内田樹のレビュー一覧

  • 寝ながら学べる構造主義

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    評価出来るほど理解できた気がしないのだが…ところどころなるほど、そういう捉え方もあるのか、といった気付きが得られる所があった。哲学だったり言語学だったり精神分析だったり、近いようで多様な話題が出てきている印象。

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    2026年08月02日
  • 戦後民主主義に僕から一票

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    職場の休み時間にちびちび読むのが楽しみだった本。いつものコンピレーションもので内容もどこかで読んだものが多かったが、とにかくリーダビリティが抜群に良い。単にリズムが良いだけでなく、語感が誠に心地よい。だから内容にもなおさら説得力がこもる。
    これだから氏の本を読むのはやめられない。

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    2026年07月24日
  • 寝ながら学べる構造主義

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    構造主義という明らかに難解な内容を噛み砕いてわかりやすく説明してくれていてすごいと思いました!まえがきで「私たちのような凡人」と書いていましたが、内田樹さんは頭が良すぎて全然凡人ではないですが…ほんものの凡人である私も理解できるような文章で、本当に頭がいい方だな〜と感じました。

    自分の目にナチュラルに映っているものは、私たちの社会集団固有の民族誌的偏見だという部分、非常に心に刺さりました。自分が常識だと思っていることは、意識しないと常識だと思っていることさえも忘れてしまうため、危険だなと思います。自分の常識を疑う、このことを忘れずに過ごしたいなと思いました。

    ソシュールのところですが、「名

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    2026年07月16日
  • 下流志向 学ばない子どもたち 働かない若者たち

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    「学力の低下は怠惰の帰結ではなく、努力の成果」
    この一文は印象的だった。

    学ぶことから逃走し、階層が下降しても
    それが自己決定として満足感と自己評価を引き出す。
    なんとも不思議な話なんだけど、どこか納得できる部分もあってコワい。

    もう一つ印象的だったのはここ

    狩猟時代は、狩りにでかけて「食料」を持ち帰ってきた。サラリーマンは持ち帰る「もの」はない。疲労感と不満を持ち帰り、不機嫌になることで努力をアピールする。不快で自分を主張する。
    そのような家庭では、「不快」のカードを一番たくさん切れるメンバーが、家庭内におけるリソースの配分や決定に際して優位にたつことができる。

    このルールでは「先に

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    2026年07月12日
  • 自由より自在に生きるー愉快さと葛藤の哲学ー

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    元々期待していた通りの内容で、読んで良かった。読み終わった今でも上手くここに書けないが、居つかないとか、贈与とか、成程なと思わされることが多く、ときによく理解できない部分もあったりするが、総じて、読みやすかったから近内さんの後書きにあるようなやりかたでまた読んでみたいと思う。

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    2026年07月08日
  • 老いのレッスン

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    ネタバレ

    いずれ僕の身にも生物学的な死が訪れて、葬式も済み、「偲ぶ会」もしめやかに行われ、遺稿集も編まれ、十三回忌の頃にはもう知人友人たちもほとんど鬼籍には入り、十三回忌を持って法要もおしまいとなる。そうなると生物学的に死ぬ13年前くらいから人はじわじわと「死に始め」、十三回忌あたりで「死に切る」、前後26年かけてゆっくりし死ぬ。これは僕が勝手に創り上げた「お話」です。

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    2026年07月02日
  • 沈む祖国を救うには(マガジンハウス新書)

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    『第二期トランプ大統領誕生の最悪のシナリオ』より 日米安保条約をアメリカが破棄した時、日本国内で安全保障について実際的な知識と意見を持っているのは自衛隊しかない。だから自衛隊が「日本独自の安全保障戦略」の構想を丸投げされることになる。自衛隊としてはとりあえず憲法九条二項の廃棄を求め、つづけて国家予算の半分ほどを国防費に計上することを要求するだろう。恒常的な定員割れを補うためには徴兵制の復活も当然議論の俎上に上る。主を失った米軍基地はもちろんすべて自衛隊基地になる。国防上の配慮からスパイ防止法が制定され、スパイ摘発のために秘密警察が設置され、反戦平和を訴える政党、団体は禁止。仕方がない。何しろ「

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    2026年07月02日
  • 勇気論

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    これまた困難で、難解で複雑な本。もちろんわかりやすくやりとりしているんですけど、私の日常にはない哲学の書、文章。だから、内田樹さんの大ファンなんです。

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    2026年06月29日
  • 知性について

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    内田樹の書籍は初めて手に取ったが、これがなかなか面白かった。

    読者からの質問に答える形で展開される。語りも穏やかで、押しつける様子がない点も印象よい。

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    2026年06月24日
  • ためらいの倫理学 戦争・性・物語

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    難解さはなく、隙間時間にちょこちょこ読んだ。SNSでの内田樹しか知らなかった為、このような本を書いてるとは非常に意外だった。
    荒木の「内田樹の時代」もあわせて読んでみようかなと。

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    2026年06月21日
  • 寝ながら学べる構造主義

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     正しさとは何かについて、別角度から考えるきっかけとなった。
     私たちには自らの意思なんてものは存在しなくて、環境によって全てが決められているのだとしたら。正しさとはなんて不安定なものか。各々の生活する環境によって決められているとしたら、その数だけ正しさも存在する。人によって解釈が違うものは定義として成り立つのか?そもそも正しさなんてものは存在すらしていない?揺るぎないものなんて無くて、揺るぎないものがあると信じたい私たちが生み出したもの?
     自分の存在が揺らぐ考えな気もするけど、自分の正体に近づけている気もするし、考え続けることをやめないことが人間には必要なのかな。

