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結構前の作品で、時代を感じる所はあるけど、山岡さんと行動と言動に一喜一憂したり、栗田さんが読者目線になって言ってくれるので、分かりやすく展開がハラハラしてスカッとします!やっぱり美味しんぼ、おもしろいです!
初期山岡さん特有の反権力が好き。
ある程度進むと異様に性格が丸くなったり、栗田さんにあたりが強くなる部分が好きでは無い。
とにかく雄山と和解はしてほしくなかった。
Posted by ブクログ 2021年12月30日
「ワインと豆腐には旅をさせちゃいけない」グータラ社員の山岡士郎が放つ衝撃的なセリフが良い。単なる平社員が、名のある著名人などを凹ませていくのが面白い。
美食の鬼とも呼べそうな父親、海原雄山との親子対決がこれから楽しみである。
しかし、食い物は人間の本質を暴き出すもののようだ。
最近久し振りにこの、漫画のアニメを、みるきかいがあり原作を最初~完結迄読みたくなった、ただいつの日かスピリッツにも、掲載去れてなかったので完結したのかきになってはいた。憎しみあう親子のなかにも、何か暖かい者を感じる時がある
Posted by ブクログ 2018年11月11日
雁屋哲という名前は「男大空」(おとこおおぞら)で知っていた。
少年サンデーの、なぜか巻末によく載ってたけど、いつの間にか真っ先に読む作品になってた。破天荒なストーリーなんだけど、それをある程度飲み込めば、脇キャラの個性豊かさや、独特の理論で畳みかけるストーリー構成は癖になる。
私が大学生当時、スピ...続きを読むリッツではじめは月イチくらいでの美味しんぼが掲載されているのを見て、最初は雁屋さんと食とが結び付かなかった。雁屋さんといえば正義と悪とのバトルじゃなかったの?でもよく読むと、その片鱗は美味しんぼでも見つけられるものだというのがわかってきた。
例えば第1話の「ワインと豆腐に旅させちゃいけない、そこに書いたとおりですよ」。例えば第3話の「ネタは最高、シャリも最高、だがオヤジ、肝心のおまえの腕が最低だ」etc.誰がなんと言おうと、私はこの初期の山岡のギラついた正義感にはまってしまった。
また、はじめは主人公に敵対するキャラが事件をきっかけに主人公の魅力に気付き、主人公と行動をともにするようになるというのも同じ。(京極さんなんか、いきなり「ケツの穴の小さいじいさんだ」とまで言われたのに。)
普通という視点から見れば大きくはみ出しているように見える主人公が、ある一線は決して譲らず、それに気付いた周りの人間が仲間となって集まって大きな力になるというのは、まさに男大空の祭俵太の場合と同じだ。
だから雁屋作品を読んだことがない人は“食コミック”などと捉えるんだろうけど、私はやっぱり男大空と同系統の括りに入れたい(笑)
それと、雁屋さん自身が美味しんぼをはじめた時にすでにベテランの域にいて、物語の起承転結の付け方とか、登場人物の性格付けとかがやっぱり抜きん出てる。
いわば正統派作品と言ってもいいと思うけど、男大空で「本物の学校」を求め主人公が仲間といっしょに大型船を購入して世界へ向かって航海をはじめる(笑)という展開を見てるから、美味しんぼを読んでも額面どおり「本当の食とはこれか!」とか解釈してしまうつもりはない。
あくまでエンターテインメント。だから細かい描写をあげつらって「ここはオカシイ」とか「こっちが本当」とかはツマラン読み方であって、そんな野暮はしたくない。
作品自体が細かい講釈だらけなので突っ込みを入れたくなる気持ちは判らなくもないが、軽く受け流してとにかく雁屋節にどっぷりつかるというのが正しい読み方だと思うんだけど。
でも初期と比べて作品の内容が次第に理屈が勝ってきて、一定の理屈の受容に落ち着かせるような“窮屈な”読ませ方に変化してしまったと感じる。
そうでなくて、男大空のように風呂敷をババーンと広げるような展開が占める初期の方が私は好きだ。
以前に50巻ぐらいまで読んでました。今回、読み直しても、新鮮なこと。親子の問題や、彼女との行く末、いろいろな登場人物、何よりも多彩な料理のレシピ、読んでいて楽しい。全巻購入しようかな。
