内田樹のレビュー一覧

  • 村上春樹にご用心

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    f.③2023/10/03
    f.②2017/5/6
    f.2007/12/22
    p.2007/9/25

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    2023年11月11日
  • 気はやさしくて力持ち

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    子育て本ではないですが、子ども論の部類に入るエッセイ的な本。
    レヴィが子どもには甘やかす人と厳しい人が必要といったよう。今の日本の親は甘やかしすぎだと思う。

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    2023年11月09日
  • 新しい戦前 この国の“いま”を読み解く

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    面白かった。

    まず前提として平成世代の自分としては日本が米国の従属国だという認識が乏しい。確かに学校でも現代史はざっと流されて学んだ記憶がある。
    また中国との有事が起きた際に無防備だという現実感がない。日米安全保障条約があり、在日米軍があるから大丈夫と思っていたが、儚く崩れさる。

    そしてリベラル層を中心に盛んに叫ばれているジェンダーについても興味深かった。

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    2023年10月24日
  • 夜明け前(が一番暗い)

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    あとがきに書かれた“多くの人が強く願うことは実現する”社会、そして「僕らがやっていること、とりあえず世界標準ですから」と言える社会、その「僕ら」の中に自分が少しでも関わっているこれからの残りの人生が送れたら、幸せだろうな…

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    2023年10月23日
  • サル化する世界

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    こういう本を読むとなんだか自分が賢くなった気がする。この感じは嫌いじゃない。
    もちろん全ての話を理解できたわけでもないし、自分の考えと違う部分もあるんだけど、それでいい。
    ひとつの考え以外認められない社会なんて気持ち悪いんだよ。
    ちゃんと自分の頭で考えて、自分の言葉で意見を言える大人になりたい、そしてそのためには知らなきゃいけないことがまだまだたくさんあるらしい、と年齢的にはいい大人のおっさんは思ったのでした。

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    2023年10月23日
  • 生きづらさについて考える【毎日文庫】

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    内田樹先生の本をやっと初めて読んだ!納得いくものが多かったし、何よりあとがきが良かった! 
    他の本も読んでみたい。

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    2023年10月02日
  • 街場の成熟論

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    世の中には資本主義や市場原理で語ってはいけないものがあると内田はよく言う

    教育、学び、師弟についての項は、いつもながら素晴らしかった

    彼の本を読んできた者にとっては「また同じようなこと言ってる」という感じだけど、それでも何度でも読みたいのだ

    星4つ。
    5つにしたいくらい良かったけど、書き下ろししてくれたら5つにする。

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    2023年09月30日
  • 先生はえらい

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    「学び」は「教わる」ものだと、つい考えがちであるけれども、学ぶ者に視点を置いてみると、結局は「教わったつもり」になったものなのだ。学ぶ側には、解釈の自由がある。だからこそ「学び」が成立するのだ。

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    2023年09月26日
  • 新しい戦前 この国の“いま”を読み解く

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    少し偏った考えではと思う部分もあったが、米国依存で日本固有の意見がでにくい日本の状況を憂う指摘は、納得できた。

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    2023年09月18日
  • こんな日本でよかったね 構造主義的日本論

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    pp.24-5
    発話の起点は、発話の起点にあるのではなく、発話が終わった後に訴求的に定位される以外には存在しないものなのである。
    ……
    発話主体がまず存在して、それが何かを発語するわけではない。発話主体は発話という行為の事後的効果なのである。
    ……
    「言いたいこと」は「言葉」のあと存在し始める。「私」は、「私が発した言葉」の事後的効果として存在し始める。

    p.155
    人生はミスマッチである。
    私たちは学校の選択を間違え、就職先を間違え、配偶者の選択を間違う。
    それでも結構幸福に生きることができる。

    pp272
    愚かしい幻想が合理的な分析よりも強い力を持つことがある。そして、「本当のリ

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    2023年08月30日
  • 街場の親子論 父と娘の困難なものがたり

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    樹ファンとしては、最高の本です。きっと大変なんだろうけど、こんな人がお父さんだったらな〜って思いました。微妙にかみあってないと思うだろうって書かれてたけど、確かにそうだった。でも、親子の許容範囲内、他人同士だからそういうもんだよねぇ。

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    2023年08月07日
  • 街場の読書論

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    感想が長くなりすぎないように、最も印象的だった記事をひとつだけ取り上げる。その名も「日本語壊滅」。2007年5月のブログを元にしている。

    携帯メールのコミュニケーションでは、早く返信することを重視するため、丁寧な言い回しや配慮表現が絵文字や記号に取って代わられ、語彙力の低下や「短文化」が加速しているという。
    ある研究によると、「メール送受信の回数が多い学生ほど日本語テストの点数が低いという結果が出た」そうだ。

