内田樹のレビュー一覧
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勇気とは孤立を恐れないことである。
それは自らに理がない時には敗けを認めることである。
まごまごしながらもテンプレに頼らずに自分の思考と言葉で表現し、平場の会話をしながらもそれをどう解釈すべきかの本音を見せることである。
そして、勇気を持つために、つまり、孤立に耐えて事を進める土台となるべき自分の本性や天職を見つけるために、自分を呼ぶ僅かな声を聞き取る感性を磨かなければならない。それは全身で、五感をひとつなぎの情報とみなして受け入れることで磨かれる。それが磨かれれば、自分がいるべきでない時と場所を感じ、そこを避けることができるようになり、天下無敵の存在となれる。その結果、自分のいるべき時と場所 -
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様々な媒体で書いた文章がより集まった内田節だらけの本。
2024年の選挙が終わったところであるので、2022年の少し古い選挙の話とのずれもまた興味深い。相変わらずのキレの良い話ばかりなので、気持ちよく読むことができた。
いくつか印象に残ったところ。
論争上手の人が「憲法23条をご存知ですか」とか、「ロシアのGDPを知ってますか」とか、「資本主義の定義ってなんですか」とか、自分が採点する側で相手が受験生であるという非対称的関係のうちに一気に持ち込むための技巧的な問いをする。
(いわゆる「ひろゆき論法」「石丸論法」と言うものだと、入院される直前の講演会で内田さんが話していた。感じが悪いから真似 -
Posted by ブクログ
選挙前に3〜4日かけて読んだというのもあり、毎日が凄い勢いで過ぎて行き、私や家族もちろん、タクシーの運転手までもが「最近日付がわからなくなり…」という有様だ。
その中で数日に分けて読み、その瞬間は理解しても、まあ読み終わる頃には忘れていた。
個人的にその方が良いくらいだと思う。
次に似たシチュエーションに遭った時に「思い出すように」動ければそれで良い。
ただ終盤に行けば行くほど「ああ他人の他人性、これが分かり合えないということだな」と感じる事が多かったですが、後書きにある通り、他者とは他者である、然し両者の間に橋をかけることは可能である。
それくらいで良いのだと思います。
私はある時誰か -
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(2014/10/22)
最近読むとはまる内田樹さん。一方妻はその弟子の名越康文さんを読みたいというので、二人が書いてるこの本を入手。
しかし、、、なんだか違った。
この橋口いくよさんって人も混ざっての鼎談。
タイトルがテーマなのかと思いきや、そうでもない。
広い意味ではそうだんだろうけど、、、
テーマは言葉の持つ力、というところだろうか。暴力的でもあり、愛だったり、、、
あげ足取りが印象的。
それと、五七五の語感が記憶にもたらすパワー。
全学連の正式名称が五七五でなかったら世の中が変わったのでは、という説は面白かった。
全日本学生自治会総連合 ぜんにほん がくせいじちかい そうれんごう -
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感想。自分教師のため、自己肯定感をあげるために読み始めたがまったく自己肯定感をあげることにはつながらなかった。がとても面白い視点で書かれており今後の教師生活に活かせそうである。
反面教師という言葉の取り上げ方が印象に残った。いわゆる出来の悪い教師であっても学習者はなぜこんなへぼなんだ?という問いを立て、考えることを通して学ぶことができる。この考えはどんな状況(先生)であっても学習はできる。学習の主体というのは教師ではなく学習者にあるとした点が、この先生はえらいという題名につながるように感じた。先生はえらいと学習者が考えること(思い違い)によって学習者の学び、問いを立てるということは促進される -
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ネタバレコロナ期は何度思い返しても不思議。
そんな現在進行中に書かれていた文章もなんだかライブ感があり、当時を思い起させられる。
みんなが不安定な状況で、
ぎすぎすすることも、ユートピア的な考え方もあったり。
- 無法地帯と気づかい
自分が誰であるかを特定される状況のときと、
匿名の状況のときと、
なんで人は違う動きをするのか、とか。
処罰のリスクがあるかどうか。責任を問われるかどうか。
環境設定、制度設計によって、
人は良くも悪くもなるのは一般的なのか、とか。
- システムの転換への希望
コロナで一気にこれまでのシステムが崩れた、と思った。
と論じられた。
内田樹さんも、 -
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一発目の「大人」が消えている、という話から度肝を抜かれました。
内田さんの本は初めて読みましたが、様々なところへ掲載されたものを集めた形でさくさくと読み進められました。
特に社会問題を語る章では、ところどころ耳が痛いような、お叱りを受けているような感じがしましたが、これも本の良いところですね。
世の中には自分の想像もつかないようなことまで考え、感じている人々がいる。本を読むことでそれを再認識できる。
検索フォームに入れればなんでも無料で「それっぽいこと」を知ることができる時代に、お金を出して本を買って、なんだかちょっと叱られている気持ちになるのは、わたしはわりと、嫌いじゃないなと思います