女検視官・江夏冬子の息子さんのレビュー一覧
レビュアー
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主人公の変態さに吃驚仰天
この少年漫画、半世紀前に「週刊少年チャンピオン」に連載されていましたね。只々、主人公の「ジン」と言う少年の変態さに吃驚仰天してしまいました。特に、主人公の全校女子生徒への「スカートめくり」を注意しました女性教師までが被害に遭うシーンに驚きました。彼の変態さは「がきデカ」の主人公の「こまわり君」や「ふたりと5人」の主人公の「おさむ」といい勝負ですね。幾ら主人公の事を気に入っています読者でも「いい加減にしろ。過ぎたるは及ばざるが如しだぞ」と言いたくなるでしょう。只、僕も当時は「面白い」と思ってこの少年漫画を読んでいましたから、せめて星3つの評価を付けようと思います。
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推理小説好きにお勧め
早速TVドラマを見ました。「フジテレビ系列・月曜夜9時」と言えばあの「ミステリと言う勿れ」と同じ時間枠ですね。「主人公が孤独な人物」と言う点ではこの「嘘解きレトリック」と「ミステリと言う勿れ」の両作品とも共通していますね。この「推理ものの少女漫画」、池田理代子先生の「ベルサイユのばら」や大和和紀先生の「ヨコハマ物語」や里中満智子先生の「天上の虹」などの「歴史ものの少女漫画」の要素も入っていまして大変面白いですね。「ピアノソナタ殺人事件」などの他の「推理ものの少女漫画」への投稿レビューでも述べましたが、僕は1996年(平成8年)に他界しました山村美紗氏の大ファンでした。僕の目がまだ黒いうちに第2
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「天上の虹」の読者にお勧め
僕は他社の漫画専用サイトでこの推理小説を知りました。この推理小説の主人公の「中川亜矢子」の彼氏で推理小説作家の「大西秋彦」が里中満智子先生の「天上の虹」の舞台になっています飛鳥地方で殺害されると言うプロローグが大変面白かったです。それにしましても、彼の異父兄でこの推理小説の殺人犯の「大西夏彦」、本当に許せない男ですね。親の遺産を使い果たした上に自らの妻を使って実の弟を殺害したのですから。山村美紗氏がまだ存命しておられるうちに、それも「エースをねらえ!」や「ベルサイユのばら」みたいに「推理ものの少女漫画」が大ヒットして欲しかったです。
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TVドラマの主題歌が素晴らしい
この、「木枯し紋次郎」、半世紀前に中村敦夫氏主演のTVドラマになっていましたね。僕はこのTVドラマの詳しいあらすじは知りませんが、只、上條恒彦氏が歌っていました「だれかが風の中で」と言う主題歌が実に素晴らしかったですね。僕は今までカラオケ喫茶で何回この歌を歌ったかわからないくらいです。上條恒彦氏はこの「だれかが風の中で」を歌う前に小室等氏が結成していました「出発(たびだち)の歌」で、それも31歳と言う、当時のフォーク歌手としては異例の年齢でデビューしましたね。当時のフォーク歌手の約100%は10代や20代でデビューしていましたから。
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初めてこの著書を知りました。
「長屋王残照記」や「ざんねんな歴史人物 それでも名を残す人々」への投稿レビューで四条天皇の「あまりにも突然すぎてあまりにも幼すぎる崩御」について述べましたが、この際に約2週間に亘って「天皇空位」の状態が続いたのは奈良時代に聖武天皇の皇女の称徳天皇が崩御してから天智天皇の皇孫で志貴皇子の子の光仁天皇が即位するまでに約1ヶ月間に亘って天皇空位の状態が続いて以来の出来事でした。この光仁天皇の即位を転機に天武天皇の血筋が次第に皇位継承から排除されていきますが、この光仁天皇の皇后でしかも聖武天皇の皇女の「井上内親王」と彼女の息子の「他戸親王」がその典型的な例ですね。その結果、光仁天皇の子で天武天皇の血を
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無料版購入済み
3人の「壁ぎわ税務官」