Posted by ブクログ 2014年01月25日
『美味しんぼ』は,たまーに読み返したくなる。
30巻くらいまではほぼ全てのエピソードが高クオリティ。
後半はどんどん失速するが,
ネタ切れ…なのかな。
Posted by ブクログ 2012年06月05日
料理漫画の傑作。
実際に,現地で同じ物を食べたことはそれほど多くないため,
どの内容が妥当で,どの内容が怪しげかは分からない。
それでも,各地を訪問し,その土地の食材を生かした創作料理を作ったりするのは楽しそう。
伝統の味や芸術についての含蓄もある。
我が儘な主人公を取り巻く人間関係もほんわか...続きを読む。
Posted by ブクログ 2011年08月10日
グルメ漫画ブームの火付け役。
初期のクレイジーすぎる展開は絶好調すぎで「美味しんぼ」の魅力が全て体現されています。
初対面の人にも喧嘩をすぐ売る無頼な山岡とコマにどす黒いオーラがまき散らされる狂気の芸術家海原雄山先生。
「フォアグラ<アンキモ」という公式もインパクト大。
Posted by ブクログ 2011年05月27日
山岡さんの発言に筋が通っていなかったり途中から絵が手抜きになったりとがっかりな面もあるけど、それでも星5つのおもしろさ。
個人的に好きなのが3巻第1話の鰻の話。あと、何巻だったか忘れたけど立ち食い蕎麦屋の話。落語を聞いてるときみたいな、腹の底からクッと笑えるとこがあって読んでいて心地よい。日本人に生...続きを読むまれてよかったなとしみじみ思える漫画。
Posted by ブクログ 2011年05月03日
著者の意見には賛同しかねる部分もあるが、グルメ漫画の先駆け的存在として後世に与えた影響は大きく、それ自体偉大な功績というべきだろう。特に初期(10巻くらいまで?)は、何度読んでも面白い。
Posted by ブクログ 2009年10月04日
実際に作ってみているというだけあって
材料から何から仔細に描かれているし
食において料理の美味さだけでなく
心遣いの部分にも焦点をあてていていい。
読み進めていくうちに山岡さんと栗田さんが結婚して
子供まで出来てびびった・・・。
確かに成金じゃなくて本物の金持ちほど食事は質素だもんなぁ。一見貧相に見えても材料から調理法までこだわりぬいて本当の価値を知っている
確かに人気店で客にチヤホヤされるからって何様かって寿司屋は多いな。お客さんに食べていただくじゃなくて客に食べさせてやってるって態度になったらおしまい
言わずと知れたグルメ漫画の金字塔。「ワインと豆腐には旅させちゃいけない」か。それだけ劣化が激しいってことだろうけど、そんなこと言ったらおフランスワイン飲めないよ
アニメで見ていた美味しんぼの1巻、わくわくしながら読みました。
絵柄がかわいらしいです。
アニメで見ていた時はこどもだったので、お料理対決のイメージが強かったのですが、大人になってから読むと、かなり科学的なためになる漫画ですね。
久々に読んだけどやっぱり面白い。
以前に70巻くらいまで揃えてたんだけど今はない。
後半は作品がというか作者の思想が色々言われてるけど改めてよみなおしたい。
Posted by ブクログ 2015年12月25日
この1巻を読めば、美味しんぼの魅力がわかると思う。
栗田さんと山岡さんが出会うところから始まる。
グータラな山岡さんと新人の栗田さんのペアで仕事をするようになる。
・豆腐と水はごまかしのきかない素材ため、舌が試される。
・食通の方は、中身じゃなくて名前をありがたがっているだけという指摘は的をついてい...続きを読むる。そのブランド(キ
ャビア、フォアグラ等)が大好きなだけ。
名前で無くて、舌で勝負しないと駄目。評価の高い見せ、有名な店も危ない。
・本物の素材を使わないと駄目。本物の野菜はその場で食べても美味しい。
・ダシは用途によってとり方を変えること。
・栗田さんが少女みたい。
Posted by ブクログ 2013年12月07日
子供の頃、TVで放送されていた時にチラッと観たことがありました。海原雄山と山岡士郎が何故対決しているのかは、全く分からず(^_^;)
