萩尾望都のレビュー一覧

  • 海のアリア 1

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     沖縄での歌手とのエピソードの完成度が高く、ここで終りにしてもよいのでは、と思う。
     荒れる海・穏やかな海の描写が卓抜で、絵のお手本にしたいほど。
     双子の弟コリンの後悔の涙が胸を打つ。

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    2021年07月14日
  • トーマの心臓

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    ネタバレ

    13歳のトーマ・ヴェルナーが陸橋から転落死し、1学年上のユーリに対し遺書が送られていた「これがぼくの愛 これがぼくの心臓の音」。半年前、トーマは学校一の優等生のユーリに好意を寄せていたが全校生徒の前できっぱりと拒絶されていた。彼の死の真相に苦しむユーリと見守る友人のオスカー。そんな時トーマとそっくりなエーリクが転入してくる。

    ドイツのギムナジウムを舞台に少年たちの愛と死、信仰と赦し、そして再生を描く。心に耐え難い傷を抱え完全に心を閉ざした少年、ただ見守り待っている少年、自己犠牲により愛を示す少年、事態を読み解く鍵となり核心に触れる少年、それぞれの無垢な純粋さが尊い。

    「今 彼は死んでいるも

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    2021年07月11日
  • A―A’

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    1981年〜1984年の連作

    元は人工交配種である一角獣種は表情とか言葉で感情を表すことが豊かに出来ないので周りに理解され難い。でも勿論様々な感情を内面に持ち合わせている。悩んだりはしないみたいだけど。
    A-A’は切ないけど救いがある恋のお話、4/4カトルカースは初恋の悲しいお話、続くX+Yは主人公のESPのモリが4年後一角獣種のタクトに新しい恋をするお話。特にX+Yが大好きで繰り返し読んでました。タクトのように男の子でもなく、女の子でもない、性が不安定だったり未分化だったりする設定は萩尾先生の作品に多く使われていますよね。萩尾先生のSF大好き、先生天才すぎる。この後マージナルに続く、です!

    #切ない #深い #感動する

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    2021年06月28日
  • メッセージ

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     歴史編と現代編の比率が4:6。楽しく読めた。
     これまで決定版スフィンクスはギュスターヴ・モロー『オイディプスとスフィンクス』と思っていたが、萩尾スフィンクスの迫力に上描きされそうだ。
     現代編の天草夜羽根は沢田研二がモデルだろうか。『魔界転生』で天草四郎を演じているし。

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    2021年06月23日
  • トーマの心臓

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    珠玉のような名作

    「彼(トーマ)がぼくの罪を知っているか否かが問題なのではなく…
     ただいっさいを何があろうと許していたのだと」

    終盤のこのユリスモールのトーマの愛を理解した瞬間の科白が全てだと思う。

    とても美しい科白、シーン。
    この瞬間に主要な登場人物が全て救われたと思っている。

    秀逸。この一言に尽きる。
    何度読んでも色褪せない珠玉のような名作。

    2
    2021年05月31日
  • 王妃マルゴ -La Reine Margot- 8

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    萩尾先生すごいです。

    何回読んでも素晴らしい❣

    私の一番好きな時代背景です。

    映画「エリザベス」のエリザベス女王
    ドラマ「クイーンメアリー」のメアリー女王

    どちらも大好きで、ドハマりでした。

    本作品はメアリー女王の初めの夫の妹の
    マルゴが主人公の物語!

    彼女の愛に忠実な生き様に寄り添えて、大満足です。

    三人のアンリもみんな魅力的でした!

    またこれからも何度も読み返します!

    #胸キュン #ドロドロ #ドキドキハラハラ

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    2021年05月29日
  • 残酷な神が支配する 1

    覚悟して読んだ方がいい。または今迄、幸福な人生と感じているのであれば、 興味半分で手を出さないほうがいい 。
    読んでる間かなりつらかった。 読み出したら最後まで読まずにはいられない。が もう、二度と読み返すことができないかもしれない。
    萩尾望都先生の画力が シンクロさせる。
    性虐待はもちろん、 それぞれの立場で 周囲を都合よく解釈ている環境での 精神状態もつらかった。いろいろ考えさせられた。
    程度の差こそあれ 子供時代 親の価値観 支配の中で生 きてきた 残酷を思い出した。 そう親は神だった。

    #深い

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    2021年05月23日
  • 11人いる!

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    幼いころに母の本棚から抜きとって読んだマンガ。
    ふと読み返したくなることがある。

    久しぶりに読んでみると、わたしはこのマンガにとても影響を受けていたのだなと感じた。

    わたしはヌーになりたかったんだなあ。

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    2021年05月17日
  • ポーの一族 秘密の花園 1

    続きが早く読みたい!

    先日「一度きりの大泉の話」を読んだばかりだったので、尚更感慨深いものがありました。連綿と続く一族のエピソードが生まれた背景にはこんなに追いつめられた状況があった事を知るとエドガーの孤独な心情も更に身につまされます。人を信じたいのに、信じきれず離れていくしか術の無い辛さはいかばかりか、そしてアーサーとの関係は?早く続きが読みたいのです!