この漫画、平成時代に「ビッグコミックオリジナル」に連載されていましたね。主人公の「鐘野成樹」と言うベテラン税務官、いつも主人公にいじめられている「石上正直」と言う新人税務官、その「石上」にとても優しい「桐生麗」と言う先輩女税務官、これらの「壁ぎわ税務官」トリオ、悪質な脱税者に対しては手段を選ばない厳格な徴税を行っていますよね。中でも、鐘野・石上のコンビが「警察沙汰」になりながら桐生麗とのチームプレーで、やはり悪質な脱税を行っていました「女ホテル経営者」を追い詰めるシーンがとても印象的でした。
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大和和紀先生の隠れた名作
僕は年号が「昭和」から「平成」に変わろうとする直前にこの少女漫画を読みました。主人公の「リー」と言う女の子を巡って「ジェット」と「サムエル」と言う二人の少年が争奪戦を展開すると言う、推理小説や昼ドラみたいなあらすじが素晴らしかったです。3作目の「クレムリンの丘に眠れ」は「ヨコハマ物語」や「天の果て地の限り」と同じく正真正銘の「歴史ものの少女漫画」ですし、池田理代子先生の「オルフェウスの窓」と同じく「ニコライ2世」が登場していまして、主人公の「レーナ」と言う女の子が実はニコライ2世の隠し子だったと言うあの「保元の乱(この乱で後白河天皇の味方をしました平清盛や源義朝にしましてもあの「白河天皇」の隠
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名探偵キャサリンが大活躍
僕は「京都不倫旅行殺人事件」で山村美紗氏の存在を知ってから間もなくこの推理小説の存在を知り、あの「阪神・淡路大震災」の直前にこの推理小説を読みました。山本鈴美香先生の「7つの黄金郷」と言う「歴史ものの少女漫画」に主人公の「オリビエ」と言う女の子のボーイフレンドの「アーサー」がスコットランド人の拷問長に対して「己の欲から自分のしたい事ばかりしようとする人間は他人のしたい事に阻まれて6な結果を生まないのだ。或いは他人を押し退けたり傷つけたりして恨まれながら生きるのだ」と言うシーンがありますが、この「ミス振袖殺人事件」と言う推理小説に登場しています「北嵯峨美子」と言う殺人犯がまさにそれですね。自分が
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映画を見て感動しました。
この少女漫画、時代が「昭和」から「平成」へと変わる直前に映画化され、紺野美沙子さんが長女の「彩」役で、浅野温子さんが次女の「茜」役で、沢口靖子さんが三女の「杏」役で、富田靖子さんが四女の「藍」役でそれぞれ出演されていましたね。中でも僕にとって次女の「茜」のインパクトは絶大でした。「サインはV」に登場しています「ジュン・サンダース」や「エースをねらえ!」に登場しています「宗方仁」や「巨人の星」に登場しています「日高奈美」同様、がん系の病気で帰らぬ人になりましたから。また、布施明氏が歌っていました主題歌も素晴らしかったですね。
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初めてこの著書を知りました。
皆様にとっての「最も印象が強い天皇」は誰ですか?「長屋王残照記」ヘの投稿レビューでも述べましたが、僕にとっての「最も印象が強い天皇」は「子供らしい悪戯を楽しんでいる最中にあの「後鳥羽天皇」の怨霊に祟り殺されてあの「南北朝対立」の遠因になってしまった」四条天皇です。後鳥羽天皇には元々「守貞親王」と言う同母兄がいまして、その守貞親王はあの「壇ノ浦の戦い」で崩御しました「安徳天皇」の皇太弟でした。彼が安徳天皇や平氏一族と西国ヘ逃亡している隙に源氏の策略によって彼の同母弟が「後鳥羽天皇」として即位してしまい、そして「承久の乱」によって守貞親王の子が「後堀河天皇」として即位し、さらにこの後堀河天皇の子が
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悲劇のヒロイン「神林陽子」
