高山文彦の作品一覧

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作品一覧

2024/04/10更新

ユーザーレビュー

  • 「少年A」14歳の肖像

    犯罪史を揺るがせた「酒鬼薔薇」

    四半世紀前に発生しました「神戸連続児童殺傷事件」、犯人が当時14歳の少年だっただけに世間を震撼させましたし、「少年法改正」のきっかけにもなりましたね。これらの事件が発生してから間もなく「光市母子殺害事件」が発生しまして当時18歳の少年でした犯人の「福田孝行」の死刑が確定しましたし、先日も「甲府殺人放...続きを読む
  • 火花 北条民雄の生涯

    いのちの初夜を読む前に

    群馬県の重監房資料館を訪れた際、もっとハンセン病のことを知りたいと思いました。
    『いのちの初夜』を読む前に少し情報を入れようと思い、『火花』を読みました。
    知識のない私にもわかりやすく、ためになりました。その後に読んだ『いのちの初夜』もより深く理解できたように思います。
  • 麻原彰晃の誕生
    ちょっと間違っているかもしれないが、「Breaking Bad」だなあ、と思った。麻原彰晃も全くのインチキだったわけでなく、ある程度の能力も持っていたけれど、生来の性格と生い立ちがその道を歪めてしまったのだと思う。
    特にこの本の前半部分の話を読んでいると、自分が同じ時代に生きていたとして、オウムに入...続きを読む
  • 中上健次の生涯 エレクトラ
    中上健次は気になる作家の一人だが、なぜかこれまでその作品に触れたことがなかった。
    苦手な純文学、芥川賞作家、難解な表現、更に作家から匂う暴力的な風貌が自分の中で危険信号となって増幅し、
    触れてはいけないイメージと重なって、ずっと敬遠していたのかもしれない。
    中上の生涯を描いた高山文彦『エレクトラ』は...続きを読む
  • 中上健次の生涯 エレクトラ
    中上健次ほど、「いとおしさ」を背後に秘めた作家はいない。
    出生の秘密、作家としての立身、路地の現在状況、などなどが渾然一体となって中上の豊穣な文学を作り出しているのだということがわかる。
    そして新宿の生活、永山則夫への過剰とも見える共感。
    すべてが彼の文学的資産になった。

    そしてさらに、小...続きを読む

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