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    2026年06月20日
  • 寝ながら学べる構造主義

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    高校の倫理で習ったことをおさらいしつつ、そういうことだったのか!と整理できてとてもおもしろかった。

    マルクス主義と同じように、構造主義が当たり前の世界もみんな飽きていくのだろうか...これからの見方まで聞いてみたいと思った

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    2026年06月17日
  • 寝ながら学べる構造主義

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    三宅香帆氏がおすすめしていた本。
    一部を除いて全体的にはわかりやすかった。最後のやはりラカンのところはやっぱりわからない。。

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    2026年06月15日
  • 寝ながら学べる構造主義

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    2025/6/3
    「この本を読めば構造主義について理解できる!」とは言えないが、「自分」というものが思った以上に「自分以外」によってかたちづくられている、ある種決定されているような気はした
    そんな感覚を残してきたこの本はそういう意味で構造主義を体感させたのかもしれない、そしてそういう意味で「構造主義の入門書」として名著とされているのかもしれない

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    2026年06月03日
  • 沈む祖国を救うには(マガジンハウス新書)

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     かつて日本は、災害や困難のたびに支え合い、共同体の力で危機を乗り越えてき。その温もりが失われつつある現状に警鐘を鳴らす。
     効率や競争が重視されるなかで、人は互いを助けるよりも自己責任を求めるようになった。弱者へのまなざしは薄れ、社会には見えない分断が広がる。
     冷たさの原因を誰か一人の責任には求めない。失われた信頼と連帯を取り戻すことこそ、沈みゆく祖国を支える道だと説く。
     国を救うとは大きな理念ではない。隣人を思いやる小さな行為の積み重ねこそが、日本再生への第一歩である。

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    2026年06月03日
  • 先生はえらい

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    再読。
    現代における師弟論の概略と、学びの自由さ(主体性)をコミュニケーション論で繋ぐ本。
    以下、本文より一部抜粋。

    『もし、弟子たちがその先生から「同じこと」を学んだとしたなら、それがどれほどすぐれた技法であっても、どれほど洞察に富んだ知見であっても、学んだものの唯一無二性は損なわれます。だって、自分がいなくても、他の誰かが先生の教えを伝えることができるからです』

    『人間は自分が学ぶことのできることしか学ぶことができない、学ぶことを欲望するものしか学ぶことができない』

    『「自分は正しい」ということを前提にした「学び」というものは成立しません。「自分の欠点の補正」と「未熟さの発見」という

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    2026年05月31日
  • 君たちのための自由論 ゲリラ的な学びのすすめ

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    過去の内田本で何度も展開されてきた、教育に関する内田節が炸裂している。

    『人文学のめざす目標のひとつは「より複雑な人間になること」ではないかと僕は思っています。ひとつの事象をながめる時に、複数の視点に立つことができる力を養う。複数の文脈のうちに置いて、別の側面を見ることができる「複雑な人」になることを目標に掲げてよいと思います。でも、そういう言葉づかいで人文学の意義を語る人って、あまりいません。』
    かつてよく使われていた「学際的」とか「複眼的」という言葉の代わりに「深掘り」がよく聞かれるようになり、「狭くて深い知」こそ良いというような価値観が一般的になったという。
    僕も教養課程の縮小とか実学

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    2026年05月30日
  • 寝ながら学べる構造主義

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    「関心の深さや細かさの違いが言葉を決める(=知的能力の差ではない)」
    これは、現代日本でまかり通ってる風潮がいかに空虚なものか教えてくれる。
    知ってる人、エリート、論破できる人こそ賢い。的な風潮がいかに空虚なものか。
    たしかに、私と違う人は違うことに関心と知識を抱いており、それが知的か否かとは関係なく、それぞれの世界に必要な、ことを知っているし関心を持っている。

    「実存主義は死んだ」
    実存主義はその単線的な見方及び、存在するものの本質があるという姿勢が、故に我こそは正しく、我こそは進歩の頂点にいる。と考える。
    それは傲慢であり世界、とくに歴史を説明できない。と実存主義の死を宣告したのがレビィ

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    2026年05月26日
  • 下流志向 学ばない子どもたち 働かない若者たち

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    つい最近言われ始めたことなのかと思っていたら2007年に出版されたもので驚いた。
    まさに下流志向の一途をたどっていて、「分からないことか気にならない」という状態で生きてきた私にとって、内容を1度で全て理解して頭に落とし込むことが難しかったが、1度で全て読み切った程に興味深かった。
    私の読書力を上げて、星5の評価ができるようになりたい。

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    2026年05月26日
  • 疲れすぎて眠れぬ夜のために

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    内田さんの考え方についての粗筋のような1冊。
    自身のこと。働くこと。身体のこと。愛のこと。

    考え方として読めてよかったと思う部分が大半だけれど、
    中には理想論過ぎて、現実の中でどう扱ったらいいかわからない考え方もあった。

    利己主義の考え方はすごくわかるけれど、
    「己」の範囲を意識している人というのはかなり限られると思う。
    自分の偏見では「友人に優しいヤンキー」というのは「自分と自分の周囲の人間までが自己」になっているだけの超利己主義者だし。
    でもそういう人は自認でも他人に優しくできる人間だと思っていたりする。

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    2026年05月24日