【感想・ネタバレ】小樽地獄坂の殺人のレビュー

あらすじ

遺言状に残された、見知らぬ3人の男女の名前。しかも父は、そのうちの一人を結婚相手に指名していた。23年前の小樽で、父に何があったのか? 3人の消息をたずねて北海道に渡った、一人娘・由紀子の周囲に起こる殺人事件。小樽と京都を結ぶ連続殺人が、せつなく哀しい愛の悲劇を浮かびあがらせてくる。本格長編推理。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

遺言にあった遺産分割の相手を追って行くと、
自分の父親の犯罪の可能性に迫って行く.

それでも真実を知りたいという子供の思いに、
まわりの人たちが協力する.

最後のどんでん返しは、3分の2あたりのところで、
もう犯人はほかにいないということが匂って来た.

よみごたえがある物語だと思う

1
2011年09月05日

山村美紗氏の晩年の名作

この推理小説、あの「阪神・淡路大震災」の直後に、それも早見優さん主演のTVドラマになりましたし、「サインはV!」に登場しています「牧圭介」の役で有名で「宗方仁の兄貴」と呼ばれていました故・中山仁氏が「林弁護士」の役を演じていまして、「出発(たびだち)の歌」や「だれかが風の中で(「木枯し紋次郎」の主題歌)」を歌っていまして「3年B組金八先生」で「服部先生」の役を演じていました上條恒彦氏が早見優さんが演じていました主人公の「広田由紀子」の父親の役を演じていましたね。まさか林弁護士が主人公に対して「殺人未遂」を犯した上に彼女の身の周りで発生しました連続殺人事件の犯人だったなんて…!中山仁氏と言えばどうしても「サインはV!」の「牧圭介」の役の印象が突出して強いですが、彼はこの推理小説の殺人犯の「林弁護士」の役も含めまして、「殺人犯」などの悪役を演じるのも上手でしたね。まさか、あれから間もなく山村美紗氏が帰らぬ人になってしまうなんて…!数年間にある漫画専用サイトで高階良子先生の「ピアノソナタ殺人事件」と言う「推理ものの少女漫画」を見つけて夢中になった時は山村美紗氏が生き返ったような感じがしました。僕だけではなくて山村美紗ファン全員が思っている事ですが、彼女がまだ存命しておられるうちに、それも「エースをねらえ!」や「ベルサイユのばら」みたいに「推理ものの少女漫画」が大ヒットして欲しかったです。

#感動する #ドキドキハラハラ #怖い

0
2024年02月29日

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