このスポ根漫画、半世紀前に「漫画アクション」に連載されていましたね。主人公の「小林誠一郎」が「アパートの狭い部屋」で母と妹との3人暮らしをしているのに対して主人公のガールフレンドの「神林陽子」と言う女の子は「豪邸」で暮らしていましたし、二人のこの「格差」もこの漫画のキーポイントでしたね。それにしましてもこの漫画に登場しています「神林陽子」と言う女の子、まさに「悲劇のヒロイン」ですね。大好きな主人公には勿論ですが、大嫌いな「米沢」と言う家庭教師にもあの伊藤詩織さんみたいに目に合わされましたし、父も病気で帰らぬ人になり、彼女自身も「孤児」になってしまいましたね。「行きは大名、帰りは乞食」とはまさに
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中浜慎介の死に涙しました。
このスポ根(?)漫画、年号が「昭和」から「平成」へと変わろうとしていました頃に「ビッグコミックオリジナル」に連載されていましたね。「只の不良少女」でした主人公の「騎本洋」と言う女の子が一流ゴルフ選手へと成長していくと言う、「あしたのジョー」みたいな物語ですね。「サインはV」に登場しています「ジュン・サンダース」や「エースをねらえ!」に登場しています「宗方仁」や「巨人の星」に登場しています「日高奈美」もですが、「登場人物ががん系の病気で帰らぬ人になる」と言うあらすじは「スポ根漫画の定番」となっていると言っても過言ではありませんし、この「明日カップ・イン」に登場しています「中浜慎介」にしてもそうで
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少女漫画が好きな人は必読
「女流漫画家第1号」となりました上田としこ先生の物語です。彼女はあの「あしたのジョー」や「おれは鉄兵」の原作者のちばてつや先生や彼の弟で「プレイボール」や「キャプテン」の原作者のちばあきお先生と同じ満州出身だったんですね。わたなべまさこ先生などの「実在の漫画家」が数多く登場したのが大変面白かったですし、中でも「サインはV」の原作者の望月あきら先生が「幾ら「巨人の星」や「あしたのジョー」などのスポ根漫画が大ヒットしているからと言っても、少女漫画までもスポ根で荒らさないでくれ」と上田としこ先生に一喝されるシーンがとても印象的でした。あくまでも僕の推理や憶測にしかすぎませんが、この調子ですと、きっと
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日本史を揺るがせた長屋王の変
この漫画、あの「持統天皇」を主人公にしました「天上の虹」の「続編」や「番外編」と言っても決して過言ではありませんよね。天皇家と藤原氏との立場が逆転する転機になりました「長屋王の変」と言う日本史に残る大事件、平安時代初期に発生しました「藤原薬子の変」同様、「源氏」や「平氏」が誕生するきっかけになったと言っても決して過言ではないでしょう。鎌倉時代初期には後鳥羽天皇がこの「長屋王の変」に類似する結果を招きました「承久の乱」を起こしましたね。実は後鳥羽天皇には「守貞親王」と言う同母兄がいまして、彼はあの「安徳天皇」の皇太弟でした。彼が安徳天皇や平氏と一緒に西国ヘ逃亡している間に源氏の策略によって彼の同
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原作者の他界が残念
この少女漫画、半世紀に「花とゆめ」に連載されていまして、「ガラスの仮面」に比肩する同誌の「2大看板」と言っても決して過言ではありませんでしたし、斉藤由貴さん主演のTVドラマにもなりましたね。その当時は「おニャン子クラブ」と言うアイドルグループ(僕はこのグループはあまり好きではありませんでしたが、このメンバーで唯一の「演歌歌手」の城之内早苗さんは大好きです)の全盛期でして、「アイドル歌手は歌が下手でなければならない」なんて寝言を言う音楽評論家までもが存在していました。あの「冬が来る前に」を大ヒットさせました「紙ふうせん」の後藤悦治郎氏も当時の歌謡界を「レコードセールスを上昇させるためのアイドル歌
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殺人事件に巻き込まれた主人公
この少年漫画、半世紀前に「週刊少年チャンピオン」に連載されていましたね。主人公の「一道力」と言う少年、「ミステリと言う勿れ」の主人公の「久能整」と言う男の子同様、殺人事件に巻き込まれた上に殺人容疑までかけられましたね。主人公が殺人容疑をかけられながら「ジャンボ大町」を殺害した犯人を見つけようとする執念には勿論ですが、「猪狩一閃」と言う悪人の命令でジャンボ大町を殺害しました「扇谷校長」が一道力の無実を照明するシーンにもとても感動しました。主人公の妹が元気な姿になって嬉しいですし、主人公の「一道力」と言う少年が「暴力とは無縁の大人しい男の子」に戻れて嬉しいです。
