BL小説 - KADOKAWA - 角川ルビー文庫一覧
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4.5公爵領で働く黒猫のシェインは、ある事が原因で声を失っていたが、使用人仲間と平和に暮らしていた。だが猫獣人の国の末王子の身代わりの花嫁に仕立て上げられ、狼獣人の国の王弟・ランフォードに嫁入りすることに。一方、鋭敏な嗅覚で感情まで嗅ぎ分けるランフォードには、シェインの怯えと悲しみが手に取るようにわかり、噂と違う様子に疑問を抱く。ランフォードはシェインを保護し「君が家に帰れるように尽力する」と約束するが、偽りのない純粋なシェインに惹かれ…? 【電子特別版】貫井ひつじ先生書き下ろし! 後日談にあたるショートストーリーを電子版だけに特別収録!
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4.4出自ゆえに冷遇され、神官見習いとなった第7王子・イクセルは突然、王命により英雄の花嫁として呼び戻される。義姉弟から分不相応と嘲笑され、飛び出した先でイクセルは黒髪の騎士と出会い、優しく涙を拭われ交流を重ねるように。そして披露宴当日となり、ついに英雄と対面するが、そこには別れを告げたはずの騎士が花婿として現れ!? イクセルだから花嫁に望んだと愛を囁くジークヴァルドに最初は戸惑うが、包み込むようなジークヴァルドの愛に、止まっていた心が揺れ動き…! 【電子特別版】貫井ひつじ先生書き下ろしの後日談ショートストーリーを電子版だけに特別収録!
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5.0涙が宝石となる涙精族の怜優は、人買いに捕まり後宮の一角に囚われていた。脱走を試みるも途中で力尽きて若い男に保護されるが、男の正体は後宮の主である皇帝・煌牙であった。煌牙の庇護に置かれた怜優は“姫君”として身を潜めるが、ある夜、薬を盛られて苦しむ煌牙を見過ごせず、一族の秘密である涙玉の薬効によって彼を助ける。怜優を助けたのは「暇つぶし」だと嘯き、空を自由に飛ぶ金糸雀に怜優を喩える煌牙。全てが手に入る皇帝でありながら孤独な彼の優しさに惹かれ…? 【電子特別版】貫井ひつじ先生書き下ろしSSを電子版だけに特別収録! 本編後日談。宰相である瞭明のもとに意外な人物が訪れ…?
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3.9北国の王子・アムリタは美貌と聡明さからアルファだと期待されていたが、のちにオメガだと判明する。オメガは奴隷同然の身。アムリタは父王により地下牢に繋がれる。一方、砂漠の国ではアルファの若き覇王・イルが妃となるオメガを探していた。宣託に従い北国を訪れたイルは、一目でアムリタこそ運命の相手だと理解する。だが長年の幽閉でオメガの嗅覚を失ったアムリタは求婚を拒絶する。イルは「君に尽くそう」とアムリタを庇護するが、父王はアムリタに非情な命令を下しており…? 【電子特別版】水川綺夜子先生の書き下ろしショートストーリーを電子版だけに特別収録!
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4.8両親の遺産を叔父に奪われた伊織は飯屋「ふく」で働くが、面変わりした叔父が隠し財産があるはずだと押しかけてきた。危ないところを常連客の軍人・雫石に助けられるが、以来、叔父の残した借金の取り立て人に狙われるように。雫石は「心配させて下さい」と一緒に暮らすよう提案し、伊織は雫石が一人で暮らす屋敷に居候する。そんな中、自身の出生に関わるトラブルが起こり、伊織は蓋をしていた孤独感に押し潰されそうになるが、「頑張りましたね」と言う雫石の言葉に涙が溢れ…? 【電子特別版】貫井ひつじ先生書き下ろし! 後日談にあたるショートストーリーを電子版だけに特別収録!
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4.3ネコ科獣人のルカは不吉な虹色の瞳を持つため孤独に生き、居場所を与えてくれたタイガー公爵の役に立ちたいと願っていた。ある時、放蕩者と噂のタカ獣人の公爵・リアムの内偵を命じられ、使用人として懐に入り込む。しかしルカの瞳を美しいと賞賛し、「可愛い子猫」と呼ぶリアムに戸惑いを隠せない。そんな中、リアムが兄を亡くした上に片翼を傷めて、飛べないことを知る。朗らかなリアムの優しさが挫折を乗り越えて得たものだと知り惹かれるが、彼を裏切っていることに苦しみ…? 【電子特別版】椿ゆず先生の書き下ろしショートストーリー「友人からの祝福」を電子版だけに特別収録!
