萩尾望都のレビュー一覧
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愛
グレッグの家族のことや過去が分かってきた。イアンはかっこよくて良いやつだけどジェルミの身に
起こっている事には気づかないし、無自覚にジェルミを追い詰める。エスカレートするグレッグの暴力にジェルミがひたすら可哀そう。
壁の死体など、苦痛の表現がすごい。愛されたい愛したいという切実な心の叫びが胸にくる。 -
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重い
外国が舞台ですが身近な題材だと思います。やっかいなじじいに目を付けられ日常が狂っていく。
逃れようとしても大人にあっさりまるめ込まれる子供の無力感が悲しい。 -
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結局
何一つ解決しないまま本編は終わります
これは萩尾先生が恐らく心理学を勉強していらっしゃるのではないか?と思いました
自分の受けてきたことを受け入れて消化していく、またその途中
話してスッキリ解決!なんてするわけない
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イアン…
読んでるこちらからしたら、全部真実を話してるジェルミを全否定して、自分の父親像を守ろうとするイアンに怒りが湧きますが…
自分の父親だったらと思ったら、とても想像できない
つまり受け入れられない…そう言うことですよね -
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辛い…
どうにか逃げたくて寄宿舎に入るのに
金曜日の夜には帰らなきゃいけない
帰らない様に頑張っても、子供の力ではどうする事も出来ない…
職場でセクハラ上司に会わないようにどうにか逃げて逃げて…でも、他の社員に手を回して自分の元に来るように、逃げられない様に手を回されてしまう
自分の経験と重なってしまいます -
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傑作短編集
SFっぽい話が多い短編集。
萩尾作品で最高傑作という人も多い「半神」。思春期へ向かう少女が何かを捨てなくてはならない内面を具現化した、という視点を持つかどうかで評価は分かれるのかも。
「金曜の夜の集会」も印象に残った。
個人的には萩尾作品はこういう短編のほうが好き。 -
様々な漫画の要素が魅力的
僕は年号が「昭和」から「平成」へと変わる寸前にこの漫画のアニメ映画を見に行きました。当時は「不倫」とか「財テク」とか言う言葉が随分流行していました。この漫画が執筆されました昭和50年前後は「飛び出せ!青春」や「われら青春!」などの青春ドラマが大変充実していました。この漫画の「次々と不測のトラブルが発生する」と言うあらすじは推理小説そのものですし、「11人の受験生たち」が互いに喧嘩したり助け合ったりすると言うあらすじも当時大流行しました青春ドラマそのものですね。また、同じ時期に竹宮惠子先生も「地球(テラ)へ…」を執筆されていまして、この漫画もアニメ映画化されましたね。「サインはV!」「アタックN
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ネタバレアイズナー賞漫画家の殿堂入りということで、久しぶりに萩尾望都氏の作品を読んでみた。『ゴールデンライラック』の他に『ばらの花びん』『マリーン』収録。
『ゴールデンライラック』子供時代の出会いから時代背景とともに成長する男女2人の物語。少女が大人になるにつれてきれいになっていくさまを「朝焼けの空みたい」とたとえたのはちょっと感動してしまった。今時の漫画にはない表現だよなー。しかしこの話でジェニファー・ロペスとベン・アフレックを思い出してしまった私は俗だな。
『ばらの花びん』え?そっち?思ってたのと違う結末でした。『マリーン』人魚姫っぽいと思っていましたが、期待を裏切りませんでした。
この世代の漫画 -
Posted by ブクログ
萩尾望都の最高傑作。
男しか残っていない汚染された未来の地球が舞台。
メイヤードのキャラがいい。一見、冷酷そうな地球管理人、「市長、あなたにだって胸ぐらいつくれるんですから」と薄ら笑いを浮かべて、市長の不興を買うシーン、あの不適切発言、物語の最後で、自分のことだったのか自分を蔑んでいたからこその発言だったのか、と了解できる。そしてなんか泣いてしまう。
「マージナル」のプロトタイプといえる「スターレッド」にも、火星管理人の敵キャラがでてくるけど、本作のメイヤードはなんともいえないふくざつな翳りを帯びたキャラに仕上がっていて、萩尾作品のキャラのなかでも屈指の出来。