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東西新聞文化部に配属された新入社員・栗田ゆう子は、希望あふれる出社初日から、憧れの新聞社にも山岡士郎のような無神経でぐうたらな先輩が居ることに驚かされる。だが文化部全員が受けた味覚テストに合格し、大原社主・肝入りの企画「究極のメニュー」の担当者に選ばれたのは、ゆう子と山岡の2人であった…。 「食」ブームを巻き起こした大人気作!!
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読んでるだけで美味しい!
結構前の作品で、時代を感じる所はあるけど、山岡さんと行動と言動に一喜一憂したり、栗田さんが読者目線になって言ってくれるので、分かりやすく展開がハラハラしてスカッとします!やっぱり美味しんぼ、おもしろいです!
#笑える #シュール #タメになる
Posted by ブクログ
「ワインと豆腐には旅をさせちゃいけない」グータラ社員の山岡士郎が放つ衝撃的なセリフが良い。単なる平社員が、名のある著名人などを凹ませていくのが面白い。 美食の鬼とも呼べそうな父親、海原雄山との親子対決がこれから楽しみである。 しかし、食い物は人間の本質を暴き出すもののようだ。
美味しんぼ
最近久し振りにこの、漫画のアニメを、みるきかいがあり原作を最初~完結迄読みたくなった、ただいつの日かスピリッツにも、掲載去れてなかったので完結したのかきになってはいた。憎しみあう親子のなかにも、何か暖かい者を感じる時がある
#笑える #切ない #タメになる
雁屋哲という名前は「男大空」(おとこおおぞら)で知っていた。 少年サンデーの、なぜか巻末によく載ってたけど、いつの間にか真っ先に読む作品になってた。破天荒なストーリーなんだけど、それをある程度飲み込めば、脇キャラの個性豊かさや、独特の理論で畳みかけるストーリー構成は癖になる。 私が大学生当時、スピ...続きを読むリッツではじめは月イチくらいでの美味しんぼが掲載されているのを見て、最初は雁屋さんと食とが結び付かなかった。雁屋さんといえば正義と悪とのバトルじゃなかったの?でもよく読むと、その片鱗は美味しんぼでも見つけられるものだというのがわかってきた。 例えば第1話の「ワインと豆腐に旅させちゃいけない、そこに書いたとおりですよ」。例えば第3話の「ネタは最高、シャリも最高、だがオヤジ、肝心のおまえの腕が最低だ」etc.誰がなんと言おうと、私はこの初期の山岡のギラついた正義感にはまってしまった。 また、はじめは主人公に敵対するキャラが事件をきっかけに主人公の魅力に気付き、主人公と行動をともにするようになるというのも同じ。(京極さんなんか、いきなり「ケツの穴の小さいじいさんだ」とまで言われたのに。) 普通という視点から見れば大きくはみ出しているように見える主人公が、ある一線は決して譲らず、それに気付いた周りの人間が仲間となって集まって大きな力になるというのは、まさに男大空の祭俵太の場合と同じだ。 だから雁屋作品を読んだことがない人は“食コミック”などと捉えるんだろうけど、私はやっぱり男大空と同系統の括りに入れたい(笑) それと、雁屋さん自身が美味しんぼをはじめた時にすでにベテランの域にいて、物語の起承転結の付け方とか、登場人物の性格付けとかがやっぱり抜きん出てる。 いわば正統派作品と言ってもいいと思うけど、男大空で「本物の学校」を求め主人公が仲間といっしょに大型船を購入して世界へ向かって航海をはじめる(笑)という展開を見てるから、美味しんぼを読んでも額面どおり「本当の食とはこれか!」とか解釈してしまうつもりはない。 あくまでエンターテインメント。だから細かい描写をあげつらって「ここはオカシイ」とか「こっちが本当」とかはツマラン読み方であって、そんな野暮はしたくない。 作品自体が細かい講釈だらけなので突っ込みを入れたくなる気持ちは判らなくもないが、軽く受け流してとにかく雁屋節にどっぷりつかるというのが正しい読み方だと思うんだけど。 でも初期と比べて作品の内容が次第に理屈が勝ってきて、一定の理屈の受容に落ち着かせるような“窮屈な”読ませ方に変化してしまったと感じる。 そうでなくて、男大空のように風呂敷をババーンと広げるような展開が占める初期の方が私は好きだ。
おもしろい。
以前に50巻ぐらいまで読んでました。今回、読み直しても、新鮮なこと。親子の問題や、彼女との行く末、いろいろな登場人物、何よりも多彩な料理のレシピ、読んでいて楽しい。全巻購入しようかな。
『美味しんぼ』は,たまーに読み返したくなる。 30巻くらいまではほぼ全てのエピソードが高クオリティ。 後半はどんどん失速するが, ネタ切れ…なのかな。
グルメ漫画ブームの火付け役。 初期のクレイジーすぎる展開は絶好調すぎで「美味しんぼ」の魅力が全て体現されています。 初対面の人にも喧嘩をすぐ売る無頼な山岡とコマにどす黒いオーラがまき散らされる狂気の芸術家海原雄山先生。 「フォアグラ<アンキモ」という公式もインパクト大。
山岡さんの発言に筋が通っていなかったり途中から絵が手抜きになったりとがっかりな面もあるけど、それでも星5つのおもしろさ。 個人的に好きなのが3巻第1話の鰻の話。あと、何巻だったか忘れたけど立ち食い蕎麦屋の話。落語を聞いてるときみたいな、腹の底からクッと笑えるとこがあって読んでいて心地よい。日本人に生...続きを読むまれてよかったなとしみじみ思える漫画。
著者の意見には賛同しかねる部分もあるが、グルメ漫画の先駆け的存在として後世に与えた影響は大きく、それ自体偉大な功績というべきだろう。特に初期(10巻くらいまで?)は、何度読んでも面白い。
賛否両論のある回もあるけども、日本人に食のことを考えさせるキッカケになった本。だと思ってる。初期の山岡さんは牙が鋭すぎてステキ。
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