な細工をしてくれる医者の友人もいる。重鎮の弁護士であっても多少の無茶は許してくれる。魅力的な二人を中心に大きく物語は進行していく。
     クリスティ作品

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    2023年12月15日
  • マギンティ夫人は死んだ

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    裕福でもなければ名声もない掃除婦のマギンティ夫人が殺された。
    スペンス警視は一人の青年を逮捕するが、何故か納得できない。
    そこでポアロに再調査を依頼する。
    彼女の身辺を調べる中で浮上したのは、過去の四つの事件と四人の女性。
    この事実が今回の殺人事件にどう関わってくるのか。そこを探る過程が面白い。

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    2023年12月11日
  • ポアロのクリスマス

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    せっかくのクリスマスだというのに
    ポアロのマンションはヒーターが故障中。
    大金持ちの老人から呼び出しを受けたのを幸いに
    その屋敷でクリスマス・シーズンを過ごすことにする。

    老人は南アフリカのダイヤモンド鉱脈で財をなしたものの
    その遺産をめぐって命を狙われているというのだが…。
    長年顔も合わせていなかった息子たちが揃い
    外国に嫁いだ娘の忘れ形見まであらわれたその夜
    ついに老人を悲劇がおそう。

    うひゃー。
    最後までいってから読み直すと
    ここにも!あそこにも!
    たくさん伏線が張ってあるじゃないのさ…。
    心理的なトリックと物理的なトリックが相まって
    いい感じにだまされたかな〜。

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    2023年12月07日
  • クリスマス・プディングの冒険

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    クリスマスっぽいイメージで
    クリスティ自身が編んだ短編集。
    クリスマスにはクリスティを!

    タイトルになっている物語は
    ポアロさんが「イギリスらしい」
    クリスマスを過ごすために招待される
    という前触れがあるので
    読んでいるこちらも一緒に伝統の祭日を
    味わうことが出来ました。

    あと『スペイン櫃の秘密』で
    優秀だけどクールなミス・レモンが
    推理話にのってこないもんだから
    ヘイスティングスを懐かしがる
    ポアロさんがちょっと笑えます( ^∀^)

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    2023年12月07日
  • 魔術の殺人

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    プロットはよくできていると言えばよくできているが、トリックは凡庸。登場人物も類型的で「らしくない」一冊。正直なところ、私設少年院という筆者が(おそらく)あまり馴染みのない舞台を選んだがために臨場感が薄れ、物語に深みを欠いたのではないかと推測。

    これでミス・マープルが登場する長編12作のうち 6作を読んだ/読み返した計算。あと 6冊だし、まあ読むか。

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    2023年11月25日