あらすじ
日本人である以外、素性も名前も分からない天才外科医・ブラック・ジャック。その手術の腕は神業とさえ呼ばれている……無免許ながらも天才的な腕を持つ外科医・ブラック・ジャックの衝撃的なデビュー作「医者はどこだ!」、不良少年ベンが恋した少女・ミユキはガンに侵されており…「ミユキとベン」他、8編を収録。
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言わずと知れた天才外科医
外科手術の出てくる医療ものマンガ、これがやはり今でも日本のマンガでは代表作の1つで、この作品のフォロワーは多々いるでしょう。(ドクターXなども当然そうでしょうし)
私の年代だとBJは単行本で概ね読んでいます。学生時代、古書セットでも揃えましたし、文庫本もあります。
豪華愛蔵版のハードカバーも表紙が気合い入っていますし、手塚御大が亡き後に初めて読む読者とかにはこれが入門作品としてベストでしょう。
登場人物もいちいち挙げませんが、手塚ファンなら元ネタ、誰かと気づくでしょう。
週刊連載で毎週これを描き、なおかつ他にも優れた作品を執筆した、日本のマンガの神様、です。是非是非、読んで欲しいです。(NHK-BSの特番でもこの作品が1番人気でした)
色褪せない名作
初めて読んだのは高校生の時でその時もあまりの面白さに夢中になって読みましたが、アラフォーを超えた今、読み返してもやっぱり面白くて、そして心に響く作品です。読み終わって奥付けを見たら40年超の間に140版を超えていて、この先もずっと読まれてほしいな、と思いました。
φ(❐_❐✧
日本昔ばなしも時代の象徴だが。
手塚治虫も時代の象徴でもある。
人々に多々影響を与えた書き手。
坊や~ ♪
良い子だ _o
寝んねしな~ _(_
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_∠ス |∥○)|
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つ つ つ つ
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Posted by ブクログ
・ブラックジャックとゆう医者が事故でけがをした人を助けしかも、ストーリーじゃないので短い話が一個の本でいっぱい読めるから初心者におすすめです。
・私は、手術みたいなこわいお話が好きなのでこの本を読んでいます。特に好きなところはブラックジャックが大金を要求して手術を始めるときです。これからもたくさん読みたいです。
Posted by ブクログ
2016/9記。再掲です。
経歴詐称が話題になっている。まあ人当たりが良くて勉強熱心でルックスの良い虚言癖のある人物、というのは古今東西いくらでもいるだろう。テレビ局が被害者然としているのは不思議だが。公共の電波に乗せるにあたり、最低限のバックグラウンドチェックとかしないものなのだろうか。おそらく怪しいもんだくらいのことはわかっていたんだろう、というのが私の予想だし、にも関わらず「驚きましたね」などと他のコメンテーターに喋らせるという仕組みには戦慄を覚えるがまあ基本的にはどうでもよろしい。
とは言え、詐称にも人の胸を打つ物語はありえる、ということで思い出すのは、手塚治虫「ブラック・ジャック」のエピソード「古和医院」。ブラック・ジャック(BJ)がある田舎の寒村を旅していると、バスの中に難病を患っている少女が乗っている。「あんないい先生はいねえ」と村人がうわさする古和先生のもとに向かっているのだ。興味を引かれたBJがあとをついて行くと古い医院は満員の人だかりで・・・という話。
その少女の治療に立ち会ったBJはいくつかの証拠から古和先生が無免許の『偽医者』だと見抜く。でも感動的なのはそのセリフだ(記憶頼みだが)。「でも先生、あなたはご立派です。こんな小さな村で皆の尊敬を集めている・・。私は先生にほれ込んだんですよ、だからこそお手伝いしたんだ」。
そしてさらに胸を打たれるのは、うなだれた古和先生が「どうして私がニセ医者だと・・?」と尋ねたとき。BJは答えを教えつつ「以後、お気を付けになることですな」とだけ言って去る。素性をばらして追い込むようなことはしない(そしてこのあと更に深い余韻を残す結末が待っている)。
