あらすじ
うつ病と診断され、苦しい治療を続ける天才料理人・岡星は、季節ごとに西氏の料理を食べることを支えに「一年間山岡に命を預ける」と士郎と約束。季節が移り、夏の料理を再現するタイミングがやってきたが、今度ははるまでもがスランプに…!? 全3編からなる表題作「究極の料理人“夏編”」 他を収録!!
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Posted by ブクログ
順を追ってはいなのだけど何気にほぼ全部読んでる。いまはもう90巻くらいになってるんだっけ。こち亀、ゴルゴに続く強烈な長期漫画だね。
最初の頃から絵の変わりようはスゴイ。でもちゃんとキャラとストーリーもついてきてて、結構いい暇つぶしになる。とはいえ料理そのものの話は半分くらい飛ばし読みだけど。
この漫画がポピュラーになりすぎると世の中の外食産業従事者はめちゃくちゃツライなーって読むたびに思うね。もうなってるけど。1億みんなエセグルメ。食い物への執着はけだし恐ろしいまでのものだ。
初期の海原雄山の暴君ぶりが面白い。名台詞といえば「ぬぅ、このくどくて鈍重な味はどうだ!」だね。味皇も裸足で逃げ出すか。ギャンブルと酒に溺れる山岡さんのダメ男ぶりは最近では見られない現象ですな。
とはいえ結構この漫画で知った食い物への知識って多い。ときどきは料理百科ばりに役立つ漫画でもある。