なるほど、原因が分かりました。ここから始まっていったんですね。
Posted by ブクログ 2010年05月31日
結構前から読んでいますが、あまりにも長すぎていまだに再新刊まで揃いません(笑)。
でも最近、雄山が好きになりつつあります・・・。自分でも驚き。
Posted by ブクログ 2010年01月17日
昔の方がネタがあったのか、話題が豊富な気がする。
今はもっと社会的な問題が料理とからめて取り入れられている。
そして海原雄山は出始めは面白いほど悪役。今の顔と全然違う。
岡星さんの完全復活を楽しみにしてます。
Posted by ブクログ 2009年10月04日
小学校の頃に出会い、自分を食道楽へと育てた漫画。もう、読みすぎて何巻に何が出てくるとか暗記してますね。
このせいで、子供の頃から食べ物はませてましたね。なんたって寿司ネタで好きだったのはシンコでしたから。笑
長年続いていて、今では100巻を突破したようです。絵も初期から考えるとずいぶん変わっています...続きを読む。
ちょうど自分の生まれ年からからコミックが出てるので、感慨深いですね。
1〜89巻まで所有 ところどころ行方不明
いずれしっかり集めなおしたいです。
Posted by ブクログ 2009年10月04日
料理を題材にした漫画です。文字の多い漫画としても随一かと(笑)しかし、その料理の知識には脱帽です。おもしろいだけでなく参考にもなると思います。暇があれば、全巻よんでみたい。
Posted by ブクログ 2021年05月05日
山岡の主人公具合がものすごい。一流料亭・料理人も社主も部長もみんな噛ませ犬すぎてなんか悲しくなる。なんでもおいしいって言ってる副部長が一番幸せなのかも。つっこみどころは数えきれないけど、結構面白かった。
Posted by ブクログ 2017年11月11日
現在も連載が続く美味しんぼの第一巻。連載初期の美味しんぼの方向性が明確になっていると思う。本作を見てわかるように、美味しんぼの初期のテーマは大きく3点ある。
まず、一つ目のテーマは「反権威主義」。世間の評価に囚われる著名なグルメ評論家や人気に胡坐をかく銀座の寿司屋の大将、大々的に商売を展開する大手...続きを読むスーパーチェーンの社長などが登場し、派手に権威をひけらかしたり、自身の思い上がりを暴露する。そこをボソッと批判して喧嘩を売る山岡という構図。結末は権威によらないところに本当の価値があることがわかって権威が挫かれる。けして「権威」そのものが悪いわけではないので、明確な勧善懲悪として描かれる。そして、当初この権威の象徴が海原雄山だった。
2つ目のテーマは「昔はよかった(のに現在は合理化に走り過ぎてダメになった)」。昔の鶏肉は美味しかったのに、今は工場の中でブロイラーが徹底的に合理化されて育てられているから不味いとか、スーパーにちょうどよく並べられるように青いうちから収穫されるトマトなど。「昔のトマトはこういう味がした」「昔の鶏肉はこんな変な味がしなかった」といったセリフで表されるように、詳細な説明はなく、昔の食材はよかったという価値観が示される。
上記二つのテーマは主に山岡がメインになるのに対して3つ目のテーマは栗田が登場する。それは「女性の解放」。大学で社会学を専攻し、報道を志してくる栗田は新聞社の男社会の中でコピーやお茶くみなどをさせれられる。第一話からそういった場面が出てきて、今後大きなテーマになることがわかる。
この3テーマが主題となり初期の美味しんぼは展開していく。そしてこの漫画を読んで感じるモヤモヤの原因もこの3テーマに関わってくる。今後も読み進めるごとにここを語っていきたい。
Posted by ブクログ 2013年03月14日
毎日何かしらの状況で読んでます。メシトモ。自分料理しませんが、ドヤサ顔で料理トリビアを言う時はほぼ美味しんぼの知識です。チャックマサラ!漫画としてオススメ出来るのは山岡栗田の結婚前後までだと思う。岡星さんの鬱病設定無かったことにならないかしらって今でもしつこく思ってる。数少ない良識キャラだったのに…...続きを読む!