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典型的な小国の悲劇
この漫画、あの「湾岸戦争」や「ソ連崩壊」や「創価学会破門」の年に朝日新聞社から出版されましたね。「ポーランド」と言う国の歴史、18世紀末期に周辺のロシア・プロイセン・オーストリアの3大国に滅ぼされたり、第二次世界大戦中にナチス・ドイツとスターリン時代のソ連に侵略されたり、戦後も半世紀に亘って「社会主義」と言う名の看板の下の「全体主義国家」としての歴史を歩んだりと、まさに「悲劇のオンパレード」でしたね。「ポーランド民主化」の立役者のレフ・ワレサ氏は勿論ですが、この漫画の主人公で「ポーランド独立」に生涯の全てを捧げました「ユーゼフ・ポニャトフスキ」もまさに「ポーランド人にとってのヒーロー」ですね。
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オカルト漫画の金字塔
「オカルト漫画」と言う言葉を聞けばこの「ゲゲゲの鬼太郎」を逐一連想する人が圧倒的に多いでしょう。この少年漫画、半世紀前にTVアニメ化されて、「クイズタイムショック(このクイズ番組、MBS系列で放映されていました「ダイビングクイズ」や「アップダウンクイズ」と共に「3大恐怖クイズ番組」と呼ばれていましたね)」と放映時間が重複していると言うデメリットにもかかわらず大ヒットしましたね。飛び飛びでしたが、僕も幼い頃にTVアニメでこの「ゲゲゲの鬼太郎」を見ていました。主人公の鬼太郎と言う男の子を筆頭に、「目玉おやじ」や「ねずみ男」などの個性的なキャラクターが盛り沢山でしたね。また、この当時は他にも、つのだ
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懐かしのオカルト漫画
この少年漫画、半世紀前に「週刊少年チャンピオン」に連載されていましたね。当時はこの「ブラック商会変奇郎」や故・水木しげる先生の「ゲゲゲの鬼太郎」や故・古賀新一先生の「エコエコアザラク」やつのだじろう先生の「うしろの百太郎」などの数多くのオカルト漫画が大ヒットしていましたね。主人公の「変奇郎」と言う男の子の祖父が「変奇堂」と言う古物屋を経営しているのは勿論ですが、主人公の親友で漫画家を志望しています「満画くん」が同級生にあらぬ罪状を着せられて担任教師に叱責されるシーンやお化け屋敷の主人の罠にかかって右手を負傷してしまうシーンも面白かったですし、主人公が飼育していました「ハチ鳥」が「鳥マニア」の男
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エースをねらえ!に負けない迫力
このスポ根少女漫画、「エースをねらえ!」と同じ時期に執筆されていたそうですね。この漫画の「コートの嵐」と言う「少年漫画」と勘違いしてしまいそうな題名、主人公の「五十嵐さくら」と言う女の子の「侍ジャイアンツ」の主人公の「番場蛮」みたいに破天荒な性格や彼女の「ジャンピングサーブ」や「ハリケーンスピンナー」などの番場蛮の「ハイジャンプ魔球」や「サインはV」に登場しています「朝丘ユミ」と「ジュン・サンダース」の「X攻撃」を連想させる必殺技、主人公と大槻忍とのデッドヒート、主人公の「トーナメント準優勝」と言う大活躍ぶり、どれを取りましても「エースをねらえ!」に負けないくらいの迫力がありますね。歴史や過去
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山村美紗氏の晩年の名作
僕は「阪神・淡路大震災」の直前にこの推理小説の存在を知りました。万里村奈加先生の「危ないウェディング・ベル」と言う「推理ものの少女漫画」に登場しています「下沼課長補佐」と言う殺人犯もでしたが、この「京都・山口殺人旅行」に登場しています殺人犯の「田村信一」、許せない男ですね。自らの「勤務する銀行での不正経理」を隠蔽するために恋人の「名木陽子」を実行犯に利用して主人公の「山川理矢子」の父を殺害するなんて…!もし僕が「殺人犯」でしたら、他人を実行犯に利用するなんて卑劣な真似は絶対にしないでしょう。それにしましても、主人公の「父の行方を探したり、父を殺害して犯人を見つけたりしようとする」執念の強さにと
