くろさびさんのレビュー一覧
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時に爆笑
いやー、1巻の頃では考えもしなかったですね。王子はともちゃんにメロメロです。そして口からこぼれる言葉はキラキラとして とてつもなく、その、なんというか。滑稽です。ごめんなさい。笑わせてもらっています。恋する男は詩人です。そして、結構みちるさんがしつこい(笑)!!他人の恋路を邪魔する奴は馬に蹴られて、、、ですよ。ふたりの間に波風を立てています。
ともちゃんが強くなっています。彼のプライドは王子様への深い愛なのです。そこを疑われた時に、王子へ 別れを告げるのです。気高いわー。縋る王子の 姿にニヤニヤしましたよ。
そして、なんですかね。身分の違いが2人を引き裂こうというような 展開が待っている波乱の...続きを読む -
交流がない事を知ってはいたが
小学生の頃からお二方の作品を読み、中高生時代は肩までどっぷりでした。
2台巨頭といいますか、圧倒的な実力を持ったお二人でした。私は萩尾望都先生の方が好きでした。萩尾望都先生の昔の作品の端っこに落書きがあって、竹宮先生あてのメッセージ?だったようです。でも、後の作品や雑誌の近況などにもお二人の共通点はありません。
年齢も同じなのに。
でもこの実力派二人は、近くにいられないだろう、と思ったのです。私も趣味ながら絵を描いて、話を作っていましたから。
繊細な心を描く萩尾先生と、煌くような躍動する魂を描く竹宮先生では、根っこが異なるのです。離れるしかないでしょう。
でも、読み進めてるうちに、本当に萩尾望...続きを読む -
鳥もの!素晴らしき世界でした!
お話を読む前に目にする、表紙と口絵のイラストの素晴らしいこと!
期待しながら読み始めます。
伝説の鳥に命を救われた記憶、、、。砂漠の苛酷さに彩られた美しい絵画のようです。
ナダが可愛い。小鳥に好かれて埋もれそうになるなんてきゃわゆい!!
ヴィルベルト!ワイルドかつ色気がありすぎる!鷹族という危険な美しい種族。
独特な戦闘スタイルが斬新で、読んでいて退屈しませんでした。空と太陽と砂漠。場面が目の前に浮かぶようでした。
鷹匠というと渋いおじさまを思い浮かべますが、この世界の鷹匠は色々なタイプがいます。鷹族との関係も主従というより血の契約ですね。そこから生まれるドラマがなんとも楽しくちょっと切ないで...続きを読む -
幸せの形は?
シリーズ9冊目!!!
かわゆいふたごの『昆布ダンス』で一気になごむー。潤くんのバースデーパーティーを家族でこじんまりとお祝い。もう幸せそのもの。
でも、また不穏な陰が。皇帝竜がでっかい影を背負って正面からやってきたーーー!
竜人社会における安全を保障すると言われたらそりゃあ嬉しいわよね。いつ誘拐されるかわからないんじゃ、年中くっついていないといけないし。でも、可畏からしてみたら、我が手で家族は守りたいわけで。
夫婦げんか勃発。
そして、残酷というか、切なき運命の小さな命が生まれていたことを知らされるのです。8巻終わりに「コーね、にいたんらったの」って言葉が。ああ。
もっともっともっとハッピーな...続きを読む -
デレる顕、和む周囲
星のまわりは笑いがいっぱい!星ママは明るく優しいのでご飯作ったりケーキ焼いたり、自然と腹減らし男子が集まるシーンが増えました。顕は対星センサー搭載してんのか?っつーほどよく出来たストーカー、いえ彼氏となりました。そして、少しずつ周囲の人たちも変化していきます。前巻では山口くんと顕が仲良くなったように。
そして京一兄貴も!兄貴は実は星並みに頭が悪いのでは疑惑、いえ、その、行動で示してしまうタイプのようです。デリカシーの欠片もありゃしません。
星は、お母さんのことをウザがってる割には乙女な夢を描いて、顕とデート!カップルのラブラブネックレスをゲットするために動きます!
おまけ漫画は顕目線の星との出...続きを読む -
三十路越えの現実的な恋
まあBLはファンタジーですけどね。大学の岩永せんせぇと経済誌編集者宮田くんの再会ものも2巻め。
心も身体も大きく動きます!そのドキドキの過程が、三十路越えのしょっぱい現実を見据えつつ描かれています!
ライバル白石くんもまだ不気味にちょろちょろしています。宮田くんは仕事で新しい部門の責任者になり、恋愛にそこまで情熱注げないよ、と白石くんの若さを冷やかに見ています。岩永准教授の方は本気モードで宮田くんに恋をしているのですが、なかなか伝わりません。
宮田くんも仕事は仕事!と割り切っていますが、仕事を外れると岩永センパイの引力に引き寄せられてしまいます。いやいや、昔の俺が持っていた情熱の半分も無いよう...続きを読む
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