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オスカーの出生にまつわる秘密……。それが父母の愛を破局に導き、思いがけない悲劇を呼び寄せた。母を亡くしたオスカーと父グスタフのあてどもない旅が始まる。名作「トーマの心臓」番外篇表題作ほか、戦時下のパリで世界の汚れを背負った少年の聖なる怪物性を描いた「エッグ・スタンド」、翼ある天使への進化を夢想する「天使の擬態」など、問題作3篇を収録。
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Posted by ブクログ
表題作がよても良かった。 最後の一ページで胸が詰まって泣きそうになった。 思わずトーマの心臓を引っ張りだしてきて、成長したオスカーが健やかに暮らしているのを確かめちゃった。
オスカーの原点。 どのくらい好きかって言うと、何度見てもきゅんとしちゃうからもういっそ見ないようにしてるくらい好き。人間てみんな脆いけどその分とっても優しい。作者あとがきの「親子のギャップ」話は、初めて読んだ思春期のころも大きくなった今も変わらず身につまされるなあ。 この本は私の宝物です。
萩尾望都の文庫の中で、いや漫画の文庫本で一冊を選べと言われたら迷わずこれを推します。表題作、『エッグ・スタンド』、脇を固める『城』と『天使の擬態』、いずれも傑作・大傑作。
誰かに萩尾望都の漫画を1冊貸してと言われたら、この文庫を貸すと決めている。 萩尾さんの漫画のモノローグには印象的なものが多いと思うけれど、中でも「訪問者」のオスカーのモノローグを思い返すことが多い。 ”あの家のなしの花もいまは満開だろうね” 何ともいえませんな・・・。
何回読んでもボロボロ泣いてしまう;;『トーマの心臓』の大人びたオスカーの子供の頃には、こんな過去があったんだよ(T.T)
「トーマの心臓」に出てくるオスカーの過去の話。萩尾先生のすべての作品に言えることですが、もう、なんでこんなに面白いんだろう!とため息しきりです。
パパにとって 雪の上を 歩いてくる 神さまは それは ぼくの顔をしていたの? (訪問者/城/エッグ・スタンド/天使の擬態)
ふしぎな状況の子どもとお父さんとお母さん。 ふしぎな旅に出た子どもとお父さん。 語られることのないお父さんの気持ちと、 語られるオスカーの気持ちが悲しくて。
「訪問者」オスカーが幼いィィ!(笑)「エッグスタンド」衝撃を受けたのは本当に久しぶり…!!“誰がおまえを裁くだろう?愛と殺人を同じだというおまえを?”改めて萩尾先生の凄さを感じました。
母親を殺した父親と旅をする子供の話です。 ひたひたと哀しいお話でした。 オスカーの切実な願いと、諦観と絶望が痛いほどに切ないです。 妻と息子への愛情と、疑惑と罪の意識の狭間でグスタフが追い詰められていく様が、淡々とリアルに描かれています。 またオスカーが聡い子で、薄々とそんな父のことを気付いて...続きを読むいて、ずっと不安を抱えていて、それでも愛されたいと必死でしがみついていこうとするのが泣けてきます。 段々と憔悴していくグスタフの姿が、蹲るグスタフの背中を見てると遣り切れない気持ちで一杯になります。 父親のそんな姿を見なきゃいけないのも哀しいことながら、父を最も追い詰めていたのは自分の存在自体だったんだと気付いたときのオスカーの衝撃と哀しみが、痛すぎます。 自分の居場所を見つけられなかったオスカーが、父が話してくれた神様の話で、自分が家の中の子供かもしれないと希望を抱いていたのに、あんな形でそれを奪われてしまうなんて哀しすぎる。こんな話が描けるなんてすごい…!!と思いました。 本当に、萩尾さんの描く世界は怖ろしいほどのリアルさと、非現実的な綺麗さが同居してるんだなあと……これに出会えてよかった…!と思うほど、大好きな作品です。
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