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TVアニメの常識を覆した名作
この少年漫画、半世紀前に「週刊少年ジャンプ」に連載されてTVアニメ化され、杏里さんの歌う主題歌も大ヒットしてTVやラジオの音楽番組にも頻繁にリクエストされて「TVアニメの主題歌」の常識を覆しましたね。また、当時は僕が大好きな岡村孝子さんが「あみん」のアーティスト名でデビューして「待つわ」を大ヒットさせた時期でもありました。彼女が執筆しました「昨日よりも、今日よりも~4001の小さな幸せ」などの著書も早期に電子書籍化されてブックライブで扱われて欲しいです。原作では主人公の来生三姉妹こと「怪盗キャッツアイ」が謀略に巻き込まれて行方不明になった父ハインツの絵画を完全無欠に奪還しましたね。まさか彼を罠
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あの「飛び出せ!青春」の前番組
この少女漫画、半世紀前に、森田健作氏主演のTVドラマになりましたね。最近ウィキペディアで調べたのですが、この少女漫画、実はあの、村野武範氏主演の、あの「青い三角定規」と言うフォークグループが「太陽がくれた季節」と言う主題歌を歌っていました「飛び出せ!青春」と言うTVドラマの前番組になっていたんですね。「キャッツアイ」や「キューティーハニー」や「エコエコアザラク」などの「女の子を主人公にした少年漫画」があればこの「おれは男だ!」や「ミステリと言う勿れ」や「エロイカより愛をこめて」などの「男の子を主人公にした少女漫画」も結構ありますよね。僕も中学・高校時代にはこの少女漫画の主人公の「小林弘二」と言
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山村美紗氏の未完の遺作
この推理小説、山村美紗の「未完の遺作」で、一昨年他界しました西村京太郎氏によって完成しましたね。主人公の「早川明子」と言う女性は三年近く、それも「結婚」を前提としてある男性と交際していましたが、ある日突然、「愛がなくなった」と言われて振られてしまい、「細川和也」と言う「ハンサムな男」にプロポーズされて彼女にとっての「新しい恋」が始まりました、その途端に彼女の周囲で連続殺人事件が発生しますが、まさか主人公を「失恋の痛手」から救いました「細川和也」が連続殺人事件の犯人だったなんて…!しかし、肝心要の山村美紗氏は一体誰を「真犯人」として設定していたのでしょうか?幾ら彼女が西村京太郎と「夫婦」と言って
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推理小説好きにお勧め
僕は数年間にある漫画専用サイトでこの「推理ものの少女漫画」を見つけました。主人公の「松本環」と言う女の子が、何と、彼女のボーイフレンドの「沢口飛鳥」と言う男の子が「安藤茗子」と言う女の子の死体と一緒にいる所を目撃してしまうと言う衝撃的なプロローグでした。推理小説の場合、「最初の容疑者」は基本的には「無実」ですから、僕は「犯人は彼ではなくて他にいる筈だ」と思いました。まさか事件を担当していました「田所刑事」が殺人事件の真犯人だったなんて…!先日、家族を皆殺しにしました元警察官の「中田充被告」の死刑が確定しましたね。他にも、警察官が勤務中に交番内で性行為をすると言うなどの「警察官の不祥事」が跡を絶
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殺人容疑で逮捕された亀井刑事
この推理小説、十数年に故・渡瀬恒彦氏が主人公の「十津川警部」を演じるTVドラマになっていまして、伊東四朗氏が「亀井刑事」を演じるいましたね。何者かに誘拐されました息子を救出しようとして「特急おおぞら」に乗車しました亀井刑事が乗車中に何者かに睡眠薬を飲まされて眠りから醒めた時に「血まみれのナイフ」を持たされていましてなんと「殺人容疑」で逮捕されてしまうと言う壮絶極まりないあらすじでしたね。「警察に逮捕されてしまう」だけでも「警察官」にとっては「致命傷」ですし、ましてや「殺人容疑」なんて事になったらなおさらですよね。それでも亀井刑事の「無実」を信じて亀井刑事を救出しようとする十津川警部の凄まじい執