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4.0妖精郷を囲む大森林を火事から救った公爵・キリアンへの礼として、差し出された妖精のリゼル。自分が片羽だから厄介払いされたのだと落胆するが、幼少期に妖精との特別な思い出を持つキリアンは、大事な伴侶としてリゼルを迎え、大切にしてくれる。本来の明るさを取り戻したリゼルは眠っていた妖精の力を開花し始めるが、それは妖精が崇める<妖精の木>だけが持つ“宝玉を生む力”と酷似していた。それを知った妖精族の族長によってリゼルは連れ戻されてしまい――!? 【電子特別版】市川紗弓先生の書き下ろしショートストーリー「ほろ酔いのジェラシー」を電子版だけに特別収録!
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3.8人質として送られたヒト族の王子・エリシャは、獅子王・ディオンとの謁見で項を噛まれる。故郷で「獣憑き」と迫害されるオメガだと発覚し、孤独に苛まれるエリシャ。一方、かつて父王が「運命の番」に溺れ、周りを不幸にした轍を踏むまいと、ディオンはエリシャに会わないと宣言する。だが蠱惑的な柘榴の香りに誘われ、眠るエリシャの許を訪れずにはいられない。夢うつつの中で誰からも必要とされていないと涙を流すエリシャに、ディオンは「俺が貰って構わないな?」と告げ…? 【電子特別版】貫井ひつじ先生書き下ろし! 本編のこぼれ話を電子版だけに特別収録!
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4.1兄に疎まれたシリルは、賢王と名高いが妃は必要ないと宣言する国王・ヴォルフの後宮に放り込まれてしまう。だが偶然にもヴォルフの命を助けたことで、彼が何者かに命を狙われていることを知る。最初は、「迷惑だ」とシリルを突き放すヴォルフだったが、二度も危険を省みずにヴォルフを庇うシリルに保護の名目で「私の寵姫だ」と周囲に宣言してしまい!? ヴォルフの唯一の妃となったシリルは、参加した宴でヴォルフが兄妹を手にかけて玉座を手にしたという噂を聞き…? 【電子特別版】貫井ひつじ先生書き下ろし! 後日談にあたるショートストーリーを電子版だけに特別収録
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4.2竜人の住まう国・清風国の貧民街で身寄りのない子供・銀露と隠れるように暮らす蒼霖。病弱な銀露の薬代の必要にかられ、催淫効果のある希少な【鱗】を生み出して密売に関わるが、希少種と疑われ、襲われそうになる。そこへ取り締まりに突入した警吏に助けられるが、その警吏はなんと、身分を隠した若き竜人皇帝・万湘だった。彼は希少種である蒼霖を匿うため、側室候補として後宮で働くよう提案してくれる。銀露と安全に暮らせる居場所をくれた湘に惹かれていく蒼霖だが…。 【電子特別版】本編の後日談を描いたあまあまショートストーリーを電子版だけに特別収録!
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4.6オメガの国の公子・アキトは奇病の薬を求めてアルファが治める国を訪れ、美しくも傲慢な王子・リークと出会う。対価に夜伽を命じられるが、アキトが一度も発情したことがないと知ると、帰国させられてしまう。リークはある事情から次々とオメガを召し上げるが望みを果たすことはできず、ついにアキトの国にやってくる。再会したリークが王位継承者として重圧に苦しむ姿を目の当たりにし、アキトが思わず叱咤すると「貴様はこれから余のものになるのだ」と妃になるよう迫られ!? 傲慢なアルファ王子×発情しない」オメガ妃の、嫌いから始まる結婚オメガバース! 【電子特別版】椿ゆず先生の書き下ろしショートストーリーを電子版だけに特別収録!
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4.5裕福な質屋の一人息子である優瑶は、義賊の襲撃を受けて女衒に売られるが、悪鬼退治を使命とする道士・羅に保護される。そこで優瑶は父親が悪鬼に憑かれ、高利貸しになって恨みを買っていたことを知る。恩を返すためにも羅の元で、彼に癒しを提供する係になった優瑶だったが、飄々と掴みどころがない一方、「人を愛せない」と諦観の表情を浮かべる羅に惹かれていく。優瑶を可愛がるくせに、心のうちを見せない羅に切なさが募るが、彼が道士となった驚くべき理由を告白され…? 【電子特別版】佐竹笙先生の書き下ろし「楽天地」を電子版だけに特別収録! 羅の留守中に霊獣たちが人型になってしまい…?