Posted by ブクログ 2013年11月21日
恐らく、知らない人などほぼ居ないのではないかと思われる、超有名料理漫画。超有名キャラクター『海原雄山』と、その息子(主人公)の料理対決がストーリーの主題。物語中それなりに時間の経過があり、主人公の立場も、彼女ナシ・ボロ小屋暮らし⇒結婚⇒三児のパパと変遷していく。102巻で一旦完結したが、今また再開し...続きを読むている。
斜め読みしながら最後まで読みきった、って感じでしょうか。主人公・ヒロイン・雄山の家族系の話は中々面白かったですが、読みきり話は結構ワンパターン気味で、【失言を元に喧嘩が勃発】⇒【主人公達が巻き込まれる】⇒【料理を使って仲裁】がほとんど。失言も喧嘩も不自然なものが多く、半分ギャグ漫画っぽい感じ。
料理の話はレシピのレベルまで書かれていることは少ないですが、作る過程をしっかり書いてくれることが多く、結構盗めるものはあるかと思います。化学調味料や添加物の話になると、グータラ主人公が不自然に熱気を帯びて饒舌になり、現在の日本の食生活を憂います。多分作者が強烈に読者へ訴えかけたいテーマなんですかね。親はちゃんと手作りの飯を子供に食わせてやらなきゃいかん、という点は、大いに賛成。
ヒロインが異常に賢く、バイタリティがあり、それでいて優しく、人の為に尽くしまくる性格なのはお約束。こういう人物が現実の世界で創り出される可能性ってあるのかな? 漫画は、切り離せない関係にある性格の長所と短所を容易く切り離す。それがリアリティが無い様であり、作家の理想の異性を垣間見るようで楽しくもある。
Posted by ブクログ 2011年04月13日
元祖グルメ漫画。
料理漫画やグルメ漫画は数あるけれども、きちんと理屈と経験と知識を動員している漫画は美味しんぼが最高峰であろう。
和食、フレンチ、イタリアン、アボリジニ、インド、などなど、ジャンルは幅広い。
素材を扱う際も、美食のみを求めるのではなく、それが『紛い物』でないことを重視する。
説教...続きを読む臭いテーマもちらほらとあるものの、読んで絶対に損はさせない一品。
ところで
東西新聞→アサ○新聞(株式非公開)
帝都新聞→読○新聞
だと思うのだが、劇中捏造をやらかして謝罪したのが帝都新聞だったのはどうかと……
それにしても、美味しんぼ以外のアニメはリアクションや演出重視のアニメになってしまうのはどうしてだろうか。
テーマ
・『本物である、ということ』
・『食を取り巻く社会の歪み』
・『日本文化と外国文化の摩擦』
Posted by ブクログ 2014年07月09日
事件とともに一品紹介されてだいたい一話完結。
キャラクターも主人公の二人を中心に多すぎず少なすぎず、
特に変なイベントも起きずに日常をえがいていて読みやすい。
しかし長寿作品なので、あまりに同じ調子だとかなり飽きてくる。
元祖ツンデレオヤジがいる。
Posted by ブクログ 2009年10月04日
“アップルパイ”だの“ハンバーガー”だの、初期は食べ物にからむ楽しい迷台詞が多かった…!時々発作的に一気読みをします。その後は引用しまくるので、「昼間ずっと読んでたでしょう…?」と夫に指摘されてしまうのだった。
Posted by ブクログ 2009年10月04日
め-ちゃ長い??
憎みあう父子の関係を料理の話を交えてかいてんねんけど、けっこうおもしろい。
知らんかったこととか、環境問題や動物愛護、健康などいろいろなことにふれてるのでタメになる漫画かも。」