ここで思い出すのが、缶コーヒーbossのcmで「宇宙人ジョーンズ」が離島の医者をやる話。このシリーズは本当にきら星のごとき名作揃い(最近の北海道新幹線編もやばい)だが、これもしみじみ良い。このろくでもない、すばらしき世界、いいなー。
Posted by ブクログ
個人的には生命の核心に迫るような医療ドラマや
40人を同時に手術しちゃうような神業連発の手術の話よりも
幽霊やら宇宙人やらミイラを手術するSFな話の方が
手塚テイストがより濃く表れている気がするので好き。
Posted by ブクログ
医療ばかりでなく、倫理、社会、環境などなど、様々な問題を取り上げている作品。小学校時代に出会えたことは大きかった。ファンの中で最も物議をかもすセリフ「人間が生き物の生き死にをどうにかしようなんて、おこがましいとは思わんかね」は、私にとっても非常に衝撃的なセリフでした。
Posted by ブクログ
ビブリア古書堂5で取り上げられてたのを読んで、古書店で買って読んでみたらハマってしまった…!手術シーンだけを見たらウッとなるかもしれないけど、それよりもストーリーに引き込まれてしまうと思う。
「海賊の腕」の声の主が分かった時の和男のなんともいえない表情にぐっときました。
Posted by ブクログ
必要悪。
人間を助けるのに,医師免許を剥奪されていようが,医師免許がなかろうが,メスを振るう。
お金をたくさんとろうが,助かればよいのでは。
Posted by ブクログ
『医者はどこだ』
『海のストレンジャー』
『ミユキとベン』
『アナフィラキシー』
『人間鳥』
『海賊の腕』
『ふたりの修二』
『鬼子母神の息子』
Posted by ブクログ
初めて読んだのはもう30数年前。コミックスが5巻ぐらいまで出ていた頃かな。私も医者になろう!と思い込んだはいいけれど、結局、受験もせず。ひょうたんつぎは、今でも描けるけれど。
Posted by ブクログ
小学校2年生のとき、留守番をしていたぼくに親が買ってきてくれたこの本が手塚治虫との出会いでした。はじめて一生懸命単行本を集めた作品。
これまでの人格形成に大きく影響してくれてると思う。
Posted by ブクログ
手塚治虫の中で一番好き。心のバイブルその2。
「シャチの唄」とか最初読んだ時は子供心にすげー切なくて
悲しくて絶望した記憶があります。手塚治虫の描く話は
何だか不条理で切ない。
一番好きな話は「助け合い」でしょうか。何回読んでも
あれは良いです。ブラック・ジャックの粋さ、クールさ、
情の厚さ。何より人と人との繋がりが良いなぁと思った。
全巻持ってる。きっとこの先も売らないと思います。
Posted by ブクログ
初めて大好きになった少年漫画。
わざわざ語るまでもない、不朽の名作中の名作!
兎に角ブラックジャックが格好良すぎます。
本当にこの方は人間としても、医者としても立派。
この作品から学ぶことは多いと思います。
是非人生に一度は読んでもらいたい漫画です。
Posted by ブクログ
私が一番好きな漫画です。
悲しい話で涙を誘うのではなく、ギャグや社会風刺を取り入れてあります。
また、オムニバス形式のため、設定を概ね理解していれば、どの話から読んでも大丈夫かと思います。
考えさせられることが多い手塚作品の中でも、作者と主人公が重ねられている部分が多と思います。
生きることは何かという作者自身とともに読者への問いかけが描かれています。
また、主人公であるブラック・ジャックの人柄もよく描写されており、ただの冷血で傲慢な無免許医師ではないということに気づくでしょう。
その点が、この作品・キャラクターが愛される理由でもあると思います。
もうひとつの魅力としては、さまざまな役者であるキャラクターが作品中に出てくることです。
いわゆるスターシステムです。手塚作品以外の方も出てきたりするので、探してみるのも一興かと。
読み始めると、病み付きになります。
Posted by ブクログ
万人に薦めることができる作品。
さながら星新一の小説のように読みやすく、
読む状況を選ばない上に、
描かれている内容は非常に重く、深い。
手塚氏のお家芸スター・システムが存分に