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- カート
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試し読み
犯罪史を揺るがせた「酒鬼薔薇」
四半世紀前に発生しました「神戸連続児童殺傷事件」、犯人が当時14歳の少年だっただけに世間を震撼させましたし、「少年法改正」のきっかけにもなりましたね。これらの事件が発生してから間もなく「光市母子殺害事件」が発生しまして当時18歳の少年でした犯人の「福田孝行」の死刑が確定しましたし、先日も「甲府殺人放火事件」の犯人の遠藤裕喜被告に対して「特定少年に対しての初の死刑判決」が言い渡されましたね。さらに半世紀前には英国で「メアリー・ベル事件」と言う「11歳の少女による連続殺人事件」が発生しましたね。これらの少年少女の共通点は「不遇な幼少期」でして、第2、第3の「酒鬼薔薇」や福田孝行死刑囚や遠藤裕喜死刑
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推理小説好きにお勧め
この少女漫画、流石に「推理もの」だけありまして、半世紀前に同じ「週刊マーガレット」に連載されていました「アタックNo.1」や「エースをねらえ!」や「ベルサイユのばら」に負けないくらいに中身が豊富ですね。主人公の「篠上あんく」と言う女子高生が「兼盛律臣」と言う「頼りない巡査部長」を叱咤しながら殺人事件の真犯人を見つけるシーンはまさに「名探偵コナン」の主人公の「工藤新一」こそ「江戸川コナン」と言う男の子が「毛利小五郎」と言う「能無し探偵」を麻酔銃で眠らせて「殺人事件の真犯人」を見つけるシーンそのものですね。中でも主人公が「紙幣に付着した血痕」が「ダイイングメッセージ」である事に気付いて海外逃亡を図
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医療漫画の金字塔
懐かしいですね。この少年漫画、半世紀前に「週刊少年チャンピオン」に連載されていましたし、山上たつひこ先生の「がきデカ」同様、同雑誌の看板と言っても決して過言ではありませんでしたね。「医療漫画」と言う言葉を聞けばこの「ブラック・ジャック」を逐一連想する人が圧倒的に多いでしょうし、この少年漫画、「鉄腕アトム」や「リボンの騎士」に比肩する故・手塚治虫先生の代表作と言っても決して過言ではありませんよね。主人公の「ブラック・ジャック」と言う「医師免許も博士号も一切持たない敏腕外科医」が幼い頃に瀕死の重傷を負って「本間丈太郎」と言う外科医に救出されたと言う壮絶なあらすじには勿論ですが、主人公が「輸血抜きの
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山村美紗氏の晩年の名作
この推理小説、あの「阪神・淡路大震災」の直後に、それも早見優さん主演のTVドラマになりましたし、「サインはV!」に登場しています「牧圭介」の役で有名で「宗方仁の兄貴」と呼ばれていました故・中山仁氏が「林弁護士」の役を演じていまして、「出発(たびだち)の歌」や「だれかが風の中で(「木枯し紋次郎」の主題歌)」を歌っていまして「3年B組金八先生」で「服部先生」の役を演じていました上條恒彦氏が早見優さんが演じていました主人公の「広田由紀子」の父親の役を演じていましたね。まさか林弁護士が主人公に対して「殺人未遂」を犯した上に彼女の身の周りで発生しました連続殺人事件の犯人だったなんて…!中山仁氏と言えばど
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漫画家版「山村美紗」の原点
僕はやはりこの漫画の存在も先日、他の「漫画専用サイト」で知りました。高階良子先生、母親に虐待されて悲惨な少女時代を歩まれていたんですね。しかし、彼女のその「苦難」や「試練」こそが彼女自身を「漫画家版・山村美紗」として育てていったのでしょう。人間と言う生き物は「苦難」や「試練」や「屈辱」の中では否応なく磨かれていきますが、「安堵」や「栄光」の中では否応なく堕落してしまうんですね。あの「ど根性ガエル」の原作者の吉沢やすみ先生がその典型的な例ですね。彼は「ど根性ガエル」の売上金をギャンブルで水の泡にしてしまったそうです。「戦国時代の武士たち」ではありませんが、勝っている時こそ「兜の緒」をしっかりと締
