内田樹のレビュー一覧
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養老孟司さんと内田樹さん、この二人の思想家の対談なのだから、
話の方向性は想像がつく。
そして期待通り。
あえてこのブログで要約を書くまでもない。
いや、そんなものは存在しないのだ。
話は一つのキーワードから思わぬ展開を示す。
予定調和などないのだ。
二人が、それぞれの立場で身体感覚でとらえたこの世界を、
ことばとことばでぶつけあっているのだ。
心地よい言葉の応酬。
知的だ。
タイトルは何かつけなきゃいけないんだろうけど、立ち返る場所、ねえ。
日本人、ねえ、、、
日本人にフォーカスした部分もあるけど、
逆にそこにこだわらない部分もあったように思う。
ときどきふたりのやりとりがかみあわない -
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「生きづらさ」って、自分の内面についての本かと思って手に取ったけどそうではなくて。
今の社会って、生きづらいよね、という感じ。
著者が色々なところで掲載していたエッセイや対談をまとめた本。ぱらぱらと読めるけど、時々思想強めと感じたり。
以下メモ
・家事は他人の身体を配慮する技術。他者の体が経験する生理的な快適さを想像的に先取りする能力。
家事が好きだと思えたとき、それは娘がいたとき、親がいたとき。
・若い人たちは「株式会社みたいな制度」しか経験したことがない。トップが方針を決めて下がそれに従う、彼らがそれを自然で合理的なシステムだと信じても責められない。
・ハラスメントは古仏語har -
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【2026年54冊目】
「どうしたら自分に合う良い結婚相手と出会えますか?」「付き合っている相手と本当に結婚していいのか決心がつきません。見極める良い方法はないですか?」「お金はかかりますが結婚式はやった方がいいですか?」などなど、結婚に纏わる素朴な質問に思想家の内田樹が時に軽妙に、時に真剣に答えるエッセイ。
普段は小説しか読まない私ですが、勧められたので読みました。著者が内田樹さんということで、ちょっとドキドキしながら(理解できるだろうかと思いながら)読み始めましたが、出てくる質問が質問だけに、とっても読みやすくて、するすると読んでしまいました。
この本を読むと、結婚に対するハードルが多 -
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ネタバレ熊野が聖地であるというのは何となくは知っていましたが、他の予備知識もないまま、この「聖地巡礼」シリーズ完読を目指して手に取りました。
本筋の巡礼そのものよりも、あちこちで語られる先生お二人の会話の名言や知識が面白かった。
1600〜1660年ほどの60年間が日本文学史上「空白期」、後世に残るような文学的成果が全く何も出ていない(p21)という巡礼本筋とは全く関係ない情報にまずは驚き。
後でこれは何かの文学史年表を確認してみようと思いました。
「8時だヨ!神仏集合」(p22) 吹き出しました。確かにネーミングセンスが(笑)
インドネシア全体はイスラム教なのにバリ島だけがヒンドゥー教というのも -
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面白かった章は、
「共感」に価値を置くことへの警告
「最終学歴がアメリカ」を誇る、残念な人々
「虚無感」に苛まれている有権者たち
「民主制」の終わり
第二期トランプ大統領誕生の「最悪のシナリオ」
「自民一強」時代の終焉
大学存続の秘策
今、中高生に伝えたいこと
第2部 冷たい国からの脱却
この本を読んでいるときに、「怪しい本」を読んでいると友人から小馬鹿にされた。彼女には、彼女自身の「怪しくない」イデオロギーとはどういうものなのかを聞いてみたい。さすがに内田樹を知らないのは庇えない(知ってて言ってるのかも)。タイトルと装丁は怪しく見えるかもしれないけども。 -
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昨年TVドラマのあるシーンを見て、つい号泣してしまったときのこと。
そのとき、ふと気づいたのです。
自分はこの手の“勇気のパターン”にすこぶる弱いことに。
その謎を紐解きたくなり、手に取ったのが内田樹さんの『勇気論』でした。
往復書簡形式で、内田樹さんらしく知性の高い話をわかりやすく展開してくれます。
ひとつ分かったのは、私が涙する勇気は、その場が抱えている踏み出せていない言動を、誰かが先陣きって発揮してくれたものであるということ。
ただそれだけではここまで涙する理由としては、ちょっと弱い。
私は同時に何か“美”らしきものも感じていた気がするのです。
「勇気と美のつながりとは何か」
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31歳の若き編集者が、75歳の文学者・武道家に、「老い」を訊ねる。
テーマは身体、親、供養、人生、年下との接し方、親友、天職、結婚、子育て、死
内田さんが徒然なるままに?回答する。
人生に必要なのは
どんな人と結婚しても、そこそこ幸せになれる能力
なるほどねえ。
ずっと続く友は「何を考えているかよくわからない」友
おお思い当たる。すでに他界した、仲の良かった友が2人いたが、
2人とも、それぞれ、よくわからなかった。
ラーメンとか山歩きやラグビー観戦でつながっていたけど、
確かに、何を考えているのか、よくわからなかった。
もっとつきあっていたかったなあ、、、
結婚は「人間的に成長 -