萩尾望都のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
「少年の名はジルベール」関連で読みました。少女マンガ界の巨匠2人の確執って、言っていいのかな?それを萩尾氏サイドから語る内容。「よく書いたな、コレ」って思うほど、衝撃的な内容でした。あえて、この内容で出版する、書籍という形に残すっていうのは、相当な覚悟をして臨んだんだろうな、と。
その竹宮惠子との確執というか「大泉サロン」の終焉の顛末とは別に、萩尾氏が両親の反対を押し切って、福岡の大牟田から上京しマンガ家を目指す経緯も語られていて、こちらもすごく興味深かったです。
萩尾氏とにこは、年齢は20歳ほど離れているわけで、にこがマンガを読み始めた頃、1970年代の半ばには、もう第一線で活躍されていて、小学生の頃『スターレッド』とか読んでました。応募者全員サービスでもらったクリアファイル、まだ持っています。当時、マンガの地位は今とは比べ物にならないくらい、低かった。熱狂的なファン層があったものの、どこか弾圧される宗教を信仰するような、そんなノリがあった。だから、萩尾氏がマンガ家を志して上京するぜってなときに、実家がどれだけ反対したであろうかは、もう………。この萩尾氏とご両親について語られたことが、とても心に残ります。なんというか、萩尾氏に同情したくなるというか。
マンガ家として成功し、実家に取材がくるまでになった。あんだけ反対してた母親が手のひらを返したように「昔から応援してた」的なことを言ってる。後日、母と会った際に「昔は反対してたのに、なんで応援してたとか言ったと?」的に問い質すと「(応援しとったとか)そんなこと、言ってない」と、まぁすぐにばれる、ミエミエの嘘をつくんですな、母親が。あぁ、このときの萩尾氏の気持ちを思うと。救われないというか、失望するというか、なんなんだコイツ的な。共感度MAX。
あぁ、『メッシュ』のシリーズとか『銀の三角』とか、読み返したくなってきた。
でも、アホな親に断りなしに捨てられて、もう手元に無いのである。
「なんで捨てたと?」って訊いても「あんたがいいってゆうたけん」って。
ミエミエの苦し紛れの嘘をつかれたものさ。 -
Posted by ブクログ
全ての作品が傑作!
「イグアナの娘」…ドラマで有名だけど読んだら全然印象と違うから驚いた!
「帰ってくる子」…大切な存在を失った人たちの想いが詰まった話!
「カタルシス」…息苦しい場所から深呼吸できる自分らしさをみつけることの大切さを知る切ない話!
「午後の陽射し」…他人同士が夫婦になる、当たり前ではないことを知る瞬間を大切に!
「学校へ行くクスリ」…自分が自分であることを知るって難しい〜あいての心をしりたくなるけど知る必要はないよね!
「友人K」…気にしなくてよいのに気になる存在ってあるね。相手も絶対気になるはず!
全てが当たり前を疑わせるお話!
すごいな〜
ぜひ〜