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試し読み
第2の「山村美紗の京都の旅」
僕が大ファンでした故・山村美紗氏は生前「山村美紗の京都の旅」と言う京都市内の「観光案内書」を執筆されていました。僕は先日、他の「漫画専用サイト」で彼女の長女で女優の山村紅葉さんのこの著書を知りました。この著書も「山村美紗の京都の旅」同様、「京都市内の観光案内書」としての役割をしっかりと果たしています。僕は山村美紗氏の「小京都・郡上八幡殺人事件」と言う推理小説の単行本のカバーで初めて山村紅葉さんの存在を知りましたが、タイのバンコク国際空港のロビーで彼女たち母娘が一緒になって写真に写っていました。また、僕は同じ時期に、当時この推理小説と同じ「中央公論新社」から、やはり単行本として発行されていました
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オカルト漫画の金字塔
懐かしいですね。この少年漫画、半世紀前に「週刊少年チャンピオン」に連載されていまして、同じ時期に「少年マガジン」につのだじろう先生の「うしろの百太郎」と言うオカルト漫画も連載されていましたね。「ミステリと言う勿れ」や「おれは男だ!」や「エロイカより愛をこめて」などの「男の子を主人公にした少女漫画」があればこの「エコエコアザラク」や「キャッツアイ」や「キューティーハニー」みたいな「女の子を主人公にした少年漫画」も沢山ありますよね。主人公の「黒井ミサ」と言う女の子の「勧善懲悪シーン」は勿論ですが、彼女が「犯罪加害者家族」と言う重い十字軍を背負っている「ケンちゃん」と言う幼い男の子に魔術をかけて彼を
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主人公のハッピーエンドに感動
僕はあの「阪神・淡路大震災」の直後にTVドラマでこの推理小説を知り、間もなく原作の文庫本を読みました。主人公の「林由美」と言う女性が旅行先の京都でいきなり二人の男に襲われてしまうと言う衝撃的なプロローグでした。そして、彼女と婚約しました「南田秋彦」と言う男が実は彼女を襲いました男たちの仲間でしかも彼女の職場での先輩や仲間を殺した犯人でさらに「遊ぶ金欲しさ」に主人公を利用しただけだったと言う、実に山村美紗氏らしいあらすじでした。とにかく、主人公が大学卒業を目前にして失恋しました相手の「中原次郎」と結ばれて嬉しかったです。また、山村美紗がまだ存命しておられるうちに、それも「エースをねらえ!」や「ベ
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初めてこの著書を知りました。
本日、「労働新聞社」のサイトで初めてこの著書を知りました。とりあえず、「無料立ち読み」の部分だけ読みました。ここ十数年間、職場での「パワーハラスメント」が大きな社会問題になっていますね。いかに「社員、つまり部下が働き易い環境」を築いていく事が大事かが書かれていますね。もう半世紀も昔の話ですが、「お家騒動」の犠牲となって阪神タイガースから南海ホークスへと移籍しました江夏豊投手が数年間に他界された野村克也監督に肩の不調を訴えたところ、野村克也監督は江夏豊を「救援投手」として使おうと決心しました。これを転機に、それまで我儘放題でした江夏豊投手はまるで別人のようにチームプレーに徹するようになり、後に移
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宝塚で上演されて欲しい
「母親が売春婦」と言う理由だけで何の罪もない「アリア」と言う女の子が異母兄弟に無理矢理「頭部切断死体」にされてしまうと言う、僕が先日読みました「東海道新幹線殺人事件」と言う推理小説みたいな衝撃的で悲劇的なプロローグでした。この推理小説にも登場していまして自らの首を斬りました「源頼光」の兜に噛み付きながら「鬼は横道などせぬものを」と言う遺言を残しました「酒吞童子」ではありませんが、主人公が幼い女の子だった頃の過去に戻って異母兄弟たちに仕返しをしようとするあらすじがとても素晴らしいです。また、「ベルサイユのばら」や「天上の虹」や「7つの黄金郷」や「ヨコハマ物語」などの「歴史ものの少女漫画」の要素も