    このブログから15年。今や、メールは長すぎるツールであり、LINEやTwitterが主流、いや、もはや写真や動画がメインで言葉は「添える」だけのものになっている。いずれ、「複文以上の

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    2023年07月22日
  • 下流志向 学ばない子どもたち 働かない若者たち

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    ネタバレ

    本書は、筆者の娘の中学校での学級崩壊の様子から、話が始まります。

    学ぶという行為をなぜ子供たちはやめ、あまつさえ努力してまで学ぶ・働くことから遠ざかるのか、という疑問です。

    その原因を端的に言えば、幼年期からの消費者としての商取引の蔓延、と解しました。

    ・・・
    筆者は労働と消費の二項を導入します。

    かつては子どもは労働に従事させられた。それは家庭内の小さな手伝いであったり、兄弟の面倒などの家族のサポートであったりした。その結果、家庭内がよりうまく回ったり、時に小遣いがもらえることがあったりもしたと。その労働の世界では搾取されるのが当然の世界で、子どもはその世界で自らの社会化を始めた(そ

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    2023年06月29日
  • 君たちのための自由論 ゲリラ的な学びのすすめ

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    バックグラウンドが違う学生同士で研究を進めることは、空気を読むだけではできず、良い「共感と理解」以外で付き合う練習になると思う。

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    2023年06月26日
  • 街場の大学論 ウチダ式教育再生

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    普段から内田老師の文章に慣れ親しんでいる私にとっては、目新しいものはなく、基本的には星3つの評価にしているのだが、この本は星4つ。
    知識ではなく学歴でもなく、知性を重視する内田老師の筆は、やはり知性をテーマにした時にこそ、走りに走っている。

    元大学教員であり、文部科学省の政策を大批判している内田氏と、文部科学省国立大学法人支援課長杉野氏との2度にわたる対談は見もの。杉野氏の知性に、内田氏も(その政策の是非はさておき)楽しい時間を過ごしていると思う。2つの知性のなせる、良し悪しや損得を超えたレベルの高い対話。

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    2023年06月21日
  • 戦後民主主義に僕から一票

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    民主主義、政治、憲法、教育という四つのテーマについて書かれた著者の文章を収録しています。

    著者の憲法をめぐっての発言は、わたくし自身もこれまでいくつかの本で目にしてきましたが、本書ではとくに、戦中派がなぜ日本国憲法の制定過程について沈黙してきたのかということについて著者独特の議論が展開されており、おもしろく読みました。著者は、日本国憲法は「押しつけ憲法」であるという改憲派の問題提起を受けて、「ある日「お前たちが信じているものは人工物だ」と言われて仰天している「年取った子ども」に過ぎない」といい、戦中派の沈黙の意味がいったいなんであったのかということに、あらためて目を向けようとしています。

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    2023年06月20日
  • 撤退論

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    内田の依頼に応じた識者たちが人口減少の日本の撤退論を語る。



    それぞれある意味好き勝手に持論を書いている。

    これをここでまとめても意味はなかろう。

    自分の思う「撤退論」を書くことにする。

    識者の意見に影響を受けつつ。



    人口減少は先進国共通の現象であり、これを避けることはできない。

    異次元の少子化で児童手当増額などといいながら、

    扶養控除を廃止したり、社会保険料を増やそうとする政府の愚には呆れる。



    彼らにこそ撤退論が必要なのだ。

    高度成長時代の、人口増加時代の仕組を変えようとせずに小手先だけの政策を行う。

    前例に倣うことしかできない。

    更に省益優先、OBの天下り先

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    2023年05月29日
  • 君たちのための自由論 ゲリラ的な学びのすすめ

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    この本は、ウスビ・サコ先生と内田先生の対談をベースに構成されている。

    異色の経歴を経て学長を務めるサコ先生のグローバルな視点から、自由、人生論や今の日本の教育体制への不満、ひいては日本人への熱烈なバッシング。

    対談がベースとなっているため、話が長くなりすぎたり、小難しい話を有識者同士で語り合う場面もあった、しかし最終章は主張がとても分かりやすく、読者に目掛けたメッセージがとても熱かった。

    日々を漫然と過ごしている僕と同じような学生諸君、必見である。

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    2023年05月28日
  • 撤退論

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    各界の著名人から内田樹氏が撤退について執筆を依頼し、まとめたもの。各専門分野からの種々の視点でどう考えているのかが分かり面白い。

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    2023年05月25日
  • 人口減少社会の未来学

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    人口減少について、むちゃくちゃバラエティに富んだ様々な立場の人が短い論考を述べていて、面白い
    これだけ色んな角度から書いてあると今までより少し俯瞰で見れるようになった

    概ね「人口減少社会では、社会的繋がり増やすのが大事」っていうことは共通。

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    2023年05月06日