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4.0自らの運命を変えるため故郷から逃げ出した九尾の紫春は、薬で正体を隠し人間の薬師として暮らしていた。ある日、偶然居合わせた青年の料理に毒が盛られているのに気付き声を掛けるが、逆に容疑者として捕縛され、青年の前で人々から忌避される九尾の姿に戻ってしまう! しかし大国・楊華の第二皇子を名乗る李貴という青年は、恐れるどころか、突然紫春に求婚してきて!? その後も紫春に付き纏い愛を囁く李貴に困惑するが、彼の一途な想いは紫春の孤独を次第に癒していき…。 【電子特別版】ミヤサトイツキ先生の書き下ろしショートストーリーを電子版だけに特別収録!
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4.5魔物に襲われ家族を失ったエリオは天才と名高い討伐士・ヴァレンテに助けられる。魔術を教えて欲しいと懇願するエリオに、ヴァレンテは蝋燭に火を灯せたら弟子にすると約束し、エリオは見事に成功させる。先生と一緒に魔物を倒したいと夢を描くエリオだったが、家族を失った悲しみと魔物への恐怖は簡単には癒えない。ヴァレンテは「俺が守る」と震えるエリオを抱きしめ、自身も初恋の人を魔物に殺されたと告白する。エリオは強く優しいヴァレンテへの想いを自覚するが…? 【電子特別版】佐竹笙先生書き下ろし! 本編の後日談となる 『天才魔導士の無邪気な溺愛』を電子限定で収録。ヴァレンテと一緒に侯爵家を訪ねることになったエリオは・・・?
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4.7正月に開かれる組の会合で佐知と史のお披露目が行われることになる。だが関西の極道である椿の父・佐野原は堅気の佐知では賢吾を支えられないと反対する。佐知に極道としての自分を見せることを恐れ、お披露目にも乗り気でなかった賢吾は怒りを露にするが、佐知は一緒に生きていくためには必要なことだと諭す。「家族の試練だ」と笑い飛ばす佐知は、賢吾の愛によって強く成長していた。佐知の“凄さ”が伝わらないことを歯がゆく思う賢吾だが、佐野原にも理由があるようで…? 【電子特別版】佐倉温先生書き下ろしショートストーリーを電子版だけに特別収録! 本編では語られなかった賢吾視点での物語!
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4.7佐知を庇って怪我をした賢吾は一命をとりとめるが、目覚めた賢吾は佐知に対して、「てめえ、誰だ」と警戒の眼差しを向け…!? 賢吾は佐知の記憶だけを失っていた。見たことのない極道らしい冷酷な態度を見せる賢吾に困惑しつつも、生半可な覚悟で共にいる誓いはしていないと気丈に振る舞う佐知。「パパの頭の中には佐知の思い出が詰まっているから“いまはからっぽなんだね”」という史の言葉に、改めて自身の気持ちに気付く。一方、賢吾も無意識に佐知に近づく男に嫉妬して…? 【電子特別版】佐倉温先生書き下ろしショートストーリーを電子版だけに特別収録! 記憶のなかったころの自分に嫉妬がおさえられない賢吾と佐知の後日談です!
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3.9飢餓に苦しむ国のために冷徹な王を演じるノアは、『煉獄の王』リアムに戦いを挑む。だが、一触即発の戦場に魔女が現れ、二人は「愛し合わなければ出られない島」に閉じ込められてしまった! 共に生活を始めた二人だったが、傲慢に見えたリアムの国を想う気持ちや身を挺して自分を助ける姿に、ノアの仮面が外れてしまう。リアムもまたノアの純粋さに、王としての立場を忘れそうになっていた。だが、解放される気配のない状況に「今からノアを抱く」とリアムがノアを押し倒し!? 【電子特別版】佐倉温先生書き下ろしショートストーリー! リアム視点で描かれる二人の甘い後日談を電子版だけに特別収録!