活かされているところもファンには嬉しいし、
新たな手塚ファン獲得にも一役買っていると思う。
Posted by ブクログ
作品については、もはや言わずもがなでありましょう。手塚治虫ワールドへようこそ、の一冊。珠玉の短編集としてみても圧巻の品揃え。読むたびに胸に迫ってくる良質な作品たちには、ただただ脱帽です。
Posted by ブクログ
コミック版。現在新装版が出ているらしいのですが、いろいろ書くことはありません。ただ、新装版が「指」など未収録や意図的に収録しなかったものを、出して欲しいのですが・・・。無理でしょうかね。
Posted by ブクログ
医師免許を持つ作者の渾身の一作。アトムのような子供向けのタッチでは売れなくなり、劇画的な要素を盛り込み、今作で「神様、手塚治虫」を不動のものにした
Posted by ブクログ
8才の娘のために購入。
一話一話が2時間の映画に出来そうな、濃厚な生命倫理にまつわるストーリー。さすがです。
このチャンピオン版だと全ての漢字によみがながふってあるので、小学生低学年の子におすすめです。
内容は難しいながら、うちの娘も楽しんで読んでいます。
全25巻
医療漫画の金字塔
懐かしいですね。この少年漫画、半世紀前に「週刊少年チャンピオン」に連載されていましたし、山上たつひこ先生の「がきデカ」同様、同雑誌の看板と言っても決して過言ではありませんでしたね。「医療漫画」と言う言葉を聞けばこの「ブラック・ジャック」を逐一連想する人が圧倒的に多いでしょうし、この少年漫画、「鉄腕アトム」や「リボンの騎士」に比肩する故・手塚治虫先生の代表作と言っても決して過言ではありませんよね。主人公の「ブラック・ジャック」と言う「医師免許も博士号も一切持たない敏腕外科医」が幼い頃に瀕死の重傷を負って「本間丈太郎」と言う外科医に救出されたと言う壮絶なあらすじには勿論ですが、主人公が「輸血抜きの外科手術」に成功するシーンや「山之内」と言う若手医師が自らの尊い命と引き換えに「生まれて初めての外科手術」に成功するシーン、そして、主人公が助手の「ピノコ」と言う女の子が「風邪薬」と勘違いして誤飲してしまいました「青酸カリ入りカプセル」を取り出すのに成功するシーンにもとても感動しました。
不朽の名作
不朽の名作ではありますが、今読むとトンデモ回もありますねw
「人間鳥」なんかその最たるものかなw
「ミユキとベン」が良かったです。
Posted by ブクログ
僕の好きな作品。「ときには真珠のように」、「めぐり会い」、「六等星」、「アリの足」、「二つの愛」、「おばあちゃん」、「三者三様」、「友よいずこ」、「助け合い」、「勘当息子」、「ある女の場合」、「執念」、「奇妙な関係」、「虚像」、「ゴーストタウンの流れ者」、「山手線の哲」、「落としもの」、「焼け焦げた人形」、「もらい水」、「終電車」、「古和医院」、「土砂降り」、「老人と木」、「サギ師志願」、「ふたりのピノコ」、「おとうと」、「上と下」、「曇りのち晴れ」、「ハリケーン」、「発作」、「誤診」、「発作」、「再会」、「死への一時間」、「ある教師と生徒」、「目撃者」、「約束」、「二人三脚」、「銃創」、「やり残しの家」、「骨肉」、「盗難」、「灰とダイヤモンド」、「身の代金」、「人形と警官」、「お医者さんごっこ」、「がめつい同士」、「話し合い」、「青い恐怖」、「人生という名のSL」、「信号」、「デベソの達」、「二人目がいた」、「帰ってきたあいつ」、「笑い上戸」、「水とあくたれ」、「小うるさい自殺者」、「後遺症」、「気が弱いシラノ」、「幸運な男」、「かりそめの愛を」、「浦島太郎」、「鯨にのまれた男」、「スター誕生」、「死者との対話」、「霧」、「夜明けのできごと」、「20年目の暗示」、「ミユキとベン」、「浮世風呂」、「過ぎ去りし一瞬」、「純華飯店」、「おとずれた思い出」…。
全編を通して、珠玉の名作集の趣があります。
Posted by ブクログ
ブラックジャック!好きですᵔᢦᵔ
多額なお金を請求しますが、決して非道なのではなく、むしろ優しくて、そんなブラックジャックが好きです(*´∀`*)
読むには難しい、医療がテーマなはずなのに、全然わかりやすいです。医療にまるで興味がなくても、惹き込まれます!