萩尾望都のレビュー一覧

  • 11人いる!

    購入済み

    見事です

    個人的な感想です。
    難関宇宙大学の最終試験は、漂流する宇宙船に受験生10人で乗り込み、受験生だけで53日無事に過ごすこと。しかし、乗り込んだ受験生は11人。
    冒頭のSFな世界観から、惹き込まれます。
    しかし、それは本作品の魅力の1つにすぎません。様々な生活環境で育ってきた受験生達が、それぞれグループ試験を通じてなにかに気づいていく、まるで良質な映画を見ているようでした。

    私にとっては、再読でした。私が初めて読んだ時に、既に昔の作品扱いでした。今に続く漫画に影響を与えた作品の一つだと、言われているようです。
    でも、そんな過ぎ去った出来事で褒めていいような作品では、ありません。
    今、読んでも、類

    6
    2022年06月12日
  • 残酷な神が支配する 2

    購入済み

    どんどん続きが読みたくなる

    救いようのないストーリー展開なので、どこかに救いはないのかと読み進めてしまう。
    どこで1話冒頭の話につながるのか、最後までつながらないのか・・・。
    萩尾望都先生はどんな心情でこれを書いていたのかと思うと、胸が痛くなる。

    #感動する #深い #切ない

    1
    2022年06月06日
  • 一度きりの大泉の話

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    高校時代と思うが手塚治虫の「火の鳥」に夢中になっていた頃、「ポーの一族」と言う素晴らしい作品があるという事を知って萩尾望都作品集を購入して夢中になった、ついでに竹宮恵子作品集も購読したが記憶に残るほどの作品はなかった。その後大島弓子、山岸凉子と少女漫画にどっぷりと浸かり少年漫画なんて程度が低くて読めなくなってしまった。花の24年組大泉サロンのことも雑誌「ぱふ」等で知ったが、竹宮恵子のイケズそうな顔を知って大丈夫なのかなと思っていたら、こう言う事が起こっていたのだ。私は誰が何と言おうと萩尾望都を支持します。

    2
    2022年06月06日
  • 一度きりの大泉の話

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     1970〜1972年、著者の萩尾望都さんは、上京して大泉にある二階建ての借家で暮らし始めた。同居人は竹宮惠子さん。
     後に『大泉サロン』と呼ばれるようになる若手新鋭少女漫画家達の集まりである。

     萩尾さんたちが暮らす家には多くの駆け出しの漫画家が集まってきた。二人の漫画家のアシスタントとしてだったり、遊びに来て漫画について語ったり。
    24時間、いつだって漫画について語れる楽しい場所だった。はずなのに。

     ◇

     この本には、萩尾望都さんの立場で、同居していた頃のことが書かれています。

     この本を読む限り、萩尾さんの気持ちを考えると辛いです。
     大泉の家に次々と若手の少女漫画家が集まって

    2
    2022年06月02日
  • 残酷な神が支配する 1

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    凄い……!

    とても面白かった
    でも主人公があまりに可哀想
    現実でも似た話は聞いたことがある
    読んでるだけでも屈辱で、怒りで胸が悪くなった。
    たくさん、傷ついてる人がいるんだろうな

    1
    2022年05月21日
  • ポーの一族 ~春の夢~

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    ポーの一族の世界に浸りました

    久しぶりに萩尾望都先生の作品を読みました。
    作画がずいぶん変わってしまった気がして、気持ちが遠のいていたんですが、読み始めるとあっという間にタイムスリップした気分です。
    望都先生の世界が全然変わってなかったことが嬉しくて、この先のストーリーもずっと追いかけたいと思います。

    #深い #感動する

    0
    2022年04月27日
  • 一度きりの大泉の話

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    登場する関係者の作品をほとんど読んでいないため、本書を読むことを躊躇していた。
    読んでみたら、人間と人間の生の関係性が痛々しいほど綴られていた。しかも半世紀も黙っていたことを。
    「他人が何を考えているか分からない」「内気で自分からはうまく言えない」と悩んでいるなら、もしかしたら共感できる内容だと思う。

