内田樹のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
内田樹の書いたものを読むことはとてもスリリングな経験である。スリリングといってもジェットコースターに乗って「あぁぁー」と叫ぶ類の楽しさを伴った経験というわけではない。内田樹の取り上げるテーマについて自分の考えている由無しごとが如何に考慮不足であるかをビシッと指摘されることに対する恐怖感を伴った経験なのだ。
だから内田樹が一度でも自分が考えをめぐらされたことのあるテーマについて語る時、批評家のサービス精神旺盛な文章を楽しむより前に恐怖感の方が先行してしまう一方で、自分が何の意見も持たないテーマについて評論が記される時、比較的安心して文章に没頭できる。例えば、中国論は気楽に読めた。しかしユダヤ -
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Posted by ブクログ
外国人問題が不快である。反日国家からの外国人が日本人の大切にしてきた文化を無視するような現況にも強く危うさを感じるのだが、それを煽るナショナリズムも嫌で、勝手に思考が雁字搦めになってしまう。右も嫌、左も嫌。
右に関して言うと、ナショナリズムを煽る方は言いっぱなしで、いずれファシズムまで暴走しかねないリスクを顧みていない。こちらも同じナショナリストではあるから、どこぞで悪さをしたという話を聞くたびに不愉快な気分になるし、さらに煽情により引き起こされるレイシズムから虐殺の危険性まで心配し「まあその辺で…」と抑え役をしないといけない役回りにも疲れる。悪口大会に参加したくないのだ。
言っている事は