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3.6生来の可憐な美貌ゆえに、男でも子を産む「種器」ではないかと疑われてきた僧侶のナイティス。成年を過ぎても発情の兆しがないため、疑いを打ち消してきたある日、ナイティスは憧れの王宮図書館で司書の見習いをすることになる。そこで年下ながら聡明で美しい第三王子・シグレスと出会い、互いに本好きなことで共鳴して親しくなる。しかし、好色な第二王子に目を付けられ、囲われそうになったところをシグレスに助けられるが、その方法は彼の妃として過ごすというもので…? 【電子特別版】魚形青先生書き下ろしショートストーリーを電子版だけに特別収録! ナイティスとシグレスの甘い日常を描いた後日談「金の光、蒼の香り」
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4.4大人気「極道さん」シリーズのスピンオフが登場! 愛を知らないマフィアのボス×秘密を抱えた青年 シチリアンマフィアの首領ジーノ・ビスコンティは、幼少期に父から過酷な仕打ちを受け、若くしてファミリーの頂点に立つために心を凍らせて生きてきた。身内の裏切りによって襲撃を受けたジーノは重傷を負うが、冴えない青年・優と幼い少女・サラに助けられる。身を寄せ合って暮らす二人に、ジーノは懐かしさを覚える。そして警戒心は強いが見返りを求めない優しさを持つ優に、ジーノは次第に惹かれていく。だが二人は隠れ住まなければいけない秘密を抱えており…? 【電子特別版】佐倉温先生書き下ろし! 優視点で描かれる『首領ジーノは素敵な王子様』を電子限定で収録!
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4.5海外にいた佐知の父親・安知が、再婚相手とその子どもと一緒に帰国した。安知が母・佐和だけを愛し続けていると思っていた佐知は、思わず取り乱すが、賢吾は安知の真意を理解しているようで、「親父さんを、許してやってくれ」と諭す。そんな賢吾に佐知はつい八つ当たりをしてしまうが、賢吾は自己嫌悪に陥る佐知を優しく受け止める。賢吾によって語られる母の姿、史の親になったからこそわかる両親の想いに、佐知は賢吾との未来を重ね合わせ…? 賢吾視点の掌編も収録! 【電子特別版】佐倉温先生書き下ろしショートストーリーを電子版だけに特別収録! 本編終了後に賢吾と佐知の間でひっそりと語られる秘密の会話とは…?
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4.0いつものように帰宅すると、赤ん坊を抱えた美人が東雲組に賢吾を訪れてきた。何やら訳ありな様子に佐知は賢吾の隠し子ではないかと疑うが、その正体は京都の極道・佐野原椿で、れっきとした男性だった。さらに椿に執着する犬飼まで東雲組に押しかけ、赤ん坊を巡る騒動に巻き込まれてしまう。一方、離れていた時期の賢吾の話を椿から聞き、荒んだ賢吾の無茶苦茶な行動に驚きを隠せない佐知。賢吾を"冷たい"と評する椿に、佐知は誤解されやすいだけだと否定するが…? 【電子特別版】佐倉温先生書き下ろしショートストーリーは、賢吾視点で描かれる本編後日談「極道さんは面倒臭いパパで愛妻家」を電子版だけに特別収録!
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4.7京香がぎっくり腰で入院することになり、東雲組に激震が走る。賢吾をはじめとする組員に双子の面倒が見られるわけもなく、佐知が引き受けることに。だが想像以上に大変な育児に、佐知はすっかりかかりっきりになり、ついに爆発してしまう。一人で抱え込みやすい佐知に「もっと俺を頼れ」と賢吾は佐知を抱きしめ、想いを受けとめる。賢吾も育児に参戦しうまくいき始めるが、今度は佐知を双子にとられてしまったと思った史が、思いもよらない行動に出て…? 史視点の掌編も収録! 【電子特別版】佐倉 温先生書き下ろしの後日談ショートストーリーを電子版だけに特別収録!
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3.5神への供物となる「花嫁選びの儀」に選ばれた双子の姉を守るため、花嫁になりすました琉衣は、崖から身投げをさせられた瞬間に、息を呑むほど美しい風帝・青嵐に救われる。青嵐は琉衣のことを「我が花嫁」と呼ぶが、男の琉衣が本物の花嫁であるはずがない。しかし姉に累が及ぶことを恐れ、真実を告げられずにいた。琉衣といると「世界が違って見える」と喜びを隠さない青嵐に惹かれてしまうが、青嵐を騙している罪悪感と、彼の好意が自分のものでないことに切なさが募り…? 【電子特別版】貫井ひつじ先生書き下ろし! 後日談にあたるショートストーリーを電子版だけに特別収録