あらすじ
正月に開かれる組の会合で佐知と史のお披露目が行われることになる。だが関西の極道である椿の父・佐野原は堅気の佐知では賢吾を支えられないと反対する。佐知に極道としての自分を見せることを恐れ、お披露目にも乗り気でなかった賢吾は怒りを露にするが、佐知は一緒に生きていくためには必要なことだと諭す。「家族の試練だ」と笑い飛ばす佐知は、賢吾の愛によって強く成長していた。佐知の“凄さ”が伝わらないことを歯がゆく思う賢吾だが、佐野原にも理由があるようで…?
【電子特別版】佐倉温先生書き下ろしショートストーリーを電子版だけに特別収録! 本編では語られなかった賢吾視点での物語!
感情タグBEST3
嫁いびりジジイ登場
面白かったー。まさか傘下の組関係の長老が、嫁いびりをするなんて!家事にケチをつけるジジイとか嫌過ぎる!え?ここって組、よね?なぜに家事?洗濯物のたたみかたでいびられるサチさん。医師なのに?
でもこのジジイにもジジイなりの考えがあって どうなるかとヒヤヒヤしましたよ。
とても爽快なラストでした。
嫁姑戦争?
表紙を見た時、史くんの入学式だと思ったのに、
組長達へのお披露目でした。
やー本当に佐知は強くなりましたね。
この二人は試練を乗り越えるたび、より一層繋がりが深くなって、お互いを受け入れていくのはステキですよね。
佐知が、みんなに愛されてるのがわかる、いいお話でした。
やっぱりいい
このシリーズが大好きですが、毎回と言っていいほど泣かされます。佐知がどんどん頼もしくなってきて、読んでいて嬉しくなります。欲を言えば、可愛い史くんのシーンがもっと欲しかったです!
シリーズ第十冊目
意地?でもつかない巻数表記。十冊も発売しているなら、もう巻数つけた方が新規の人達にとっても親切なのでは?
さて今回は他の組の面々に佐知を披露する話。不安な賢吾と同じく不安ながら前に進みたい佐知でしたが……。
極道と医者。ヤクザと堅気。佐知には弱い賢吾の方が弱気で、佐野原父に反対され、嫁いびりされる佐知の方が強いです。さらに京香が佐知を援護射撃。最後は佐知のぶちギレ啖呵と賢吾の覚悟で無事〆。
こちらの本編でも伊勢崎と舞桜が恋人同士になった模様。組のナンバー1・2が甘々イチャイチャゲイカップル。猫耳パーカーに真顔で萌え転がる賢吾と、佐知の考えを的確に読み取るエスパー伊勢崎。打たれ強すぎる犬飼×椿のスピンオフとか来るのでしょうか?