あらすじ
直感に従って生きればいい――
諦めず我慢しない思想家の痛快すぎる半生記
ウチダ流“生きるヒント”!!
「私の履歴書」というのはふつう功成り名遂げた人が往時を回顧して書くもので、僕みたいな若造が書くものじゃないとずっと思っていましたが、気が付けばとうに古希を超えて、もうすぐ後期高齢者です。3年前に右膝の人工関節手術をし、去年はすい臓がんの手術をしました、身体のあちこちが「そろそろ耐用年数来てます」とアラームを鳴らして、「おしまい」へのカウントダウンがもう始まっています。たしかに今のうちに書いておかないと、もう少しすると「昔のことは全部忘れちゃった」ということにもなりかねません。現に、この本は出たのが6年前、素材はそれよりさらに前の別の媒体で行ったロングインタビューですので、そこで「思い出されていること」の中に今の僕は思い出すことができないことがいくつも含まれています。ほんとに。――「まえがき」より一部抜粋
直感だけに従い、無理して決断しない……
同調圧力が強いこの国で、「ありのままに生きていく勇気」をもらえる一冊!
<項目>
★ いじめが原因で不登校
★ ビートルズに夢中
★ 計画的に家出
★ 大検のために猛勉強
★ 駒場寮というアナーキー空間
★ 生涯の師との出会い
★ 翻訳会社でアルバイト
★ 32校の教員公募に落ちる
★ 12年間の父子家庭と
★ やりたくないことはやらないほうがいい……etc.
※ロングセラーの単行本が、「まえがき」&「巻末コラム」等を追加して新書版にアップグレード!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
この書は著者内田樹氏の「自叙伝」(履歴書)と言う。「自分らしく」とは「なんとなく」を選択、それは「直感に従い勇気を持って行動すること」と言う。多くの人と会い、話を聞き、その時相手の一番いいところ、面白いところ、ユニークなところだけを見て、「いいところを褒める」ことで良い人間関係が築ける、と言う。 内田樹氏の祖父が「戦争」についての言葉が気になった。『戦争」とはつまらん奴が国の舵取りをし、政策を立て、軍略を策し、それを国民に押し付け、従わない者に非道な振る舞いを「上位下達」の全てのレベルで行い、「上がバカな奴だった」と言う印象を残した』と言う。現実米国、イスラエル、ロシアのそれぞれ元首、たった一人の人間がそのように見えても不思議ではない。戦争で得るものは何もない、それどころか遺るのは物・心が破壊された姿、そして多くの恨みが残るだけである。結局、無意味となる戦争は元首の欲望を満たすため国民が犠牲となり、復興には多大な労力と重税が課せられしかないのだ。