    2
    2022年04月07日
  • マージナル 1

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    あかほりさとる『セイバーマリオネットJ』よろしく、男だらけの地球が舞台。星間規模のスケールと、未来へのひとひらの希望を感じさせる結末がいかにも作者らしい。
    遺伝子操作によって生み出された主人公と、彼の素体となった、星間企業から地球に遣わされた男性(いわばラスボス)との関係が、某TVアニメのそれを彷彿とさせた。

    0
    2022年04月01日
  • ポーの一族 秘密の花園 1

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     ポーの一族、ランプトンを模してエドガーが描かれた謎にせまる。

     もう、最大の謎だったよね。
     ランプトンを模した一連の絵によって、運命を狂わされ、最後の一枚を救うために、命を亡くした人がいる。
     ポーの一族の話のなかで、一番切ないのはやっぱり「エディス」だと思う。
     絵をエドガーに渡したあと、落ちていくアランの姿は、今でも網膜に焼き付いている。

     と、前置きが長くなったけれど、再開したポーの一族は、結構人間臭いので、まぁこういうのもあるだろうなって展開で出会う。
     相変わらずの空気の読めないアランがアランたらしめていて、すごいww
     
     で、クエントン卿と、エドガーの在り方は、さもありな

    0
    2022年03月30日
  • 残酷な神が支配する 10

    ネタバレ 購入済み

    読むほど苦しい。
    どこもかしこも胸がざわざわして、本当に萩尾先生の画力、構成力のすごさが迫ってきます。

    とにかくジェルミがどこに行き着くのか、それが知りたくて最終巻まで読みました。
    過去を忘れることは全くできないし、
    ふたりはこれからも、傷ついたり、悩んだりしながら、それでもお互いを思って、話し合って、
    少しずつ未来へ向かって行くのかなと思えました。

    #切ない #怖い #感動する

    0
    2022年03月29日
  • 一度きりの大泉の話

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    24年組の信者としてはかなりショッキングな本でしたが、ただ受け止めるばかりです。
    良いも悪いもない、「そうなんだ…」という言葉しかないです。一度きりの、というタイトルがまた胸が痛くなります。

    2
    2022年03月21日
  • 訪問者

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    ネタバレ

    いろんな切り口の「訪問者」
    自分がそこにいてもいいと思えることがどんなに重要で、切実な願いか。周りの人に愛してもらえることは勿論、「エッグ・スタンド」は政治的な存在自体の断罪まで言及される。

    「愛も戦争も同じ」と語るラウル、生きている実感を伴うものがそのふたつだとしたら、愛そのものも恐ろしい。。「許している」ように見える彼らだって、所詮性的搾取者という地獄側面を持っており、まさに「すべてがきわどいところにある」。人間が人間を裁くことの限界を感じるけど、不条理でも誰かの許しが誰かの存在に間違いなくつながっていて、、涙

    萩尾望都を読んでから「許し」についてよく考える。人間の持てる感情で一番すご

    0
    2022年03月13日
  • トーマの心臓

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    「許すこと」について
    「受け入れる」よりも重くて、ずっと覚悟の必要な行為
    愛に順位などつけたくないけど、一番純度の高い愛があるとしたらこれなんじゃないかと思った
    「彼が私を愛さねばならない」、決して自分勝手な思いではないこのことば、、ユーリに生きていてほしいが故のことば

    誰もが誰かを許したり、求めたり、そうして欠けた翼を補い合って生きている。
    簡単に思えるこの理を、生死や宗教を絡めながら文字通り少しずつ悟っていく作品、「理解」なんてもっての外だと思う

