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青年マンガ 12位
ある晩、中松警部は銀座の街頭で大暴れをしていた泥酔者を逮捕した。事情を聞くと、彼は老舗の鰻屋の板前で、合理化のため炭火をやめてガスに切り換えた若旦那のやり方に我慢がならず、大酒を飲んでしまったという。そこで山岡が一肌脱ぐことになるが…
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人と人が繋がっていく、その関係を持続させて愛されキャラに定着させるのがとてもお得意な作家様ですよね。お料理が美味しそうなのはもちろんなのですが、人との出会いを大事にしているところが大好きです。本作なら花村女史と旦那様とのドラマチックな出会い。繋ぐのは食(お煎餅)。さすがです。
接待の妙
ケチ平と呼ばれるケチな社長を思わぬ方法で接待。作中一二を争うぐらい好きなエピソード。
この巻にはフレンチの店で雄山が鴨をわさび醤油で食べる話がある。この行為自体は魯山人のものを持ってきたと思われる。雄山は人格が変わる前なので純粋に感じが悪い。これは想像だが、魯山人の逸話をいかにも悪役然のキャラを使って描いたので批判が出たのではないだろうか。後の方針転換の一つのきっかけになった気がしている。
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