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突然過ぎた西岡恭蔵氏の訃報
西岡恭蔵氏の「プカプカ」と言う歌、半世紀前に大ヒットしましたね。「俺のあん娘はタバコが好きで いつもプカプカプカ 体に悪いから やめなって言っても いつもプカプカプカ」と言う、この歌に登場しています女の人の「河豚食う無分別」ぶりがセールスポイントでしたね。僕も20代の頃はこの女の人と同じ「ヘビースモーカー」と化していましたが、30歳になる手前に、それも「阪神淡路大震災」の前夜に禁煙して以来、全く喫煙していません。ブックライブをご利用の皆様、煙草は「百害あって一利なし」ですから絶対に吸わない方が賢明ですよ。特に「ハイライト」と言う煙草を1本吸っただけで猛烈な吐き気に襲われた事を今でもしっかり記憶
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初の西村京太郎作品
この推理小説、あの「阪神淡路大震災」の直前に、しかも正月番組としてTBS系列で放映されましたね。故・渡瀬恒彦氏の「十津川警部」役がとても格好良かったですし、かたせ梨乃さんの「十津川直子」役もとても素敵でした。それにしましてもこの推理小説に推理小説に登場しています「竹内耕三」と言う殺人犯、山本鈴美香先生の「7つの黄金郷」に登場しています「紅蜥蜴」やあしべゆうほ先生の「クリスタル☆ドラゴン」に登場しています「邪眼のバラー」同様、誰もが殺したくなるキャラクターですね。「トワイライトエクスプレス」の車内で大胆不敵な殺人予告をした上に「十津川直子」を誘拐し、「広池久里子」と言う女性を殺害しましたから。と
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先日この著書を知りました。
この著書の筆者の北山修氏が故・加藤和彦や故・はしだのりひこ氏と結成していました「ザ・フォーク・クルセダーズ」の「帰って来たヨッパライ」と言う歌、半世紀前に所謂「アングラ・レコード」として大ヒットしましたね。加藤和彦氏の「テープの回転速度を速めた「ヨッパライ」役のボーカル」が大きな話題になりましたし、北山修氏もこの歌で「天国でヨッパライを叱る神様」や「僧侶」の役を演じていましたね。それから間もなく、後に「ジローズ」を結成して「戦争を知らない子供たち」を大ヒットさせました杉田二郎氏や森下次郎氏も彼らのメンバーに加わってグループ名を「はしだのりひことシューベルツ」に改めて「風」を大ヒットさせましたね
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悲劇のヒロイン「桶谷遥」
僕は「阪神淡路大震災」の前夜にこの推理小説を読みました。「インディアナ号」の7人の乗客全員が、それも「帰って来たヨッパライ」と言う歌みたいな異様な「声」に殺人容疑をかけられて次々と殺されていったのも実は「演技」だったと言うあらすじがとても素晴らしかったです。逆に1人だけ「インディアナ号」から海へ身を投げてしまいました主人公の「桶谷遥」と言う女性がとても気の毒です。主人公の父親の「桶谷正穀」は本当に狡い!「ホテル・コスモポリタン」の手抜き工事が原因の火事で多くの人々を死なせ、なんの罪もない自分の娘を「被害者遺族」の処罰感情の犠牲にしたのですから。
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「少女漫画嫌い」に読んで欲しい
半世紀もの歳月に亘ってこの少女漫画の題名を日常茶飯事的に聞かされて来ました。未だかつてこの少女漫画の原作を読んだ経験はないのですが…。只、単行本などの表紙の絵柄や題名がとても奇麗ですし、「芸能界を舞台にした漫画」と聞いていますので、チャンスがあれば読みたいです。これが「僕が一番好きな漫画のタイプ」の「「殺人事件」とか「ダイイングメッセージ」とか言う題名が付いている推理ものの少女漫画」でしたらどんなに嬉しいでしょう。ですから、「題名を聞いただけで読む気を失くしてしまうラブコメものの少女漫画」に日ごろからうんざりしています男の子たちや「スポ根もの」や「歴史もの」や「推理もの」や「医療もの」以外の少