    「翼をあげる」の場面何度でも読み返せる涙
    キリストとユダの関係性もうちょっと勉強する

    1
    2022年03月06日
  • スター・レッド

    購入済み

    世界観がかっこいい

    作者の方が好きで偶然にこの本を購入しました。宇宙や超能力のことが出てきたり、登場人物もそれなりに多いですが、とても読みごたえがあり繰り返し読みたくなる本です。
    読み進むにつれ、どんどん物語の世界観が広がっていく感じがします。

    #ドキドキハラハラ #カッコいい

    0
    2022年02月16日
  • 一度きりの大泉の話

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    ネタバレ

    これは、ある意味どんな漫画より萩尾望都がわかる本である。
    そして、「アマデウス」をモーツァルト側から書いた本だなと思った。
    竹宮さんも優れた才能の持ち主である。
    しかし、萩尾望都は天才であって、その能力を誰よりもわかっていたのも竹宮さんではなかったか。
    そして、増山さんという漫画のミューズのような人がいて、二人に影響を与え、そのため二人が似た題材で描くことになった。もちろんパクったとかパクられたとかいうことはない。それは竹宮さんもわかっているだろう。作家として持っているものが全く違うので同じヨーロッパの寄宿舎の少年たちを描いても、全く違う作品なのは読めば明らかなのだが、(同じ情報を得た芸術家が

    2
    2022年02月11日
  • ポーの一族 秘密の花園 1

    購入済み

    タッチは変わっても

    美しいポーの一族の世界観はそのまま、残酷さも…。エドガーとアランの旅について知らなかったエピソードが描かれる。

    0
    2022年02月04日
  • 一度きりの大泉の話

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    「ポーの一族」や「トーマの心臓」他、多数の名作を生みだしたレジェンド漫画家の半生記、交遊録、そして悲痛な心の叫びを記した衝撃の一冊。

    読む前は、著者が若いころを過ごした東京都練馬区大泉時代の懐かしく、楽しい時代の、「トキワ荘」タイプのエッセイだろうと思っていたら、全く正反対のものだった。

    1970年代前半に同居までしていた竹宮恵子とは、現在に至るまで絶縁状態(!!)であること、著者自身はBLには興味がなく(!!)、ただ少年をキャラクターにした方が、少女を使うよりも話を進めやすいから使っているだけのことだとか、触れてほしくない大泉時代の話を最近やたら聞かれたり、ドラマ化したい等のオファーが絶

    1
    2022年01月22日
  • ポーの一族 秘密の花園 2

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    ネタバレ

    ポーはいつでも五つ星(笑)
    ほんとは、ユニコーンの続きが読みたいのだけれど。
    まあ、エドガーに出会えただけでうれしい。

    0
    2022年01月13日
  • 残酷な神が支配する 1

    購入済み

    凄い作品です

    美少年であったが為に、サディスティックな少年愛嗜好を隠し持った母親のフィアンセのターゲットにされてしまった少年の話
    決してBLなんて描写ではなく、少年ジェルミに深い心の傷を負わせ、どの様に影響し成長するか…と言う話です

    気持ちが落ち込んでる時は読んではいけません
    私は新卒の会社で父親より年上の人にセクハラターゲットにされた事を思い出してしまいます
    触られたところがおぞましくて、汚く感じ、その部分を取って捨てたいと思いました

    この話は少年が性被害に遭いますが、女性はみんな必ず、何かしらの同意なき性被害のターゲットにされた経験があると思います
    なので、女性の読者には深く突き刺さ

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    2022年09月29日
  • ポーの一族 1

    無料版購入済み

    グレンスミスの日記

    名作中の名作ですが、中でも「グレンスミスの日記」が最高です。
    「ポーの村」に出てきたグレンスミス・ロングバード男爵の娘のエリザベスが男爵の日記を見つけたところから始まり、エリザベスの一生を描いています。
    ダイジェストのように進むのになぜこんなに心に残るのか。
    エリザベスの「生きていくってことは~」というセリフが沁みます。

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    2022年01月06日