    #ドキドキハラハラ #切ない #エモい

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    2021年05月04日
  • バルバラ異界 1

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    バルバラ

    キリヤの秘密の島バルバラ、タンパク質のバルバラ、あおばの夢の島バルバラ。バルバラとは何?続きが気になって眠れません。

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    2021年05月01日
  • 一度きりの大泉の話

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    交流がない事を知ってはいたが

    小学生の頃からお二方の作品を読み、中高生時代は肩までどっぷりでした。
    2台巨頭といいますか、圧倒的な実力を持ったお二人でした。私は萩尾望都先生の方が好きでした。萩尾望都先生の昔の作品の端っこに落書きがあって、竹宮先生あてのメッセージ?だったようです。でも、後の作品や雑誌の近況などにもお二人の共通点はありません。
    年齢も同じなのに。
    でもこの実力派二人は、近くにいられないだろう、と思ったのです。私も趣味ながら絵を描いて、話を作っていましたから。
    繊細な心を描く萩尾先生と、煌くような躍動する魂を描く竹宮先生では、根っこが異なるのです。離れるしかないでしょう。
    でも、読み進めてるうちに、本当に萩尾望

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    2021年05月15日
  • バルバラ異界 4

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    おもしろい

    謎だらけのバルバラ…。謎の虜になり夢中で読んでしまいました。こんなに夢中で本を読んだことは本当に久しぶりでした。謎の答えを知った上でこれからもう一度読み直します。

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    2021年05月01日
  • 一度きりの大泉の話

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    日本少女漫画界の大巨星・萩尾望都御大の自叙伝が出ると聞いて、
    喜び勇んで予約したものの、
    発売を待つ間に何やら不穏な気配を感じた。
    読み始めてじきに、嫌な予感が的中したのを察した。
    新人時代の慌ただしくも楽しかった青春の日々――
    といった話ではなく
    (もちろん愉快なエピソードも回顧されてはいるが)、
    反芻すればするほど苦くて辛い出来事の記録なのだった。

    これから読もうとする人のために、細かい点には触れないが、
    オモー様の価値観、物事の捉え方・考え方、また、
    それらに基づく反応の仕方に強く共感した。
    例えば p.265、

    > 私は何か言われて、不快でも反論せずに
    > 黙ってしまう

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    2022年09月02日
  • 11人いる!

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    おもしろかった。

    トーマの心臓で苦手意識を感じていたが、萩尾望都はSFのほうがおもしろいと紹介されて読んだ。

    王さまのキャラは気高そうにしている続編より、少し悪役っぽい本編の方が好きだ。

    2
    2021年04月14日
  • スター・レッド

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    懐かしさとドキドキ感

    萩尾望都さんの作品の中でもこの作品が好きでした。またこうしてこの作品の悲しくも美しい世界に浸れる…幸せです。

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    2021年04月03日
  • ポーの一族 秘密の花園 1

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    旧作のあの印象的な絵画にまつわるストーリーですね。
    前作ではアランがあんな事になってエドガーが1人で苦しそうで読んでいて胸が痛みましたが、今回は生きてるアランがまた読めると思ったらアランはずっと眠ってて、またエドガーが1人ぼっち。
    それでもアランの存在がエドガーを支えてて、エドガーが幸せそうで嬉しい。
    昔の作品の薔薇を手折ってエナジーを吸い取る描写が好きでしたが、今作品ではもっと分かり易い表現になってますね。
    何より、またこうしてポーの一族の新作を読める事が幸せです。萩尾先生に感謝です。

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    2021年03月13日
  • 半神

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    短編だけど、濃い内容

    ポーの一族以来のファンです。
    短編集ですが、ファンタジーからSFまで、どれも内容が濃く、深く心に刺さります。

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    2021年02月24日
  • ポーの一族 秘密の花園 1

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    ネタバレ

    昔のポーの一族は抒情的でとにかく美しい漫画のイメージですが、今のシリーズはミステリ小説のようなドキドキ感のある人間ドラマがとても面白い。
    巻末のアランの小話が好きです。アラン主役の話はとても好き!

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    2021年02月18日
  • ポーの一族 秘密の花園 1

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    懐かしさとやるせなさ

    今になってエドガーのランプトンが描かれた話を読めるなんて言葉にならないほどのたくさんの思いを抱きます。ポーの一族を始めて読んだ時の感動を思い出します。おモー様に感謝!!です

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    2021年02月12日
  • ポーの一族 秘密の花園 1

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    1888年、イギリス・レスター郊外での話。体調を崩したアランのために、身を寄せた、アーサーの館。エドガーは、アランを「眠り病」と偽り、アーサーに、保護をもとめるために、川の中に入る。
    、、、エドガー、苦労、しているなぁ、でもアーサーを、小悪魔ぶりで、翻弄したりもしています ♡

    アーサーの館に、アランを隠してもらえる事になったエドガー。


    ありがとうアーサー


    きみたちには 驚くよ…
    ほんとに エルフの 一族なのかも しれないな…


    そうですね
    人間にまぎれて暮らしているんです


    人間にまぎれて…?
    人間のフリをしてか…?


    何をいうんです アーサー

    大人は
    エルフなんて おとぎ

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    2021年02月10日